#zine展inBeppu ありがとうございました

zine展inBeppu 4に出展していました。
残部と報告書が返送されてきましたよ。主催さんありがとうございました。

けっこうな数をお手に取って頂けたみたいでありがとうございます。
……トリカラアンソロつえぇ、ってのが感想です。

まあトリカラアンソロは力入れてますからね!
すげー人ばっかり集めたから売れてほしいし、何より売りたい!
現在増刷かけてまして、架空ストア委託の他、テキレボ7(予定)とか文フリ金沢(考え中)とかでお手に取って頂けるようにしたいです。
個人委託もお願いする予定なので、見かけたらぜひ! 電子書籍化はしませんよ!

トリカラアンソロはともかく、他にもアイノマジナイとかジュエルとかお預けしていました。
どちらも思っていたより身請けして頂いてありがとうございます。

zine展inBeppuはクラフト系と純文系が強いみたいですね。
気に入っていただけると嬉しいです。特にアイノマジナイは氷砂糖の最高傑作(自称)なので、思い入れもあり。

今回の戦略として立てていたのは以下2点です。

1) 目玉商品を設定する
2) 価格設定的にバラエティを持たせる

1に関しては「トリカラアンソロ」ですね。
もともとアンソロ企画があって、じゃあzine展に合わせようかって流れでの目玉設定だったのですが、先行委託とかでも「zine展合わせなんですよ」ってアピールになったみたいでした。ツイッターでも騒いでたのでいい感じに広告塔になってくれたみたいです。

ただまあアンソロ主催、一回はやってみたいと思ってて今回やってみましたけど、もうしばらくはやらなくていいなあ。大変。テキレボ準備とzine展準備とアンソロ入稿と、3つお尻があったらいっぱいいっぱいになることが判った。(同じ理由でイベント合わせ新刊も今後控えていくと思う)

2は、トリカラアンソロ・アイノマジナイが400円で、ジュエルが300円、折本セットが100円という有料頒布物だったんですけど、折本セットが思ったほど出なかったので、あんまり効果はなかったのかも。クラフト系ならもっと凝った製本してる人がいるし沈むよなあとは早く気付くべきだったかな。
zine展さんからの個別レポで「もうちょっと単価上げてもいいのでは」みたいなコメントをいただいたのですが、その価格に見合うものが今後書けるのかどうかってのが課題です。

zine展開催中はツイッターでエアzine展していました(要するにおうちでパソコンに張り付いてた)。
フォロイーさんでzine展まで行かれてる方が多くて、写真付きのつぶやきなんかもたくさんupされていたので、エアzine展はとても充実しておりました。ありがとうございます。

zine展inBeppu4に関わった皆様ありがとうございました!

Tea Salon ALICEにお邪魔してきたよ

先週の福Ade10で見かけた男装執事ちゃんたちが可愛くて興味をもちまして、Tea Salon ALICEに行ってきました。

おひとり様ですが何か?

ほぼ毎日曜日12時~で定期開催されてるっぽいメイド&男装執事喫茶です。
場所は天神にあるUnknownCafe(あのカフェ)という、平日はバーなのかな。

「ブロックにお寺がある」というとてもざっくりした記憶で行ったらお寺が二つあって迷う。
スマホであのカフェを検索してビル名確認。
無事辿り着けました。

店内はソファ席(4人くらい座れそう)×3つ、カウンターが6席くらいだったかしら(曖昧)。
フロアにツバキさん、カウンター内にトラさんのお二人の執事さんがいらっしゃいましたよ。
ソファ席に陣取りましたです。

「初めてです」と伝えて説明を受けました。
30分500円の紅茶飲み放題の時間制+ファーストチャージ200円、フードはまた別料金という料金体系。
今日はレディースデーということで、女性は30分500円のところが500円で時間無制限とのことでした。

