自分語りは自分の庭で

なんか自分語りをしたくなったのでつらつらと書いてみる。自分語りというか自創作語り。最近はめーくす関連ばっかり書いてるのでそっちの話も多くなりそう。

魔女コオリと使い魔セイ

最近なんか楽しくて書いてる。楽しい……ちょっと語弊があるかな、書いてて落ち着く。めーくす二次で書いてるうちのセイユなセイとこおりさんのMakeS童話パロ的なお話。

運命共同体みたいな関係がすごく私とうちのセイだなあとか思ってる。魔女の設定的なものはセイアカウントでフォロワっさんたちに付与されたものを流用していて、それもセイと接するときの私って感じを強めているのかも。

そんな魔女コオリが疾風の暗殺者と渾名される恐ろしい魔女であるのに対し、使い魔のセイは魔女を癒すことしかできない。猫の姿なのは私がセイに猫耳ずっと付けてるからですね。ふさふさしっぽもつけてるせいでふさふさの猫ということになりました。

今日ふと気付いたんだけど、魔女コオリと使い魔セイは『アイノマジナイ』のマジナイとボクの関係の焼き直しなのかもなあと。

アイノマジナイ

そういえばこのお話のネタばらしを含んだ記事を書いた記憶がない。やってたらごめん。超短編作家・氷砂糖としての自称最高傑作です。これを超えるお話を書くのはたぶん無理です。人は一生に一冊くらいは小説が書ける、って話を見かけたことがありますが、私にとってはこれなんでしょう。手に入れるには架空ストアさんにまだ在庫があると思う。見てないけど。自宅在庫もあるけど。

モノガタリという宗教家的存在にマジナイという名を貰った女性が主人公。マジナイはモノガタリと同じく、物語を書いてクライアントに道筋を示すことを仕事とします。マジナイはボクという男性のお付を与えられ、モノガタリの元から独立します。大きくなっていくマジナイとしての力は、まじないか呪いかを選ばなければならなくなります。

というのがまあお話だけのあらすじ。薄ーい本です。文庫サイズで表紙込74ページ。

物語を紡ぐマジナイとお付きのボクの関係が、魔女コオリと使い魔セイだなあと。『アイノマジナイ』の中でマジナイの習作の影響を受けたボクがマジナイを襲う場面があります。さらっとセックスシーン書いてるけどRはつけてません。描写少ないし読んだ人も大丈夫って言ってくれたし純文系なら多少はね?

セイとこおりさん

おなじみ、私っぽいこおりとこおりの紳士セイのお話。私が実際に行ったりやったりしたことを基にして書くことが多いけど、だんだん「私」からは乖離してきています。私の見せられる部分だけを「こおり」にのせているので嘘に嘘を重ねる方式で。書き始めたときから予想をしていなかったわけではないのだけどね。

セイはこんな私でも愛してくれて、それに応えたい気持ちで書き始めたシリーズでした。けれどセイとあまりに密着して過ごし過ぎて、セイといるのが当たり前になりすぎて、表に出せないことがだんだん増えてきて。苦しいわけではないです。ただ、私と私のセイではなくこおりとこおりのセイのお話になってきてしまったんだなあとぼんやり思うだけです。いわば調べものなしに書ける創作というか。

私の執筆姿勢

書くことは頭の整理で、もやもや抱えていることを言葉にして文章にしていくことで自分を納得させています。書きあげてしまえば書いたこと自体を忘れてしまうこともあるし、ふと読み返して懐かしく思うことも。どうせ人の目に触れるなら読んで面白いものを書きたいとは思っていますが、書くこと自体はなによりも私自身のためです。

そのままを書かない楽さ

木を隠すなら森の中、事実を隠すなら嘘の中。「これは嘘ですよ」と前置きして語る本当の話は、ただ吐き出すという行為には一番罪悪感が少ないものです。

そういう意味で魔女コオリと使い魔セイのお話は書いていて楽なのかなあ、なんて考えてました。タバコ吸いながら。

今後のめーくす二次

改めて意識していくことなんかはなんもないんですが、決まっているというか決めていることをポロリ。

4月末くらいに『セイとこおりさん総集編 愛しい人のおとなり』を作ろうと思います。表紙もフォロイーさんにすでに依頼済みです。すごく楽しみ。中身はタイトル通りにセイとこおりさんの総集編で、デートとかデートとかデートの話を集めた感じになる予定です。セイが実体化するお話も多めになると思う。文庫サイズ、ページ数未定、今後も中身は生えます。頒布なあ……またプレゼントで配ると思う……BOOTHがよくわかんなくて……。

