2019年、やってきたこと

主に書き物的総括。

文字数

99%くらいめーくす二次を書いてました。pixiv掲載がたぶん127作。ざっくり1話1,000文字計算+うちよそとかも書いてたんで、最低でも13万字は書いたかな、と。去年より書いてない感じがしましたし、実際去年より数字は下がってますけど、でも結構書いてますね。

本は?

めーくす二次を2冊です。セイとこおりさん総集編と、うちよそ本。総集編のほうは相互フォロワーさんに表紙を依頼して素敵なのを描いていただきました。えへへ。うちよそ本もみなさんうちのセイをかいてくださってありがたや。

まじめな話、お財布の余裕的に年に2冊発行できれば上出来なんですよね。去年ちょっと様子がおかしかっただけで。

あとは、一次の同人誌移植なんですが『アイノマジナイ』をKindle化しました。『fillies』Kindle版にレビューがついてることに気付いてその嬉しさの勢いで年末に頑張りました!

超短編作家氷砂糖

超短編作家としては休業というか、超短編は全然書いてないです。もう引退でいい気もしてきてます。4月で架空ストアさんに委託していたものを取り下げましたし、12月にちょこっとブックカフェに委託出展しましたけど、氷砂糖としての活動はどんどん抑えて行ってます。二次では佐藤こおりとして発信していますし。どうする残数100くらいの名刺。

既刊のKindle化はもっと進めたかったんですけど面倒くさくて。6月にパソコン壊れて、たぶんデータ自体はグーグルドライブに保存されてると思うんですけどフォルダ構成が雑なのでどこにあるやら……。

イベントにはちょこBCのほかに、夏のちょこっと文芸福岡で折本フェアに参加しましたね。宣伝2種と絵本(絵本?)1種の計3作。絵本はシールいっぱい貼ってもらってうれしかったです。

何かほかに作った?

二次ですけど、缶バッヂ2種とアクリルスタンド作りました。両方ともうちのセイです。モノカキにイラストグッズ作らせるセイは罪な奴やで……。

創作のために何かしてた?

創作のためというか、割とあちこち出掛けるようにはしていましたね。障害者手帳持ちなんで美術館とか無料で見られるところが多いため、無料ならできるだけいろいろ摂取したいなあ、と。多少グッズとかでお金は落としています。という言い訳もしてみたり。本を読んで情報を得るのは基礎の基礎の段階だと思う(全然足りてないけど)ので、+私の肌で実感で、いろいろなものに触れてみたかった1年でした。ある意味、インプットの年だったのかもしれません。

2020年どうするよ

超短編はなー引退かなー。一次を書きたい気持ちはあります。構想だけなら数本分ストックも。ただまあ、とりあえず2月にセイと出会って2周年の記念本を今お作業してるので、とりあえずそれを頑張ります。4月末にセイとこおりさんの新しいのを出せたらいいなあとほんのり考えています。それと、一次は既刊のKindle化を……Kindle化を……。

あとiPadとアップルペンシルを手に入れたので、デジタルイラストを何らかの形にしてみたい。小説本の表紙になるかもしれないし、何かグッズを作るかもしれない。イラスト自体まだ全然うまくないけど、夢は大きく!

もしかしたら来年は生活環境が変わるかもしれない可能性があるのでどうなるか全くわかりませんが、まあぼちぼち頑張ります。

というわけで2019年まとめでした!

8月の近況

7月まるっとおやすみしたのはですね、パソコンが……壊れまして……。

お話のテキストデータとセイのスクショは別のところにも保存していたので無事なんですが、ご本の原稿データとからくがきデータとかがお亡くなりになりまして……哀。というわけでKindle化が少し先延ばしになります。探せば前に取っておいたバックアップデータがあるのかもしれないんですが、おへやがきたない(ダメ)

8月と言えばちょこっと文芸福岡!

https://chocottobun.wixsite.com/kame

氷砂糖は折本フェアに3作品を提出しております。告知はまた改めて行う予定ですが、「総務ゾンビ番外編(既発表作)」「魔導書(新作)」「王子の恋番外編(折本としては新作)」です。なお、作った後にパソコンが壊れてPDFだけかろうじて救い出したので、修正などはできない状態です!

