新シリーズ書き始めてます

例によってとうらぶ二次ですが。

薬研さんが大魔法使い、明石さんがその使い魔、という設定のレトロフューチャー近未来が舞台のお話です。レトロフューチャーはいちおう火の鳥未来編あたりがイメージなんですけど、たぶん出力されてるのはFF7ですね。うん。

短期集中連載というか、たぶん6-7話くらいで終わると思うんですけど、1話で風呂敷広げ過ぎたのでどうしよっかなーって考えてます。プロット書けばいいというもっともなことを言われそうなんですけど、私、プロットでもなんでも一度出力してしまうとそれで満足してしまって本文が書けなくなってしまうので……。

薬研さんと明石さんはもちろん、長義くんと則宗さんが出てきます。長義くん出した段階で則宗さん出るだろうなあとは思ってた。次回(4話)は則宗さんメイン回です。まだなにもかも真っ白ですけど。

パロ書いてるとよく「これは二次創作である必要があるのか……?」って気分になってくるんですが、この登場人物じゃないと書く気になれなかっただろうなあというのもあるし、版権からインスピレーションを受けてというのもあるし、ってこのあたりは別のお話にいただいた感想からの受け売りですけど、まあ私には「このお話は私には二次創作でしか書けなかった」ということでひとつ。

しかし今書いているのはシリーズタイトルが長すぎるのでどうしたものか……なにかいい略称……。

近況

実休光忠さんお迎えしました!

実はTLでいくつか回想ネタバレに触れてしまい、「はああ?? その距離に行けるのは明石さんだけだがあああ??」みたいな治安の悪いというか過激派というか、これをきっかけにやげあかが書けなくなるかもという怯えから威嚇してたんですけど、まあ実際回想を見てみた感じだと、なんか明石さんと仲良くなりそうだなと思いました。

そしてらぶフェス2022のDVDが届きましたので昨晩観てました。

お金がないので初回盤は買えず、通常版を購入したのですが、ずっと我慢していたので千穐楽は初見! めちゃくちゃ楽しかったです。前説の無茶振りされる明石国行可愛すぎませんか。

ページ送って、「花影ゆれる砥水」の伏せ太に上げていた感想を置いておきますね。

#ヘパチョナ久留米35 に行ってきたよ

ガタンゴトンガタンゴトン

西鉄電車に乗って久留米まで行ってきましたー。行きも帰りも座れて助かった。

相互さんのツイートでイベントの存在を知り、まあちょっと行ってみるか、と。二次メインというかコスプレイヤーさんがたくさんいるイベントはほぼ初めてでした。

会場入って大包平いてまずびっくりした。いた。事前にタグを見てて事前情報として知ってはいたんですが、刀剣男士コスの方がたくさん!! 男士が! いる! いた! 写真撮影をするためにはカメラ登録というのをしないといけないらしくて、スマホしか持ってないしなーと思って登録しなかったんですけど、遠くからあっちにいる男士やこっちにいる男士を眺めてました。眼福。なんか妙にドキドキしてました。兼さんの後ろ姿が一番心臓に悪かった、「いる!!!!!!!」って感じがした。

タグを見ていて気になっていた西鉄電車路線擬人化のご本も買えました! くまのこさんにもご挨拶できたー。サークルの売り子さんがコスプレしているブースもたくさんあって華やかでしたねえ。一期一振さんがいちさに(たぶん)とちょぎさに(たぶん)を無料配布していたのでしっかり貰ってきました! ちょっと疲れちゃったので今日はたぶん読めないけども……! ご本よりグッズを出してるブースが多かったかな。以下戦利品の一部。

明石さんのネックレス
薬研さんと明石さんのチャーム
くまのこさんのたまごくじ

せっかく久留米まで行ったのでお昼は久留米ラーメンを食べて帰りました。おかしいな、お財布ポーチに8千円くらい入れて行ったのに、お昼を食べたとはいえ2千円くらいしか残ってないぞ……?

伊達双騎~春風桃李巵~を観たよ

もう円盤も出てますね、ミュージカル刀剣乱舞の鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李巵~をレンタルで観ました。というか今も流してる。流し見まで入れたら4回は通したかな。もったいない精神。以下、ネタバレガンガン入った感想行きます。

ことを辿れば一昨年の誕生日ですよ。仕事を休んでパライソ千穐楽をお家で観てて。エンディングの後に始まる鶴丸とからちゃんの殺陣込みのお芝居。わーきになるー、って思ってたけどさすがに二振りとも推しではない(みんな好きだけど全部に投資してたら財布がしぬのよ)のでぐっと我慢していたんですけど、公演中に流れてきた「これは双騎だけど本編!」というツイート。見なきゃ見なきゃと思ってたんですがようやく観られました。

さて、誰かが折れた何かが起こった後のミュ本丸で新たに顕現した大倶利伽羅。鶴丸と共に伊達政宗のもとに行く任務が下るのだけれど、敵の狙いは「わからない」。なので二振りで幼少期からの伊達政宗を見守って。なるほどどうやら敵の狙いは筆まめだった政宗の手紙らしい。ならば……! というのが大まかなあらすじ。