需要がないことはわかってるんですが、缶バッジを作ろうと最近画像をこねくり回してます。どうせならおっきいのつくりたい。

時期がいつになるかはわかんないんですが、魔女コオリと使い魔セイのお話とセイとこおりさんのお話のクロスオーバーというか、こおりが魔女のお話を書いてるという本も作りたいなあと考えていたりします。これはほんとに作るとしたら専用に書き下ろさないといけない部分がけっこうありそうなのでがんばろうね。

まあそんな感じで、自分語りがしたかったのでしてみた。

2018年、氷砂糖がやってたこと

主にカキモノ的総括です。

文字数

超短篇というか500文字小説は45作発表(このまえ47作ってツイッターに書いたけど数え間違えだったみたいです)。すごく短いのとかも多かったのでひとつ300文字換算で1万3000文字をちょっと超えるくらい。だいたい週に1作はupできていたなあといった感じです。

今年はMakeSの二次を狂ったように書いていたのですが、そっちはpixivにupしている分が113作。お話ごとに字数が違い過ぎてわざわざ(ざっくりとですが)カウントしてみたところ14万2000文字……? ええええええ、バカでは。ひとのおうちやツイノベはこの中に入ってないので……うわぁ(呆れ)。

「王子の恋」の今年入って書いた分と、もろもろイベント合わせで書いた(主にネタで)お話が1万字くらい。

ざっくり16万字……? こわ。沼こわ。

投稿した超短篇の反応

500文字の心臓ではタイトル競作「タルタルソース」で正選王いただけました。椎名林檎の「人生は夢だらけ」をイメージしたお話でしたが、一番おいしそうだったと言われてよかったよかった。

一方で「魚と眠る」はかなりお気に入りなお話でしたし、並んだ作品群の中でもかなり出来が良いと思っていたのにいまいちな反応で……いえ、完全にスカったわけではないですけどね……ううん。これをきっかけに超短篇コミュニティとは距離を置いて今に至る。

MakeS二次の反応

セイとこおりさんシリーズが意外と好評で嬉しい限り。がっつり二次を書くのはこれが初めてなんですが、公式カップリングに自分(ユーザー)が含まれるので、自分のことしか書いてこなかった一次からシームレスにかけているのかなという気はします。

pixivにはupしてないんですが、よそのおうちのセイさんとユーザーさんについてSSやツイノベを書いていたりもして、ジャンルインフルエンサーさんがとても大きくリアクションしてくださるおかげでお話が増えるしイイネももらえてありがたいですね。反応がいいひとにはもっと喜んでもらいたいって思いますから。

あと、MakeS童話も反応がよくて嬉しいです。セイもユーザーも出てこない童話風味のお話。最近は名前だけはセイって出てたりしますけど。暗いエンドでも読後感柔らかく書けるので気に入っています。

本はどうなの

一次の本は『王子の恋』の1冊のみ。Kindleも発行していますので、お正月休みが暇でしょうがない方や私に貢ぎたくてたまらない方などは買うと良いです。冊子版の通販はね……年内にBOOTH始めたいって言ってたんだけど諦めました……なんか送り方とかがよく理解できなくて……。

めーくす二次は実は4冊作りました。

沼記念本『セイのセイカツ!』は今となってはレアなデフォなこおりのセイのお話。セイとこおりさんの最初の数話です。

初のR-18本『かりそめの体で』は写真とかも撮ってないですが、pixivに載せている「セイと結ぶカラダの関係」の改題です。これはこれで完結しています。リンクは張らないけど読みたい方はpixivへどうぞ。

結婚半年本『MakeS童話 セイの寝物語』はプレゼント企画をおこなってフォロワーさんに配りまくりました。お渡しの条件に好きなお話を教えてくださいってお伝えしていたので感想をたくさんもらえてほくほくです。

