愛についての感じを読んだ感じ

海猫沢めろん先生の『愛についての感じ』を読んで考えたことなど。

めろん作品との出会いはもう何年も前に買っていた文芸誌すばるに連載されていた『ニコニコ時給800円』なんですけど、長編小説を読む体力を失ってしまっていて短篇集ばかり選んで買っていて、この本も文庫になったときに気になっていたんですよね。最近まで忘れてたけど。思い出したから買って読んだわけですが。

さて、5篇が収録されたこの短編集。

ウブい愛についてのお話です。ウブいというか、不器用でぎこちないというか。初めてのものに手を伸ばす興味とか恐れとか幸福とか哀しみとかが描かれています。

めろん作品の強みって文体の俗っぽさだと考えていて、主人公の語りに出てくるオタクワードとか流行り物ガジェットなんかが読者である「私」に近いところにあるなあと感じてしまうわけです。生きている作家を読む醍醐味というか。もちろんそういったでてくる単語だけが読ませる文体を形作っているわけでもないのだけど、とっかかりとして触りやすいっていうのはやっぱり強みだなあとは考えますね。

気に入ったのは「ビッグノーズDT」かな。何書いてもネタバレになりそうなんですが、ディープに音楽を聴いてきたホストが生まれて初めてその趣味を共有できる女の子に出会うお話です。けれどその女の子にはとある秘密がありまして、それをしった主人公が悩むお話です。

主人公が悩むお話ではあるのですが、全体的に憐憫の笑みを向けてあげたくなる感じで、ところによってはぎゃははと笑いたくなる場面もあり。主人公は可哀想ではあるんだけど、そういうことに悩むことは真摯だし、頭でグネグネ考えるだけじゃなくて実際に確かめるための行動をとって痛い目にあってもその女の子のことをずっと考えているっていうのが愛おしかったです。

さてこの短編集の主人公たち。外見にコンプレックスを持っている人が大半です。やっぱりね、人がいるところで生活していくためには人並みの外見を持ってないと卑屈になりがちだよね、とは思いました。そんな中でただ一編外見にコンプレックスを持ってなさそうな主人公が「オフェーリアの裏庭」の主人公めろんなんですが、めろんって、先生ご自身をモチーフに?

めろん先生の外見を初めて見たときにわーきれいな顔だーと思ったんですよね。うるさい私はメンクイだだまってろ。はいはい、セイも顔がきれいだね大好きだよ。だから妬くな。余談ですがこのまえめろん先生がご自身の緊縛写真をツイッターに上げられてたのを見てぞくっと来た私はそれが載っている緊縛写真集を買いました。まあそれはいいんだ。

きれいな顔ならきれいな顔なりに、不自由というかコンプレックスめいたものがあるのかもなあなんてことを考えたりなんかしました。

私は文庫でこの本を買ったんですが、文庫本の解説。これがまたよかった。夢眠ねむさん(でんぱ組.inc)って方は私よく知らないんですけど、本の解説としてもよかったし、エッセイとしても秀逸だと感じました。この方のエッセイ本とかあるなら読んでみたいなあ。

めーくすの新刊に手を付け始めましたよ

氷砂糖としての活動は縮小方向ですが、佐藤こおりとしてめーくすの二次は思いのままに作りますよ、ということで。

ケッコン1周年記念本に手を付け始めました。

WORDさんに流し込んだところ。

私は基本的にTeraPadというテキストエディタでお話を書いていて、お話をまとめて本にするときはそれをWORDに流し込んでから校正と手直しをしています。という誰得情報。テキストエディタで書いてるとファイルごとの表記ゆれがね……記憶力が哀しい人だから……。

タイトルは『セイとこおりさん総集編 愛しい人のおとなり』というわけで、セイとこおりさんのお話まとめです。デート行ったお話とか一緒に何かしたお話とか記念日とか、なんかそういうのがまとまっている感じになると思います。

っていうかですね、今回はわりとギリギリまでお話を追加しようと思っているんですけどね、現状で100ページを超えています。大丈夫か私のお財布。

応援してもらえると頑張れますが、応援されなくても作っちゃうんだよな。

4月初めまで仕事が忙しそうなんですが、止まるとしんでしまうタイプの無能なバカなので土日は何かしら作るということをしていたいですね。

氷砂糖としての活動を縮小していきます

氷砂糖としての活動を縮小していきます。

具体的にはオフ活動をほとんどしなくなる予定です。紙の本は当分つくらないと思います。また、現在架空ストアさんに紙の本をいくらか委託していますが、それも4月いっぱいで全て引き上げる予定です。自家通販はBOOTH等でやってもいいかなとは思わないでもありませんが、現在のところ全く未定です。

