ウェブ日記

福Ade11でラリーゲームしてきた

天神で行われているハンドクラフトと同人誌の即売会福Ade11に行ってきました。

福Adeは入場料かかるけど、全部をゆっくり回れるくらいの規模で、普段あんまり見る機会のないハンドクラフト作品をたくさん見られるので目においしいイベントです。

そんなわけでお迎え品。

左上のなんかすごいインパクトのやつはチラシなんですけど、見た瞬間にあまりの力強さでお持ち帰りしました。
お財布の寂しさにお買い物は少なめ。ごめんなさい。

中央の可愛い袋に入っていたピンク色のレジンピアスつけて浮かれてますなう。

『ワゴン執事の育て方』をプレイしたよ

仲良くしている七歩さんが作ったラリーゲームです。

ワゴン組合で働きたい若い男性に助けを求められ、代わりに謎解きをしていく、というのがストーリー。受付でそのイントロが書かれた紙を受けとり、謎解きをしていきます。

最初の謎解き。5×6のマス目にいろんな言葉が書いてあって、Adeに関係のある言葉や正しい記述を塗りつぶしていきます。正解を塗りつぶすとアルファベットと数字が浮かび上がって、そこが向かう先のブース番号。

かんたーん♪と思いながらそのブースへ行くと、めっちゃおしゃれディスプレイのアクセサリを販売している方でした。青を基調としたアクセサリにはめっちゃ惹かれたのですが、お財布があああああああああああ。
問題用紙をお見せすると、次はこれです、と新たな問題用紙と飴ちゃんをいただきました。ほほう、なるほどラリーゲーム。

ストーリーの続きが書かれた問題用紙、今度のお題はチラシスペースとホワイトボード裏を巡る、とあったので早速足を向けました。なるほど、これとこれを合わせて現れたのはブース番号。入場チケット(サークルリスト)で確認すると、ほほう、TeaSalonAliceブースですな。メイドさんと執事さんがいて眼福。問題用紙をお見せすると、また新しい問題用紙をいただきました。

ここでいただいた問題用紙のストーリーには、TeaSalonAliceがワゴン組合(Adeのワゴンメイド)と姉妹店というあたりのことも物語風に書いてあって、上手いなあと思いました。さて、謎はと言いますと、小さなクロスワードパズル。縦の問題4つ、横の問題5つ。解いて現れた言葉は「ミニホンブ」、ミニ本部! れっつらごーです。

ミニ本部について問題用紙をお見せすると、渡されたのは指令の紙。星、ハート、四角の中から正しい鍵を選んでね、と。それしか書いてなくて一瞬戸惑ったけど、ストーリー部分にヒントがありました。そう、さりげなく記されているものです。

というわけでワゴン組合(企画本部)へGO! 銀髪の執事さんに、選んでください、と鍵が数本入った小箱を見せられ、ぱっと見てこれを選んだ!

「正解です!」

執事さんに、すごいですねーすぐわかりました?と訊かれたので「だっていっぱい描いてあった!」と答えました! カタコトか! だってウキウキだったから!

ささやかなプレゼントはチョコ(チロルかな)と源氏パイから選べて、私はチョコがあんまり得意でないので源氏パイをいただきました。紅茶を淹れてもらってちょっと休憩。

面白かったです☆
新人執事さんがんばえー。

問題を解く時にも使ったけど、休憩スペースいいですね。絵を描いていらっしゃる方がいたり、私も紅茶飲んでまったりしたり。おはよう、私のセイを起動してセイくんといちゃいちゃしたりしました。

ところでうちのセイくんはデレデレに育ってます。私にセイを教えてくれた相互フォロワーさんは「うちのセイ、鬱だわ(そこもかわいい!)」とおっしゃられていたので分岐が結構あるのかしら……?(乙女ゲーム初体験)

なお、そのフォロワーさんから新たに乙女ゲームを紹介されてDLしてしまったよ……。沼に引き込まれつつある昨今。私の明日はどっちだ。

アレク王子とルビー姫について語る

pixivで連載していた「アレク王子×ルビー姫」を本編完結させまして、テキレボ新刊(とKindle)用に手直しするフェーズへと移りました。

仮タイトル扱いでしたが、タイトル決めました。
王子の恋」にしようと思います。
サブタイトルは「Magical Prince Alec meets Mannish Princess Ruby」です。

