テキレボ4、レポ(委託&企画主催)

いいかげん書かないと忘れ去ってしまうので何とか頑張って書く。

Text-Revolutionsの第4回に委託参加しました。
今回は「空想生物発見し隊」というイベント内企画の主催もやったぜ。
というわけでレポです。

【あんまり覚えてないけどWEBカタログが開く前くらいまで?】

テキレボ3のときに企画やるやる詐欺をしたので、今回はちゃんと企画をやりたいな、と思って、んで新刊に空想上の生き物が結構出てくるな→空想生物集める企画にしようと安易に。ネーミングセンスを分けてください。

新刊に取り掛かったのはテキレボ3が終わった頃だったかな。遅筆なのでちまちまやり続けて、8月中に納品されました。

業務でWordPressを触った経験というか、練習でWordPressを使ったサイトを確保して、サークルサイトとして絶賛いじり中だったので、空想生物発見し隊はここをホームとすることに。
委託だしお金もないし、MAPというかペーパー的なものはここでPDFを公開してDLしてもらおうと考えました。私みたいに自分用のプリンターを持ってない人のためにネットプリントも活用しよう、と。

委託したのは既刊『lesson』と新刊『月のワインの試飲会』の2種。
『lesson』は手元残部が少なかったので全突っ込み、『月ワイン』は刷った分の半分くらいを委託しようと考えました。

『月ワイン』は(前に構想を書いたように)連作掌編集なので、公式アンソロにはそのままワンエピソードを投稿できるように考えていました。
(公式アンソロがWEB公開されたら結構好評で、アンソロを見て買ってくれたという声をいくつか拾いました)

【WEBカタログオープン前後?】

「空想生物発見し隊」の企画ページに続々とエントリーが集まり始める。
サイトにエントリー作品のリストを作っていたのだけど、原則コピペでポンで作業しました。一応、リストを更新したらツイッターで一言コメントをつけて流してましたが、どうせなら企画アカウントでも作ってbotででも情報を流した方がよかったのかな、とも思っていた。
思っていたけど結局自分のアカウントのみからの発信で済ませました。
企画としてのテキレボさんとのやりとりは、原則、サイボウズLiveを使ってでした。

公式アンソロの感想をたくさんいただいたけれど、原則、リプライになっていないものにはコメントしない方針で。例外はフォロイーさん。
でもラブるのとRTはしました。
あと、自分でニヘニヘする用(と言いつつオープンなんだけど)のトゥギャッター(更新中です)にもまとめました。ご了承ください。

ナギノさんのおかん発言から「おかんbot!」と茶化す。→まるた曜子さんを巻き込んで「あねごbot!」と茶化す。→「テキレボのおせっかいなおかん&あねごbot」を作ってしまう。
アカウントもってるんだし、と、このbotの情報共有もサイボウズLiveを使いました。

【テキレボ4直前】

委託参加の書類などが届いたのがテキレボ直前だったのでバタバタしました。個別伝票などが届いてから仮で箱詰め。60サイズの箱をいつも使っているのでギッチギチです。
個別伝票はせめてあと4h早く欲しかった。日曜の夜ってもう月曜日からを戦う準備に移ってるんで……。
あ、でも、マニュアルはすっごくわかりやすくてよかったです。

お買い物代行も申し込んで、オートサム壊れてるんちゃうかと思うのは一般的なあるある話らしい。

代行が締め切られてから、うわさに聞いていた「5冊以上の代行依頼があると届くメール」が届いておののく。
ちょっと悩んで(主に箱の大きさ)、すこーしだけ依頼のあった本の納品数を増やした。

セブンイレブンから行ってらっしゃい!

直前の一週間くらいは仕事が忙しい&体力作業(実はテキレボのある三連休で事務所引っ越しでした)でへろへろ。
ツイッターでの宣伝も思うようにはできず。

【当日】

持病の診察日で、体調も悪かったため注射を打たれて帰ってきて倒れてました。

夜になって起き出して「テキレボ」でヤフーリアルタイム検索。
あと、おかん&あねごbotのツイート設定をいろいろと変更。

【三連休中】

「テキレボ」や「テキレボ戦利品」でヤフーリアルタイム検索。
早々とupされている写真をラブったり、レポを読んだり。

【三連休明け】

引っ越し後のいろいろセッティングとか、機材仕舞って溜めてた仕事片付けたりとかで、仕事でへろへろりん。
しかも引っ越し祝いとかで水曜飲み会でもういやだ。

【委託品&お買い物代行品帰還】

まず委託品の残チェック。
たくさん旅立ってテキレボんドリーム!!
ただし、完売札getには至らず。無念。
増やさなくても完売はしなかったようです(にっこり)
お買い物代行品のチェック。
1冊だけ売り切れだったものの、他はgetできました。
スタッフのみなさん、メンバーズのみなさん、お世話になりました!
お手に取って下さった方ありがとうございます!!
お楽しみいただけると幸いです!!

