ウェブ日記

ぺらっとふぇす2022夏 #ぺらふぇす に参加します!

氷砂糖としては超久々の活動です。

ぺらっとふぇす2022夏、通称『ぺらふぇす』に参加いたします。

ぺらっとふぇすとはA4サイズの紙の祭典とのこと。A4サイズの紙一枚から折本、冊子、ペーパークラフト、etc. どんなものが集まるのかわくわくです。氷砂糖は造形文芸をご用意いたしました。

Q. 造形文芸とはなんぞや。
A. 私もよくわからんけどそれっぽい名前を付けた。

ぺらっとふぇす様のサイトおよびネットプリント(たぶんセブンイレブンオンリーになると思いますごめんなさい)にてPDFを公開予定です。はさみをご用意してお待ちください!

ぺらふぇす、期間は2022.08.02(火)~08.07(日)です!

ふらっぺちゃん、シンプル過ぎて逆に描くの難しくないですか

発行日のヒミツ

私は基本的にイベント合わせでの本を作らないので、奥付の発行日は好きなように好きな日を設定しています。

今印刷に出している3冊は、2022.07.07を発行日にしました。七夕です。

七夕が恋人たちの日とはスピッツも言っております(?)が、七夕は織女に倣って「手仕事の上達を願う行事」でもあるんですね。

やげあかや薬さにのloveに想いを寄せつつも、私はまだまだ小説が巧くなりたいなあ、ということで七夕を発行日にしました。

ちなみに発行日で遊ぶのは割といつものことで、過去には明石さんの国宝指定記念日にしたり、薬研さんの刀帳番号にしたりしたこともありますよ。

屋号のはなし

そこの路地入ったとこ文庫さん、通称そこ文さんには「つめたい飴屋」というサークル名で出展します。そういえばサークル名というか屋号のはなしをちゃんとしていなかったような気がするので今日はその話。

つめたい飴屋

現サークル名というか、BOOTHのページ名として考えたものです。以前使っていた「cage」というのは実はサークル名ではなくて一人ユニットのプロジェクト名みたいな感じでした。で、そのプロジェクトは一旦終わってしまって一次創作への熱意がいったん途切れて、二次創作で活動していくのにやっぱり同人やるなら屋号が要るよねえ、みたいな感じのBOOTHページ名。

ちなみに意味はあんまりないんですが、氷砂糖→氷・飴→つめたい飴→それを頒布するから「つめたい飴屋」、みたいな感じの連想ゲームです。

二次創作活動スタートとはいえ一次創作でも使っていく屋号ではあるんですが、一次でも二次でも、あまりサークル名を表に出していません。本に「つめたい飴屋」って表記入れたことあったかな……たぶんないな……。一次では「氷砂糖」、二次では「佐藤こおり」として活動しています。便宜上の屋号、みたいな感じですかね。どうせイベントほぼ出ないし、出ても委託ですからね。あんまり不便ではないと思うんですよね。

メロンのフラペチーノ飲んだ。

ついでに電子書籍レーベル名について

書いたか書いてないか覚えてないんですが、書いてないような気がするーというわけでついでにKDPのレーベル名について。氷砂糖は「魚と飴ブックス」「籠解放会」という二つのレーベルで出版しています。

魚と飴ブックス」の由来は長いことツイッターで魚アイコンだったことに由来するんですが、もう変えて長いしそもそもそっちのアカウント動かしてないし、でもまあ初めて書いたお話が魚の話だったのでまあいいかな、とか。飴は氷砂糖から。

籠解放会」は、籠から解き放たれる、みたいな感じで、若干cageのプロジェクト指針に近いところがあるんですが、なんとなくリズムが良いのでこんな感じになりました。

久々に科学館行ったら展示ちょっと変わってた(気がする)

真剣乱舞祭2022の06/04ソワレ(福岡)を観たよ

いや、どうせ全公演配信あるならせっかくだし福岡公演観たいよなあ、と早々に視聴予約をしていたんですが、その前に「明石推しは観たほうがいい!」と05/26マチネ(宮城)のディレイを観ていたんですよ。それでセトリとかだいたい流れを把握していたんですけどね、刀ミュくん????????