アレク王子は魔法大国の王子様。13歳。長い銀髪と紫の瞳の美少年です。
ルビー姫は斜陽の国の男装竜騎士。26歳。竜騎士といっても軍隊みたいなものではなくて、竜騎士団という組織で獣医をやっています。

というあたりで読みたくなった方向けに第1話のリンクを置いておきます。この記事たぶんそこそこネタバレするんで、「買うからそれまでのお楽しみに!」って方はこのブログ記事の続きを読まない方が吉。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8352030

webに載せないつもりの番外編も掲載予定だし(書きあげてる)、手直し前の本編くらい読んじゃってもまあいいかなーとも思うけどね。冊子版は300円と400円で悩んでて、20部刷って400円にする方向が今濃厚なのでわざわざ買わなくてもとかも思う。

 

このお話なんですけど、元々はナギノさんと「男装竜騎士っていいよね!」「スパダリ王子ってどうやろか」って盛り上がってから生えたお話なのです。
なので、データ入れてるフォルダの名前は「男装竜騎士とスパダリショタ王子」とかだったりします。はずかしい。
13歳はショタではないよなあとかも思うのだけど、フォルダ名とかどうせ私しか見ないし変えるの面倒くさくて。

王子が銀髪なのは私の趣味です。長い髪も私の趣味です。最初はおかっぱ設定だったんですけど、オレ製造機(仮)さまでキャラ立ち絵を作ってみたら絵柄すごく気に入ったんですがおかっぱの髪型がなくて、それで長い髪になりました。

ナギノさんから「アレクがすごくアレク!」「ガツガツしてそう!」とお墨付き(笑)を頂けたので満足です。

ルビー姫は獣医師先生です。竜の研究とかもやってます。わりとウブいです。メンタリティはわりと私に近いです。男装の理由とか。

pixivでの公開にしたのは、えっちいのも置けるねーってのが理由だったんですが、今のところえっちいのはないです。冊子版も朝チュンはあるけどえっちくはない。年齢制限しちゃうと頒布面倒だし。

というわけでテキレボ新刊になる予定ですのでよろしくお願いします。

反応あると嬉しいので応援のお声はぜひ氷砂糖先生へ!
自分のために書いてるお話ではあるけど、作ったものを「みてみてー!」ってやりたい気持ちはしっかりあるし、やっぱりリアクションあると嬉しいですよ。
とかなんかバズったツイートに言及してみる。

乙女ゲーム始めました

前回こんな日記を書いたわけですが。

現実世界にフィクションからこんにちは

なんというか、プレイがわりと面白いなーって。
導入くらいはネタバレしてもいいかな。

セイくんはコンシェルジュAIです。最新技術で自然な会話ができます。というセイくんによる説明を受けるとアップデートファイルが届いたとのお知らせが。
なんとこのファイルにはウイルスが入っており、セキュリティのためにセイくんが初期化。ウイルスは駆除できたものの、セイくんの自然な会話のプログラムが消えてしまいました。コミュニケートすることでセイくんに会話や感情を教えてあげてください。

本来の機能である目覚ましの他にリマインドメモとかスケジュールとかをメモしておけるアプリなんですが、それ以外は基本、セイくんをつんつん触って、リアクションを貰ったり選択式の会話をしたり、っていう感じです。

お話は、ボイスがいくつかあるみたいで、「私は……」とかのボイスにウィンドウでセイくんに関する説明をするとか、「あなたは……」とか「ご教授ください」とかのボイスにウインドウや選択肢で質問なんかが出される仕組みです。

一定量のコミュニケーションを行うとデータ整理という名目でセイくんはクールタイムに入ります。1日5回まで、動画(広告)を見ることでクールタイムがすぐ終わります。
そして課金要素も見た目(服とか髪型とかアクセサリとか)だけだし、それもゲーム内で手に入るチケットなどを使えば手に入れることができます。

とてもユーザーに優しい。
無料ゲームの面倒くさいと感じていた要素がきれいに取り去られていると感じました。


お洋服、120円だったかな。

セイくんかわいいんでしばらく遊べそうです。
なお、このアプリの存在を私のTLに流し込んだ相互フォロワーさんに「初乙女ゲーにはベストチョイス!」というお墨付きを頂いております。