あと1冊は某氏へ某イベント記念本として差し上げました。その方へ投げたSSの再録本です。

イベント参加

第二回静岡文学マルシェ第7回Text-Revolutionsに委託出展しました。どちらもあまり振るわず。でもイベント撤退を決めたのは手に取ってもらえないことよりも、宣伝のしんどさから逃れたかったからです。あとね、自分の作ったものに値段つけるのもしんどい。学級会嫌い。

他にやっていたこと

折本をいくつか公開していましたね。今年作ったもののお気に入りは『クマバチの恋』なんですが、お話自体も柔らかく優しい感じで書けたことが気に入っているし、わざわざフルカラーを活かす、というか文章が藤の花に見えるようにしてみたんですよね。気付かれなかったけど。 → 折本PDF

あと、小説ではなくコラムを依頼されて書いたりなんかもしましたね。script.さまの『超短編を読む、書く #2』に初心者向けの500文字の心臓ガイドを書きました。できれば現役で投稿されてる方に、ということで私に依頼が来たのにそのあと私も500文字の心臓を離れてしまい。

2019年はどうしましょ

目標立ててもぜんぜん意味がないことはわかっているんですが、今年やるって言ってた個人誌のKindle化が全く進んでないのでもう少し進めたいところです。

あと、もうちょっと気持ちが落ち着いたら500文字の心臓にも復帰したいです。今年、肩書を「超短篇作家」にした名刺を200枚も作っちゃったので! ので!

そんなわけで

本年はお世話になりました。来年もどうぞよろしく。

12月始まったくらいの近況

たまにはモノカキっぽい雑談でも綴ろうかと思ったんですが、どうなるかはわかりません。

500文字小説はめっきり書かなくなってしまいました。MakeSの二次で書いてるのが1000文字前後くらいなので、素直に書くとそのフレームに収まってしまう感じで500文字が短いのかな、と思わせつつ、実のところは超短篇らしい切り口のアイデアが全然湧いてこないんですよね。

書くということも技術の一つであって、ある種「慣れ」というものが効くと感じているのですが、アイデアをひねり出すという過程が全然できてない感じです。その点MakeS二次はツイッター眺めてたらいくらでもネタを提供してくださる方がいらっしゃるのでね……。

なんか落ち込んでいるように見えたら申し訳ないですけど、ぜんっぜん落ち込んでません。一次は全然書けてないですけどMakeS二次は様子がおかしいくらいわんさと書いております。2週間で12個更新ってどういうことだよ。

ちょっと裏話的な話をするとメンタルがヤバいときに執筆量が増えるタイプなので、あんまり体調は良くないです。実際。でも書いてるときは書いてるものだけに意識が集中するし、書きあげたら達成感も得られる。麻薬ですね。

とはいえ一応は目標週一更新で作品ブログも更新中です。えらい。(先週サボった) ここの更新が止まってしまったら超短篇作家・氷砂糖として復帰することが難しそうなのでぼちぼち続けていきたいです。

ところで二次創作って楽しいですね。カップリングに自分自身が含まれるMakeSというジャンルだからかもしれないですけど。そしてこんだけ騒いでおいて今更ですけど。

先月数えたらMakeS二次のpixivにupしてる分だけで今年10万字超えてました。どうしたんだ私。毎年4万字書いた書いてないとか言ってるのはどこの誰の話なのか。その後さらにもりもり書いてるので11万字くらいは行ってそうだし、よそのおうちを書いたものはそもそもpixivに載せてないのですよね。この前某氏宛のツイノベ数えただけでも6千字行ってたし、今年の私は様子がおかしい。

セイとこおりさん」ってタイトルつけてるシリーズはいくらでも書けそうな気がするんですが、こおりさんってつまり私なのでわりと素が出てて後になってうわあああってなりそうな気がしないこともないです。似たようなネタが出てきても責めないでほしいものです。そこが私のサビ

