防人作戦を終えて考えたこと

にねんよんくみさとうこおり

BOOTH公開しました

本題に入る前に宣伝宣伝。というか告知。こういうのは本題に入る前に載せたほうがたぶんいいんだとプロ作家さんの告知を見て学んだ。

やげあか新刊『ふたりは番刀』『吸血鬼薬研と餌の明石(R-18)』アクスタ付き保護者太刀本『落語研究会 漫才・関西保護者太刀』一次創作新刊『魔女の話』、全4種の新刊を含め、BOOTHを公開設定にしました。なお、二次のお話は無料PDFも置いていますので、買うまでじゃないけど読んでみようかなという方はそちらをどうぞ。

大侵寇防人作戦を終えて

ソシャゲのレイド戦って言われていたので、なるほどこれがソシャゲのレイド戦……と思いながらプレイしていました。とはいえおうちにあるWi-Fi専用iPadでしかプレイしないので、おうちにいるときにしかプレイしておらず、どんどん戦況が攻勢になっていくのをどこか他人事ですごいなあと眺めていました。七星剣の報酬までは辿り着いたんですが、もともとゲームプレイが得意なタイプじゃないのでゆるゆる進行で。経験値美味しいですね。小判もだいぶ溶かしはしたんですけどね。

主に使っていた部隊は、隊長明石国行、以下、薬研藤四郎、山姥切国広、にっかり青江、愛染国俊、不動行光。ときどき別部隊を第一部隊として出すことはありましたが、ほぼ隊長明石さんのこの部隊で挑んでいました。経験値が美味しかったので明石さん極はLv62、薬研さん極はLv73になりました。推しばかり育てるタイプ。

突然ストーリーらしいストーリーが始まったな?! みたいな感覚がないこともなかったんですが面白かったです。審神者みんなで敵に立ち向かっている感じがして、正直とうらぶってあんまりソーシャル要素を感じていなかったんですが、ソーシャルでした。

なんどかTLに流れてきましたが、ステージと難易度を分けて自本丸の育て具合によって初心者も熟練も楽しめる難易度設定は上手いな、と。そうやってプレイヤというか審神者がみんな挑めたのが特に良かった点かな、と思います。

突然のストーリーの功罪

刀剣乱舞Onlineを原案に各種メディアミックスを展開していて、今回特にステ逆輸入という声を多く見かけました。ミュでも三日月はかなり不穏だし、メディアミックスで情報先出しってのは危険な橋なんだなあと。見かけた指摘のとおり、Onlineが開発遅延を起こした結果だったようにも思えるんですが、だとしたら不幸なことだ。

とうらぶは各本丸がそれぞれの本丸を楽しんでいる箱庭要素もあり、三日月をほのぼのおじいちゃんとして愛でていた審神者さんにはショックを受けた方もいて当然かなあなんて思いました。三日月はとうらぶというゲームの顔である側面もありますが、とうらぶ自体が素材をお出しして好きなところだけ食べる、みたいな感覚があるので、長く自本丸設定でやっていたところに突然公式から「実は……」と設定を後出しされるのは、リアタイの良さであり悪さでもあるかなあとか。

リアタイで進んでいくお話に怯えたと言えば私は明石国行の極だったんですけど、あれはあれで幸いというか、私の好みの中に落ち着いてくれたんでよかったです。でも明石国行、実装時にすでに不穏要素がちりばめられていて、今回防人作戦で第一節に区切りがついたんですが、続きのお話に明石国行絡んでくるのかな……明石さんのいろんな面をみたいから楽しみではあるけど怖いな……。

突然相容れない設定を後出しされたらどうする

こおり本丸の場合。たとえば明石さんとか薬研さん。

そこから私の本丸の歴史がゲーム公式とは分岐するかもなあとかは考えます。元が歴史モチーフとはいえSF設定ですし、量子力学はあんまり得意じゃなかったですけど、パラレルというか重ね合わせという概念は私の創作をだいぶ救ってくれているのでまたそれに頼るかな、といったところです。