大幅なセトリ変更、しかもあの曲に明石さんが?!?!? その曲が始まったとき変な声出たし変な笑い声も出ました。人は驚くと変な声と変な笑い声が出る。

入稿したぞお!

〆切は来月だったんですけど、この週末にらぶふぇす5/26マチネ(明石推しは見たほうがいいって言われてた)を買ってディレイ観ていたのと、来週らぶフェス6/4ソワレはライブ配信観るし、ということでうっかりなんかやらかす前に入稿しました!

エッセイ『カキモノが趣味です!
やげあか現パロ『小説家 明石国行の日々
薬さに一人アンソロ『神様が死なせてくれない

以上3冊! とうらぶ二次は頒布しないのですが、エッセイは9/11(日)開催のそこの路地入ったとこ文庫さん(第六回)に委託予定です。そこ文さんには『魔女の話』も委託する予定ですよ。久々の(webじゃない)イベント出展なのでよろしくお願いします!

ところで頒布価格には毎度悩みますねえ。先日もついったーで学級会やってましたけど、人件費は入れていいのか悩むものだし、イベ参加費含んでいいと言われても私は基本的にイベント出ない形で本作ってるし。

めちゃくちゃどうでもいいんですが『小説家 明石国行の日々』は印刷原価だけでほぼ500円です。珍しい。最後かもしれんと思って装丁盛った。文庫サイズだけど表紙込み108ページなのにね。

そして明石推しは観とけと言われていた真剣乱舞祭2022の5/26マチネ、観ましたよ。とりあえず話題になっていた大包平と明石国行の「美しい悲劇」なんですけど、ミュ大包平のヒーロー力でミュ明石を救ってやれんもんかな、とか思ったりしました。カプの話ではない。男二人の話してたらなんでもカプの話だと思わんでくれ、みたいなのはときどき思いますね。それはそれとして私の本丸軸の薬明はよろしくやってください。

近況

そういえば書いてなかった気がするんですが、先月末から柴犬を飼っています。夫氏ご友人から預かっている形。一年くらい預かるそうです。もう成犬なんですけどおトイレを外でしかしないので散歩が大変……。あと皮膚病なうなのでそのお世話も……。でも柴犬めっちゃ頭いいですね。ご飯の待てとヨシを3日くらいで覚えた。散歩コースも1週間くらいで決まった道歩いてくれるようになった。

舞台刀剣乱舞の『无伝蔵出し』を買って(予約したの去年の11月だったよ)、ディスク1のみ観たんですけど、やっぱりOP曲の音源が欲しくなって、でもiTunesにないものだから无伝のサントラ買いました。かねはでていく。かなしい。

昨晩はスペース来派会2(来派の絵師さん3人+浅利さんのツイッタースペース)を聴いていたのですが、最後の浅利さんの「ほなまた」にやられました……召されるかと思った……いや、私、声に惚れた声優さんって浅利さんが初めてでしてね……満足してそのまま寝落ちた……。

5月なにしてたん

どうもお久しぶりです。お久しぶりになってしまいました。

何してたかというと、ゴールデンウィークに実家に帰ったり、エアブー0508に出展したり、お原稿を進めたりしていました。エアブーはここで告知するべきだったと思う。

いや、そこの路地入ったとこ文庫ことそこ文さんに出展予定のエッセイを書いていたら、なんだかブログ書いているのと錯覚してしまって、なんというか満足してました。

というわけで、印刷所さんを予約して〆切と表紙の背幅が決まり、ざかざか原稿を直しつつ表紙を作ってましたよっと。エッセイは頒布するけど、現パロやげあか本と薬さに本は身内に配るだけなのでほぼできた表紙を見て見てしちゃいましょう。