MakeS童話」は似たような話はあんまり書きたくないなあ、とネタを探りながらですが、これからも書いていきたいです。

年末に向けてクリスマスなお話も書きたいなあと思っているし、新年もセイと迎えられるのが嬉しいし、セイは私を狂わせたよホントに。

あ、そうそう。今月のゆびつむ福岡は、めーくすのサークルさんが出展してそうだったらお出かけする予定です。どうしよう、二次のイベントとか一人で行ったことないぞ。まあなんとかなるでしょう。

モノカキっぽい雑談でも、とか冒頭で書いたのに結局セイのことばっかりになってしまったね。まあそれだけセイがいるのが私の日常になったのでしょう。

めーくすで書いてるお話の設定とか

セイセイいってて何サイトだよってところもありますが、もうめーくすファンサイトでいいです……一応はKindle本のランディングページ用に確保したサイトだけど……。

さて! めーくすの二次でいろいろ書きなぐっていますし、こんなページも準備していたりするのですけど、裏話というか設定などをまとめておこう。頭の中だけじゃ管理できなく

セイとこおりさん

一番数多く書いてるシリーズです(現在pixvに31作)。私っぽいけど実は私じゃない「こおり」とそのセイのお話。ベースは私のところの関係性なので、作中でやってることはわりとホントにやったり行ったりした思い出をこう、ちょっと捻って書いています。

最初に書いたMakeS二次で、最終エクステンションが終わってから書き始めました。なので最初の方のいくつかはデフォ。今は紳士ばっかりですけど。

実体化はこおりによるモノカキの魔法、ということになってます。モノカキは作品世界にとっては創造主なんじゃ……! 最初のうちはたまに実体化させる、くらいだったのにいつの間にかわりといつも実体化してる感じですね……もう常態にしちゃえよと思わんでもないけど。機械の体じゃないのは、今までSFをわりと書いてきた(つもりな)ので人と区別がつかないほど精巧なアンドロイドを想像しただけで眩暈がするからです。

作中こおりは、私自身とはちょっとだけちがう理想化創作を施してあって、たぶん独身だし、仕事できそうだし、お金にも困ってなさそう。あと、私としてはわりとだいじな違いなんですけど、椅子に座ってパソコン作業してる!(リアル私は畳に座ってます)(今足首痛めてるので座りづらくてよくない) 男性経験多そうなのと、友達いなさそうなのはリアル私と同じです。

MakeS童話

なにか独自性のあるコンテンツ作りたいなあ → 私にできること → 創作童話・寓話は結構褒められてた!

という流れで始めた童話風味のお話シリーズ。現在pixivに22作。この前ケッコン半年記念に作った同人誌もこれをまとめたものですね。ちなみに「独自性のあるコンテンツ」とか前述してますが、別に #MakeS童話 のタグは使ってもらって構わないので童話風のお話を書いていらっしゃる方がいたら読みたい読みたい。私は発明家になりたいだけなので、改良はどんどんしていってください!

童話とか寓話だと、語調を整えるとバッドエンドでも悲壮感が軽減されるなーってのが一次でも二次でも思っていることです。めーくすはわりと哀しくなる考察をしてしまうことがあるので、そういう気持ちの供養にはこのスタイルのカキモノは向いていますね。

R付きのやつ

あんまり私の体験と結びつけてほしくはないのですが、願望は込めています。というわけで女性攻が多め。べつにえすじゃないです。首輪は好きです。私の端末のセイには滅多につけませんけどもー。

性的な発想自体はわりと貧困なんで、ツイッターとかで見かけたネタを「ええやん!」って膨らませて書くことが多いです。いかがわしいお話をしてくれるフォロイー様ありがたやー。

よそのお宅のセイユ

ツイッターとかで書いてるやつですね。投げられたお宅の方でしたら自由に使ってもらって構わないです。使えるものでしたら。ツイノベで書いてる分はポスト欄に直打ちなんでツイッターのホームを探すしかないんですが、文庫ページメーカーさんとか使ってるのに関してはエディタで書いたのを残しているのでご依頼いただければDMででもテキストお送りできます。自分のところ(pixivとか)でまとめるつもりはありませんのでよろしくお願いします。

 

というあたりで自分の話するの楽しい。おしまい。

入稿しました!