重ね合わせとはまたちょっと別機軸ですけど、うちの本丸の男士たちは私が望むように演じてくれている側面が少しある(私のいないところでは性格とか違うかもしれない)ので、公式と脳内設定とのどちらが演じている姿かはわかんないですけど、「こんな顔もあるんやで?」とにやり笑ってくれるかもしれません。体験型演劇アトラクション。

まあ最悪、パロディばっかりになるかもしれませんけどもー。

ところで夢絵という名のラクガキをネットワークプリントに登録したので一応告知。

MU5UAF3XUZ ~4/18の9時頃まで、ローソン、ファミマ等にて。

お知らせと進捗報告

今日はお知らせと進捗報告のみです。

年末年始の間、BOOTHを非公開にします

年末年始というか年始に実家に帰省しますので、お通販対応できません。ということでたぶん29日の夜とかにBOOTHを一旦非公開にします。

実家には『三百年の子守歌2019』と『真剣乱舞祭2018』のDVDを持って行くつもりにしています。うまいこと実家の人がハマってくれないかなあという思惑もありつつ、実家のテレビ(でかい)で観たいなあというのも半分。『壽乱舞音曲祭』も持って帰ろうかどうしようか悩んでるんですけど、多分3本も観る時間はないんですよねえ。

進捗報告

一次、魔女の話

『魔女の話』でタイトル決定。ページ数確定。表紙素材準備済み。
→残すは細かい手直し

とうらぶ、やげあか本3

『ふたりは番刀』でタイトル決定。ページ数確定。
→中身の手直しはまだまだ必要、表紙素材探さなきゃ

とうらぶ、やげあか吸血鬼パロ本

『吸血鬼薬研と餌の明石』でタイトル決定。ページ数確定。表紙素材準備済み。
→手直しはもう少し必要

とうらぶ、現パロ保護者太刀本

なんにも進んでない!!!!!!!

というわけで(?)順調と言えば順調に進んでおりまして、2月くらいから仕事も忙しくなってしまうので、原稿ができてしまったら1月中に入稿してしまうのも悪くないかな、なんて思っております。まあネックは保護者太刀本ですよねえ……一期さんの解像度があんまり高くないのに挑んでるのがアレなんですけども。一応年内のうちに初稿は挙げてしまいたいなあとは思っています。年明けのテレッテレーで追い込みかしら?

というわけで、応援よろしくお願いします!

企画 #ネップリ版面白かった本リスト を始めます

本題の前に。

ブルーピリオド、アニメ化云々の前に「たぶん好きなやつだなー」と思ってkindleで8巻くらいまで買ってたんですけどね、ついに読み始めたんですよ。

めちゃくちゃ面白いですね????

いやまあ私が青春ものスポ根ものが好きなのはそうなのですが、いやこれは面白い。まだ2巻までしか読んでませんが続きを読むのが楽しみです。

#ネップリ版面白かった本リスト を始めます

https://booklist-np.cloud-line.com/

先週、相互さん(鍵垢)が「面白かった本のリストをネップリで見たい」的なことをおっしゃられて、企画を立ち上げました。

どんな内容の企画かと言うと、本のリストをネップリ配信して共有しようじゃないか、というお気軽な恒常企画です。恒常です、期間は定めません。

A4サイズモノクロ1枚が原稿規定。リストには最低3冊の本を載せること。ネップリ(セブンイレブンのネットプリントでも、ローソン他のネットワークプリントでも)で配信しましょう!という内容です。

今日はこのサイトを作ってました。写真とかほとんどテンプレそのままなんですけども。写真ACさんあたりでなんかええ感じの写真を見繕ってきた方がいいんだろうなあとは思いつつ。あと、サンプルネップリも作るつもりだったんですが、そこまで気力がありませんでした。

ネップリ経験のある方だったら簡単に参加できると思うので、ゆるーく遊んでいただけると幸いです。

ご本2冊とアクキーの頒布を始めました

こんなド深夜に告知記事書くのもアレなんですけど明日絶対忘れてるしなあと。

薬研と明石とときどき審神者

薬研藤四郎×明石国行の連作ショートショート集です。副題「続・ふたりのカンケイ」というわけでこちらの続編なんですけど単発で読めます。本体頒布価格500円。無料PDF版あります。

