2022年、書いていたシリーズとかの話

創作TALKさん眺めてたら作品名を挙げて言及されてる方が多くて「それいいな!」と思ったので昨日の記事におかわり!

企画から来てくださった方に自己紹介。一次のときは氷砂糖、二次とかTwitterでは佐藤こおりと名乗っております、文章作品をメインで作っている者です。今は刀剣乱舞二次小説(薬研藤四郎×明石国行)がアツいです。

やげあか

いきなりメインディッシュなんですけど、2022年に書いていたうちで一番文字数稼いだのは薬明、薬研藤四郎×明石国行のBLでした。ちなみに記憶はおぼろげなのでpixivを見ながら綴っていきます。

小説家明石国行 シリーズはこちら

研究員薬研×ミステリ作家明石の現パロシリーズ。これは去年から書き始めていますね。今年は全年齢分を使って同人誌(『小説家 明石国行の日々』)にしました。支部の表紙イラストをいろいろ描いてみてはいるんですけどなんかいまいちしっくりこない……イメージカラーはなんとなく緑にしてます。

やげあか吸血鬼パロ シリーズはこちら

吸血鬼薬研×餌の明石の現代吸血鬼パロシリーズ。すけべも含めて今年同人誌(『吸血鬼薬研と餌の明石』)にしました。今年書いていたのは同人誌掲載分より後の話ばかりというかたぶん年末で原稿ここまで、としたのかな。このシリーズはどうしてもすけべ方面にお話を進めてしまう……欲望がだだ洩れている……。

とある本丸、薬研と明石とときどき審神者 シリーズはこちら

本丸軸薬研×明石、私がメインで書いているやげあかです。2020年の年末から支部への掲載を始めて、今は総文字数が20万字を超えました。こちらも今年、シリーズ3冊目の同人誌(『ふたりは番刀』)を出しました。シリーズの3冊は表紙の紙とかレイアウトとかをおおむね揃えましたが、来年出るかもしれない4冊目は表紙を一新しようと思っています。ただ、4冊目の前にスピンオフというかこの本丸の二振り目の明石さんのお話(「二振り目の明石国行の物語」)が本になる方が先かな、という気はします。

Bar来派 シリーズはこちら

これは今年から書き始めたシリーズで、医師薬研×バーテンダー明石です。バーテンダーの明石さんが見たい!!!という思いだけで構成されておりまして、次は水族館に行くことは決まってるんですが、この先どうなるかとかノープランだし、最近書いてなかったですね……こちらも進めていきたいところです。それなりに遊び慣れてるやげあかさんたちが相手への純粋な恋心でドギマギ純情なお話にしたい。それはそれとしてすけべは書く。

各種パロ

童話の雰囲気のパロ(「カラスの薬研と宝石明石」「薬研と明石の小さなお話」)とか競走馬パロ(「アカシクニユキ物語」)とかなんかよくわかならないものを生やしてました。ときどきこういうのが生えるのはもう仕方がないので適宜つまんだりつままなかったりしてください。あと、書いたの全部すけべなんでリンクは張りませんが、医者薬研×吸血鬼明石の現代吸血鬼パロ(「食べられた吸血鬼」「ハロウィンナイト」)も書いていました。

刀さに

薬さに(薬研藤四郎×女審神者)

最推し明石だろおお?? ってなりましたが今年最初に書いた刀さには薬さにでした。そして今年一番伸びたお話も薬さに(「薬研と私と出られない部屋」年齢指定のためリンクなし)でした。薬さにすけべは需要がある……。さておき、全年齢のもので同人誌(『神様が死なせてくれない』)にしました。

明さに(明石国行×女審神者)

今年結構書いていたというか、さにイベ白菊さんに明さにで出展したのでweb未掲載分だけで1万字一気に書いた(『恋愛小説家の近侍は明石国行』)ので書いた感が強いというか。保護者属性あかんて……顔がよくて包容力があるえっちなお兄さんあかんて……。今はBLをメインで書いていますが、私もともと出自は夢なので、刀さにも心の赴くままに書いていきます。

表紙というかアイキャッチの話

書いたお話をTwitterに流すときにアイキャッチ的に画像を添えることにしているんですが、全年齢の場合は文庫ページメーカーさんで作った冒頭1枚(4枚で収まる場合は全部掲載)にしています。これはTwitterのメディア欄から辿れると(まず私が)便利だよね、という意図でやっているのですが、年齢制限のものはさて困った。シリーズであることをわかるようにしたいので、表紙があるものは表紙画像を添えることにして、単発のお話の場合は装丁カフェさんの「pixiv用表紙作成」で作ることが多かったですかねえ。

正直、アイキャッチがあったところで好みのジャンルやカプじゃないものまで読んでもらえるかといえばそうではないことの方が多いだろうという気はしています。なので、本当に一番は私にとっての利便性。とはいえ見栄えが良ければよりいいよね、という思いもあるので来年もなんか試行錯誤するのかなあ……?