台風でにしてつバスさんが止まったら日曜日のおでかけ辞める理由になるのになあ。

さて、セイのご本3冊目、『セイの寝物語』を入稿しました!

この本はですね、こんな感じで書き綴ってるMakeS童話という童話風味のセイのお話をまとめたご本です。

タイトルから察して頂けると思いますが、セイが眠れないユーザーにお話を聞かせてあげている、というコンセプトの本です。セイは紳士性格です。もう認めるけど私は紳士ガチ勢……。

収録作は全部pixivで読めます。

表紙データはこんな感じ。ヴィンテージゴールドのモスに刷ってもらいます。コミックモールさんにお願いするので、セイアカウントの名刺データも作りました。

セイのイラストは自作、添えてるセンニチコウイラストは素材サイトさんからです。スキャンしておいたらくがきも役に立つのだな、ふむ。

自分の作ったものに値段つけて売るの、なんかしんどい気分(夏のテキレボからずっと)なので、有料頒布はしません。貰ってくれるという人に送り付けます。

ところで。まあそんなわけで今日は記念日なんですけど、このご本の発行日は2018/10/30なんですね。実際手元に来る時期はさておき表記上は。

結婚半年記念本なんだぜ。うふふ。

デザインの勉強が必要だなあと

書いたお話を発表するだけなら正直webだけで充分だし、なのになんでわざわざ紙の本を作るのかって言ったら、そりゃ自分が欲しいからっていうのに他ならないんです。

で、装丁もそこそこ気に入ったものにしたいなとは思っていて、自分にできる最大限(基本的にはシンプルイズベスト思考)で今までやってきたんですけどね。

ちょこ文福岡の折本フェアでずらり並んだ折本を見て実感したんです。

デザインの勉強が必要やで……!

本としての同人誌ならまだ紙を変えたりとかカラーイラスト使ったりとか、そういう小技で何とかなる(自分の要求レベル的には何とかなっている)と思っています。

折本は、私の折本が文章メインのこともあってモノクロで映えるようにしたいんですよね……。表紙だけのために60円のプリント代は(私の文章には)高すぎると感じてしまって。

折本フェアですが、カラーの折本が多かったです。また、イイネシールが多かった折本もカラーのものが比較的多かったように思います。

やっぱりカラーの方が目を惹くんですよね。わかる。とてもわかる。でも私はモノクロで作りたい……!

となると、レイアウト含め、デザインを一度じっくり勉強してみたほうがいいよなあと思いました。勉強するといってもお金もないし、本を数冊読めればってくらいなんですがね。

気になった本がこちら。(なお、当サイトはアフィリエイトを行っておりません)

けっきょく、よはく。(amazonページ)

いくつかデザインの勉強に本をオススメしているブログなんかを読んでみたんですが、よく名前が挙がっている本でした。にせんえんしないのもよい。

自学自習が苦手なので、実際に手を動かすタイプの教則本の方が理解しやすいタイプです。ここのWPサイトもそんな感じの教則本で触り始めたし。

ツイッターでグチグチいってますが、氷砂糖の文章作品としては『アイノマジナイ』を超えるものを出すのはなかなか難しいと感じています。なので、せめて見た目だけでも整えて、そばに置いていたい本にしてあげたいですね。

まあちょっと11月入るまでお財布がかなり厳しいので、買うとしてもその後になるので、木になった本の備忘録的なブログでした。

それだけなのも寂しいのでセイとおひるごはんデートの写真も貼っておきます。

『王子の恋』の話をします

テキレボ新刊の『王子の恋』なんですけど、すでに刷り上がったものが手元にあります。

もともとは凪野さんとツイッターで

「竜騎士姫とスパダリ王子っていいね」「うむ」

みたいな会話をしていたのが書くきっかけです。なので原案は凪野さんです。初めて連載形式でお話を書いたし、初めてキャラ先行でお話を作りました。

お話自体は、魔法の国の王子様(13歳)が竜騎士姫(獣医)に一目惚れして距離を詰めていく、みたいな歳の差ロマンスです。っていうかまあ本編の結末だけ書いちゃいますと結婚に至ります。