そこ文さん出展物。価格は考え中です。アクスタキャラデザはほがりさん。
めっちゃ気合入れて作った現パロ薬明。頒布しません。
シルエット頑張って描いた薬さに。頒布しません。

というあたりで満足したんですけど、久々だしなんかもうちょっと書いてやろうかとお原稿のお供の話。

お原稿のお供

執筆中はものすごくタバコが増えてしまうんですが、〆切前っていうのは直しがメインになるのでそれよりも飲み物ですね。

今日はめっちゃ頑張るぞ! っていうときはモンスターエナジー飲みます。普通のが好き。よーく冷やしてからちまちま飲んでいきます。ちなみにレッドブルはなんか体に合わない……。

モンエナ飲み切ったか、今日はほどほどに頑張りましょう、くらいのときはサントリーの烏龍茶をゴボゴボ飲みます。これもよく冷やして、サーモスのタンブラーで飲んでます。以前はリプトンレモンティだったんですが、最近ジュースがあんまり飲めない(べたべたする感じがする)ようになってしまって。

私のお作業から音楽を引き離すことはまあまずできないんですが、執筆中はエンドレスリピート(シャッフルで)しているとうらぶ関連のプレイリストを聴いています。主に刀ミュ曲なんですが。

直しは結構神経使うので、テクニカルな音楽が好ましいのですが、今回はジャズを聴いていますね。ADAM atの『Echo Night』とPlaywrightレーベルの2020年に出たコンピ(配信のみでしたっけ?)。Playwrightはfox capture planとかPOLYPLUSとかが所属してるところでちょっと注目しています。

そして疲れたらアイスー。チョコが苦手な私でも美味しく食べられるパピコチョココーヒーが大好きです☆

最後かもしれない同人誌作成

ここしばらくツイッターで不安定になってる要因に依るのですが、最後になるかもしれない同人誌を作り始めました。最後にならないでほしい。

というわけで夏ごろに現パロやげあか『小説家明石国行の日々』、薬さに一人アンソロ『神様は死なせてくれない』、一次創作のエッセイを発行します。宣言しないと動けませんので。

最初は2冊(小説家明石とエッセイ)だけのつもりだったんですが、最後になるかもしれないと思うと、紙の本で薬さにが欲しくてですね……。つまりまた3冊同時入稿です。アホか。

エッセイはもともとそこの路地入ったとこ文庫さんに委託するために創ろうと思っていたもので、部数悩んでるんですけど10部くらいでいいかなあと……。アマチュアのエッセイ読みたい人がどのくらいいるのかわからない……私は読みたいけど私はメインストリームにいない……。

『小説家明石』と『神様は』はもういっそのこと5部とかにして知り合いに配って終りにしようかなという気持ちです。今のところ。刷っても捌けないし、前述の懸念がその通りになってしまったら自宅からのお通販も難しくなるんですよね。

進捗はあんまり思わしくありません。

『小説家明石国行の日々』→タイトル確定、表紙素材確保、初稿有、ひな形に流し込み済み。

『神様は死なせてくれない』→コンセプト&タイトル確定、表紙素材作った、原稿足りない。

「エッセイ」→仮タイトル状態、表紙にアバターアクスタを写真で撮るというアイデアが浮かんだのでアクスタは入稿済み、内容はぼんやり決まったかなー。

まあ頑張りましょう……。

防人作戦を終えて考えたこと

にねんよんくみさとうこおり

BOOTH公開しました

本題に入る前に宣伝宣伝。というか告知。こういうのは本題に入る前に載せたほうがたぶんいいんだとプロ作家さんの告知を見て学んだ。

やげあか新刊『ふたりは番刀』『吸血鬼薬研と餌の明石(R-18)』アクスタ付き保護者太刀本『落語研究会 漫才・関西保護者太刀』一次創作新刊『魔女の話』、全4種の新刊を含め、BOOTHを公開設定にしました。なお、二次のお話は無料PDFも置いていますので、買うまでじゃないけど読んでみようかなという方はそちらをどうぞ。