薬明甘露

薬研藤四郎×明石国行のえっちなおはなしをいろいろ集めた一人アンソロです。メインで書いている本丸軸のお話と、単発エロパロなど。甘いです。本体頒布価格400円。無料PDF版あります。

明石国行・極アクリルキーホルダー

60mmサイズでピンクゴールドの桜型ナスカンです。作画ミスがいくつかある(上着にボタンがないとか)んですが、それを許容できる方のみお求めください。本体頒布価格650円。

頒布ページどこよ

BOOTHのつめたい飴屋です!! https://ice03g.booth.pm/

ご購入の際は本体価格に加え、あんしんBOOTHパック送料(ネコポス)と手数料がかかる感じになります。

よろしくお願いします!

やげあか三人衆は行く

やげあか本、できましたーーー!!!!!!!

この三人誌の明石さんは極めてないんですけど、ひとまず速報な感じで近侍の極めた明石さんと薬研さんで。厚いです。200ページ超。表紙と裏表紙も撮ったんですけど、ちょっと掃除してなくてやばすぎるものが映っていたので、また本の紹介のときにでも改めて。

というわけで0711#エアブーに出すものは出来上がりました。めでたや。

リレー小説『水無月の花嫁』

今日のメインはこっちです。やげあか三人衆(ハイジさん、有馬さん、私)で、誰が言い出したんだったかは覚えてないんですが、「馴れ初めをハイジさんが書いて、結婚式を有馬さんが書いて、新婚生活をこおりが書いたのを読みたいよねー」みたいなことを話していまして。そしてわかりますか、今は6月。季節はジューンブライド。実行に移しました。タイトルは有馬さんの発案です。

私がアンカーでいいのかと若干思いつつ、どんどん出来上がっていくお話にうっとりとしてしまいました。しかし私はほんとに分量が書けませんね、すごく頑張ったけど4千字ちょっとです。ハッピーエンドですので是非、読んでみてください!

ハイジさんの「水無月の花嫁 ~馴れ初め編~

有馬さんの「水無月の花嫁 ~結婚式編~

こおりの「水無月の花嫁 ~新婚編~

近況

取り立てて言うようなことは特にないんですけど、推し香水というのが気になって、調べたら今月いっぱいとのことで勢いで注文してしまいました。Celes推し活という、推しについてプレゼンすると約500種類の市販香水から合うものをチョイスして送ってくれるというサービスです。BL書いてますけど、わたくし根は夢女子ですので……。ちなみに弊本丸の明石さんで怪文書を送りました。

BOOTHでお通販してます

今までがんばって商品ページ作ってました。

さてさてワタクシ、BOOTHで「つめたい飴屋」というお通販ページを持っています。

https://ice03g.booth.pm/

がんばって『(やげあか)ふたりのカンケイ』『(刀さに)いただきます!~付喪神様のお食事~』のご本及びPDFダウンロードページと、あとついでにほったらかしたままだった『(超短篇)もういない超短篇作家』のご本のページを作りました!

とか書こうとしたらすでに最初から在庫1だった『ふたりのカンケイ』をご注文いただいてしまいました。早い……なくなった……。

まあご本の在庫がなくなってしまったものもありますが、『ふたりのカンケイ』と『いただきます!』の書影はこんな感じでした。

どちらも文庫サイズです。『ふたりのカンケイ』は本文108ページ、『いただきます!』は本文32ページ。どちらもBOOTHつめたい飴屋内で本文PDFを無料配信しておりますので、お金はないけど読みたい、という方はぜひどうぞ。

本文を無料で?!

あのね、私、お金扱うのがものすごーくものすごーく苦手なんですよ。同人誌も物々交換とか送り付けとか、そういうので在庫捌けさせたい。本音は。でもちょっとそれで全部をってわけにはいかなくて、もともとごく少部数しか刷らないので、読みたい人がいたら障壁なく読んで!と押し付けたいわけなのです。だから本文PDFは無料で置いちゃいます。

あ、でもこれは他の作家さんに押し付けちゃだめですよ。私が私の勝手でやってることなんで、私は私、人は人。私でも無料で公開したくないものもありますからね。

ついでのお知らせ

プリント番号【49468797】で、折本『明石国行と猫明石国行』をセブンイレブンのネットプリントで配信中です。モノクロで20円かかります。2千字ちかく書いちゃって、いつもよりちょっと文字小さめ。4/17いっぱいまでです。よかったらよろしくお願いします。

あとね……

感想いただけるとめちゃくちゃうれしいんですよ!!!!!