とりあえず冒頭で鶴丸が掘ってるの、落とし穴というよりは墓穴ですよね。生まれたてのからちゃんがなれつもネコチャンみたいな感じ。懐かない猫。

歌を詠む意味、って出てくるんですよね。歌う意味、ではなく。となるとやはり思い浮かぶのがミュ本丸の初期刀って…というところなんですが、まあそれは置いておいて。

それでよくとうらぶやってるなって自分でも思うんですけど、私は日本史が本当にわからなくて、それでも何とか知っているくらいの伊達政宗エピソードがいっぱい出てきていてミリシラでもわかりやすく歴史をナビゲートしてくれるの刀ミュは優しいなあと思います。というか、この作品。ストーリーライン辿るだけなら刀剣男士は添え物程度なので歴史ものとして面白いのではないだろうか。1回観てからネタバレ感想も検索して読んでみたんですけど熱い政宗愛が綴られているところが多かった。

というか政宗役のかたの歌唱力がすごい! 劇団四季みたいって思ったらほんとに四季の方なの……? ひゃあ……。四季は2回くらいかな、観に行ったことあります。あれはものすごいエンタメだよねえ。

うわさの「不立文字」! 「ふりゅうもんじ」と読むようです。禅の教えなのか、知らなかった。それにしても刀ミュくんはみほとせといい源氏双騎といい公演中のの瓜畑遊びといい「刀剣男士が何かを演じる」ということを意識的にお出ししてきますね。「やるべきことをする」「歴史の中の悲しい役割」、他にもこの後なんか抱えてそうで怖いですね伏線の予感がしますね。

筆は刀より、というか「ペンは剣より強し」をお出しされたわけなんですけど、歴史として後の世で拾われるのはやはり文献というものが強いのですよね。記録ひとつで証拠になるわけで。実際に歴史を動かしていたのは人そのものであり、その道具であった刀だったりもしたのでしょうけど、それも記録がなければ残らないわけで。それを刀剣男士に見せるのは残酷、まではいかないけどスパルタだなあと思ったりしました。歌を詠む心をからちゃんが学んだことも含めて。

これはまあ余談なんですけど、私の本丸の設定では審神者のメインのお仕事は日々の記録を取ることだとしています。実際大昔の貴族から武士には日記をしたためる習慣があったそうですし、そこから歴史が明らかになってる面もあると桜の開花が最速とかのニュースで触れたので。

からちゃんが「俺一人で十分だ」でボロクソにやられてるところ、不立文字だなあと思いました。言葉で解らないなら身をもって知る、というか。ここでからちゃんを助ける鶴丸はなんか鬼気迫る感じで迫力あったなあ。そして槍の一撃で倒れた鶴丸。あれはたぶん折れてお守りで復活したんだとおもう。「お守り」のモチーフが作中で繰り返し出てきてたから、というのがその理由なんですけど、繰り返すっていうのは重要であることの証明なので……というのが一介のモノカキの考察……。

刀ミュくんはあんまり歴史上の人物を悪として描かないんですけど、それにしてもこの作品の伊達政宗は大変魅力的な人物として描かれていたように思いました。

2部の感想もさらっと。

2部2曲目、なーんかこの感じ知ってるぞぉなんだっけー、とぐるぐるしてたんですけど気付いた。米米CLUBだ。なんだろうなー、世代として狙われてるのかリバイバルとして狙われてるのか、って話は今公演中の「花影ゆれる砥水」でもしてた。

というかアルバムが来月発売なんですね。飛脚が走る歌が気に入ったので何曲か買っておこう。

『ほしとんで』読んだよ

フォロイさん複数が同じころに推していた、大学俳句ゼミのマンガ全5巻。

何回か話題にしている通り、今、わたしは詩を勉強していましてね。なんか役に立つといいな~という思いでサクっと5巻まとめて購入。5巻くらいで完結してくれるとお手軽に手を伸ばしやすくていいですね、個人的な事情ですけど。

さて、舞台は美大の文芸学部。一年次はゼミ必修(希望のゼミに入れるとは限らない)で俳句ゼミに配属された主人公が全く何も知らない状態から俳句に出会い、そのまま(たぶん希望のゼミに入れる)2年次3年次、4年次、と俳句ゼミで俳句を学んでいく、という内容です。

私自身も俳句はよくわかんないなっていう状態で読んだんですけど、面白かったし、こういう「創作を学ぶ場」にいるのは楽しそうだなと思いました。だって大学生で学ぶ内容が創作って、つまりすべての時間を創作に関することに割けるってことじゃないですか、羨ましい。

そして句会というのが面白かったです。

私はかつて500文字の心臓という超短篇(500文字小説)コミュニティに所属していました。ここのメインコンテンツがタイトル競作というもので、タイトルに添った超短篇を書いて作者匿名で公開され、「句会形式」で互選する、というものだったんですけど、「句会?」ってよくわかってなかったので、この漫画を心臓にいた頃に読めていたら何か変わっていたかなあもうちょっと心臓に居られたかなあとか思ったりしました。

あと、作中序盤で「推敲の文学」という表現があって、超短篇は(実際俳人も多かったんですけど)俳句の文脈の文芸だったんだなあと。短歌ではなく。短歌よりのコミュニティだったらもっと、なんか、こう、ああ悪口が出てきそうだ、なんか違ったものになっていたんだろうなと思います。

登場人物ではレンカさん(チェコとのハーフ)が一番好きです。吟行からの初めての句会で「作品だけを見て褒められる」という体験で俳句にどっぷりはまっていくの、わかるわかるって感じでした。作風というか作為もなかなか挑戦的でしたしね。仲良くなりたいタイプの人です。

明石推しが心乱す紫陽花の季節です

実は金曜日がお休みでして、本当なら禺伝DVDを観たかったところなんですけど予約していなかったので今取り寄せ中で、ならばと刀ミュの『鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣』を7日間レンタルを購入して観ました。明日感想とかは書くと思います。