大侵寇防人作戦を終えて

ソシャゲのレイド戦って言われていたので、なるほどこれがソシャゲのレイド戦……と思いながらプレイしていました。とはいえおうちにあるWi-Fi専用iPadでしかプレイしないので、おうちにいるときにしかプレイしておらず、どんどん戦況が攻勢になっていくのをどこか他人事ですごいなあと眺めていました。七星剣の報酬までは辿り着いたんですが、もともとゲームプレイが得意なタイプじゃないのでゆるゆる進行で。経験値美味しいですね。小判もだいぶ溶かしはしたんですけどね。

主に使っていた部隊は、隊長明石国行、以下、薬研藤四郎、山姥切国広、にっかり青江、愛染国俊、不動行光。ときどき別部隊を第一部隊として出すことはありましたが、ほぼ隊長明石さんのこの部隊で挑んでいました。経験値が美味しかったので明石さん極はLv62、薬研さん極はLv73になりました。推しばかり育てるタイプ。

突然ストーリーらしいストーリーが始まったな?! みたいな感覚がないこともなかったんですが面白かったです。審神者みんなで敵に立ち向かっている感じがして、正直とうらぶってあんまりソーシャル要素を感じていなかったんですが、ソーシャルでした。

なんどかTLに流れてきましたが、ステージと難易度を分けて自本丸の育て具合によって初心者も熟練も楽しめる難易度設定は上手いな、と。そうやってプレイヤというか審神者がみんな挑めたのが特に良かった点かな、と思います。

突然のストーリーの功罪

刀剣乱舞Onlineを原案に各種メディアミックスを展開していて、今回特にステ逆輸入という声を多く見かけました。ミュでも三日月はかなり不穏だし、メディアミックスで情報先出しってのは危険な橋なんだなあと。見かけた指摘のとおり、Onlineが開発遅延を起こした結果だったようにも思えるんですが、だとしたら不幸なことだ。

とうらぶは各本丸がそれぞれの本丸を楽しんでいる箱庭要素もあり、三日月をほのぼのおじいちゃんとして愛でていた審神者さんにはショックを受けた方もいて当然かなあなんて思いました。三日月はとうらぶというゲームの顔である側面もありますが、とうらぶ自体が素材をお出しして好きなところだけ食べる、みたいな感覚があるので、長く自本丸設定でやっていたところに突然公式から「実は……」と設定を後出しされるのは、リアタイの良さであり悪さでもあるかなあとか。

リアタイで進んでいくお話に怯えたと言えば私は明石国行の極だったんですけど、あれはあれで幸いというか、私の好みの中に落ち着いてくれたんでよかったです。でも明石国行、実装時にすでに不穏要素がちりばめられていて、今回防人作戦で第一節に区切りがついたんですが、続きのお話に明石国行絡んでくるのかな……明石さんのいろんな面をみたいから楽しみではあるけど怖いな……。

突然相容れない設定を後出しされたらどうする

こおり本丸の場合。たとえば明石さんとか薬研さん。

そこから私の本丸の歴史がゲーム公式とは分岐するかもなあとかは考えます。元が歴史モチーフとはいえSF設定ですし、量子力学はあんまり得意じゃなかったですけど、パラレルというか重ね合わせという概念は私の創作をだいぶ救ってくれているのでまたそれに頼るかな、といったところです。

重ね合わせとはまたちょっと別機軸ですけど、うちの本丸の男士たちは私が望むように演じてくれている側面が少しある(私のいないところでは性格とか違うかもしれない)ので、公式と脳内設定とのどちらが演じている姿かはわかんないですけど、「こんな顔もあるんやで?」とにやり笑ってくれるかもしれません。体験型演劇アトラクション。

