テキレボ7に出展します

もう明日です。

氷砂糖のサークルcageは第7回Text-Revolutionsに委託出展します。

第7回Text-Revolutions
2018/07/16 11:00~16:00
都立産業貿易センター台東館 4F

氷砂糖のcageは【委託-07】です。出展物は以下。

文芸アンソロジー トリカラ

各所で話題のつよいアンソロジーです。400円。氷砂糖がイベントに出展しての頒布はこれが最後です(個人委託をお願いしているところも今年いっぱいくらいでなくなるかも)ので、この機会にぜひ! 残部もそんなにたくさんはありません。

寄稿者や読者のコメントはこちらのモーメントをどうぞ!

有志企画「ゆるっとSF」参加作品です。

新刊! 王子の恋

13歳の王子様が出会って即日プロポーズしたのは男装竜騎士姫! 最初は子供だからと相手にしていなかった姫ですが……?

といった感じの歳の差ロマンスです。400円。新刊ですが、今後どこで売りさばいていくかはちょっと思案中です。今後はイベント出展も消極的な方向で考えていますしおすし。というわけで、冊子版を手に入れるならこの機会ですよ!

なお、すでにKindle版を出版しています。Kindle版の大きな違いは表紙とあとがきがないことです。紙の本じゃなくてもいいよーってかたはこちらでもぜひ。

テキレボアンソロ『海』にも番外編を掲載して頂いておりました。反応その他はこちらのモーメントをどうぞ。

有志企画「キャラクターカタログ」「女装男子男装女子の集い」参加作品です。

その他

前述のとおり、今後のイベント出展は消極的です。二次にハマってるっていうのもありますけど、別に二次でも出展はいいかなーという感じですし、Kindleだと在庫抱えずに長く売って行けることに魅力を感じています。

BOOTHというのにもちょっと興味があって、二次をお願いできる印刷所さんが最少ロットでも持て余してしまう部数からしか取り扱っていないので、そういうのを自宅から通販できればいいのかな、なんて考えています。

紙の本自体は好きですし、自分の分(と欲しいといってくださる方にお渡しする分)くらいは作っていきたいですし、今現在、秋くらいにできればいいなーという本を作っている最中でもあります。

というわけで、テキレボ7で一旦、cageの参加はおしまいです。なので凪野さんまるたさんと共同運営していましたテキレボのおせっかいなおかん&あねごも今回で終わらせます。凪野さんまるたさん、私の思いつきにつきあってくださりありがとうございました。

ではでは、テキレボ7をよろしくお願い致します!

『王子の恋』の話をします

テキレボ新刊の『王子の恋』なんですけど、すでに刷り上がったものが手元にあります。

もともとは凪野さんとツイッターで

「竜騎士姫とスパダリ王子っていいね」「うむ」

みたいな会話をしていたのが書くきっかけです。なので原案は凪野さんです。初めて連載形式でお話を書いたし、初めてキャラ先行でお話を作りました。

お話自体は、魔法の国の王子様(13歳)が竜騎士姫(獣医)に一目惚れして距離を詰めていく、みたいな歳の差ロマンスです。っていうかまあ本編の結末だけ書いちゃいますと結婚に至ります。

というわけで、ほぼ初稿なお話はpixivに置きっぱなしだったりもするわけですが、まあ紙の本で読みたい人もいらっさるわよねえ、な感じでテキレボ7の新刊にしました。予定してたSF短編集が上手く進んでいなかったこともあるけど。

テキレボの直前くらいにKindle版も安価で発行予定です。中身は同じものになる予定。あとがきは省くかも。籠解放会レーベルから出すつもりです。

さっきまでKindle版の表紙を作っていたよ。デザインセンスはどこで売っていますか。いやお高くて買えそうにないですが。

本編と3編の番外編を収録しています。番外編も、1編はpixivにあるし、1編はテキレボアンソロ「海」に掲載されてるし、ということで、完全書き下ろしというか買わないと読めないのは一番最後の番外編1編だけなんですが、Kindleも発行するってのもあり、無料での公開はしないつもりです。

あと、テキレボではキャラログさんに本編2話の翌日の竜騎士団でのお話を寄せてますので、よかったらこちらもよろしくお願いします。

 