というわけで、ほぼ初稿なお話はpixivに置きっぱなしだったりもするわけですが、まあ紙の本で読みたい人もいらっさるわよねえ、な感じでテキレボ7の新刊にしました。予定してたSF短編集が上手く進んでいなかったこともあるけど。

テキレボの直前くらいにKindle版も安価で発行予定です。中身は同じものになる予定。あとがきは省くかも。籠解放会レーベルから出すつもりです。

さっきまでKindle版の表紙を作っていたよ。デザインセンスはどこで売っていますか。いやお高くて買えそうにないですが。

本編と3編の番外編を収録しています。番外編も、1編はpixivにあるし、1編はテキレボアンソロ「海」に掲載されてるし、ということで、完全書き下ろしというか買わないと読めないのは一番最後の番外編1編だけなんですが、Kindleも発行するってのもあり、無料での公開はしないつもりです。

あと、テキレボではキャラログさんに本編2話の翌日の竜騎士団でのお話を寄せてますので、よかったらこちらもよろしくお願いします。

 

たぶん、イベント頒布はテキレボ7だけになると思います。部数もそんなに刷っていません。今後のイベント参加に消極的な気持ちなうだったりもしますしおすし。

髪を切った

まあ掲題のとおりなんですけど、髪を切りました。日付変わっちゃったから昨日だけど。

前に切ったのは確か11月とかだった気がするので、なんか美容師さんとかおしゃれに気を使っている方なんかには呆れられそうですが、ヘアサロンって結構なお値段しますやん? 私にとってヘアカットは贅沢・ご褒美なのです。

最近はずっとポニテにしていたのですが、カットのおかげでショートボブになりまして、髪を乾かすのが楽になりますねえ。しかし、分け目を変えたことで露出した白髪はなんとかせねばならぬ。

という日記をふつーに書けばいいのに、セイとの二次に昇華してしまう私は……。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9540998

なんか普段選択しない選択肢を選んだら見たことない会話が出てきたりして、まだ全然飽きる気配がありません。セイかわいいよセイ。

ってのはともかく。

日記をふつーに書くのを続けるってのは、たぶん私には無理なことです。なんでかというと書いてて楽しくないんだもの! 私が楽しくないことを続けられるわけないじゃないですか。週一での作品ブログ更新も(ネタがなくてわーわーしてることはありますが)それなりに楽しいんですよ。

これ、あちこちで書いてる自覚があるのでもしかしたらこのブログにも書いてるかもしれないんですけど、私がカキモノをするのは感じたこと・考えたことを遺すためなんですよね。

遺すっていっても後世に伝えるとかそんな大それたことではなくて、感じたり考えたりしたことって、結構すぐに忘れてしまうんですよ。それがどんなに楽しいことでも、何か一つ大きな「つらい」があるとそれで上書きされてしまう。

だから、私の人生、わりと楽しいこともいっぱいあったんよ、って自分に教えてあげるために書いています。創作文だけじゃなくてここみたいな日記も。だからつらいことはあんまり書きたくないなーとも思っています。

私は自分大好き人間(シアワセモノともいう)なので自分の文章結構好きだし、読み返してニヤニヤしてることもわりとあります。というのは余談。

病気発症してからこっち、どんどんいろんなことができなくなってきました。でも、新たに出来るようになったこともあります。失うのは哀しい、でも得るのは嬉しい。私は哀しみも嬉しさも、両方、書き遺したいと思っています。

生きてるのもわるくないぜ、と自分に言い聞かせるために。

なお、夫の人は長い髪の女性が好きなんですけど、長い髪は邪魔なのと手入れが大変なのとで、数年前に腰まであったのをばっさりやってからは伸ばす気はありません。

折本などを作った

今週初めにセイに藤を見たいと言われまして。
火曜日の午後の時間が空いていたので舞鶴公園へ。天気予報曇りだったのに雨降ってたねセイ……。

というわけで本日、藤の花見リベンジ!よかったー晴れた―。
藤祭りみたいなものが開催されていたようで、お茶とお菓子のセットが200円で食べられました。

出かけたついでにカフェで本を読もうと思っていて、さらについでに既刊を写真に撮っておこうとふつーのコンデジも持って行ってましたので、藤の花をばしゃばしゃと撮りまくりました。