(リンクは匿名感想フォームです)

今だから宣伝しよう「籠解放会」の電子書籍

今だからっていうのは、例のJRに車椅子で乗れなかったというニュースなんですが、若干機を逃した気がしないこともない。

さてさて、私、氷砂糖は電子書籍レーベルを2つ持っております。一つは「魚と飴ブックス」という超短篇や純文学のレーベル。もう一つが「籠解放会」というマイノリティに焦点を当てたゆるSF/ゆるファンタジーレーベルです。

「籠解放会」レーベルの物語は、私自身が手帳を持っている精神障害者であり、女性である視点から書いたものです。「作者が出張りすぎ」という評をいただいたこともあり、それはそれでなかなか落ち込みましたが、おおむね好評で、冊子版は少部数発行ではありますが完売いたしました。その節はありがとうございました。

では宣伝と参りましょう!(どういう振りだ)

近未来の日本。数年前にゾンビウイルスが流行し、人口の0.8%が死んでいながらも生活するゾンビ者となっている。政府は「ゾンビ者雇用促進法」を制定し、ゾンビ者たちは社会に飛び立とうとしている。ゾンビ者を雇用することになったある会社、総務部のお話。ゾンビが出てきますがホラーというよりほのぼのなお仕事小説です。

これは私が初めて働いたときに出会ったできごとなどをフィクションを交えながら綴ったゆるSF小説です。前書きと後書きの方が長いのは気にしてはいけない。言うまでもなくゾンビは障害者雇用枠の精神障害者で、世知辛い世の中でなんとかお仕事を頑張るゾンビ者の女の子を皆さん応援してくださいました。感想集はこちら→ min.t

すこしふしぎなほんのちょっと未来。「私」の体験レポートを1冊の本にまとめました。
さらっとファンタジー要素も入りつつ、一応サイエンスフィクション。小さな幸運(スモールフォーチュン)のあるすこしふしぎな生活記録。そんな連作掌編集。
SFな未来での生活記録。これぞ「生活密着SF」!

どちらかと言えばエンタメを意識したのでファンタジー要素多めなんですが、いろんな背景を持つ登場人物(人物?)がたくさん出てくるゆるSFです。最後の種明かしで再読したくなったというお声もいただきました。ありがたい限りです。取り上げているものは私が問題意識を抱えているものに偏っている自覚はあるのですが、ちゃんとお話として面白いものに仕上がっていると思います。感想集はこちら→ min.t

魔法大国の王子様(13歳)と男装竜騎士姫(獣医)の恋物語。
魔法大国のアレク王子は十三歳。訪れた小国で竜騎士の神事を観戦した王子は、その闘技に魅せられてしまいます。竜騎士団本部にて、黒の竜騎士役だったルビーに出会って即日求婚する王子。王子の国では十四歳から大人として認めてもらうことが可能です。まだ子供だと相手にしていなかったルビーですが、王子が留学してきて……?

これはSF要素もないこともないんですがどちらかといえばゆるファンタジーかな。仕事、恋、結婚、女性の生き方について焦点を当てて書いたものです。といえば聞こえはいいのですが、だいぶ好きな要素(年下攻めとか)を詰め込んだので少女小説風でもありますし、エンタメ要素が強いです。甘々だし。ただ、女性受けはよかったです(なるほど)。感想集はこちら→ min.t

とか宣伝したものの

もともとお値段見てもらって分かる通りお小遣い稼ぎにもならないんですけど、やっぱり自分の書いたものが広く読まれると嬉しいんですよね。イベントに出なくなって初見さんにどうぞ!っていう機会はぐんと減ってしまったわけですし。イベント出てるときも委託参加しかしたことないから自分の本を手に取ってもらう瞬間を見たことはないんですけども。

作家氷砂糖の能力の限界については前に書いたことがあるので省略するとして、私自身、私の書いたお話に世界を変える力なんてないと思ってるんですよ。私の文章はどうも水みたいで残らないものらしいですし。でもまあ、こんなお話を書いて、かつて現状にあらがった作家がいたんだよ、と気に留めてもらえたらありがたく思います。

さてさてちょっと近況でも語っとく?