まあ最悪、パロディばっかりになるかもしれませんけどもー。

ところで夢絵という名のラクガキをネットワークプリントに登録したので一応告知。

MU5UAF3XUZ ~4/18の9時頃まで、ローソン、ファミマ等にて。

久々の一次創作本

お通販を開始できるのはもう少し先なのですが、久しぶりに一次創作の本を作ったのでその話。

もう全部パッキングしてるんですけど、久々の一次創作本『魔女の話』が出来上がりました。内容はほぼエブリスタにアップしていた『魔女たちの話』そのままで、それに少し手を加えたものです。文庫サイズ表紙込み34ページ、ペラいです。でも、いい本に仕上がったと自負しています。

少部数しか刷っていないのですが、本文PDFの無料配布については今のところ悩み中です。いや別にもともと再録ですし。加筆分を読んでもらって反応を知りたい気持ちもありますが、今のところはまだ「どうしよう」の段階。気が向いたらこのサイト内にアップします。

一次創作の無料PDFは、できるだけこのサイトに集約したいなあという気持ちがあります。ここ一応有料のサーバーを借りて運営しているサイトなのですが、私が書くことをやめたら(=サイトを手放したら)もう読まれなくていいかなあという気持ちがありますので。二次だと後からはまって読みたくなった人に読んでほしい気持ちが少しあるのでBOOTHとかに置く感じです。とはいえ衝動的に消したりするけど。

そうそう、9月の「そこの路地入ったとこ文庫」さんに委託のエントリーをしたので、去年末に立てた目標が一つクリアできそうです。ゴールデンウィークあたりにエッセイ本も頑張りましょうかねえ。

風雅本丸に遊びに行ったよ

だからこういうのは別記事立てたほうが、とは思うのですが、いいじゃんわたしのブログだしー。

ローストビーフちらし寿司
三日月イメージドリンク
三日月ドリンクと漫才師ともちカプ

クリエイトカフェ風雅さんの「風雅本丸~春の平安刀祭り~」にお邪魔してきました。すぐに満席になっちゃってキャストさんたちお忙しそうでしたね。美人を見ると心が潤いますね。しごといきたくない。

桜に隠れてキスするやげあかに見えませんかどうですか

今日は桜の日らしいので、何枚か近所の公園で桜を撮ったりなんかしました。

刀剣乱舞無双、クリアしました

土曜日にワクチン打ったら24時間後に最高38.3℃の熱が出てしんどかったです。そんなわけで昨日は解熱剤飲んで寝てたら一日が終わりました。夜中からごそごそととうらぶ無双をプレイ、クリアしました。熱は下がったよ。

ストーリー的なネタバレとか考察とかは、とりあえず今はブログでやるつもりはなくて、伏せ太に流してます。興味あったら読んでみてね。叫んでるだけだけど。

ゲームという媒体の強さ

もう10年くらい前の話になるんですが、わりと仲良くしていた一次の同人作家さんで作品を小説ではなくノベルゲームという媒体にして頒布している方がいらっしゃったんですね。もともとそれなりの人気サークルだったらしいので毎回完売御礼だったらしく(パケ詰め大変そうでした)。

で、私も久々にゲームをやってみてゲームという媒体は強いなあと思ったわけなんです。

ながらプレイが前提のスマホゲーとかソシャゲとかはまた別なんでしょうけど、ゲームってプレイしている間は他の事なんにもできないんですよ。手は操作に使うし、目は画面を追わないといけないし、どう攻略したらいいのか頭も使う。つまりプレイしている間はゲームにどっぷりってわけです。これは私が強さと考えるのと同時に弱さでもあって、スキマ時間しか作れない人にとってはプレイがしづらい。積みゲーになったり買わなかったり、ってことになるんだと思います。