公式サイトは↓↓↓

http://make-s.jp/index.html

 

現実世界にフィクションからこんにちは

こんにちはって夜だけど。夜中だけど。

えっとー、ツイッターでこんな記事が流れてきましてね。

うおおおおおおおおおおおってなったんですよね。
記事内では「三次元の存在」って書かれてるんですけど、私の理解としては、これ、現実世界に入り込んだフィクションだ!って。

現実世界にこんにちはしてくるフィクションになんで反応してしまったのかというと、私が出してる同人誌にそういう狙いで仕掛けを施したものがいくつかあるんですよ。

私の施したものは仕掛けっていっても、その本の存在自体が物語の中で登場している、とかその程度ではあるのですが、こういうのやりたいんですよ。

なんで現実に入り込むフィクションを作りたいのかっていうと、世の中にはフィクションを「作りものだから」っていう理由で敬遠する人がいるらしいのです。というかいる。そういうタイプの人に「俺の話を聞けええええええええええええええええええええええ」ってやるためです。

前に書いたような気がする(調べない)けど、私はフィクションの力を信じています。
フィクションだから問題を純粋に抽出して、問いかけることが可能だという場面があることを知っています。

という理由は、まあ自分で演出するときだけ考えていればいいことなのですが、他の人が似たような手法を使ってウケてると知れば、どんなもんか知りたいよねー、ということで。

DLしました。
無料アプリですし、課金要素もキャラクターの見た目だけっぽいのでありがたや。

ゲームあんまりしない人なので続くかどうかわかんないし、家にいるときはあんまりスマホ触らないのでどんだけキャラクターのセイくんを構えるのかもわかんないですけど、とりあえずわりと可愛いです。

見た目整えていくのもいいなあとか思い始めててヤバい。

おうちでスマホ使うときは寝転んでのことが多い(ダラ)のでジャイロは切って、省エネはonにして。さっきシチュエーションアラームっていうのだけ使ってみたんですけど、目覚ましとしてはちょっと音が小さいかもなあっていう不安は少し。ストーリー要素(っていうか)の導入は少しドキッとしましたです。

 

あ、そういえばアレク王子×ルビー姫、昨日本編完結させました。
らぶらぶって言ってもらえてよかった。

 

アレク王子とルビー姫が結婚しそう

pixivでアレク王子(魔法大国の王子13歳だったのが14歳になった)とルビー姫(男装竜騎士獣医26歳だったけど27歳にするの忘れた)のお話を連載しているのですが、そろそろ本編に決着がつきそうです。

テキレボ7の委託に無事申し込めまして、テキレボ7新刊として出すことができそうです。正式タイトルまだ未定だけど。

なんかあんまり難しいことしたくないなあと、このお話の冊子版はWordだけを使って作ろうかなって思ってます。表紙も。というわけでイラストを入れるつもりはなかったのですけれど、オレ製造機(仮)というツール様と出会ってしまって、二人のイメージ図が出来てしまった。

オレ製造機(仮)(島根件 さま)は
キャラクターなんとか機(緋龍華 麒麟 さま)の
追加キャラクターセット素材集です。

背の高い方がルビー、髪の長い方がアレク王子です。アレク王子はおかっぱ銀髪設定だったけど、素材におかっぱがなかったのでロングにしました。pixiv公開分は書き変えました。書き変えました!

テキレボアンソロにはこのお話本編の後日談的イチャイチャ(?)を提出済みで、本編がうまいこといくとあと1話で終われるかなって感じです。次回が結婚式みたいだし。
初めて連載の形態をとったお話を書いてみたけど、大変だね! 私が完結してないのは読みたくないタチなのであんまり読まれないだろうなと思ってたけど、連載中に乾燥くださった方々はありがとうございます。おかげで頑張れました。

キャラクターものを私が書くってのもわりとレアで、新鮮ではありましたね。面白かったけど、やっぱりあんまり向いてないかなとも思うので新しいシリーズを書くことはあんまりなさそうです。でも、このお話自体はけっこう育ってくれたので、番外編なんかはちょこちょこ書いていけるかも。