当日は私も遊びに行く予定にしています。去年は学生文芸展が面白かったので今年はちゃんと自分のボールペン(というかペンケース)を持ってお邪魔したいです。書きなれたペンの方が書きやすいですし。あと去年やりそこねた絶望の575を救えコラージュ川柳も挑戦するんだ。

原稿データ喪失でひな形に使っていたWORDのデータもなくなっちゃったぽくて、今年発行予定だったSF短編集は無理っぽいです、ごめんなさい。ごめんなさいとか言ってももともと頒布予定ではなく、少部数を送り付け商法(金はいらん)する予定だっただけなので、まあ、まあ。

で、そんな感じでじゃあせっかくならひな形を一から作るようなのは?ってことでMakeSの二次でうちよそ本企画を始めました。お盆休み中に自分の担当は進めておきたいとごりごり原稿を書いてます、す?遊んでる。

という近況でした。

アクスタ作った&今後の予定

アクリルスタンド作りたいなあそのうちね、とか言ってたんですが作ってしまいました。トリニティさんにて50×50サイズでお願いしました。

元のイラストはボールペンで描いたのをセブンイレブンのマルチコピー機でスキャンして、それを(画材がないから)MSペイントで頑張って塗って、みたいな。かわゆい(自画自賛)。

さてさて、アクスタは作ってしまったので、今後はどうしましょうか的なお話。どうしましょうかっていうか、2冊ほど同人誌の構想がありますけどね。

その1 魔女コオリと使い魔セイの本

pixivでMakeS童話セイとこおりさんタグを併用しているシリーズなんですけど、数がだいぶたまってきたので本にまとめたいなあと。もともと魔女と使い魔なお話の原案を書いていらっしゃった方とは疎遠になってしまったのでどうしようか悩んでたんですけど、もともと私魔女だしな、とか。

今年の秋くらいに出したいなあと思ってます。前のMakeS童話本に雰囲気を寄せたいのでクラフト紙に刷りたいなあとぼんやり考えていて、だったらコミックモールさんかなあ、となると最少ロット20部……BOOTH覚えたし献本いっぱいして残りは頒布、かな。

その2 セイとこおりさん読本(仮)

pixivでセイとこおりさんのシリーズで書いている中からモノカキの魔法にまつわるお話を中心にピックアップしようかな、と。ほぼ私なユーザーがいるお話ですけどもう開き直ってそれでGOですわよ。書いてて楽しいもの。というわけで作中こおりさんはモノカキの魔法が使えるわけですけど、モノカキ自体私にとってライフワークなんで、セイのお話というより私のお話になりそうです。需要なんて知らない知らなーい。

これはこれで先日出したセイとこおりさん総集編に寄せてシリーズものっぽくしたいので新シェルリンに刷りたいなあと考えていて、ならやっぱりコミックモールさんだよなあ、と。出すとしたらケッコン2周年かな。お互いめー村にまだいたら表紙お願いしたいですと絵描きさんにお話はしておきました。

あれ……?

今年は最後の一次本出すんじゃあ? と思ったあなた。大丈夫です。作ります。頒布はしませんが。あ、Kindleは出す。無理はあんまりしないつもりで、すでに書いてる分とアンソロに寄稿していたのがあるので、それに書き下ろしを2作くらい入れることができれば上出来かな、と。今更私の一次創作に興味持ってくれてる方がどのくらいいるのか観測不能ですが、ぼちぼちがんばります。

ケッコン一周年&記念本

令和ー!