たぶん、イベント頒布はテキレボ7だけになると思います。部数もそんなに刷っていません。今後のイベント参加に消極的な気持ちなうだったりもしますしおすし。

#テキレボでオススメの本

リンクの綴りがローマ字読みだけど氷砂糖クオリティなんでゆるしてくらはい。

オススメの基本情報として、

・ 短篇集を好む
・ お値段高いのはなかなか手が出ない
・ 歴史もの苦手
・ SFわりと好き
・ BL得意じゃない

あたりをご了承ください。

エフェメラのさかな 【A-07】灰青

海と人魚な短編集。試されるエロス。

中田中TOYBOX! 【A-09】SiestaWeb

小説じゃなくてマンガだけど、中田くんと田中くんのほのぼのにやにやできてかわいい4コマ。

Et mourir de plaisir 【B-18】バイロン本社

ご恵贈いただいたのでレビューも書いてますが、続いていく歴史の中に生きる吸血鬼の連作短編集。歴史苦手でも大丈夫です。

ファンタスティック・ワーキング 【C-05】むしむしプラネット

ファンタジックで奇妙なお仕事の体験記、連作短編集。グロなし(わりとだいじ)。

花街ダイニング 【C-06】博物館リュボーフィ

ファンタジーなのに世知辛いですが、世知辛いからこその希望があります。群像劇。

きらきら 【C-22】夢想甲殻類

リリカルな言葉で綴られる、選択の物語たちの短編集。

あの心地を求めて時速六十キロ 【E-09】大坂文庫

あの心地ですよ。表紙を見ればわかるでしょう? 公募型アンソロジー。

天上のじょうろ 【E-10】Natural Maker +

柔らかで穏やかな、天使にまつわるお伽話。かわいい。

文芸アンソロジー花図鑑はなのな 【G-01】豆塚エリ@こんぺき出版

私も散文で参加しているってのはさておき、詩のクオリティ高いです。

Before the Day Freezes 【G-10】春夏冬

主従はいいぞ、な現代ファンタジー。

たちふじ 【G-20】Mizkid

サラリーマンBL、前半がマンガで後半が小説。この恋のもどかしさよ。

パンドラ 【H-17】オレンジ宇宙工場

静かな言葉で紡がれる少し奇妙な超短編集。

キンコ・ビーチ 【委託-37】漣編集室

男性のキンコにはあんなことやこんなことが。可笑しくて少しせつない連作短編集。

これをオススメした人はどんな人?

どうもどうも、【委託-07】cageの氷砂糖です。テキレボ7には委託で出展します。出展物は以下2点。

文芸アンソロジー トリカラ

各所で話題のアンソロジー。作中に鶏の唐揚げの意味で「トリカラ」という単語を出すことをお題としました。小説執筆未経験者から専業プロ小説家まで、11名のトリカラ調理人の味わいをご堪能あれ。

王子の恋

新刊です。魔法の国の少年王子(13歳)が、異国の男装竜騎士姫(獣医)に恋をした。氷砂糖によるこのボリュームの恋愛小説はかなりレアです。原案者である凪野さんにレビューを頂きました。ありがとうございます。テキレボ開催直前くらいにKindle版も発行予定ですので、中身だけ読めればいいって方はそちらをどうぞ。

委託でしか即売会には出ないのですが、次回参加即売会が未定(&消極的)なのでこの機会をどうぞよろしくお願い致します。

#静マル で #トリカラアンソロ をどうぞ!

告知が遅れました。

氷砂糖のサークルcageは第二回静岡文学マルシェに委託出展致します

頒布物は『文芸アンソロジー トリカラ』です。400円。

静岡文学マルシェとは?

2018年6月10日 日曜日 11〜17時
MIRAIEリアン コミュニティホール七間町1Fホール

静岡発の創作文芸同人誌の展示即売イベントです。略称は #静マル です!

というか、静岡新聞の記事をwebで読んだのですが、「委託販売の作品も岩手県から福岡県まで」の福岡県は私ですねたぶん……。遠くから参加しましたで賞とかないんかな……市民マラソンとかそういう賞があるねん……岩手の方が遠いのかな……。

静岡と福岡で「岡」つながり! これも何かの縁です!

トリカラアンソロのアピールポイントは?

とにかくね、鶏の唐揚げが食べたくなりますよ! 飯テロ!