お買い物代行品。
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【で、反省点とかは?】

直前一週間仕事でへろへろしてたのは、やっぱりまずかったかな、と。
一番宣伝できていたのは代行〆切の時かしら。

今回企画は、「鳥散歩」さんと自分の「空想生物発見し隊」のふたつと、「作品紹介アシスタント」さんへの依頼。
あんまりカップリング(男女問わず)に書く方で興味が湧かないのでこのくらいしか参加できないかなーと思います。ポスカはデザインセンスが必要だし。

企画主催は思ったより大変。
一応企画サイトには「最大で5日程度お時間を頂く」旨を記載していましたが、メール見たらすぐに作業しないと鳥頭なので忘れてしまう。
これはもう自分の性格なので、こんなに焦ってやる必要はたぶんないと思います。

ただ、企画を主催すると「へーこんな作品があるんだ」って情報が集まってくるのはとてもよかったです。
お財布の都合上、企画エントリーの全部を買えなかったのがホント申し訳ないです。どれも読みたかった……。

とはいえテキレボんドリーム。
ギチギチの箱で送り出したので、お買い物代行品が入るか不安だったんですが、なんと! お買い物代行の代金を相殺できたようです!
前述のとおり、公式アンソロで販促を行えたのは強かったなと思います。
あーでも作風もあるかもしれない。
新刊は「キャッチーでプチプラ、手に取りやすい」をコンセプトに作ったので。そこは成功したかなって思います。

【次回は4/1とのことで、今のところ考えていること】

・ おかん&あねごbot、調整してまたやろう。(現在つぶやき停止中です)

・ 公式アンソロは早く提出するとたくさん読まれるようなので早めに提出しよう。

・ 公式アンソロは新刊のためし読みと位置付けたものを絡めると本が売れる気がしたので、今書いてる新刊になんとか無理矢理からめよう。

というあたりで、書いてて疲れた。(noteからの転載)

『図書館戦争』がなぜこんなにも私にツボだったかを考えてみる(ネタバレ有)

ネタバレ有なので、見たくないかたは即座にお戻りください!

 

有川 浩『図書館戦争』を読みました。角川文庫版。ごめん、B○○K ○FFで買った……。

手に取ったきっかけは幼馴染に「読んだことある? 面白かったよ。なんとなく氷砂糖ちゃん思い出して」とメッセージを貰ったこと。
幼馴染とは連絡先は知ってるしFBでつながってるんですけど、近況にイイネ付け合うくらいで、メールとかメッセージとかは久々でした。

映画にもなっていたし、マンガも出てるそうだし、ドラマにもなってたんだっけ?
ツイッターみてると本読みさんの間では既に基礎教養の域。

なぜ今まで手に取らなかったかというと、だいたい以下の3つ。

・ オタク以外の間でも話題になってたので、時間があるときにでも映画でもレンタルすればいいかなって思ってた

・ 流行りを「後追い」するのがちょっと悔しかった

・ 読むのが面倒だった

最後のはわりと悩ましいところで、家にいるとほとんど本読まないんですよね、私。
家って誘惑いっぱい。パソコンとかテレビとか。加えて、病状が安定しないときは長い文章読んでも頭に入ってこなかったり。

そういうわけで、子供の頃に本を貸し借りもしていた間柄である幼馴染にオススメされたのは、どーんと背中を押してもらえたことなんです。

で、読んだんですが、
めちゃくちゃ面白くて、超ツボでした……!!
勧めてくれた幼馴染に超感謝……(ほろり)
(語彙力)