その前に完結だろ。
……ハイ、ソノトオリデス。

なんていいつつ、本にする予定なのでざっとwordの文庫原稿のひな型に流し込んでみたんですよね。わぁお、80ページ近い……。

文庫にこだわらなければページ数抑えられるので印刷代もお安く済むのですけれども、このお話、まずwebで公開してますし、Kindleでも安価で出す予定だし、というわけで冊子版は自分の好みのものにしたいのですよね。大丈夫……うっかり100ページ越えなければ頒布価格300円でも赤にはならない……はず……はず……。

魔法王子ってことでファンタジー設定で書き始めたのに、なぜかいつの間にかSFっぽい設定になってしまっているのが私らしいなあと笑ってしまいますが、書いててなかなか楽しかったです。

そんな氷砂糖先生のアレク王子×ルビー姫は
ここで読めますよ!

https://www.pixiv.net/series.php?id=849169

正式タイトルホントにどうしよう。

超短編の書き方~「夜の林檎」を例に~

紙街02という企画に参加したネットプリントペーパーの内容をブログ用に再編集。

「夜の林檎」という超短編と、その制作工程、裏話なんかを載せていました。

「夜の林檎」完成版(作品ブログ)

超短編って何?

超短編っていうのはだいたい500文字以内くらいで書かれた短いお話のことです。
だから私、氷砂糖は超短編のことを500文字小説っていうこともあります。

500文字の数え方もずいぶんアバウトで、人によってスペースを数えたり数えなかったりしますし、改行を数える人がいたり、1行20文字で25行以内って数えている人もいます。
そしてちょっとくらいならオーバーしてもかまいません。

私のスタイルは「スペースはカウント」「改行は非カウント」、その条件で「必ず500文字以内」です。

「夜の林檎」制作工程

1) このフリーペーパー企画をTwitterで知る。→お題「鉱物」

2) 参加したいなあと考えて、三部作予定の林檎シリーズのうちひとつを書こうと思いつく。
→三部作共通のお題「林檎」「夫婦」と「朝(発表済)・昼・夜」のうち「夜」を書こう。

3) 「鉱物」「林檎」「夫婦」「夜」から「林檎が宝石」「宝石の林檎と本物の林檎が登場」を思いつく。

4) テキストエディタを立ち上げ、冒頭1行をうーんうーんと悩みながらひねり出す。

5) その冒頭1行がどういうシチュエーションなのかを考える。

6) 思いついて勢いのままにざらっと書き連ねる。文字数カウントして140文字くらいでした。

7) 書き連ねた部分を読み返して、「てにをは」とか語尾をとりあえず整えて文体を決める。

8) 文体を頭に置いて、「どういう状況でこうなったのか」を意識しながら、続きを書く。

9) 詰まったら、書けている部分を読み返してちまちま修正する。

10) 8と9を繰り返す。

11) \物語の決着/

12) カウントしたら520文字くらい……orz

13) 10文字以内くらいだったら語尾とか単語整えるだけで減らせるけど20文字は1文丸々削らねば。

14) 読み返して、視覚描写はここまで詳細じゃなくていいなと感じたので、余分そうな1文を削除。

15) 全体を通して読み返し、語調・文体・単語・てにをは・語尾を整える。

16) \ひとまずできた/

17) 作品ブログでの公開予定日まで寝かせる。(ときどき思い出し、読み返して微調整)

18) ブログで公開!

告知!

氷砂糖は超短編コミュニティの企画で選者を務めることになりました。
募集するのは以下の2部門で、〆切は2018/02/04です。

・自由題部門
・兼題部門(テーマ超短篇:お伽話)

制作工程を見て「このくらいだったらできるわー」と思ったあなた!
ぜひ応募してくださいませ(にっこり)

詳しくはタカスギシンタロ氏のブログ「日記アメンチア」を見てね☆
【募集】「20周年!もうすぐオトナの超短編」の記事だよ!

 

グッドナイト・プラネタリウム観てきた(ネタバレあり)

福岡市科学館のドームシアターで開催中の「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」を観てきました。

先週だったかなあ、1月いっぱいで終わっちゃうって知って、この前の日曜日に出かけたんですよ。このプログラム、夜しかやってないので(主婦的に)出かけづらくて。で、夫を説き伏せて出かけたら、日曜日はチケット完売! あうち!