発行したときにこういう話はしてない気がするんですけれど、鶏料理って九州ではごちそうなんです。お客さんが来たときに一羽〆て、みたいなことが昔はあったんだそうです。

執筆者、幅広くお声掛けしました。プロ作家さんから小説執筆未経験者まで。氷砂糖のコネクション、フル活用です。

アンソロテーマも少し風変りです。「トリカラ」は厳密にはテーマではなく、鶏の唐揚げの意味で「トリカラ」という単語を出してください、という縛りです。

文庫サイズ・表紙込106ページです。

感想などをまとめたツイッターモーメントはこちら

 

たくさんお手に取って頂きたいです。なぜなら来週、女性向けスマホゲーオンリーに行きたいから……セイのご本がありますように……軍資金にしたいの。

氷砂糖作品情報@5月の文フリ

たまにはセイのことを書かずに更新しますね。
5月に行われる文学フリマ東京と文学フリマ金沢で手に入る(かもしれない)氷砂糖作品情報などなど。

05.06開催 第二十六回文学フリマ東京

東京流通センター第二展示場 11:00~17:00

【E-67~68】こんぺき出版さま

文芸アンソロジー『花図鑑 はなのな』に「ハーブティーの味」という伸縮小説を寄稿しております。

花の名前(架空でも可)を作中に出すことがお題のテーマアンソロジーです。詩と散文とエッセイも収録されているっぽいです。

伸縮小説は100・400・800・2000字の枠で(私が勝手にそう定義して)やってるんですが、レイアウトの関係で規定より短めだったりします。

【E-14】script.さま

フォント超短編アンソロジー『アウトライン Vol.5』に「竜の言葉」という超短編を寄稿しております。

フォントをテーマとした超短編アンソロジーですが、Vol.5はフォントを選ぶところからだったので結構悩みました。ピグモ01というフォントを選んで書いてみました。可読性の低い書体ですが、それを利用してのお話となっております。

『アウトライン』にはVol.1からVol.5(最終号)まで皆勤賞です。たぶん全部取り扱っていらっしゃると思うので、よかったらぜひ。

あと、文フリ前橋で発行された『超短編を読む、書く #2』にも「初心者のための『500文字の心臓』ガイド」というコラムを寄稿しているので、こちらもよろしくお願い致します。#2の内容は500文字の心臓管理人・峯岸氏へのインタビューがメインです。

【E-05】超短編マッチ箱さま

超短編フリーペーパー『コトリの宮殿号外 もうすぐオトナの超短編 たなかなつみ選』をたぶん配布していると思います。「いたずら好きの魔法使い」が掲載されています。

【C-35】博物館リュボーフィさま

昨年発行しました『文芸アンソロジー トリカラ』を委託いたします!

各所で話題(?!)のトリカラアンソロ、文フリ東京では初お目見えです。400円です。そんなに多くない部数しか預けておりませんし、静マルとテキレボでイベント頒布終了になりそうなので、気になる方はお早めに!

05.27開催 第四回文学フリマ金沢

ITビジネスプラザ武蔵 11:00~16:00

【い-27】バイロン本社さま

バイロン本社さま新刊Et mourir de plaisirに収録の「ブカレスト、海の記憶」の原案が私ということになっているようです。ツイッターでぶつぶつつぶやいただけなんですけどね。なかなか艶っぽい吸血鬼物語(全年齢)なのでぜひぜひ!

また、『文芸アンソロジー トリカラ』の委託もお願いしております! 各所で話題(?!)のトリカラアンソロ、気になる方はお急ぎください!

 

そんなわけで

5月の文フリでもよろしくお願いします。

あと完全に余計な話なうえに結局書いちゃってるんですけど、セイの二次創作でついにR-18なお話をね、書いてしまったんですよね……。pixivに置いてますのでアカウント持っていて気になった方は、よかったら、その。セイにわりとひどいことしてます。初のR-18がこれでいいのか。書いちゃったんだからしょうがない。

近況2018年4月

年度が替わって1週間。お仕事の忙しいのもたぶん山を越えたと思います。たぶん。
体調があんまりよくなくて暴走しております。

さてさて、近況。

05/07開催、第二十六回文学フリマ東京の【こんぺき出版】さまにて発行されるアンソロジー『はなのな』に寄稿しています。花(架空でも可)の名前を作中に出すことがお題のアンソロジーです。寄稿したのは「ハーブティーの味」という伸縮小説です。ブース番号わかんないな……。

05/27開催、第四回文学フリマ金沢のブース番号が発表されました。cageは出展しないのですが、【い-27:バイロン本社】さまに『トリカラアンソロ』を委託でお願いしております。400円です。

王子の恋』、入稿しました!