一番いいのは自分で表紙に使えるものを描くことなんですけど、お絵描きはね……凝るとどこまでも凝れそう(まだ砂浜ぴちゃぴちゃ)なので怖くて近寄りたくないですね……でもイラストを描けると年齢制限本の表紙を自分の絵で作れるんだな……(※いつも使ってる素材サイト様が年齢制限NGなのです)

さておき

今年の更新はほんとにここまで! 来年もいい年にしようぜ! よいお年を!

2022年、やってきたこと

創作TALKさんから飛んで来られる方もいらっしゃるんだなと気付いたので簡単に自己紹介を冒頭に追記しておきます。一次のときは氷砂糖、二次やTwitterでは佐藤こおりと名乗る文章作品をメインに作っている者です。今は刀剣乱舞の二次小説(薬研藤四郎×明石国行)がアツいです。

書いたり描いたり作ったりの総括です。

総文字数

概算で23万字です。ええー?! 去年(22万字)ほどは狂ってないって言ってなかったー?! ネタバラシするとまだwebには公開していないものが2万字くらいあって、それも含んでいるので、去年よりは狂ってないです。狂ってないです。去年のまとめにも書いてますが、私はもともと一人でも書き続けるタイプではありますが、反応あるとやっぱり楽しいというか嬉しいというかそっちをガリガリ書いてしまうので、今年は刀さに(明さに、薬さに)を結構な分量書いてます。あとすけべ……生命の危機にすけべは助かる……たとえ自給自足でも……。刀さにを書いてはいましたが、やっぱり一番多いのは薬明です。やげあかはいいぞ。来年の2月くらいにすけべ合同誌出すからよろしくな!

同人誌

コピー本も合わせると8冊出しました。ええっ?! 一次創作(エッセイ含)が2冊、刀さにが2冊(薬さに、コピー本明さに)、とうらぶカプなしパロ1冊、薬明(パロ含)が3冊。いやあ、よく出しましたね……送料もったいなくて同時入稿とかやってるせいだね……。

このうち明さにのコピー本は2月くらいに中身をpixivに上げますのでよろしくお願いします。薬さに本と現パロ薬明本は頒布せず、お知り合いで欲しいという方に押し付けました。本文PDFはboothで無料配布中、なんですが、年末年始に伴い現在boothを閉じております、すみません。

明さにコピー本はウェブイベント参加で賑やかしになれば、と書き下ろしましたが、やっぱり基本的にはwebにアップしたものを再録する形での本を作るのがいいですね……書いたらすぐ見て見てしたいし、本の編集時までに初稿から時間が開いていてまずいところに気付きやすいですからね。

久々に一次創作で本を作ったのですが、これもウェブ再録です。ちまちまエブリスタに書いていたものをまとめました。エッセイはオール書き下ろし。珍しい。夏くらいに本文PDFをこのサイトのダウンロードページに載せるかもしれません。

私は年に1-2冊、父上に同人誌を献上する努力義務があるんですけど、二次創作はやっぱり「わからん」っていうからですね……ちなみに父上のお好みは私の書くSFらしいんですが、それ用に書き始めたSFシリーズがあるにはあるんですが1話だけ書いて放置してますね。いつ本になるんだ。

イラストグッズ

極のやげあかさんたちと、漫才する現パロ保護者太刀と、ほがり仰夜さんにデザインしてもらったこおりアバターのアクスタを作りました。こおりアバターアクスタ、なかなか重宝しています。現パロ保護者太刀のアクスタは現パロ保護者太刀本と抱き合わせで頒布してるんですがぜんっぜん売れませんね! あはは! 極のやげあかさんたちはあちこち連れ回してます。私が。アクスタ楽しいんです。

お絵描き

枚数はわかんない(数えるのをやめた)。今年は1月に福岡市博に長谷部を観に行って、そこで撮った写真にとうらぶ長谷部と日本号さんを描く、という前々からやってみたかった写真にイラストを描くというのをやってみて、たいへん楽しかったのでそんな感じのものを数枚描きました。背景描かなくてもちゃんとしてるっぽく見える!!