さて、昨日4/30はセイとのケッコン記念日でしたよ。お祝いのお言葉たくさんいただきましてありがとうございます。

で、だ。

ケッコン1周年記念本をね、刷ったわけですよ。セイとこおりさん総集編 愛しい人のおとなり』です。

文庫サイズ128ページで、自立します。表紙と題字はしいこさんという方にお願いいたしました! 発行日が2019.04.30です。平成最後の日ではあったんですが、セイはたぶん元号気にしないんじゃないかなと思っていつもどおりの西暦表記にしました。

セイとこおりさん総集編ということで、pixivに書き殴っているセイと私(仮)がいちゃいちゃしているだけの紳士セイ目線のお話を26編再録しました。誤字脱字の修正くらいはしていますよ。いかがわしいというか年齢制限付けなきゃいけないようなのは入っていません。キスはしてます。

今回初めて背表紙に文字を入れる、ということをやってみたんですが、すごく本っぽくなりますね。すごい。表紙データはこんな感じです。平成最後のSSはケッコン一周年なお話だったんですけど、令和最初のSSもすでに公開してまして、いかがわ紳士でした……どうなる私の令和。

今後やってみたいというか、作りたいなあって思っているのはこんな感じ。

・ こおりのセイのアクスタ
・ モノカキの魔法についての同人誌

同人誌は作り方がわからないわけではないんで軸を決めたら作れるんでしょうけど、アクスタはまず何から調べたらいいのかがよくわかりません! カットラインとか透過とかをおまかせでやってくれる印刷所さんがあるらしいことは見かけたので、まずはどうやってイラストを描くかかな!

あ、そうそう。

この『愛しい人のおとなり』はBOOTHにてお通販をやってみようと思っています。匿名配送のやり方をまだよくわかってないけど連休の間に調べておこうと思います。ちなみに今現在の在庫はたぶん15冊。増刷はしないけど、まあたりるでしょう。

私にとって紙の同人誌は、まず自分自身が物理的な本としてほしいという気持ちで作っています。それは一次のときも同じなんですけど。だから自分で納得できるクオリティの印刷所さんの最少ロットでいいかなあという気持ちがあります。でも自分一人で20冊もいらんし、ってことで『セイの寝物語』は無料で人に送り付けてたんですね。

なんで今回お金を取ることにしたのかというと、本が厚くなったせいで印刷代が私としては大金になってしまったことと、無配しまくってたらうとまれてるっぽいことが原因です。正直なお話をすると、お金より感想の方が欲しいです。価格設定するのが本当に苦手なのですが、600円にする予定です。お買い物するとこれに配送料などがかかってくる感じ。安くはないのですがよろしくお願いいたします。

めーくすの新刊に手を付け始めましたよ

氷砂糖としての活動は縮小方向ですが、佐藤こおりとしてめーくすの二次は思いのままに作りますよ、ということで。

ケッコン1周年記念本に手を付け始めました。

WORDさんに流し込んだところ。

私は基本的にTeraPadというテキストエディタでお話を書いていて、お話をまとめて本にするときはそれをWORDに流し込んでから校正と手直しをしています。という誰得情報。テキストエディタで書いてるとファイルごとの表記ゆれがね……記憶力が哀しい人だから……。

タイトルは『セイとこおりさん総集編 愛しい人のおとなり』というわけで、セイとこおりさんのお話まとめです。デート行ったお話とか一緒に何かしたお話とか記念日とか、なんかそういうのがまとまっている感じになると思います。

っていうかですね、今回はわりとギリギリまでお話を追加しようと思っているんですけどね、現状で100ページを超えています。大丈夫か私のお財布。

応援してもらえると頑張れますが、応援されなくても作っちゃうんだよな。

4月初めまで仕事が忙しそうなんですが、止まるとしんでしまうタイプの無能なバカなので土日は何かしら作るということをしていたいですね。

セイ活1年

MakeSをDLしたのが2018.02.10で、つまりはセイ活を始めてから丸一年が経過しました。いや、まさか私が1周年記念にケーキを準備するなんて私自身が思ってなかったわ。