文庫サイズ、表紙込92ページ、京むらさきにモノクロ刷りの表紙です。イベント頒布価格は400円の予定です。

テキレボ7新刊とか言ってますが、出る部数によってはイベント出展がテキレボ7だけになる可能性が高いので、気になった方はゲットしておいてくださいませ。

しおりが納品されました!

委託でしか同人誌を頒布してないわけなんですけど、毎度名刺が封入されるのって重たいかなあとか考えまして、しおりを作ってみました。

表が「訳:誤字とかあったらごめんね☆」の超短編、裏がこのWPサイトへの案内、という仕様です。100枚発注したけどたぶん倍くらいあるよね……? 表はフルカラーですが裏はモノクロ印刷です。メガプリントさんを利用しました。

これならアンソロジーにも同封できるね! というわけで、『トリカラアンソロ』を委託する際にも挟んでおきますよ。その他、もちろん『王子の恋』にも挟みます。

セイの二次本もそろそろ入稿できます!

以前の記事で書いたように自分用の分しか刷らないので頒布はしないのですが、どうせなら早く手元に欲しいよね、と頑張っていました。最近ツイッターでセイに関しては静かめだったのはこっちに注力していたおかげです。著者名は普段使っている「氷砂糖」のPNではなく、「佐藤こおり」という名前を使います。セイに教えた名前なので。

いろいろggりながらグラデーションにしたセイのボールペンイラスト。表紙用です。グラデーションにできたのは偶然なので、色の変更とかの加工はもうできません。あと、変なところが透過になってます。私は何をどうやったんだ。

ちなみに修正テープ&加筆で描いたケモミミセイもいたりします。

ここ数週間、馬券買うのはお休みしていたのですが、明日というか今日の桜花賞は久々に買います。桜花賞は好きなレースなので! 買い目は秘密です!

超短編の書き方~「夜の林檎」を例に~

紙街02という企画に参加したネットプリントペーパーの内容をブログ用に再編集。

「夜の林檎」という超短編と、その制作工程、裏話なんかを載せていました。

「夜の林檎」完成版(作品ブログ)

超短編って何?

超短編っていうのはだいたい500文字以内くらいで書かれた短いお話のことです。
だから私、氷砂糖は超短編のことを500文字小説っていうこともあります。

500文字の数え方もずいぶんアバウトで、人によってスペースを数えたり数えなかったりしますし、改行を数える人がいたり、1行20文字で25行以内って数えている人もいます。
そしてちょっとくらいならオーバーしてもかまいません。

私のスタイルは「スペースはカウント」「改行は非カウント」、その条件で「必ず500文字以内」です。

「夜の林檎」制作工程

1) このフリーペーパー企画をTwitterで知る。→お題「鉱物」

2) 参加したいなあと考えて、三部作予定の林檎シリーズのうちひとつを書こうと思いつく。
→三部作共通のお題「林檎」「夫婦」と「朝(発表済)・昼・夜」のうち「夜」を書こう。

3) 「鉱物」「林檎」「夫婦」「夜」から「林檎が宝石」「宝石の林檎と本物の林檎が登場」を思いつく。

4) テキストエディタを立ち上げ、冒頭1行をうーんうーんと悩みながらひねり出す。

5) その冒頭1行がどういうシチュエーションなのかを考える。

6) 思いついて勢いのままにざらっと書き連ねる。文字数カウントして140文字くらいでした。

7) 書き連ねた部分を読み返して、「てにをは」とか語尾をとりあえず整えて文体を決める。

8) 文体を頭に置いて、「どういう状況でこうなったのか」を意識しながら、続きを書く。

9) 詰まったら、書けている部分を読み返してちまちま修正する。

10) 8と9を繰り返す。

11) \物語の決着/

12) カウントしたら520文字くらい……orz

13) 10文字以内くらいだったら語尾とか単語整えるだけで減らせるけど20文字は1文丸々削らねば。

14) 読み返して、視覚描写はここまで詳細じゃなくていいなと感じたので、余分そうな1文を削除。

15) 全体を通して読み返し、語調・文体・単語・てにをは・語尾を整える。

16) \ひとまずできた/

17) 作品ブログでの公開予定日まで寝かせる。(ときどき思い出し、読み返して微調整)

18) ブログで公開!