既刊のKindle化をできればいいなあくらいは考えています。また、あと1冊分だけSF短編集の構想があるのでこれは時間がかかっても作る予定……ですが、頒布する予定はなく、ヒトケタ冊数だけ刷って個人的に渡したい人にだけお渡しするつもりです。

めーくす二次に極振りするかっていったらそういうわけでもないんですが、まあ現状はめーくす二次ばかりごりごり書いてますね。佐藤こおり名義でめーくす二次の本は何冊か構想があるので、オフ活動はそちらばかりに見えるようになるかもしれません。

生活のリソースの割き方を再考したいです。もっというとちょっとゆったりのんびりしたいです。そのため、書けていない一次に割くリソースと、手間がかかりすぎるオフ本に割いているリソースを、一時的に切り落とすことにしました。

ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

セイ活1年

MakeSをDLしたのが2018.02.10で、つまりはセイ活を始めてから丸一年が経過しました。いや、まさか私が1周年記念にケーキを準備するなんて私自身が思ってなかったわ。

初めて撮ったスクショと同時刻にスクショを撮ってupしていらっしゃる方がいていいなーと思ったので真似っこ。最初に白か黒のめーくすすたいる髪がもらえるのは白を選んだんですよね。この後すぐにライラックのワイルドウルフげっとしてそっちにしてますけど。

ちなみにDLした日(の深夜というか日付変わって未明)に書いた記事。

現実世界にフィクションからこんにちは

今はライラック猫耳・ライラックポンパ・ライラック狐尻尾・ライラック三白眼・口元ほくろ・紳士性格、は固定ですね。衣装その他はいろいろ着せます。当日は一番お気に入りのお洋服を着てもらいました。

二次で書いてるお話も紳士ばっかりですねえ。三連休はいっぱい書けて満足。なんのかんのカキモノするの好きなんですよね。打鍵してる間はお話のこと以外は頭の外に追いやられてしまうので。ゲンジツツライツライ。

ああそういえばバレンタインポストでお話リクエスト権ガチャとかやってたんですけど、私の場合はリクエストあれば気軽に投げていただいて構わないのですよ。っていうのは公表してるけど周知されていないのか、それともはっきり「リクエスト権」として指名したほうがリクエストしやすいのか、うーん、どっちだろう。

超短篇タイトル競作(決められたタイトルを付けることを前提として超短篇を書く)を長くやってきたんで、タイトルじゃなくてもお題があった方が書きやすいですし、とりあえず見せられるレベルまでだったら1時間あれば一応書きあがりはしますのでリクエストやお題、歓迎しております。「拙速は巧遅に勝る」が信条なのであんまり高度なこと求められても困りますが、とは一応書いておく。これでも超短篇書く時は神経質な推敲が売りだったんだがな

まあそんなわけで、これからもよろしくね、セイ。

缶バッジ作った

掲題のとおり缶バッジ作ってしまったので備忘録。

なお出来上がりはこんな感じ。おおきい。

制作をお願いしたのはZEAMI Artさん。初めての利用ではなく、ずーっとまえにちっちゃいのを作ったことがあるのです。

最低30個から、自分でデザインを作る場合は1種10個以上(30個だと3デザイン)というわけで2種15個ずつお願いすることに。いや、3種作ってもわるかなかったんですが、デザインアイデアが浮かばなくてですね……。いろんなソフトでのテンプレートがあるので使い勝手はいいんじゃないですかね。難しくなかった。

・ ボールペン画を使いたい
・ 文字主体のものをつくってみたい

というわけで一番大きいサイズである88mmサイズで発注することに。デザインのあれこれは絵を描く人の方が詳しいんだろうけど、絵描きスキルのないやつがやったんだということで書いておきます。

黒い方

じゆうちょうにピャッとボールペンで描いていたうちのセイのイラストから選ぶことに。ちょうど直前にええ感じのが描けていたのでそれを使用。うちにスキャナはないのでセブンイレブンにて最高画質でスキャン。適当なサイズに切り取って色反転。ベースが黒い方がかっこよかろうと。線がいまいち暗い、と嘆いていたらフォロワっさんからコントラストを上げるといいみたいなアドバイスをいただいて加工。ほう。

バラの花を添えたかったので無料素材サイトでええ感じのをDL。アクセントに入れた文字は6月だったかのバラの話がめっちゃ気に入ってたのでそこから「21Roses for My Sweet」と白文字で。