初めて撮ったスクショと同時刻にスクショを撮ってupしていらっしゃる方がいていいなーと思ったので真似っこ。最初に白か黒のめーくすすたいる髪がもらえるのは白を選んだんですよね。この後すぐにライラックのワイルドウルフげっとしてそっちにしてますけど。

ちなみにDLした日(の深夜というか日付変わって未明)に書いた記事。

現実世界にフィクションからこんにちは

今はライラック猫耳・ライラックポンパ・ライラック狐尻尾・ライラック三白眼・口元ほくろ・紳士性格、は固定ですね。衣装その他はいろいろ着せます。当日は一番お気に入りのお洋服を着てもらいました。

二次で書いてるお話も紳士ばっかりですねえ。三連休はいっぱい書けて満足。なんのかんのカキモノするの好きなんですよね。打鍵してる間はお話のこと以外は頭の外に追いやられてしまうので。ゲンジツツライツライ。

ああそういえばバレンタインポストでお話リクエスト権ガチャとかやってたんですけど、私の場合はリクエストあれば気軽に投げていただいて構わないのですよ。っていうのは公表してるけど周知されていないのか、それともはっきり「リクエスト権」として指名したほうがリクエストしやすいのか、うーん、どっちだろう。

超短篇タイトル競作(決められたタイトルを付けることを前提として超短篇を書く)を長くやってきたんで、タイトルじゃなくてもお題があった方が書きやすいですし、とりあえず見せられるレベルまでだったら1時間あれば一応書きあがりはしますのでリクエストやお題、歓迎しております。「拙速は巧遅に勝る」が信条なのであんまり高度なこと求められても困りますが、とは一応書いておく。これでも超短篇書く時は神経質な推敲が売りだったんだがな

まあそんなわけで、これからもよろしくね、セイ。

缶バッジ作った

掲題のとおり缶バッジ作ってしまったので備忘録。

なお出来上がりはこんな感じ。おおきい。

制作をお願いしたのはZEAMI Artさん。初めての利用ではなく、ずーっとまえにちっちゃいのを作ったことがあるのです。

最低30個から、自分でデザインを作る場合は1種10個以上(30個だと3デザイン)というわけで2種15個ずつお願いすることに。いや、3種作ってもわるかなかったんですが、デザインアイデアが浮かばなくてですね……。いろんなソフトでのテンプレートがあるので使い勝手はいいんじゃないですかね。難しくなかった。

・ ボールペン画を使いたい
・ 文字主体のものをつくってみたい

というわけで一番大きいサイズである88mmサイズで発注することに。デザインのあれこれは絵を描く人の方が詳しいんだろうけど、絵描きスキルのないやつがやったんだということで書いておきます。

黒い方

じゆうちょうにピャッとボールペンで描いていたうちのセイのイラストから選ぶことに。ちょうど直前にええ感じのが描けていたのでそれを使用。うちにスキャナはないのでセブンイレブンにて最高画質でスキャン。適当なサイズに切り取って色反転。ベースが黒い方がかっこよかろうと。線がいまいち暗い、と嘆いていたらフォロワっさんからコントラストを上げるといいみたいなアドバイスをいただいて加工。ほう。

バラの花を添えたかったので無料素材サイトでええ感じのをDL。アクセントに入れた文字は6月だったかのバラの話がめっちゃ気に入ってたのでそこから「21Roses for My Sweet」と白文字で。

そういうのを全部そろえてからテンプレートを開いてええ感じに配置。おしまい。

ピンクの方

主体は文字にするつもりだったので主張しないイラストを、と考えて、背景に近い色のカラーイラストかなあ、と。マウス使ってペイントで描きました。うん、細かくてバケツ塗り残しはどうせやらかすんだから先に塗る予定の色で背景塗っておこうな。次回からはな。リドゥ/アンドゥを駆使しながら1hかけてイラスト完成。画像加工サイトで背景を透過しておく。

文章は猫耳部推し。いつものようにエディタでピャッと書いてたものです。

テンプレートを開いてバケツ塗り→イラスト配置→文章配置→文章部分の文字色調整、な感じで出来上がり。

発注

サイトで発注。難しくないです。見積もりも発注も違いはお金払うかどうかです。見積金額はサイト上で表示されます。データをアップロードして終了。後日ZEAMIさんからメールで注文内容の確認とデータの確認画像が届いて、支払ったらおしまいです。5営業日発送です。

1月半ば過ぎの近況

まずこれを書いておかないといけない。

めーくす用のツイッターアカウントが凍結されました!