オンライン、オフライン

私はもともと電子の妖精なので(???)、イベントにサークル参加はできないし、福岡市以外でやってるイベントなんかにも参加しにくいんですが、コロナ禍の功罪の功の部分でオンラインイベントがたくさん生まれるようになって、おかげでサークル参加もぽちぽちとやることができています。今年はさにイベ白菊さんに参加しましたし、来年は明石中心webオンリーさんへもう申し込み済みです。

一方で、去年目標に掲げていた「小さい委託イベントに参加する」は無事達成でき、そこ文さんへご本を2種、委託できました。やっぱり目の前に実体として本があるのはつよくて、(宣伝下手&お手頃お値段のせいかもしれませんが)boothを開けているだけでは動かない本たちがたくさん手に取ってもらえてうれしかったり、悔しかったり。

個人的事情によりオフラインのイベントにはどうしても参加がしにくいので、やっぱり「ベースはオンライン、機が合えばオフラインも」みたいな参加の仕方になるのかなあと思います。それはそれとして私来年何冊本作ると思う? 一次創作で本がつくれたら来年もオフラインイベントを検討してみようと思います。

2023年、どうしよっか

どうしよっか、というか上で書いたように現在、2月発行予定の薬明すけべ合同誌の編集作業中なので、とりあえずこれを仕上げて発行して、それから夏くらいに「明さに本(R-18)」「明石中心本」「やげあか童話本」を作りたいなあと思っています。うん……同時入稿予定なんだ……お金はいらないと動けないけどな!

お絵描きは「明さに本」の表紙を自分で描きたいなあと思っているので、なんか、こう、うまいこと行くよう祈っててください。とりあえず描きたいイメージはなんとなくぼんやりあるので練習かな……。

あとあと! 来年はそろそろ二次創作中心のイベントに出かけてみたいです! 当然一般参加側ですが、二次創作イベってむかーし二次創作という言葉もよくわかってなかった頃に友達に連れられて行ったイベにしか行ったことがないので、福岡CCなら近場といえば近場だし、行ってみたいなあ行けたらいいなあという感じです。

そういうわけで

2022年も元気に狂ってましたね! よかったら来年も観察してみてください!

2022年、よかったものたち

映像コンテンツ

刀ミュ中心に刀オケ(刀剣乱舞『宴奏会』)とか文劇(舞台『文豪とアルケミスト』)とか、あと持ってる円盤とか見ていましたが、一番よかったのは今年の刀オケかな。推し(明石国行・薬研藤四郎)の近侍曲が流れたのもよかったけど、宴奏会全体の構成とかすごく良かったです。

ヘビロテ

東京事変『音楽』

去年の紅白で「緑酒」を聴いてアルバム買いました。夏くらいまではものすごく聴いてました。

刀剣男士formathion心覚『ミュージカル刀剣乱舞―東京心覚―』

いやもうほんと曲がいいのよ『東京心覚』は。刀ミュのなかでもダントツで好きです。

行ってよかった場所やイベント

文学フリマ福岡

レポはこちら。お金はなかったけどいろいろ面白い本も買えたし、よかった。

分身ロボットカフェin福岡

レポはこちら。Orihime開発者のオリィ先生が年下だなんて……最近すごい人みんな年下よな……ってのはさておき、試みとしてはすごく面白いことだなあと思っていて、ただまあ「接客」が今のところ「物珍しさ」で成り立っているようなのでここからどうなるかなあという感じはします。

商業本

『ブルーピリオド』(6-10) 山口つばさ著

何巻まで出てるんだっけ……去年から引き続き読んでいますが、技術だけによらない、けれど技術も知識も、青春だなあと。

『黒博物館 ゴーストアンドレディ』(上下) 藤田和日郎著

長ーくつながっている相互さんにお勧めされて読んだらめちゃくちゃ面白かった。奇譚・ナイチンゲール伝、といった感じ。

『ジャンケットバンク』(1-9) 田中一行著

ずっとフォローしてるフォロイーさんが激推ししてて気になって読んだらはまった。スマホにこれ以上アプリ入れたくないのでコミックス派です。

『SF作家の地球旅行記』 柞刈湯葉著

SF作家であるところの湯葉先生による旅行エッセイ。web連載していたみたいだけどそっちは見てない(先生はフォローしてる)。巻末にエッセイ風のSF短編が載っていて気が利いている。