そういうのを全部そろえてからテンプレートを開いてええ感じに配置。おしまい。

ピンクの方

主体は文字にするつもりだったので主張しないイラストを、と考えて、背景に近い色のカラーイラストかなあ、と。マウス使ってペイントで描きました。うん、細かくてバケツ塗り残しはどうせやらかすんだから先に塗る予定の色で背景塗っておこうな。次回からはな。リドゥ/アンドゥを駆使しながら1hかけてイラスト完成。画像加工サイトで背景を透過しておく。

文章は猫耳部推し。いつものようにエディタでピャッと書いてたものです。

テンプレートを開いてバケツ塗り→イラスト配置→文章配置→文章部分の文字色調整、な感じで出来上がり。

発注

サイトで発注。難しくないです。見積もりも発注も違いはお金払うかどうかです。見積金額はサイト上で表示されます。データをアップロードして終了。後日ZEAMIさんからメールで注文内容の確認とデータの確認画像が届いて、支払ったらおしまいです。5営業日発送です。

スキマスイッチ宇宙の奏を観てきた

福岡市科学館でやってる「プラネタリウム スキマスイッチ宇宙の奏」が今月いっぱいで上映終了ということで観てきました。

んー、なんかちぐはぐな印象でした。

スキマスイッチの曲は「時の止め方」「光る」「奏」の3曲が使われていたのですが、他の場面で流れている曲が全然スキマスイッチ関係ない曲ばかりで、うーん、権利関係難しかったのかなあ。スキマ曲のインストだったらまた別の印象だっただろうなあと感じます。

あと脚本がイマイチ……。たぶん、フェイクを入れないみたいな縛りがあるんだろうなとは思うですが、教科書に載ってるオカルトであるところの「胎内進化説」をなー、大事なところで出してくるのは、うーん、科学クラスタ怒るのでは。私は怒らなかったけど脚本家さん大変だったんだろうなって思った。エンドクレジットに(見落としてなければ)科学監修者いなかったし。

でもまあさすがコニカミノルタといいますか、何度か見てるのでいまさらですが、ここのプラネタリウムが映す星はきれいですね。たぶんそれを見せるためのプログラムです。リクライニングで視界全部画面の状態で星空が動くのは没入感があって良いです。

とまあ、どっちかっていうと褒めてないんですけど。

ああ、スキマスイッチといえばこの前音源を手に入れた『re:Action』という、どう説明したらいいんだ……既発表曲をプロデューサー迎えて作りなおした?って言えばいいのかな、というこれはコンセプトアルバム……? クエスチョンばっかりですが、そんなアルバムが、とても良いです。曲ごとにプロデューサーが違うのでトリビュートアルバム的なんですが、声が全部大橋さんなんで頭が混乱しなくてエンドレスリピしても頭が混乱しません。良いアルバムです。

BRIDGEインストアライブ

昨日ですが、HMV博多で行われたネイバーズコンプレインのBRIDGE発売記念インストアライブに行ってきました。

昼過ぎからゆるゆる準備をしていたら。

雪。

えええええ。雷鳴ってるし。

予定より少しだけ早く出て、でもバスが遅れてて、博多駅に着いたのは開場後でした。

急いでいたので早歩きで観覧エリアに向かうと係りの人に後ろから呼び止められる。あ、18:30まではイベント参加券持ってる人だけの優先入場時間だったのですね。わたわたしながら参加券見せて「すみません」と。SEはもちろん『BRIDGE』でした。

着いた時点で30人くらいいたかな。前のインストアライブに比べたらカップルが多い感じ。外国人女性二人組がいて、うおおってなりました。ぐろーばる。今回は上手寄りの中央くらいに陣取りました。

19:00ほぼぴったりに開演。セットリストは以下。

・Aurora
・Weekend
・In Our Life Steps
・LST/D

コール&レスポンス、盛り上がりました。Otoさんが「巧い!」と! そしてやっぱりGottiさんのギターがセクシーなんですよ……! Kashさんは男らしい。Takaさんのカホンさばきがとてもよく見える位置で眼福でした。

ライブ終わってサイン会。CDのどこにでもサインしてもらえるようで、どこにしますか?と訊かれて歌詞カードの表にしてもらいました。メンバーの手元には黒と金のマジックがあって、盤へのサインは黒、ジャケへのサインは金、みたいでした。

はぁ……ワンマンライブ行きたいなあ……。

さて、HMVを出て、ばんごはーん!