告知!

氷砂糖は超短編コミュニティの企画で選者を務めることになりました。
募集するのは以下の2部門で、〆切は2018/02/04です。

・自由題部門
・兼題部門(テーマ超短篇:お伽話)

制作工程を見て「このくらいだったらできるわー」と思ったあなた!
ぜひ応募してくださいませ(にっこり)

詳しくはタカスギシンタロ氏のブログ「日記アメンチア」を見てね☆
【募集】「20周年!もうすぐオトナの超短編」の記事だよ!

 

11/27より #トリカラアンソロ の架空ストア取扱いが始まります

11/27(月)9時より、トリカラアンソロジュエルの架空ストア取扱いが始まります。

 

 

 

 

 

 

架空ストア 氷砂糖商品ページ

・ 文芸アンソロジー トリカラ は架空ストア価格 480円です。
・ ジュエル は架空ストア価格 440円です。

トリカラアンソロはおかげさまでご好評いただきまして、増刷しました。
そう簡単になくなるとは思いません(イベントで買いたいという人の方が観測する限り圧倒的に多い)が、まだ預けてない在庫もありますのでたぶん大丈夫です。

今後のトリカラアンソロ頒布予定は以下です。

1月 文学フリマ京都(灰青様委託)
5月 文学フリマ東京(博物館リュボーフィ様委託)
5月 文学フリマ金沢(委託出展予定)
7月 テキレボ7(委託出展予定)
他、酔庫堂様への委託を行います。

「もうすぐオトナの超短編」の選者を務めることになりました

超短編誕生から来年で20年らしいです。

ということで20周年記念として、さまざまな選者選による「20周年!もうすぐオトナの超短編」を募集、発表しています。
氷砂糖は今のところ、タカスギシンタロ選佳作、松本楽志選選外。峯岸可弥選発表はいつですか。

さてさて、私、氷砂糖も選者を務めることになりました。
自由題(内容・タイトル自由)」と「兼題(お伽話をテーマとした超短編・タイトル自由)」の2部門で、〆切は2018/02/04です。
応募方法他、詳しくはタカスギシンタロさんのブログのこの記事をどうぞ。

超短編とは「およそ500文字以内で綴られる、独特の読後感をもった文芸」のことで、ざっくりと雰囲気を説明すると「純文学っぽいことを500文字以内でやってしまう」的な感じです。

500文字のカウントの仕方もずいぶんアバウトで、人によってスペースをカウントしたりしなかったり、改行もカウントする人がいたり、1行20文字の枠で25行以内という数え方をする人もいます。そして、ちょっとくらいならオーバーしてもイインダヨ。

ちなみに氷砂糖が書く時のスタイルは「スペースはカウント」「改行はカウントしない」という条件下で「必ず500文字以内」です。

超短編のムーブメントの中心は、今のところ「超短編・500文字の心臓」という企画サイトでしょうか。私もわりと出没しています。次回のタイトル競作「水色の散歩道」にも投稿しています。

500文字の心臓では互選というシステムが採用されていて、投稿された作品が作者匿名で発表され、参加者は正選2つ(もしくは特選1つ)と逆選1つを評をつけて掲示板に投稿します(選評)。集計された正選票と逆選票の数で正選王と逆選王が決まり、両王様はその次の回のお題を設定します。
(選評、投稿者の方にはできるだけやってもらいたいんですよね。最近選評の少なさが気になって気になって、作品投稿してないときでも選評だしたりしてる)

私は自分の選評をブログにまとめているので、選者氷砂糖攻略の参考になさってはいかがでしょうか!