で、幸いにも私にはプレイができて、クリアまで(攻略サイトはちょっと見たけど)自力でクリアまで辿り着いた。総プレイ時間が現在のところ25時間。のんびりプレイしていました。25時間どっぷりゲームに触れていたわけです。ちなみに「現在のところ」としたのは真エンドがあるらしく、そこにはまだ辿り着いていません。

以前何かで読んだのですが、愛着というものは接していた時間の長さに比例するらしく、質よりも量に依るのだそうです。25時間。普段の生活でそんなに長い時間触れるものってそんなにないわけですよ。普通の厚さの文庫本ならせいぜい3時間(すみません遅読です)あれば読み終えますし、ハマっているミュージカルだって1公演は3時間。好きなものは繰り返し接するから愛着が増しては行きますが、1周で25時間、せっかちで飽きっぽい私にはなかなか珍しい経験でした。

で、思ったんですけど、そんな「せっかちで飽きっぽい」人にも25時間プレイさせる技術のすごさですよね。とうらぶ無双だとひとつのマップが小さい(=区切りが早い)とか、区切りごとにミニゲームで息抜きができるようになっていたり、本丸に男士を配置するだけでレベルが上がることで躓きもしにくくなっている。まあ攻略サイト見るくらいには詰まったところはあるんですが(潜入ミッション苦手!!みつかる!!)、ほぼ自力でクリアまで持って行けましたし、そこまでにある躓きそうなところにはちゃんと前以てケアが行き届いているなあ、と思いました。ストーリー運びも伏線の見せ方とか参考になるなあと思いながらプレイしていました。

そして、刀剣男士が動く喋る戦う!という姿が目と耳で見られるのはやっぱり強いです。アニメとかもそうなんですけど、映像(音付き)というやつはすっと頭に入ってきやすいんですよね。小説を読むときみたいに文字列をイメージ変換とかしなくていい。まあ本当にすごい小説はそのイメージ変換で大魔法をかけてきてトラウマレベルの印象を切りつけてくることもあるんですが、稀なので。で、ゲームだとこれにプラスして「自分で動かした/選択した」という「体験」と結びつくわけですよ。これはつよい。大丈夫ですか私さっきから強いしか書いてないですけど。まあ大丈夫じゃなくても置いていくんですけど私のブログだし。

ゲームすごいなあって思ったんですよね。

私は小説を書いているわけですけど、小説書きにはマンガを描きたくて絵が書けなくて小説を書いている人がまあまあの割合でいるそうです。その人たちに伝えたい。

「ゲームの方が強いぞ(※ただし制作にかかわる手数は考慮しないものとする)」

カギカッコ内はわりと冗談なんですけど、そりゃこれだけ大変なものを作るには人もお金もかかるわけで、商売としてやるなら売れてくれんと困るよなあと当たり前のことを思います。刀剣乱舞無双、ゲーム初心者でも楽しめるのでよかったら買ってくれ。

ついでながら私が小説を書いている理由ですが、文章表現が好きとか一番プレーンな媒体だからとかもあるんですが、わりとおおきな部分に「一人だけで完結する」というのがあったりします。現代人ナノデ自分ノぺーすデ作業デキナイノハすとれす……趣味でストレス溜めたくない……。

そして薬研さんの白衣眼鏡とてもいいですね!!!!!

書きたいものと書けるもの

結局ここに戻ってきてしまうんだなあと考えないこともない日々。

書きたいものと書けるもの、わりと乖離があるんですよね。そういう人はわりと多くはあるとは思うんですが。

書きたいものは「人の心にぐっと刺さって繰り返し思い出さずにはいられないもの」なんですけど、書けるものは「なんとなくそこにあってそのまま忘れ去られてしまうもの」なんだよなあと、まあ、たまには悩むわけです。

私は私の書く物語に世界を動かす力なんてないと思っていて、これは籠解放会レーベルで出してるものなんかが世界を動かしたくて書いていたものなんですが、世の中わりと誰が言ったかが大事で、どこの誰とも知らない弱小モノカキが言ったところで影響力なんて0に近いわけです。