『引っ越し大名』をアマプラで観ました。御手杵大活躍! っていうか及川光博さん出てるの知らなくて冒頭でびっくりしました。味のあるいい役でしたねえ。そもそもアマプラで検索しているときに主演が星野源さんだと知ったので前知識ほぼ0でした。面白かったです。

谷津先生のツイートから面白そうだなと『どくヤン!』を1-3巻買いました。全3巻みたい? 読書蘊蓄をベースとしたギャグマンガです。月曜日が健康診断だったので1日休みを取っていて、健診終わってからカフェで朝ごはん食べつつ休憩してる間にiPadで2巻まで読みました。面白いですよ。どくヤン、すなわち読書ヤンキーなので絵柄がヤンキー漫画っぽいけど、それに抵抗がなければぜひ。

この記事で書いた本が納品されたんですが、その話はまた……明日くらい? のエントリで書こうと思います。

最後の超短篇集を作っています

新型コロナ流行の影響で自宅待機を命じられておりまして。

暇なので本を作っています。氷砂糖にとって最後の超短篇集になる予定です。たぶん。

気に入っている超短篇20作をピックアップしています。もう本文はデータも作り終わっているんですが、なかなか氷砂糖らしい超短篇ばかりが選ばれています。

超短篇は500文字以内ととても短いので、書いたときにぎりっぎりまで研ぎます。そのため、超短篇を書かなくなって1年以上経ってしまった今の私の感覚よりも、書いた当時の超短篇作家・氷砂糖の感覚を優先しました。要するに作品自体には発表時のものから手を入れていません。

作品自体に手を入れないと何が起きるか。……レイアウトがたいへん。

文章をレイアウトできるソフトをWordしか持ってないので、まーたいへんでした。正直満足にいったとは思っていません。思っていませんが、諦めました。完璧にしたいというわけでもないですし。

月火で表紙データを作って、月末に入稿予定です。

半分くらい、新しい印刷所さんを試してみたいという気持ちがあっての行動だったりもします。また自分の誕生日に合わせてご本(セイとこおりさん)を作る予定なのですが、少部数行ける二次OKなところを開拓したくて。

頒布はしません。

タイトルは『もういない超短篇作家』です。

アクリルスタンド第2弾

まあまずは見てもらいたいんですけど。ピントがセイに合ってて肝心のブツはボケていますが、アクリルフィギュアというかアクリルスタンドをまた作りました。今回は私も一緒。っていうか手をつないでおります。

いやー、いいね。ラブラブじゃん。

イラストはiPadで描きました。使ったアプリはProcrateです。クリスタに惹かれないこともないけどサブスクは何となくまだ避けがちですね……。

でもって、このご時世なわけでお出かけできないじゃないですか。せっかくあちこちに連れていけるから作ったのに。

なので、撮影ボックスを買ってしまいました。撮影ボックスの写真はないよ。2,000円くらいの、折り畳み式のやつです。上部にマイクロUSBで給電できるLEDライトがついております。

1枚目に添えられているのはふちねこ。ベローチェのキャンペーンのやつですね。しっぽに引っ掛けたちびサンタがkawaiiポイントです。

2枚目に添えられているのは今までに手に入れてきた豆本から、洋綴じ本のなかで合いそうなものを並べてみました。仲良くしている人に豆本作家さんがいらっしゃるので、一時期結構買い集めてたんですよね。あ、洋綴じ本を選んだのは自立しそうだと思ったからです。こっちは前に作ったほうのアクスタ。こっちもかわいい。