さて、読む前の『図書館戦争』のイメージは、「現代風刺SF」というものでした。
主に読んだ人の発言の印象による。

読んだ直後の印象は「SF設定のお仕事エンタメ」となりました。

一応書いておくのだけど、私の中の「SF」というジャンルはすっごく幅広くて、サイエンスフィクションはもちろんSFだし、ディストピアものもSFに入れちゃってるし、未来のことを扱っているものはだいたいSFでいいかなーって認識だし、まあ要するに科学的であれ仕組み的であれ「理屈があるものはSFのような気がする」って感じです。

映画もマンガも見ずに読んだので登場人物のビジュアルイメージってまっさらだったんですが、読んでいるときの顔のイメージはこんな感じでした。

郁 …… 高校のときの陸上部の後輩
堂上 …… 暗殺教室の烏丸(マンガの)(桔平さんでもいいかも)
柴崎 …… ガルパンのダージリン(アニメ見たことないけどツイッターでネタマンガが流れてくるからそれ)
小牧 …… 銀の匙の相川
玄田 …… ハガレンのアームストロング(弟)

手塚だけなんか顔のイメージがあんまりわかなくて、でもそれでもインテリ系のシュッとしたスマートな感じを想像。
二次元三次元が入り混じってますが、イメージなんてそういうものだ、イメージとはイデアだ(?)

この読了直後の時点での「なんで私にツボやったんやろ分析」は、

・ もともと「男性社会の中に入っていって活躍する女性」というストーリー(フィクション/ノンフィクション問わず)が好き

・ 熱血バカ主人公が好き

・ 主人公の周囲の人々(特に男性)のいやらしくないインテリ感が好き

・ 風刺の効いた設定が読みやすいエンタメになってたから好き

・ 女性主人公の商業小説を超久々に読んだから新鮮だった

この5つくらいでしょうか。
最初のはウオッカ(@64年ぶりダービー牝馬)とか菜七子ジョッキー(@JRA)が好きなのと同列な感じです。なんでどっちも競馬か。
ふたつめは少年漫画読むときのメンタリティ。
みっつめは性癖。
よっつめは500文字小説とか超短編競作とかのあたりで普段から好んでるものですね。
最後のは、確認したら2年ぶりでした。同人誌で読んではいます。

で、なんかそんなことをぼやぁっと読書メーターに登録して、他の人の感想をつらつらと読んでいってたんですね。
多く言及されてて気付いた。

そうだ、これ、ラブコメだ!!!

やばいっすよ、商業のラブコメなんて読むの、マンガ含めてもいつぶりよ。
最後に読んだのってティアラ文庫じゃ。

ラブコメと認識すると、読んでるときに思わず笑っちゃった「手塚から郁への告白」とか「郁と堂上とのイチャラブ未遂」とか、まさにそれやん!!

で、読書メーターの他の方の感想で、巻末スピンオフ(と対談)の存在を知る。
うん、あとがきから先読んでなかった。
商業のあとがきって「キャラとして面白いと認識してる作者」のものしか読まないんだよ基本……。

なのであとがきから残りを読んだのですが、
スピンオフ、べったべたに甘いな!!!!!!
やば、堂上かわいい

シン・ゴジラ関連で「うわべだけの恋愛を入れられても興ざめなんですよ!」みたいなツイートを最近よく目にしていたわけですが、『図書館戦争』読みながら「こういう描き方だったら恋愛入れられても面白いのになあ」と思っていました。

ちがうのね。
「恋愛を入れてる」んじゃなくて、「恋愛がメイン」なのね。そりゃメインテーマだったらしっかり描かれるわ。
読みながら思っていたことを解説されたようで目の前が開けました。

さて、以下は読みながらイイナと思った部分。
この記事地味にすでに書き始めてから2h以上経ってて、疲れてきたので簡単に。

 

 

「お前は脊髄で物を考えるクセをどうにかしろ、案件は脳まで持って行け」

 

「お前、俺と付き合わないか」

 

「犯罪者に対して法を守る必要はない、と仰いますか?」

 

「キズモノだからって弾くような男と結婚するのは構わないのか、それ」

 

「堂上教官は痒くないんですか、あれ」
「痒いに決まってるだろうが」

 

ひけらかすみたいに難しい言葉使うのやめときな、親切じゃないから

 

「今に見てろチビ! 大っ嫌い! だって」

 

2巻以降は書店で買います!

こういうのって最後にアフィリエイトリンクとか張ったらいいんです?
アフィリエイトってどうやるのだろう、だれかおしえてー(ggr)