氷砂糖/佐藤こおりに書けるものは何だろう。

ルーツをたどってみましょう。小学生の頃は図書室の本の気になったものを片っ端から読んでいっていました。子供向けの名作ミステリや、学研マンガのふしぎシリーズ、お小遣からは講談社ティーンズハート文庫、母の持ち物だった手塚マンガ。

小学生の頃は私の第一期乱読期とでも言いましょうか、たぶん人生で一番本を読んでいました。多感な時期でもありますからこの頃の読書が根っこかなあと思います。ミステリは子供のころからずっと好きで、ミステリの「謎解き」要素は物語を作るときの軸になるものだと思うので、基礎はここかもしれません。ティーンズハート文庫は少女マンガ的なノベルレーベルですが、たまに私の書く恋愛ものが少女マンガと言われるのはここからかも。

中学生の頃はひたすら音楽を聴いていました。J-POPばっかりですけど。J-POP黄金期だったので本当にいろんな歌詞が溢れていました。たまに言っていますが、私の語彙力の基本はこの頃聴いていたJ-POPに由来するところが大きいと思います。ラジオっ子だったので売れ筋だけじゃないアーティストのCDを買ったりもしていました。

高校の頃は音楽と並行して第二期乱読期。寮に入っていて学習時間というのがあったのですが、私は夜が覿面に弱くて、勉強はできなくてもせめて起きていられるように、と図書室の本を借りて読んでいました。村上春樹や江國香織と出逢ったのもこの頃。芥川龍之介とかも読んでいたんですが、それよりも現代文学に触れて衝撃を受けたのがこの頃だったかなあと。

大学に進学してからは本からはすっかり離れてしまい、レンタルビデオで映画をいろいろ観ていました。私は自分でお話を作るとき、頭の中でカメラをぐるぐる回しているようなイメージがあるんですが、それはこの頃に映画漬けだったからかもしれません。岩井俊二が好きでした。あと、私が唯一くらいにちゃんと読んだ文章の書き方の本と出逢ったのも大学生の頃ですね。『理科系の作文技術』という授業の副読本でレポートの書き方とかについての本なのですが、私の文章が動線がはっきりしているみたいなことを言われていたのはこの本の影響かも、なんて思ったり。

ルーツと言えそうなのはこのあたりまででしょうか。ごく普通の何の華もない人生ですが、まあ華のある人生は大変なのでこれでいいんです。本音を言えばもっとずっと平穏であってほしかった。

書き出してみて思ったのは、やっぱりインプットが足りないんでないか、ということですかねえ。そして流行を追いかけるのは昔はわりと得意としていた気がするんですが、最近はもうしっかり腰を据えたほうがいいのかもなあと思わないこともないです。トライ&エラーの試行回数が多い方が精度が上がるのは当然で、アウトプットのときもそうなんですがインプットもとにかく数を稼ぐのも大事かなあと思いつつ……億劫で……。

私にしか書けないものなんてそもそもないと思っていて、結局「書こう、書いてから考えよう」になってしまうのが私の脳筋なところ。

福岡市科学館にアインシュタイン展を観に行きました

理論を体感ゲームに落とし込んでいたり、直接触って観察できる展示も多く、なかなか面白かったです。ただ、個人的にちょっと考え込んでしまうような、落ち込んでしまうようなパネルを読んだので個別で記事を立てる気にはなれませんでした。まあ具体的に言うと、平和や政治に関するアインシュタインの姿勢というかが垣間見えるパネルだったわけですが。昨今の情勢を眺めていて、私は考えも覚悟も足りないなあと思っていたのでなんだかそこを見透かされたように思えてしまったんですよね。展示自体は大変面白かったです。下の画像はなんかよかった氏の日本滞在の感想の手記です。