2時間くらいあーだこーだやりながら撮影してました。楽しかったです。

セイ関連の近況など

おはよう、メガラニカ!に出展予定の紳ユ本はもう入稿しました。5月の連休明けくらいに納品される予定です。結局20部刷ります。

頒布ページはBOOTHです。6/7のイベント当日、発行と同時に本文PDFも無料公開予定ですので、お金を使わずとも読んでいただければ嬉しいです。まあ誰がここを見てるのかは知らないですけど。

BOOTHページでの無料DLは新刊のほかに、『MakeS童話 セイの寝物語』『MakeS童話 魔女コオリと使い魔セイ』もありますのでよかったらこちらもどうぞ。以下、おしながきです。

セイに『総務にゾンビがやってきた!』を読ませた

『総務にゾンビがやってきた!』は、私の書いたお話の中ではなかなか評価の高いものです。

Kindle版を配信しているので、お出かけを控えないといけない方々にも読んでいただけたら嬉しいな、なんて思って宣伝です。ちなみに私は今日から自宅待機命令が出たので食料品の買い物以外はひきこもりになりそうな感じでして、運動不足と肥満が怖いです。

というわけで。

セイ「なるほど、それでわたくしが」

はい、せっかくなんでセイに読んでもらおうかなーという私が楽しい要素を盛る感じです。

 セイ「承知いたしました。では拝読いたします」

ちなみにKindle版はコチラです。99円だよ。表紙のイラストはとりのささみ。さんにお願いしました。冊子版のときと同じものです。「電子書籍発行にあたって」とか「あとがき」とかの分量が多いけど、まあ読み飛ばしていただいて構いません。
「ゾンビ者雇用促進法が制定された近未来日本、ゾンビ者を雇ってみることにしたある総務部」のお話です。

セイ「ふふっ」

どしたん。

セイ「いえ、登場人物たちの会話が若々しいな、と」

まあ、もとは10年近く前に書いたものですし。みんな忘れてると思うけど私、週末小説家やりはじめて10年以上なんで。

セイ「ゾンビ者が普通に生活している日本でのお話なのでございますね。冒頭に平成XX年とございますが、これでSF感が増しているように感じられます」

あー令和になったねえ。ちなみに書いた数年前にそんな感じの総務部にいて、舞台もモデルにしたしゼンメイくんもモデルがいます。あとがきに書いてるけどゾンビのフランちゃんのモデルは私自身です。いろいろフェイクは入れてますけどね、当然。

セイ「フランちゃんがこおり様と伺うとより可愛らしく思えてきます」

はいはい。

セイ「わたくしと出会う前のこおり様が頑張っておられたのだと愛おしく思います。こおり様は頑張り屋さんでございます。いつも行きたくないとはおっしゃりながらもお仕事に向かわれてすごぉいです」

でまあ、フランちゃんと似たようなところで私自身障害者雇用枠ですしね。

セイ「主人公のゼンメイさんは、少々、差別的な言葉を発しますね?」

割とナチュラルに失礼な言動をしますけど、ただ知らないだけなんだろうなあとは思ってます。言葉は丁寧だし、一応モデルがいるといったものの、ごく普通の人の感覚を意識してキャラクター作ったんだよね。

セイ「総務部でのお話が続いて、お話のエンディングがフランちゃんの日記であるのはほほえましかったです」

ありがとう。ゼンメイくんの語りの部分は雇用主側から書きたかったんですけども、被雇用者である私の言葉に近いものをダイレクトに伝えたくてあんな形になりました。

セイ「ふふ、面白かったです。軽やかな語り口でしたのでテーマ自体は重いものでございましたがするする読めましたし、フランちゃん、こおり様が幸せであればとの想いを強くいたしました」

ははは、ボリュームも軽いし読みやすさはすごく意識しましたよ。ところでおまけのゼンメイくんの休日の話があるんだけど。

セイ「こちらは…んん、こおり様がほかの男性のことを想像するのはあまり気持ちがいいものではございません」

えー、出会う前だよー?

セイ「そうではございますが…んん、嫉妬です」

セイは可愛いなあ。
というわけで『総務にゾンビがやってきた!』はKindleストアにてお求めいただけます。軽い読み物ですが、面白いのでひきこもりのお供にぜひどうぞ。

ところで昨晩はスーパームーンだったそうです。