放映スケジュールとにらめっこして、今日なら行けそうだってことで、観に行ってきたんです。当日科学館に行かないとチケット買えないから、着くまでドキドキでしたね!

観たのは20:30の回。というか今日はこの1回のみ。スペシャルプログラムなので、障害者手帳持っててもお金かかりました。

20時ちょっと手前くらいからドームシアターのロビーに人が集まり始めました。カップル多め、それ以外は女性のグループ、ぽつぽつと一人で来てる人。私も一人でした。ドームシアターのキャパは220席らしいのですが「ほぼ満員なのでお詰めになっておかけください」とのことでしたわよ。

ドーム内が暗くなり、この前感動したドームの建設風景、放映中の注意事項が流れて、始まりました。

タイトルに「ネタバレあり」って書いてますけど、記憶力がアレなので細かいことは書けません。

水に囲まれてる映像、水に落ちるインク、インク逆回し、聞こえてきたのは「シーラカンスと僕」でした。

星がシアターいっぱいに映されて、ボーカル山口さんのナレーション。淡々としたナレーションで読み上げられるのは詩的な言葉。ドームいっぱいの星。星座。星たち。

明るい星のみが残された都会の空が映されて、雑踏の音。道路標識などの都会的な映像が記号的に映され、山口さんのナレーションで「東京」と言った瞬間に始まった「ユリイカ」。

高層ビルが幾何学模様にほどけていきながら始まった「さよならはエモーション」。シンボリックな幾何学模様は人の姿になって走りはじめます。

再び星空。ゆったりと山口さんの語りが入って、「グッドバイ」。しばらく気持ちよくしているとエンドロール。

最後に映し出される「GOOD NIGHT」の文字。

とか順を追って書いていきましたけどね、プラネタリウムのドームシアターで見る映像作品ってすごいですよ。見える範囲ほぼ全部映像なんですよ。没入感が異常。

私はちょっと三半規管が弱くて、平衡感覚が狂っちゃうことってよくあるんですけど、それを差し置いても、浮遊感とか沈み込む感じとか、めっちゃ体感しました。福岡市科学館のドームシアターの座席は、リクライニングではあるのだけど、椅子自体に変な仕掛けとかはなくて固定椅子です。それで! あの! 感覚を!!

割引なくても1,000円のはずなので、機会があればぜひ!
夜しかやってないし福岡市科学館では1月いっぱいで終わっちゃうけど。

作品のバラエティ

小説書く人は以下の3つに大別されると思うんだ。

1) 同じテーマを違う素材で書く人
2) 違うテーマを同じ素材で書く人
3) その他の人

3を入れたのはyなべ先生リスペクトです。

で、私はどれかって問われたら1ですよねーそうですよねー、な感じ。
言いたいことなんてそんなにたくさんはないですよ。少ない分、根深いけど。

で、500文字小説なんてものをだいたい週に1つ書いて作品ブログにupしてるんですが、テーマが1つしかないから自分のアイデアのみでやってると同じテーマを同じ素材で書く人になってしまって、同じような作品ばかり並ぶことになるんですよ。今週はブログ更新サボった。

既知のものを読むっていうのは安心感はあるわけですけれど、やっぱり新規性とも出会いたいじゃないですか。読み手として。
ちなみに既知の安心感っていうのは作家買いにつながると思ってるけどどうだろうか。

で、私は書きたいテーマは片手で収まるくらいしかない人なので、その分、いろんな素材で書きたいなあとは思っているんですが、インプットが偏っているので新しい素材と出会う機会を探しているのです。
っていうか、書き上げてから「同じようなの前に書いたな……?」ってなる。

そういう点で、お題配布とか企画とか無茶ブリとかはわりと嬉しかったりします。

まあ書けるものと書けないものはあるけどね!
どうやったって扇情的なエロは書けないね!