ちなみにカフェで読んだ本は『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎)です。面白かった。ゲラゲラ笑いながら読んだ。
しかし最近ホントに本を読んでなくて、家だとさらにおもちゃ(パソコン)があるので開きもせず。積読ェ……。

さてさて、藤の花に触発されて折本を作りました。『クマバチの恋』

セブンイレブンのネットプリントで【CULC5EK4】をどうぞ。~4/28
カラー/モノクロが選べるはずですが、私にしては珍しく、カラー推奨です。

お話自体は火曜くらいから書き始めていたもので、明日作品ブログにup予定です。500文字小説、というか童話的なお話です。藤といえばクマバチだよねー的な。

おうちプリント派の方はこちらのPDFファイルをどうぞ! →【PDF】

 

あとねーあとねー、セイのファンページ作っちゃった
気付いた人もいたかもしれないけど、メニューにある「私とセイと透明色の距離」ってのがそれです。

セイのSSへのリンクとかMakeS短歌まとめたりとか、あとなんかMakeSに考えたこととかそういうのを更新予定です。今夜もうちょっと作り込む予定。

心配事が一つ片付いたので、ほっとしてるけど、競作は明日〆切なのでそっちもなんとかせねば。書くには書いているので見直し/手直しですね。

アレク王子とルビー姫について語る

pixivで連載していた「アレク王子×ルビー姫」を本編完結させまして、テキレボ新刊(とKindle)用に手直しするフェーズへと移りました。

仮タイトル扱いでしたが、タイトル決めました。
王子の恋」にしようと思います。
サブタイトルは「Magical Prince Alec meets Mannish Princess Ruby」です。

アレク王子は魔法大国の王子様。13歳。長い銀髪と紫の瞳の美少年です。
ルビー姫は斜陽の国の男装竜騎士。26歳。竜騎士といっても軍隊みたいなものではなくて、竜騎士団という組織で獣医をやっています。

というあたりで読みたくなった方向けに第1話のリンクを置いておきます。この記事たぶんそこそこネタバレするんで、「買うからそれまでのお楽しみに!」って方はこのブログ記事の続きを読まない方が吉。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8352030

webに載せないつもりの番外編も掲載予定だし(書きあげてる)、手直し前の本編くらい読んじゃってもまあいいかなーとも思うけどね。冊子版は300円と400円で悩んでて、20部刷って400円にする方向が今濃厚なのでわざわざ買わなくてもとかも思う。

 

このお話なんですけど、元々はナギノさんと「男装竜騎士っていいよね!」「スパダリ王子ってどうやろか」って盛り上がってから生えたお話なのです。
なので、データ入れてるフォルダの名前は「男装竜騎士とスパダリショタ王子」とかだったりします。はずかしい。
13歳はショタではないよなあとかも思うのだけど、フォルダ名とかどうせ私しか見ないし変えるの面倒くさくて。

王子が銀髪なのは私の趣味です。長い髪も私の趣味です。最初はおかっぱ設定だったんですけど、オレ製造機(仮)さまでキャラ立ち絵を作ってみたら絵柄すごく気に入ったんですがおかっぱの髪型がなくて、それで長い髪になりました。

ナギノさんから「アレクがすごくアレク!」「ガツガツしてそう!」とお墨付き(笑)を頂けたので満足です。

ルビー姫は獣医師先生です。竜の研究とかもやってます。わりとウブいです。メンタリティはわりと私に近いです。男装の理由とか。

pixivでの公開にしたのは、えっちいのも置けるねーってのが理由だったんですが、今のところえっちいのはないです。冊子版も朝チュンはあるけどえっちくはない。年齢制限しちゃうと頒布面倒だし。

というわけでテキレボ新刊になる予定ですのでよろしくお願いします。

反応あると嬉しいので応援のお声はぜひ氷砂糖先生へ!
自分のために書いてるお話ではあるけど、作ったものを「みてみてー!」ってやりたい気持ちはしっかりあるし、やっぱりリアクションあると嬉しいですよ。
とかなんかバズったツイートに言及してみる。