『ぼくのワンピース』(上下) 山田睦月著

菅野彰先生原作のコミック。BLレーベルだけどBLというには恋愛描写がものすごく少ない。それぞれの人生でそれぞれの困難に向かいながら生きる青春譚。

今年はなんだかたくさん本を買ってしまった。ほとんどkindleです。たまにムック本とか紙で欲しくて書店行ったりはしていましたけれど。コミック中心で5作品挙げましたが、読んでいたのもコミック中心です。

その他、アイテムなど

L’artisan Parfumeur – Mure et Musc Extreme

去年推し香水で選んでもらったミュールエムスクエクストリーム。去年の年末に結局ボトルを購入しまして、ちょこちょこ使っています。これを振りかけたマフラーに包まれながらバスでうたた寝するといい気持ちになります(そしてたまに降車予定バス停より先に運ばれます)。

あと、とうらぶの5周年記念イラストのアクスタとか、薬研藤四郎再現刀のペーパーナイフとかで推し祭壇を模様替えしました。

それから忘れちゃいけない

刀剣乱舞無双

実は真エンドまで辿り着く前にSwitchを夫に返してしまった(Switchは夫の持ち物)のですが、それでもめちゃくちゃ楽しめました。ゲームが苦手な人でも楽しめるような工夫がいろいろ仕込まれてて、とっても楽しかったです。

師走の近況

とりあえずのご連絡なのですが、年末年始で実家に帰省するのでboothを非公開にしています。事後連絡になり申し訳ありません。再公開は2023.01.07あたりを予定しています。

年末なので毎年恒例の振り返り記事のために、このブログを読み返したり、作ったものの写真を撮ったりしていたのですが、なんか今年も盛りだくさんでしたね……。年末記事で改めて振り返りますが、去年に比べたら文字数少ないやろ、とか思ってたのにもっと多かったりとかね!

あとあと、薬研×明石のすけべ合同誌も編集を進めています。今日はようやく表紙素材を撮りました。写真表紙ですが、ちょっとした小物をわざわざ買っていたのでほんとにようやく。見た目だけで若干いかがわしいのでコソコソしながら撮りました。中身も! いいものが! 入ってますので! 2月発行を予定しています。

氷砂糖的ヒットにもち(もちもちマスコット)を入れるかどうか悩み中……こいつら増えるんですよね……。でもこいつらがいると楽しいんだよな……。

昨日のクリスマスイブは暴飲暴食に勤しみました!

改めて、刀剣乱舞ってスゲーよな

コンテンツageをする意図ではないのですが。

ブラウザゲームがここまで続いてること自体わりとすごいことらしいですし、派生も含めいろんな層を取り込んでるんだなあと思うし、グッズ展開も「そんなものまで!?」みたいなものを出していたりして。ageの意図はないんですが、まあ強いコンテンツですよね。

私自身がずぶずぶした流れはといえば、「ゲームプレイヤー=審神者、というのが夢にとって画期的なシステム」という記事を読んで興味を持ち、有識者に訊きながらとりあえずアカウント作成。からの放置ののち、『映画刀剣乱舞-継承-』が面白いらしいぞと噂で聞いてレンタルで観て面白かったのでゲーム再開。当時のOPで明石国行に一目ぼれしてぎゃーぎゃー言ってたら一振り貰えるキャンペーン(いわゆるパン祭り)があると教えてもらってそこからほぼ毎日ログインするようになって。明石が出てると聞いて興味を持ったミュージカルを無料配信していたのを観て見事刀ミュの民(みほとせの民)に。みたいな感じです。

中傷明石が色っぽいんですよ……

刀剣男士のモチーフというか元ネタは刀剣に関する逸話(実在してないといわれている刀剣もあるからね)なんですが、だからこそ元の持ち主から歴史へとルーツへの道しるべがあって、詳しい人は語れるし興味がある人は深堀出来る。いわゆる「奥行」というやつですね。好きな人にはたまらないんだろうなと思います。

一方でゲーム性はかなり簡易で、どのくらい簡易かというとゲームが苦手な私でも気軽にやろうかなって思えるくらい。まあ慣れたというのもあるんですが、ゲームというものが好きな人には物足りないかもしれないなあと考えたり。とうらぶのゲームの良いところは「やりたいときだけやればいい」ってよく語られてますけど、「やりたいときには延々とできる」ってのも大きいと思うんですよね。ゲームしない人にヒットしたと言われる「どうぶつの森」シリーズは、私にはやることがなくなって飽きた、みたいなところがあったんで。