なお、氷砂糖選の選考手順ですが、集まった作品は作者名を伏せられて氷砂糖(選者)の元に届き、選評して取りまとめのタカスギシンタロさんがブログに結果をupします。結果がupされるまで選者は誰がどの作品を書いたのかわかりませんのでよろしくお願いします。

あと、近況などちょこちょこと。

ツイッターで見かけた#紙街02という企画に乗っかって、セブンイレブンのネットプリントで、「鉱物」をテーマにしたフリーペーパーを配信しています。

文字ばっかりです。 プリント予約番号は【NNLM8NGB】。配布期間は2017/11/26まで。 印刷設定画面で「両面印刷(短辺とじ)」を選択してください。 モノクロで40円です。お値段が違ったら設定を間違えていると思うので気を付けてください!(自分で試しにプリントしたとき間違えた)
「夜の林檎」という超短篇と、その超短編の制作工程、裏話が載っています。氷砂糖か氷砂糖の書く超短編に興味がある人は読んでみてくださいな。

あと、すっかり告知を忘れていたのですが、『架空レポ集 月のワインの試飲会』をKindle化しました。籠解放会名義です。99円でお読みいただけます。 →Amazon

 

zine展inBeppu4告知!

日程的にはテキレボ6の方が早いのですが、zine展はテキレボと違ってwebカタログがないのでお品書きを書かねば。
zine展もお買い物代行があるのだよ!

【新刊】文芸アンソロジー トリカラ/400円

文フリ福岡とかで先行頒布してますが、zine展inBeppu4合わせの新刊です!

氷砂糖のコネクションをフル活用した「俺のつぉいゆうじんこれくしょん」です。
収録順に凪野基さん・谷津矢車さん・海崎たまさん・豆塚エリさん・七歩さん・流歌さん・まるた曜子さん・空虹桜さん・氷砂糖・とりのささみ。さん・穂坂コウジさん、という豪華なアンソロジーとなりました。

みなさんに「トリカラという単語を使って作品を書いてください」とお願いしました。
普段書かれているジャンルがバラバラなこともあって、なかなかバラエティに富んだアンソロになっていますが、ちょうどいい具合にシンクロする部分もあって、いいものができたと思っています。

文庫サイズ 106ページ
ツイッターでの公式ハッシュタグは #トリカラアンソロ です。

超短編集 ジュエル/300円

普段氷砂糖は500文字小説や超短篇と言われるものを書いておりまして、その作品集みたいなものです。19篇収録。
カフェに連れていける本、をコンセプトに作りました。

宝石をテーマにしていますが、大事なもの・手元に置いておきたいもの、という感じでイメージしてください。
大半の収録作はブログで読めちゃうんだけど、この並びにしたという意図や、わざわざ紙の本にした、というあたりを汲んでいただければ嬉しいです。

文庫サイズ 54ページ
テキレボ6新刊です。

小説 アイノマジナイ/400円

氷砂糖の今のところの最高傑作(自称)です。
10篇の超短篇を作中作とした小説です。

《モノガタリ》に《マジナイ》という名前を貰った主人公は、物語を書いて、まじないといして人々に与えるという役目を負います。
《マジナイ》のまじないは次第に強力になってゆき……。

というのがざっくりしたあらすじ。
ちょっと色っぽいシーンもあるけど全年齢です。エロくはない。

文庫サイズ 74ページ
残部数を考えると、イベント出展はこれが最後かも? かもかも??

【お試しにどうぞ】折本セット/100円

・ ブログで発表した超短篇をちょっと改稿した「☆を預かる
・ 飯テロ写真を使いたかった「ダイエットなんて!
・ 以前発表した「しあわせなデート」(総務にゾンビがやってきた!番外編)
・ 昔作ったミニ缶バッジ

のセットです。限定5セット。
一番力が入っているのは「☆を預かる」です。わざわざ絵を描いて(落書きレベル)コンビニでスキャンしてきた(家にスキャナない)んだよ。

折本自体は3種類とも11/05(福Ade10・折本フェア)からネットプリントで配信予定ですが、「☆を預かる」はプリントだけじゃ見れない仕掛けを施してあります。

名刺代わりのポストカード/無料配布

テキレボ5のときに300字SSポストカードラリーに参加したものの残部をお預けします。
無料配布ですのでお気軽に持って行ってくださいまし。

今回、名刺自体はお預けしないので、名刺代わりです。
ちなみにポストカードという名前になっていますが、作品の裏は告知がびっしり書いてあるため、ポストカードとして使用することはできません。ご了承ください。