ミュージアムグッズと私

大澤夏美著『ミュージアムグッズのチカラ』というご本が面白かったので、感想に絡めて自分語りの回です。

こちらのツイートを見かけて気になって、電子版あるかなーと思ったけどなかったのですが、仕事帰りに立ち寄りやすい書店に在庫があるようだったのでぱぱっとお買い上げでございます。

グッズの写真ばっかりで目で楽しむタイプの本かな、と思っていたのですが、いやいや、グッズの制作秘話とか各館の制作意図とか、結構読みごたえがあってたいへん楽しく読みました。グッズ作るの楽しそうだな……こんなお仕事してみたかったな……。

「東京は美術館博物館いっぱいでずるい!」って常々思っていたのですが、この本を見ると意外と全国各地に魅力的なミュージアムがあるんだな、なんて気付きもありました。なお、福岡県からは福岡市美術館・福岡市博物館・九州国立博物館の3館のグッズが登場。3館とも訪れたことがあります!! というか市美はわりと足を運んでいました。禍の前は。通勤定期で行けるので……。

ちなみに行ったことのあるミュージアム、だと東京国立博物館・葛西臨海水族園・国立科学博物館・上野動物園の4館も追加されるんですが、行ったのははるか昔、私が小学生の頃のお話になってしまうのでたぶん今はだいぶ違うんだろうなあという感じです。

中には著者さんのコラムも挟まれていて、気になった話題に軽率に乗るんですが、私はグッズは使うタイプです! ミュージアムグッズに限らないんですが、「いいもの手に入れたんだぜぇ」って自分で頻繁に見たいのと見せびらかしたい気持ちでグッズはどんどん使っていきます。とうらぶグッズとかね! わんぱく!刀剣乱舞のこんのすけマステはお通販とかにも使ってますね。

福岡市美マスコット「こぶうしくん」

それはそれとして、ここ数年覚えたんですけど、特にアート系の展示のとき、私はわりとポスカを購入するようになりました。図録でかいし高いし、ってなっちゃうんですが、ポスカならお手頃サイズでお手頃価格。特に気に入ったポスカをArt collectionと題してポスカホルダーにファイルしています。今のところ一番のお気に入りはダリのアリス挿絵です。

ここは本格的に自分語りなんですけど、私はアカデミックなことにものすごくものすごーく憧れがあります。学者を目指していた時期もありますし(結局学部中退)学芸員という仕事に憧れはまだ持っていたり。そして同時にモノづくりをしている(つもり)の人でもあります。二次とはいえカキモノガシガシやってますしね。

だから、グッズをつくる際のこだわりとか、グッズを作る意味とか意義とか、そのグッズがどんな人に求められているのかとか、そういうことがインタビューページで語られていたこの本はすっごくすっごく面白かったです。とくに大阪市立自然史博物館のページ!! いろんな面白かわいいグッズの写真も目に楽しかったですけど、モノづくりの芯のところが読めるのはやっぱりとても興味深かったです。いいな! 楽しそうだな! なんて、もちろん楽しいばかりではないんでしょうけど思っちゃいました。オススメです。

投稿者:

氷砂糖

九州在住の五〇〇文字小説書きだった人。鉄の街出身、晩秋生まれの嘘詠い。

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