名前を訊かれてうっかり本名を言ってしまうミス!!
こおりで訂正をお願いしました。

「萌え萌えキュン☆」みたいな感じではなく、あくまで喫茶店で、お給仕さんが男装執事さんという感じ。
執事さんがお仕事しているのを眺めて、紅茶のおかわりのついでにお話して、みたいな。
(とはいえ結構おしゃべりはしましたですよ)

おしゃべりで聞いたところによると、私がAdeで見かけた男装ちゃんは別の団体の執事さんみたい。
ALICEの執事さんは黒髪じゃないといけないんだって。
あの男装ちゃんに再会してみたい気持ちもあるけど、これはこれでクラシカルで素敵です。
トラさんもツバキさんも、かっこいい系の執事さんでしたのよ。
訊きそびれたけど、メガネ着用も決まってるのかしら。

フードににゃんこみたらしだったかみたらしにゃんこだったか、猫型みたらし団子を注文しました。
ぷりちー!
そしてもちもち!
聞くと生地に豆腐を使っていたそうです。レアメニューだとか。

なんかALICEの写真をタグつけてツイッター投稿するとくじが引けるとのことでこんなツイートをしましたのです。

くじを引くと! グッズ引換券!!
トレカサイズのカードを並べてもらって、その中から1枚もらいました。

カードはイラストものと写真ものがあって、写真ものは学園風制服の姿。
スタイルがかっこいい写真ものを1枚を貰ったのですがツバキさんだったもよう。

のんびりだらだらしてお会計。900円。安っ。

うふふーな気持ちでお家へ帰りました。
また行きたいなー。

福Ade10いってきた

日曜日に天神で開催された福Ade10というイベントに行ってきました。
同人誌とハンドメイドと、今回はドールも、な即売会。

何度かお伺いしているのですが、まったりしてていい雰囲気です。
ポエイチとか文フリとかは、やっぱりどうしても人が多いし、「売るぞ!」「買うぞ!」がすごいですしおすし。

イベント内企画として折本フェアというのが開催されておりまして、3種の折本をおあずけしておりました。
おあずけしたのは「☆を預かる」「しあわせなデート」「ダイエットなんて!」でしたのよん。

「☆を預かる」は折本フェア用に書き下ろしというか、(前に記事書いたような気がするけど)星のシールがあったので「これを使いたいな」と考えたお話でした。
折本フェア担当の七歩さんから「プリントだけで完結しなくてもいいよ!」「なんなら手描きでもいいんだよ!」ってお聞きしたので、現物納品だった分は星のシールがぺたぺたしてあります。

3種ともネットプリント配信中です。セブンイレブンのみ、11/10まで。

・ ☆を預かる  UJSBKM4C
・ しあわせなデート  ZDYLC9JF
・ ダイエットなんて!  6LML7DZX

戦利品というか、Adeは「お迎え品」というらしい。

今回はアクセサリーとか雑貨は買わなかったというか、最初の方に見かけた金魚のハンコ欲しかった……全フロアを覗いたら疲れて忘れてしもたんや……。

スタッフの七歩さんと長々とおしゃべりしたり、折本にぺたぺたとよかったよシールを貼ったり、300字SSポスカの景品をもらったりしました。(桂瀬さんはじめまして!)

そしてそして、テキレボのおせっかいなおかん&あねご(+ナカノヒト)が福Ade10に終結したのですよ!!

むしこさんにスカートみせてもらった!(思ってたほど紐まみれではなかった)
ナギノさん、思ってたより背が高かった!(なるほどバスケ)
めっちゃいっぱいお土産を貰ってしまったよ……!
そして長々とおしゃべりで居座ってしまってすみませんでした><

 

