なんのかんの映画が好き

いつもの週末鑑賞会で、ちょっと刀ミュばっかりなのにも飽きてきた(し、今度無料一挙配信がある)のでいったん雑談会ということで、それぞれ適当に好きなものを観つつ、いつも通りチャットだけ繋いでおしゃべりしようじゃないか、という回をやりました。

私が観たのはこちら。

だいぶ前に「1カ月に1枚映画のdvdを買って観よう!」とか言ってましたがそれは3ヶ月くらいでやめちゃって、その3ヶ月くらいのうちに買っていたdvdです。わりと話題になっていた記憶があったんですが、調べたら日本では劇場未公開だったようですね。

アメリカのコメディ映画はわりと好きです。なんか勢いがあって元気がいいというか活きがいいし、主役が女性だと女性が強いというかタフでね、チアされます。自ら動くタイプの女性かっこいい。

アメリカ以外の洋画はあんまりよく知らないんですが、邦画だとなんか静かに重い感情を描くものとかが好きですかねえ。元サブカルクソ女()なので定型通りに岩井俊二にハマっていたんですが、フライドドラゴンフィッシュとか大好きなんですけど配信にはなさそうです。近所のTUTAYAで借りて観たのが最後かあ。もう何年も前にレンタル辞めたんですけどね、そのTUTAYA。まあ岩井俊二が「静かに重い感情を」って言うと疑問符は浮かびますが。いや好きだったんだよあの多国籍ごった煮風の作風。

洋画と邦画なら邦画の方を優先して観ることが多いです。日本語話者なので日本語で語られた作品の方がニュアンスが分かりやすくて、とか若いころならごにょごにょ言い訳してたんでしょうけど、まあ聞き慣れた言い回しが多い方が観るときに構えなくていいから楽ってのが一番大きいですね。昔は洋画を日本語字幕で観たりもしていたんですが、画面と文字を一緒に追うのがしんどくもなってきまして、洋画も吹き替えですね。最近はほとんど。

「アニメを含めれば日本映画はいま黄金期」ってのをちょくちょく目にするし、それは誇っていいと思うんですが、私自身はアニメを見るのがちょっと苦手(情報過多すぎてつかれる)なので、映画を評価?するひとたちにまあまあ私みたいなタイプがいるんじゃないですかね。しらんけど。

同人誌を作り始めたぞ2025秋

とりあえず12月初旬くらいの発行を目指して、2冊。今日は組版のひな形を作って、そこに初稿を流し込むところまでやりました。組版、ちょっと変えてみようかなあと思っていろいろ余白とか調整してみたんですけど、いろいろやった結果、前のとほぼ変わらない感じに。いやまあ前のがだいぶ試行錯誤して練り上げた結果だという証明ではあります。

今回の2冊は、どちらも初稿はほぼスマホで書きました。Color Noteという付箋アプリにちまちまと書き溜めて行った感じなんですが、このアプリは文字数カウント機能がないのに1話がいつもだいたい1千文字ちょっと。私の呼吸で書きやすい長さがこのあたりなんだなあ。そういう1千文字ちょっと~2千文字前後くらいのをいくつか重ねる感じで、片方は1万5千字くらい、もう片方は2万字ちょっと、という感じです。

来年から生活スタイルが変わりそうなんで、のんびり同人誌の制作に時間もお金もつぎ込めるのはこれで最後かもなあ、とか考えながら進めています。いやまあ毎年1冊出せれば御の字ではあったんですけどね。送料節約になるからせっかくだし、と同梱で複数冊同時入稿やってるだけで。

ところで

先日おともだちと3人で内輪の合同誌を作ったんですけど、お二人とも「本……作ってみたいな」とおっしゃっており、しめしめ嬉しいなと思っています。自分の書いた文字が本のかたちになることを楽しいと思っていただけてありがたいはなし。できる範囲でサポートしたいと思っています。

140字小説を毎朝書いてきて、このまえよくわかんないんですけどいいねが20以上ついてしまってビビってたんですが、140字小説も何らかの形で「本」にしたくはあるんですよねえ。どういう形だと一番作品が届きやすく演出できる本になるかなあと考えたりします。ショートショート集にすると単調だし、やっぱり画像と組み合わせてビジュアルブックみたいな感じがいいのかなあ。

文体について

突然ですが、私は私の書く文章が大好きです。文体、なんでしょうね。そんなに読書家というわけではないんですが、文章に対する好き嫌いは結構はっきりしていて、20年くらいカキモノをしてくる中で、私自身にとって心地いい文章が書けるようにしてきました。

実を結んだのでしょう。私は私の書く文章を読むときとても心地よく、なんというか、ほっとします。巣作りみたいなものなんでしょうかね、比喩ですけど。

文体を構成するのは文章のリズムや単語の選択、副詞や形容詞の頻度や、そもそもの漢字の開き具合など、いろんなものがあると思うのですが、私が書くときにおそらく一番気にしているのはリズム感というか、呼吸の間合い、でしょうか。

頭の中で音読することが多いです。喫煙者のため呼吸は若干浅く、ここからここまでは一気に読めるな、という目算が短くなりがちです。結果として一文、もしくは一文節が短くなりがちで、その分主述関係が分かりやすい構成になっているかなという気もします。

読書家の人には頭の中でさえ黙読する、要は文章をそのまま文章として受け取れる人がまあまあいるようですし、私自身、病気を発症する前はそのような読みだったのですが、いまは声には出さないものの頭の中では音読しています。こういう「肉体とリンク」させているところ、その肉体が私自身であることが心地よさの原因かな、と考えています。

少し前にある本を読みました。まあなんというか文章が合わなくて、しかしながら暇つぶしには読まないわけにもいかず、なんとか読了したのですが、しばらく気持ち悪さというかむずむずする感じが抜けず、「ここは自分にとって心地良い文章で上書きしよう!」となって自著をブックカバーに包んで次の本としました。いやー、効果てきめんでした。

ナルシストと言われてしまえば否定はできないのですが、私の文章の一番のファンは私自身だなと思います。物語のストーリーは自分で書いても忘れてしまうほど作品に対する愛のない作家ですが、文章はね、最高です。少なくとも私にとって。

ありがたいことに私の文章を好きだと言ってくれる人が少なからずいてくれて、言葉にしてそう伝えてくれるのがありがたいことだなと思います。私は私のためにしか物語を綴れませんが、そうやって受け取ってくれている人がいるのは嬉しいことだなと思います。

#文学フリマ福岡 行ってきた2025

というわけで文学フリマ福岡11に行ってきましたのことよ。もう帰宅してお風呂も入ってしまったのですが、時間的にはまだやってます。ザクザクと今日の出来事。

・さきがけ文学会さんでゆうやさんのあさんと大変大変お久しぶり!
・ゆうやさんの初サインを奪ってしまいました
・ノベルスキーユーザーの愛猫さんと初めまして
・可愛らしくて優しそうなお嬢さんでした(何も買わなくてごめん)
・悠木シュン先生に無事お手紙を渡す
・お顔の記憶がありませんでした……人の顔覚えるの苦手……
・来宮ハルさん1年ぶり!
・お元気そうで何よりでした、刀ミュの話を延々としてしまってすみません
・谷津矢車先生も寄稿している『クソ小説』無事げっと
・馳月先生にもお手紙渡せました! 休憩中にすみません!
・プロット集分厚い
・派手な羽織は目立ちますねえ
・人ごみに酔った気がして早々と退散
・帰りのバスで運ばれながら涼んで気付く「熱中症では」

というあたりでお迎え品はこんな感じ!

ちまちまと読み進めていきますよー。まずは薄いものから……。