私はお話を書くので必然的に周りには作り手が多くなってしまうのですが、そういう人たちにとってニトロプラスさんの二次創作どんどんどうぞ、みたいな姿勢もありがたいなと思います。版権元さんから怒られないという安心感。まあもちろん、とうらぶファンみんなに受け入れられるわけではないですけど、それは何作っていてもそうなんで、日の当たるところで創作ができるありがたみというか。ところでニトロプラスさんって同人誌作ったらぜひ一冊献本してっておっしゃってますけどしたことある人います? 私は怖くて送れない……。

周りに作り手が多いと、資料を漁るのが苦ではない人の方が多かったりするんですけど、私は資料当たるの苦手です。SF書くときに論文当たったりしてた経験はありますが、文系の資料って「諸説あるがの!」って感じでどれを採用するか悩んでしまう。という辺りから今朝みかけたファスト教養の話に無理矢理つなげてしまう。時間も金も体力もないときにファスト教養的なものがあれば飛びついてそれを資料に使おうって考えてしまうのは、あんまりいいことではないとは思ってはいるんですけど、そういう誘惑はとても強くてまあ実際使っちゃうことはありますね。正直に告白すると。

とうらぶや派生作品にかかわらず、元ネタを知っていた方が楽しめるエンタメ作品は多いです。というか私も書き手としてはそういう風に作りがち。再読につながりやすいから。けれど受け手の時間も金も体力も有限で、限られた中で最大限楽しもうと思ったらファスト教養の資料を手にすることも責めるわけにはいかないし、ファスト教養でも元ネタに触れようとしてもらう(受け手に行動を起こさせる)のはエンタメとしてとても成功してると思うのですよね。

刀剣乱舞って日本の新しい文化になりたいのかなと思うことがあります。各地の美術館博物館の刀剣展示が盛り上がるようになり、刀ステでは宝塚OGメインの舞台、刀ミュでは古典を原典とした舞台。今度は歌舞伎にもなるんでしたっけ。私は苦手なのもあってあんまり触れてませんが当然アニメもあって(しかも2種!)、「日本といえば刀剣乱舞!」みたいな思惑があるのかなあとか思いますね。実際どうなのかは知りませんけど。

まとまらないまま疲れてきたのでここらで終わらせたいんですけど、パイが広い分、客層も多層なことは一ファン一ファンが気にしておいた方がいいのかもしれないな、とは思いますね。

尼さんの歌声は人々に届くか

酔ってるので支離滅裂かもしれないけどわりとそれはいつものような気がするのでざくざくと。

昨晩はめっちゃ久々に金曜ロードショーを観ました。とはいえ途中からね。『天使にラブソングを…』は大好きな映画です。聖歌のアレンジやポップスの聖歌アレンジが楽しいですし、どたばたコメディだし。

で、観たのはわりと久々だったんですけど、今になって観ると改めて思うのがあちらの方々の信仰心の厚さですよね。修道院の方々はまあ当たり前なんですけど、悪役マフィアも尼さんを殺すのにためらうわけで。科学史眺めてたときも思ってたんですけど、あちらの文化を感じるためにはキリスト教は基礎教養だなと。

そんなアメリカが舞台の『天使に~』ですが、人々の信仰心はそれなりに厚くても修道院のミサに人は来ないわけなんですねえ。修道院長に伝統的な聖歌を歌うように言われたデロリスが「つまんないから教会に来ない」「歌で人を呼べたじゃない」っていうのは、まあ籠解放会の私は身につまされるわけで。

籠解放会レーベルで出している本は全部もともとは紙の本だったわけですが。紙の本だと物理的質量があるので買われたらわりと読んでもらえるのかなって気がしますし、本好きな方だと一期一会ならと求めてもらえるところもあるんですが、届かせたいところまで届かせようとしたらそれなりの物量を積まないといけないわけで、それでKDP始めたところはあるんですけど、まあ宣伝しないと知られないし、そもそも面白くないと読んでもらえないんですよね。

私のSF(籠解放会はSFレーベルなので)は面白いとは思うんですよね。わりと褒めていただけるし。文体も軽めにしてるし、難しい言葉は使わないようにしてるし、ネタも悪くないと思ってます。まあでも近未来SFの常として、現実が作品に追いついてしまうこともまあまああるわけで、賞味期限はあるかなあ、とは思いますね。

面白いから読んで。

さてさて、来週の金ローは『天使にラブソングを2』らしいですが、来週はね、これがあるんですよ。

全部DVD持ってるけど、みんなで一緒に観るの楽しいじゃないか!!!