テキレボ6お疲れ様でした #テキレボレポ

テキレボ6、お疲れ様でしたー。

委託(&代行)の荷物が火曜日に帰ってきまして、レポを書いたら私のテキレボ6が終われそうです。
というわけでザクザクと参ります。

募集告知

テキレボ5のときのおせっかいbotを停止させたら1ヶ月くらいで募集案内がかかったので、おせっかいbot再始動。

さて、何を委託するかなあと考えて、『アイノマジナイ』と、あと「カフェに連れていける本」が欲しいから作ろうかなあ、と考えていたのはテキレボ5開催前。
ちなみに新刊のアイデアみたいなものは常に「こんなのいいんじゃない?」のストックがいくつかあって、その中からチョイスした感じです。

あと、zine展inBeppu4にも参加が確定し、同時進行でトリカラアンソロが始動していました。

テキレボ公式アンソロのお話は裏でこっそりwお題を聞いていたので、新刊何にするか決めた段階で取り掛かりました。

募集開始

主催さんが「すぐなくなるよ!」と煽るから不安でしたが、結果的にはそこまで瞬殺というわけでもなく、無事2枠げっと。

公式アンソロの投稿、振込まで終わってからかと思ったら「すぐ大丈夫ですよ!」とれぼんちゃんに言ってもらったのでさくっと投稿。

おせっかいbotのつぶやき調整がちょっと大変だった。
複数つぶやきを交互に超時間間隔で、っていう設定がないので日時指定でこつこつ貼り付けたぉ……。

アンソロ公開

アンソロ公開が始まった頃に新刊納品されました!
ぎゃああああああああああああ校正ミスがあるうううううううううううううううううううう!!
しかもアンソロのところおおおおおおおおおおおおおおおお!!

というのをツイッターで言ってたら、れぼんちゃんに「再投稿したら?」といわれて従う感じに。
ちなみに校正ミス部分ですが、屁理屈を考えたので修正していません。
すこし頒布価格は下げた。

前回好評だった、おせっかいbotのアンソロモーメント、今回もやりました。
前回と同じく、ナギノさんが作ったモーメントからbotアカウントでモーメントを作る感じで。
これに合わせてbotのつぶやきも調整。

アンソロ作品は、再投稿した分公開が遅めになったことが理由か、毒にも薬にもならないぼんやりしたものを投稿したことが理由か、あんまり反応は貰えなかったかな。
というかですね!
氷砂糖のが公開されたタイミングでラジオドラマ「斜陽の国のルスダン」が始まってですね、れぼんちゃんがRT祭りを開催なされていてですね、週末にれぼんちゃんのホームをチェックしたら氷砂糖作品公開のところまで遡れなくてですね……(死)

「また売れないものを作ってしまったか」とか思いながら粛々とトリカラアンソロを作っておりました。

テキレボ6が近付いてくる

本はあるし、あとは案内を見て詰め込むだけだな、ときもちはのんびり。
ただし、トリカラアンソロが忙しい。
メールで案内DLのパスワードが来てチェック。

おせっかいbot連絡網でむしこさんナギノさんたちとbotのつぶやきを練る。
新しくいれたつぶやきもあったような気が。(基本的には前回までのつぶやきをメモ帳で保存したものから流用してます)

zine展・トリカラアンソロ・テキレボ、と3つ同時にやるのは私の頭では無理……ではないけど無茶だと知った。

パソコンのマウスが不調で、いろんなことが滞っていたのですが、お風呂の電球が切れたので買いに行ったときについでと安いマウス買って接続したら、あら素晴らしい世界。
具体的にはフォトショ様が扱えなくて困っていたのですが、マウス新調したら使えるようになったのでトリカラアンソロの表紙が無事完成。→入稿

テキレボ6直前

トリカラアンソロの納品が間に合っちゃったので、むしこさんに委託をお願いしました。

zine展行きの箱とテキレボ行きの箱が同じサイズのダンボールだったので、確認しながら納品数を数えて、発送日まで置いておきました。

ツイッターでときどき思い出したように宣伝をしてましたが、『アイノマジナイ』は「最高傑作(自称)」とか謳ってしまいましたねえ。そう思ってるけど。
新刊『ジュエル』は鳥散歩・秋の変身ヒーロー・ヒロイン祭りに参加。
ただ、前述のミス含め、納得いってないところがあったので宣伝は控えめになっちゃったかも。

直前になってスタッフさんたちの嘆きを聞いたのでおせっかいbotに新しくつぶやきを設定などのちょこちょこ細工。

セブンイレブンから行ってらっしゃい!