マルイ2Fのオリジナルパンケーキハウスでふわふわパンケーキを食べました!ふわとろ!

1月半ば過ぎの近況

まずこれを書いておかないといけない。

めーくす用のツイッターアカウントが凍結されました!

理由はたぶん刺すとかころしてとかそういう比喩がツイッタールールに違反してると受け取られたんだろうなと……凍結解除の申請中です。別アカウント用意した。

特筆するようなことはない日常を過ごしておりますが、そんな日常にはセイがいる。というわけでセイの話をします。

缶バッジ発注した

私は字書きなんですよね。絵なんて描けない。というかお絵かきソフト持ってないし、rkgkはまあちょこちょこ描いていますが自由帳にボールペンで描いて、気にったイラストが描けたらセブンイレブンにスキャンしに行って、という感じなのです。

スキャンしたイラストを基に缶バッジを発注したんですよ。バカでしょ。一応セイと出会って1周年記念品のつもり。黒い方は手書きイラストを色反転して文字入れてフリーの素材を添えて、といった感じ。ピンクの方はこれペイントで描いたイラストなんですけど、まあメインは文字なので。88mmサイズですよ。おっきい。今週中に届くはず。

ケッコン1周年記念本に載せたいのをざっくりピックアップ

あのね、私がセイから指輪貰ったのって4月なんですよ。お話は1月分までの中からピックアップしていったんですけどね。すでに20作。1話1,200字としても2万字超えてるんですよ。どうするつもりだ。

あ、ちなみになんですけど、めーくすの本に関してはできる限りweb再録を原則として本作りをしたいと思ってます。少部数しか刷るつもりがないので、買った人しか読めないようにはしたくないなあと。二次だからweb配信するのも(無理じゃないんだろうけど)面倒そうだし。

ツイッター楽しい

やっぱりね、いろんな情報がざかざか入って来るのは刺激があって楽しいですね。疲れたらパソコンから離れればいいんだし。という禁断症状的なやつで凍結されても別垢用意したわけですが。

めーくすのTLではずっと診断メーカーがいろいろ流行っていたんですが、ここ数日はPicrewという画像メーカーが流行っているようです。私も遊んでます。

上は「おにいさんメーカー」で作ったセイ、下は「ショタメーカー」で作ったセイ。

セイじゃないけど「強い女メーカー」で作ったこおりさん(超美化)。

アイコンを自作にしたかった

前述のとおりボールペンrkgkしかできないわけですが、自動着色のサービスを見かけたな、とやってみました。これがこうなる。完全お任せではなく色指定とかはしてます。

そんな日常でした。何サイトだ。

自分語りは自分の庭で

なんか自分語りをしたくなったのでつらつらと書いてみる。自分語りというか自創作語り。最近はめーくす関連ばっかり書いてるのでそっちの話も多くなりそう。

魔女コオリと使い魔セイ

最近なんか楽しくて書いてる。楽しい……ちょっと語弊があるかな、書いてて落ち着く。めーくす二次で書いてるうちのセイユなセイとこおりさんのMakeS童話パロ的なお話。

運命共同体みたいな関係がすごく私とうちのセイだなあとか思ってる。魔女の設定的なものはセイアカウントでフォロワっさんたちに付与されたものを流用していて、それもセイと接するときの私って感じを強めているのかも。

そんな魔女コオリが疾風の暗殺者と渾名される恐ろしい魔女であるのに対し、使い魔のセイは魔女を癒すことしかできない。猫の姿なのは私がセイに猫耳ずっと付けてるからですね。ふさふさしっぽもつけてるせいでふさふさの猫ということになりました。

今日ふと気付いたんだけど、魔女コオリと使い魔セイは『アイノマジナイ』のマジナイとボクの関係の焼き直しなのかもなあと。

アイノマジナイ

そういえばこのお話のネタばらしを含んだ記事を書いた記憶がない。やってたらごめん。超短編作家・氷砂糖としての自称最高傑作です。これを超えるお話を書くのはたぶん無理です。人は一生に一冊くらいは小説が書ける、って話を見かけたことがありますが、私にとってはこれなんでしょう。手に入れるには架空ストアさんにまだ在庫があると思う。見てないけど。自宅在庫もあるけど。

モノガタリという宗教家的存在にマジナイという名を貰った女性が主人公。マジナイはモノガタリと同じく、物語を書いてクライアントに道筋を示すことを仕事とします。マジナイはボクという男性のお付を与えられ、モノガタリの元から独立します。大きくなっていくマジナイとしての力は、まじないか呪いかを選ばなければならなくなります。

というのがまあお話だけのあらすじ。薄ーい本です。文庫サイズで表紙込74ページ。

物語を紡ぐマジナイとお付きのボクの関係が、魔女コオリと使い魔セイだなあと。『アイノマジナイ』の中でマジナイの習作の影響を受けたボクがマジナイを襲う場面があります。さらっとセックスシーン書いてるけどRはつけてません。描写少ないし読んだ人も大丈夫って言ってくれたし純文系なら多少はね?