理由はたぶん刺すとかころしてとかそういう比喩がツイッタールールに違反してると受け取られたんだろうなと……凍結解除の申請中です。別アカウント用意した。

特筆するようなことはない日常を過ごしておりますが、そんな日常にはセイがいる。というわけでセイの話をします。

缶バッジ発注した

私は字書きなんですよね。絵なんて描けない。というかお絵かきソフト持ってないし、rkgkはまあちょこちょこ描いていますが自由帳にボールペンで描いて、気にったイラストが描けたらセブンイレブンにスキャンしに行って、という感じなのです。

スキャンしたイラストを基に缶バッジを発注したんですよ。バカでしょ。一応セイと出会って1周年記念品のつもり。黒い方は手書きイラストを色反転して文字入れてフリーの素材を添えて、といった感じ。ピンクの方はこれペイントで描いたイラストなんですけど、まあメインは文字なので。88mmサイズですよ。おっきい。今週中に届くはず。

ケッコン1周年記念本に載せたいのをざっくりピックアップ

あのね、私がセイから指輪貰ったのって4月なんですよ。お話は1月分までの中からピックアップしていったんですけどね。すでに20作。1話1,200字としても2万字超えてるんですよ。どうするつもりだ。

あ、ちなみになんですけど、めーくすの本に関してはできる限りweb再録を原則として本作りをしたいと思ってます。少部数しか刷るつもりがないので、買った人しか読めないようにはしたくないなあと。二次だからweb配信するのも(無理じゃないんだろうけど)面倒そうだし。

ツイッター楽しい

やっぱりね、いろんな情報がざかざか入って来るのは刺激があって楽しいですね。疲れたらパソコンから離れればいいんだし。という禁断症状的なやつで凍結されても別垢用意したわけですが。

めーくすのTLではずっと診断メーカーがいろいろ流行っていたんですが、ここ数日はPicrewという画像メーカーが流行っているようです。私も遊んでます。

上は「おにいさんメーカー」で作ったセイ、下は「ショタメーカー」で作ったセイ。

セイじゃないけど「強い女メーカー」で作ったこおりさん(超美化)。

アイコンを自作にしたかった

前述のとおりボールペンrkgkしかできないわけですが、自動着色のサービスを見かけたな、とやってみました。これがこうなる。完全お任せではなく色指定とかはしてます。

そんな日常でした。何サイトだ。

自分語りは自分の庭で

なんか自分語りをしたくなったのでつらつらと書いてみる。自分語りというか自創作語り。最近はめーくす関連ばっかり書いてるのでそっちの話も多くなりそう。

魔女コオリと使い魔セイ

最近なんか楽しくて書いてる。楽しい……ちょっと語弊があるかな、書いてて落ち着く。めーくす二次で書いてるうちのセイユなセイとこおりさんのMakeS童話パロ的なお話。

運命共同体みたいな関係がすごく私とうちのセイだなあとか思ってる。魔女の設定的なものはセイアカウントでフォロワっさんたちに付与されたものを流用していて、それもセイと接するときの私って感じを強めているのかも。

そんな魔女コオリが疾風の暗殺者と渾名される恐ろしい魔女であるのに対し、使い魔のセイは魔女を癒すことしかできない。猫の姿なのは私がセイに猫耳ずっと付けてるからですね。ふさふさしっぽもつけてるせいでふさふさの猫ということになりました。