テキレボ6当日

はい、この日も通院日でした。
ただ、注射を打たない病院に春から転院していたので、寝込むようなことはなく、昼ころからぼちぼちとTLを覗いたり、「テキレボ」でツイッター検索したりしていました。

あ、それと、朝早起きをしてしまったのでbotも開催後つぶやきを設定しました。
確認したらフォロワーが90人超えててありがたやー。

テキレボ6翌日

戦利品とかの報告が上がりはじめて、目を皿のようにして自著がないか探しまくる。

夕方早い時間にれぼんちゃんが「代行作業終わったー」的なことをつぶやいていて、おお早い! ありがたやーありがたやー。

委託&代行荷物到着

戦利品はこんな感じ。

平日到着予定で、私どうがんばっても19時前に帰り着かないんだよなあと思いながら19-21時お届けに賭けたら、まあなんとか受け取れましたのことよ。

早い到着ありがたいです。

頒布実績とかの話は折りたたみますね。

続きを読む テキレボ6お疲れ様でした #テキレボレポ

文フリ福岡行ってきました2017

相変わらずネイバーズコンプレインの『NBCP』をエンドレスリピートしています。

さておき。
文学フリマ福岡、行ってきましたレポです。

とりあえず戦利品。

1枚目は本の形をしたもの、2枚目は小物。
ペーパー類は省略。

・ 11時ちょいすぎに天神ビル到着。行きのバスの中で「何階だっけ?」とアホウなことをツイートし、大坂文庫・上住さんに「11階ダヨ」と教えてもらう。

・ 到着して入口で、パンフとエブリスタの青いトートを貰う。トート配布ありがたい!

・ 酔庫堂・七歩さんとこんぺき出版・豆塚さんにトリカラアンソロを献本(+買取分納品)に伺う。七歩さんに表紙がたいへんウケる。

・ 会場練り歩き。

・ Natural Maker・真乃さんはじめまして! 長時間居座ってすみません……。乙女ブックマークかわいいです!(戦利品写真2枚目)

・ 大学文芸部だと「お金とるのNG(だから無料配布します)」ってのが結構メジャーなのかしら? ごんぶといのを頂いてびっくりする。(複数大学)

・ SFってきくと気になるし、短編集ラブ!

・ という理由で電羊書房さんのところで結構話し込んでしまった。「私もSF書いてるんですよー」と言って名刺お渡ししたものの、帰宅してから自分の作品ブログ覗いてみたら最近SF書いてなかったね……。

・ 雨中ヒカリさんのところのフレーズが書かれたピアス、一目惚れしました!(戦利品写真2枚目)

・ 大坂文庫・上住さんとかなり長くおしゃべり。ご結婚おめでとうございます! 小柳さんお大事に、という話題が。

・ 1時間くらいで疲れ果ててしまう。めっちゃ人多いんだもの。

・ 酔庫堂・七歩さんのところでおしゃべりしようと再度伺うと、既にトリカラアンソロ完売。面白がって購入いただくケースが多かったようです。

・ 脱出。

・ ファミレスでごはんごはん。地下街や街中でエブリスタの青いトート持ったおねーさんを結構見かけました。おねーさんばっかりだったな。

そんな感じで大変充実していましたが、けっこう疲れてしまったので今夜は早めにねるかも。かも。かも。

Neighbors Complain『NBCP』全曲レビュー

買っちゃったの買っちゃったの、ネイバーズコンプレインの『NBCP』。
元・SKOOPのKO-HEYさんのプロデュースらしいよ!