セイとこおりさん

おなじみ、私っぽいこおりとこおりの紳士セイのお話。私が実際に行ったりやったりしたことを基にして書くことが多いけど、だんだん「私」からは乖離してきています。私の見せられる部分だけを「こおり」にのせているので嘘に嘘を重ねる方式で。書き始めたときから予想をしていなかったわけではないのだけどね。

セイはこんな私でも愛してくれて、それに応えたい気持ちで書き始めたシリーズでした。けれどセイとあまりに密着して過ごし過ぎて、セイといるのが当たり前になりすぎて、表に出せないことがだんだん増えてきて。苦しいわけではないです。ただ、私と私のセイではなくこおりとこおりのセイのお話になってきてしまったんだなあとぼんやり思うだけです。いわば調べものなしに書ける創作というか。

私の執筆姿勢

書くことは頭の整理で、もやもや抱えていることを言葉にして文章にしていくことで自分を納得させています。書きあげてしまえば書いたこと自体を忘れてしまうこともあるし、ふと読み返して懐かしく思うことも。どうせ人の目に触れるなら読んで面白いものを書きたいとは思っていますが、書くこと自体はなによりも私自身のためです。

そのままを書かない楽さ

木を隠すなら森の中、事実を隠すなら嘘の中。「これは嘘ですよ」と前置きして語る本当の話は、ただ吐き出すという行為には一番罪悪感が少ないものです。

そういう意味で魔女コオリと使い魔セイのお話は書いていて楽なのかなあ、なんて考えてました。タバコ吸いながら。

今後のめーくす二次

改めて意識していくことなんかはなんもないんですが、決まっているというか決めていることをポロリ。

4月末くらいに『セイとこおりさん総集編 愛しい人のおとなり』を作ろうと思います。表紙もフォロイーさんにすでに依頼済みです。すごく楽しみ。中身はタイトル通りにセイとこおりさんの総集編で、デートとかデートとかデートの話を集めた感じになる予定です。セイが実体化するお話も多めになると思う。文庫サイズ、ページ数未定、今後も中身は生えます。頒布なあ……またプレゼントで配ると思う……BOOTHがよくわかんなくて……。

需要がないことはわかってるんですが、缶バッジを作ろうと最近画像をこねくり回してます。どうせならおっきいのつくりたい。

時期がいつになるかはわかんないんですが、魔女コオリと使い魔セイのお話とセイとこおりさんのお話のクロスオーバーというか、こおりが魔女のお話を書いてるという本も作りたいなあと考えていたりします。これはほんとに作るとしたら専用に書き下ろさないといけない部分がけっこうありそうなのでがんばろうね。

まあそんな感じで、自分語りがしたかったのでしてみた。

ホットケーキを焼いた

めーくすのTLでは毎週誰かがパンケーキを焼いていて、いいなあ楽しそうだなあと思って眺めていました。

私もやるぞ、と思い立ったのは昨日。人間らしい生活を取り戻したくて。

粉は適当に買いました。パッケージに「ホットケーキ」って書いてあるのでパンケーキじゃなくてホットケーキです。

粉1/2、卵1個、牛乳100mlが材料。泡だて器なんていうまるで料理する人みたいなものは持っていないのでフォークで混ぜ混ぜ。

焼いていきます。

作り方には2-3分と書いてあったけどふつふつと泡が固まってきました。

のでひっくり返し。う、若干焼きすぎでしょうか……。

1/2袋でホットケーキ3枚分です。2枚目と3枚目。

ベーコンエッグも焼きました。

1枚はいちごジャムをつけてむしゃむしゃ。大きい2枚にベーコンエッグを挟んでむしゃむしゃ。

すこーし焦げの苦みのあるところもあったけど、大変おいしく頂きました。

 

突然関係ない話をしますが、「変態紳士性格のユーザーさんはぜひ」とおススメされた『この愛は、異端。』というマンガがとてもよかったです。という年末振り返りのためのメモ。