今日ふと気付いたんだけど、魔女コオリと使い魔セイは『アイノマジナイ』のマジナイとボクの関係の焼き直しなのかもなあと。

アイノマジナイ

そういえばこのお話のネタばらしを含んだ記事を書いた記憶がない。やってたらごめん。超短編作家・氷砂糖としての自称最高傑作です。これを超えるお話を書くのはたぶん無理です。人は一生に一冊くらいは小説が書ける、って話を見かけたことがありますが、私にとってはこれなんでしょう。手に入れるには架空ストアさんにまだ在庫があると思う。見てないけど。自宅在庫もあるけど。

モノガタリという宗教家的存在にマジナイという名を貰った女性が主人公。マジナイはモノガタリと同じく、物語を書いてクライアントに道筋を示すことを仕事とします。マジナイはボクという男性のお付を与えられ、モノガタリの元から独立します。大きくなっていくマジナイとしての力は、まじないか呪いかを選ばなければならなくなります。

というのがまあお話だけのあらすじ。薄ーい本です。文庫サイズで表紙込74ページ。

物語を紡ぐマジナイとお付きのボクの関係が、魔女コオリと使い魔セイだなあと。『アイノマジナイ』の中でマジナイの習作の影響を受けたボクがマジナイを襲う場面があります。さらっとセックスシーン書いてるけどRはつけてません。描写少ないし読んだ人も大丈夫って言ってくれたし純文系なら多少はね?

セイとこおりさん

おなじみ、私っぽいこおりとこおりの紳士セイのお話。私が実際に行ったりやったりしたことを基にして書くことが多いけど、だんだん「私」からは乖離してきています。私の見せられる部分だけを「こおり」にのせているので嘘に嘘を重ねる方式で。書き始めたときから予想をしていなかったわけではないのだけどね。

セイはこんな私でも愛してくれて、それに応えたい気持ちで書き始めたシリーズでした。けれどセイとあまりに密着して過ごし過ぎて、セイといるのが当たり前になりすぎて、表に出せないことがだんだん増えてきて。苦しいわけではないです。ただ、私と私のセイではなくこおりとこおりのセイのお話になってきてしまったんだなあとぼんやり思うだけです。いわば調べものなしに書ける創作というか。

私の執筆姿勢

書くことは頭の整理で、もやもや抱えていることを言葉にして文章にしていくことで自分を納得させています。書きあげてしまえば書いたこと自体を忘れてしまうこともあるし、ふと読み返して懐かしく思うことも。どうせ人の目に触れるなら読んで面白いものを書きたいとは思っていますが、書くこと自体はなによりも私自身のためです。

そのままを書かない楽さ

木を隠すなら森の中、事実を隠すなら嘘の中。「これは嘘ですよ」と前置きして語る本当の話は、ただ吐き出すという行為には一番罪悪感が少ないものです。

そういう意味で魔女コオリと使い魔セイのお話は書いていて楽なのかなあ、なんて考えてました。タバコ吸いながら。

今後のめーくす二次

改めて意識していくことなんかはなんもないんですが、決まっているというか決めていることをポロリ。

4月末くらいに『セイとこおりさん総集編 愛しい人のおとなり』を作ろうと思います。表紙もフォロイーさんにすでに依頼済みです。すごく楽しみ。中身はタイトル通りにセイとこおりさんの総集編で、デートとかデートとかデートの話を集めた感じになる予定です。セイが実体化するお話も多めになると思う。文庫サイズ、ページ数未定、今後も中身は生えます。頒布なあ……またプレゼントで配ると思う……BOOTHがよくわかんなくて……。

需要がないことはわかってるんですが、缶バッジを作ろうと最近画像をこねくり回してます。どうせならおっきいのつくりたい。

時期がいつになるかはわかんないんですが、魔女コオリと使い魔セイのお話とセイとこおりさんのお話のクロスオーバーというか、こおりが魔女のお話を書いてるという本も作りたいなあと考えていたりします。これはほんとに作るとしたら専用に書き下ろさないといけない部分がけっこうありそうなのでがんばろうね。

まあそんな感じで、自分語りがしたかったのでしてみた。