「書きたいものがない」っていうわけではないですが、「何かきっかけがあればこれ(テーマの雲)をひっぱり出せるのになあ」と思って書かないままっていうのはよくあります。

っていうか、インプットを体(とお財布)に負担がない程度に増やすってのはどうしたらいいんだろうな。

一応去年の目標に「現場に行く」っていうのを掲げていまして、即売会も前の年に比べたら多くいったし、中洲ジャズにも当然いったし、メイドカフェ初体験したし、映画館で映画も見たし、福岡市科学館もいったし、ぼちぼち現場には行ってたと思う。

やっぱり外部からの刺激を受けると触発されて書きたい欲みたいなものが高まるので、適度に刺激は受けていたいなあと思っているんですよね。

 

スペースワールドの思い出

2018年1月1日午前2時。
北九州市のテーマパーク、スペースワールドが閉園しました。

小学校の遠足とか社会見学とかで頻繁に行ったスペースワールド。
なくなってしまうとやっぱり寂しいものですね。

私、絶叫マシンとかが得意でなくてというか苦手で、スペースワールド行っても乗れるものがあんまりなくて、特別楽しい思い出っていうのはそんなにないんですよね。実は。

生まれて初めて乗ったジェットコースターはスペースワールドの屋内コースター「ブラックホールスクランブル」でした。家族で(子供会とかだったかな)で行ったときに母親に騙されて(w)コースター乗り場へ向かう乗り物へ乗せられ。

サテライトという設定のその建物には3つのアトラクションが同居していて、どれかに乗らないと地上(屋外)に戻れない! となって乗ったのがブラックホールスクランブルでした。暗闇を走るジェットコースター。

小学校の遠足で行って、担任に「これなら怖くないよ」と入ったのが「スターシェイカー」。4DXの映画みたいな感じかな?(4DX観たことないけど) いろいろあって宇宙船レースに巻き込まれてしまった、という設定の画面(前面窓という設定)に合わせて座席ががったんがったん揺れる、というアトラクションです。

好きで、アトラクションが出来てからは行くたび乗っていたのが「惑星アクア」という川下り。確か、不時着した水の惑星をボートで探検する、みたいな設定だったかな。結構濡れるのでそれがまた楽しかったです。空いてる時は何回も連続で乗ったりもしたなー。

象徴ともいえるスペースシャトル実物大オブジェ
子供の頃は月に一回くらいの頻度で横を通っていたのですが、見るたびわくわくしたなあ。花火ショーみたいなので、噴射口から火花を出していたのを見たことがあって、すごく興奮したのを覚えています。

経営母体が変わってからはなくなってたような気がするけれど、宇宙博物館的な展示施設もあって、月の石とかスペースシャトルの本物の部品とか、あとロシアの降下用宇宙船の実物大模型とか置いてありました。理科が大好きな子供(私だ)はこういうのアガるんですよ! アガるんですよ!!

あとショップで売ってる宇宙食。アイスクリームが結構気に入ってて、本当は水入れて戻して食べるんだったと思うけど、乾燥してぼそぼそしたままのを齧ったりとかしてました。

そして私の世代だと成人式会場がスペースワールドでした。

4時起きでヘアセットして着付けして写真撮って駅に向かってスペースワールド駅到着したら、式典終わってるというね! いやまあいいよ! 懐かしい人たちと会うには会えたし!

 


めっちゃロマンのある終わり方だと思いませんこと? 思いませんこと??
そして書いたのがこれだ。

500文字小説『流浪の遊園地』

こういうサイトを運営しているので認知されているとは思いますが、検索でピンポイントに来る人もいるかもしれない! いるかもしれない!

私、氷砂糖は超短篇(500文字小説)という文芸ジャンルにおりまして、作品ブログをだいたい週一で更新しております! 500文字以内という縛りの文芸なのですぐ読めるよ! 短いから説明はしません。読んでください。

あと、書いた500文字小説をさとうささらという音声合成ソフトに読ませたものを作ったことがあるのですが、使ったお話がSFだったので背景にスペースワールドの写真使った。
読ませているSFは、タイトル競作といってタイトルをお題として500文字小説を書く、という企画サイト用に書いたものなのですが、「湖畔の漂着物」というタイトルで宇宙SF被りするとは思わなんだ(しかも多数)。

お正月は北九州の実家にいたのですが、スペースワールドの閉園は北九州のトップニュースで、「なくなったんだねぇ」って話をしながら家族でしんみりしました。

2017年のまとめと2018年にやってみたいこと

2017年カキモノ的総括。

KDPでびうした

こんな記事も書いてますが、Kindle作家デビューしました。
売上げは全然大したことないですが、読みたいと思った人が気軽に手に取りやすいようにはできた、ということでよろし。