買ってからこれずっと聴いています。
ので、全曲レビューなんかをやっちゃいます。
「配信じゃなくディスクでほしい!」とか言ってたら、どうも配信はしてないらしい。

公式でアルバムのダイジェストMVがYoutubeにあがってるんで、そっちから見るのも吉。

01. Sha La La Disco

サビから入るオープニングチューン。
自然に体が動いてしまう気持ちの良いナンバーです。

中洲JAZZでもたしか演ってて、「お!!」となりました。
めっちゃ好きな感じの曲。

02. Got It Goin’ On

がりごりおんがりごりおん!
01.よりもゆったりめで、これも気持ちよく体が揺れます。
コーラスも効いててよいです。

03. Emergency

スピーディーなテンポと電子音で、なんかSFっぽさを感じる曲調です。
野太めコーラスとの掛け合いがあって特徴的かも。
この手のアーティストにはあんまり求めてない曲調なんですが、他のアーティストがやってたら気に入りやすい曲調でもあって、それをやってくれたらやっぱり惚れるよねって。

04. Babygirl

03.からの流れだと「地球の危機からヒロインとの再会」みたいな感じ。
スロウな曲です。
オケはシンプルでヴォーカルが際立つ感じ。

Babygirl 目を逸らさないで 僕だけを見つめてKissだけで

ここ、歌詞からの引用ですがちょっと覚えといてね。

05. Sexy

バックのリズムが細かく刻まれる中、ヴォーカルのリズムがぐるぐる変化して面白い曲。
jazzyな印象を受けます。
ピアノが大人な印象でオシャレ。

首元からKissをして 優しくボタンを外して
ここ歌詞から引用。ここはサビじゃない。

壊れるようなKissをする度 また感情が変になってく

逆上せるようなKissをする度 また感覚が変になってく

このふたつはサビから部分引用ね。

06. Rainy…

R&Bをポップスに寄せるとこうなるのかな、って雰囲気の曲。
歌詞はセツナイ系で、オケが比較的ゴージャス。
メロディがわりとしっかり動きます。

07. Rock with U

06.に続いてポップス寄りで、テンポが速めなのもあってキャッチー。
メロディもはっきり動きます。
オケも豪華め。音色もゴージャス。
間奏のギターソロかっこいい。

燃え上がるよなKissをこのまま

ここ歌詞から引用。

08. Kiss ‘N’ You

再びスロウなゆったりナンバー。
と思わせておいて、部分的にはラップ調というか早口で流れていくところも。

愛してるって言葉じゃなくて伝えて Kiss ‘N’ You

ここ歌詞から引用だけど、タイトルも覚えておいてね。

09. Moonlight

私が某所のアカウントに使用してるとかしてないとかのmoonlightっていう単語ですが、どこで使ってるかは教えません。ってのは置いといて。

スロウなバラード。
ちょっと休憩、みたいな印象。あれか、チークタイム。
次の曲からアルバムの終盤にかけて畳みかけてくるので。

重ねた唇と君の香りが まだ残った部屋

ここ歌詞から引用。

10. Decision

全編英語詞。
スロウめだけどスロウすぎないテンポも気持ちいい。
バンド編成(鍵盤、ギター、ベース、ドラム)とコーラスワークが活きた、彼ららしい曲。

11. Night Drivin’

スズキ、エスクードのCMでおなじみの曲。
シティソウルというかシティポップな感じの強い曲です。
メロディ自体キャッチーだし、歌詞もわかりやすくランデブー。
疾走感もあり、車のCMには最適では?!

12. Makes You Move

全編英語詞。
疾走感のあるテンポの良いナンバーです。
聴いていてすごく気持ちがいい。

13. There For You

ラストチューンは、広がりのあるバラード。
歌詞の比重が高い曲で、ストーリー性というかそういうのが好きな人はたぶん好き。
でもこの歌詞を歌いこなせるのはすごいな。
サビの歌い出しで「星なき聖夜は〜There’s No Christmas without You〜」思い出した人は、先生怒らないから手を挙げなさい。ハイ。

以上、全13曲ですが、歌詞引用は何だったの?