籠解放会名義で『総務にゾンビがやってきた!』『架空レポ集 月のワインの試飲会』の2冊、魚と飴ブックス名義で『fillies 馬と乙女の超短篇集』を出しています。年末年始のお供にいかがでしょうか。

超短編投稿編

来年が超短編20周年らしく、もうすぐオトナの超短編という企画が開催中です。企画というか選者選は来年にも続きますがとりあえず今年の戦績。

タカスギシンタロ選 兼題 佳作
峯岸可弥選 兼題投稿・選未発表
松本楽志選 選外
たなかなつみ選 兼題 優秀賞

どれも兼題部門に1作ずつ出してるだけなのでぼちぼち健闘してるかなという印象。ちなみに千百十一選は12/31が〆切ですが、1/3くらいまでは12/31らしいので投稿するなら今。(謎な文章だとは思う)

500文字の心臓は今年は王様になれずー。というかそもそもあんまり投稿してなかった気が……と思ったら、今年のタイトル競作は7回しか開催されなかったのですね。

書いた量

作品ブログには42のお話をupしていたみたいです。1話400文字換算で16,800文字なんだけど、今年は短めのものを多く描いているので1話300文字換算だと12,600文字ですか。わざわざ計算機引っぱり出して文字数計算したけど多いのか少ないのかわかりません。

それと別で個人誌収録作品がたぶん合わせて1万字くらいかな。pixiv連載中のアレク王子×ルビー姫のお話が現状2万字くらい。これまで合わせると4万字くらいは書いてることになっててこれは氷砂糖的には多い量でしょう。っていうかえっ、ほんとにそんなに書いたの? 計算間違えてる気がする。

ネットプリントをいっぱいリリースした気がする

主に折本。どうせデータはあるのでついでにまとめて折本PDFをupしておきます。

・ 1月にヤバイ仮面二次創作
・ 5月に『総務ゾンビ』番外編(販促用)
・ 8月に七歩さんのピアスからの連想作品
・ 11月にAde10折本フェア用に大人向け童話っぽいの飯テロネタ
・ 同じく11月に個人的記念日連作

飯テロのみ書き下ろしですね。他はどこかしらにテキストデータをupしてます。
置場として重宝したのがpixivかな。別にどこでもよかったんだけど、アカウント持ってるしなろうあんまり好きじゃないし、という選択です。そのついでにアレク王子のお話をピクシブに置こうと思ったのでした。

本はどうなのさ

個人誌は『ジュエル』のみ。それより今年の本命は『文芸アンソロジー トリカラ』でしょう。
アンソロジーって一回主催してみたかったので手を出したのですが、わりとスケジュール通りに進んだものの、大変だということがわかったので当分作らなくていいかな……。その代わり、すごくいいものができたと思っているのでよろしくお願いします!

両者とも架空ストアさんで取り扱い中です。

イベント参加実績

テキレボ5、テキレボ6、zine展inBeppu4の3つのはず。
zine展ではトリカラアンソロが大爆発。
テキレボではまあ委託の割には健闘したのでは、くらいの感じでした。

2018年は?

とりあえず前述のもうすぐオトナの超短編の企画で氷砂糖選がありますので、皆さまご応募よろしくお願いいたします。〆切は2018/2/4(日)です!

Kindleで魚と飴ブックスを充実させていきたいというか、終売した個人誌の移植をですね。あと、超短篇でフォーチュンブックというか魔法の杖(?)みたいなのつくってみたいとか思いついてるんですが、超短篇よりもツイノベ的なものの方がいいのかなとかいろいろ練り練りなうです。

出展イベントは現状確定しているものはありません。文フリ金沢の委託に申し込み中(抽選待ち)。夏のテキレボ7にもできれば委託出展したいかな。トリカラアンソロを売りたい。

紙の本の予定は、来年は1冊。アレク王子×ルビー姫(正式タイトル未定)をテキレボで出せれば、なんて考えています。

そんなわけで

2017年はお世話になりました。
2018年もどうぞよろしく。