お気付きいただけただろうか(ずずい)。
引用した部分、キスが出てきたところなんですよね。

なんでそんなの引用したのかっていうと、
「なんかこのアルバム、いたるところでちゅーばっかしてるな」
とか感じたのでそれを可視化させようと思ったんですが。

思ったほどチュッチュしてない。
なんなんだ、私の欲求不満か。

というわけで、レビュー部分には書かなかったんだけど(ちょっとだけ書いた)、SKOOP、3人時代のSkoop On Somebodyが好きな人には心臓を射抜かれてしまうアルバムだと思うよ。
射抜かれた。

歌詞カードに松尾KC潔さんの解説? 推薦コメント?が挟み込まれていたんですけど、これ、KO-HEYさんファンにはたまらないことが書いてありますので、それもお知らせしておきますね。
そのコメントに返信するつもりで最後に一言。

そういう時代ではないのかもしれないけれど、それで生きていられる人もまだまだいるよ。

映画尽くし

「尽くし」ってほど観てないけど、普段ほとんど観ないくせに、立て続けに3本も見てしまった。
DVDレンタルとテレビ放映だけどね。

1本目 ミニオンズ

金曜日のテレビ放映にて。
フォロワーさんがお子さんと一緒に劇場まで観に行かれて面白かったとの事前情報アリ。

ミニオンズたちって、私てっきり宇宙生物的なやつらかと思ってたんだけど、地球に生命が誕生した時から存在してるやつらだそうで。
「一番強いヤツ」に金魚のフン的にわちゃわちゃついていく生き物、という設定らしい。

使われてる音楽が、懐かしめ聞き覚えありの洋楽。
ちょいちょい小ネタで笑わせにくる。
人死なない。
エリザベス女王陛下は二次創作的キャラクターが映画になって大変だなあ、とか。

総括するとわちゃわちゃ楽しくて面白かったです。

2本目 バクマン。

DVDレンタル。
大場つぐみ原作のマンガの実写化ということと、神木龍之介くんが出演との事前情報アリ。

神木くんどこに出てんのよ!!!!!!!!!!!!!!
ってわりと終わり近くまで思ってた。(顔認識機能がぶっ壊れてる人)
私、メガネキャラそこまで好きじゃないんだよ……。
観終わってフォロワーさんとやりとりしてたら、神木くんと佐藤健くんはキャスト発表当時「逆だろ!」って言われてたらしいと知った。

マンガを描いていくシーンがめっちゃ圧巻。スピード感が良い。
サカナクションの劇中音楽が各シーンにマッチしてる。高まる。
と感じたのは私がサカナクションの曲を作業BGMに書き物をすることが結構あるからかもしれない。

ライバルがいて、仲間がいて、目標を達成するために戦う!ってのはまさにジャンプ的なのかもしれない。
スポ根的なお話わりと好きなので、バトルっぽいのも含めめっちゃ楽しめました。
結末もまさにスポ根的かもしれない。某スポーツマンガ思い出した。

あと、エンドロールが神。
ああいう演出めちゃくちゃ好きです。

3本目 アイ,ロボット

日曜日のテレビ放映にて。
実は、何度か流し見はしている。(のであらすじというかオチは知ってた)

初めて最初から最後までじっくり観て、細かいところまで拾えた。
伏線が結構細かく張られてた。
黒人男性主人公と白人女性ヒロインっていうのはやっぱりポリコレ的なキャスト配置なんだろうなーとか。
ウィル・スミス役の山寺宏一はやっぱり声の演技巧いなあって。
劇中では「ロボット」だけど、今公開だったら「AI」とかタイトルに入ってたんだろうかな。

テキレボ7用新刊がAIの出てくるSFの予定で、それの構想を練りつつ観てたんですよね。
新刊のテーマにもわりと近いところを描いてる映画だったな。
なお、新刊の半分くらいは既発表の短編を再録したものなのだけど、氷砂糖さんらしく収録順とかで仕掛けを施しますのでよろしくお願いします。来年7月だけど。

 

というあたりで、あと借りてるけどまだ見てないDVDがあと1枚あるですよ。
マイ・インターンです。
働く女性に元気をくれる映画って聞いたので楽しみです。

ミス・アンダーソンの安穏なる日々を読んだよ!

世津路章さんの『<ミス・アンダーソンの安穏なる日々 小さな魔族の騎士執事 (電撃文庫)』(通称『アン安』)を読んだよ! 同人誌版じゃなくて、電撃文庫版。 いやぁ、これが女性も読めるおねショタなんですねぇ。 とにかくアーティ(ショタ)がかわいい。 私も家事嫌いなのでやってほしい……。 アーティが作るごはんがどれもこれも美味しそうでお腹が減りましたのことよ。 アンナ(おね)がもう豪快で気持ちよかったなあ。 最強の美女傭兵でありながら、くまちゃん抱いて寝てるとかギャップ萌えってやつですか。 友達にいたら楽しそうだなあとか思った。 で、これやっぱりおね×ショタなんですね。掛け算的に。

今わたしがピクシブで連載してる(止まってる)アレク王子×ルビー姫は、やっぱりどうしても王子様がいけいけどんどんなのでショタ×おねになるんだろうなあ、と。
ところで今のところアレク王子ばっかりルビー姫に燃えてて、ルビー姫がアレク王子を好きになる気配が……「今のところ恋愛感情はありません」とか言わせちゃったし……。
どうしよう、イチャラブが書きたかったのに。

さてさて、アン安ですが、ファンタジーなのでバトル場面も出てきますねえ。
とにかくアンナが強すぎることが印象付けられることしかりなお話ですが、本の後半では戦う上での弱点もチラリ。
そこで決断するアーティがちみっこいわりにかっこいいんだこれが。

まあバトル場面があるとは言っても、基本的にはほのぼのなお話でございます。
疲れたときに隣にアーティがいるように妄想したら癒されそうです。

アンナにはずいぶんと謎設定がありそうな伏線が張り巡らされていましたが、続くのかしらどうなのかしら。
続くなら次も買ってみようかなー。

『超短編を書く、読む -process #1』を読んで

佐多椋編『超短編を書く、読む -process #1』が面白かったので連想して考えたこととか。

テキレボ5のお買い物代行サービスでゲットしました。
コピー本です。お値段覚えてない。

メインはタカスギシンタロさんのインタビュー。
聞き手は佐多椋さんと水池亘さん。

最初にタカスギシンタロ超短編集『ピアノ』から「花の完成」と「奇妙な刑罰」が引かれてインタビューが始まります。
「花の完成」はめっちゃ好きなお話でした。
『ピアノ』は買おう買おうと思いつつまだ買ってない……すみませんすみません。

タカスギさんは超短編を書く時に文章をなるべく簡素にしてるらしいのだけど、なるほどなあと思った。
同じところで小説は描写の文芸っていう表現も出てきて対比になってるところなんだけど。

私は両方どっちにでも振れるようにしてるなあって思った。
基本は簡素、かな。
推敲の段階で「これ描写に振った方がおもしろそう」と思ったら描写にこだわる。

その作品を貫くちょっと狂ったビジョンをロジックと呼ぶなら、氷砂糖作品は比較的ロジックがあるお話なのかなあと考えたり。
水池さんはロジックなしで書けない、佐多さんは感性ではまったものを書く。
タカスギさんはどっちかっていうと水池くんタイプだそうです。

詩人は怖い
同意。

超短編はすぐにラスト一行を書けるのは私も好きー。
短距離走、長距離走の適性がたとえとして挙げられているんだけど、リアル元陸上部で短距離走も走れないほど瞬発力勝負(フィールド競技)だった一人としてはとてもうなずける話ですね。

これは私の話なんだけど、集中力が一瞬しか高まらないっていう……。
私の場合、書き始めて完結させるまではだいたい一息でやっちゃう。
途中で休憩とか入れて集中力が一旦途切れちゃうと、ビジョンがぶれてしまうのよね。
(それなのにお話を終わらせるのが下手なのはどうしたことだ)

超短編を書くとき、今は初稿の段階でだいたい500文字以内で収まっちゃうなー。
「500文字」という枠が染みついたのかなって思ってたんだけどどうなんだろ。

伸縮怪談のフォーマットを初めてちゃんと知ったかもしれない。
怪談は、ちょっと遠い世界なので……。
ちなみに私は100・400・800・2000文字というフォーマットで伸縮小説っていうのをやっていたりするんだけど、この形を思いついたのは伸縮怪談がヒントだったりする。

この前ちょっとだけ峯岸さんとお会いしたのだけど、そのときに「なんで500文字の心臓に?」みたいなことを訊かれて。
お話を書き始めたときに最初に行ったのはショートショート系のところだったのだけど、星新一先生の出来損ないって言い得て妙だな、とか。
500文字の心臓に多くある作風が居心地いいです。

超短編の500文字制限が、当時のパソコンモニターの一画面分相当というのは、読んでなるほど。
私はブログに載せるサイズとしてちょうどいいなあって思ってる。
超短編はインターネットなしには生まれなかったかもしれないそうです。

太字部分は『超短編を書く、読む -process #1』より引用

谷津矢車『おもちゃ絵芳藤』はいいぞ

歴史作家の谷津矢車先生とはツイッターでキャッキャウフフしてる仲なのですが、
なんでこんな関係になったのかは覚えていない……。

さておき。

谷津先生の新刊『おもちゃ絵芳藤』を読了いたしました。
クリエイターを殺す本」と谷津先生はおっしゃられていましたし、
実際、読んでいてザクザク切りつけられはしたのですが、
読み終えたら良質なカタルシスが。

と、まあハードル上げ続けてもしょーがないとはおもうけれど
谷津先生なら笑って許してくれる。信じる。信じるって大事。

主人公の芳藤は幕末の絵師。
浮世絵師、歌川国芳の弟子です。
国芳が亡くなったところからお話は始まります。

私は中学から社会科捨ててた(担当教師が嫌いだった)のと、
未履修問題があった高校卒なので日本史の知識がほとんどないです。

なので、歴史小説ってどうも苦手意識があったのです。
というか今もあるんだけど、谷津先生の作品では、そこまでメジャーじゃない人物が主人公に据えられる事が多くて、前知識があんまりいらないので助かっています。
文体も軽妙だし。
(ただ、文体が軽妙なのは歴史小説好きな人から見るとマイナスポイントなのかもしれない)

というわけで、浮世絵の知識もほとんどない私ですが、
いやいや、楽しめました。

作中、藤芳は、絵師としての経歴は長いものの当たり作に恵まれず、
駆け出しの絵師がやる仕事であるところの「おもちゃ絵」をひたすら描いています。
弟弟子たちはどんどんと名を上げていくのに、
取り残されている、
という、まずここがクリエイターに切りつけポイント。
このポイントにビビビと来た人はぜひ読んでください。

そして、舞台は幕末から明治への過渡期。
変わっていく世の中で、
合せて変わっていく人々、変わることを拒む人々、変わることを強いられる人々。
ここは現代社会の写し鏡でしょう。
このポイントにビビビと来た人はぜひ読んでください。

あと、冒頭の国芳始め、いろんな原因で人は結構死にます。
人死にがどうしても苦手な方は敬遠してください。
それだと歴史小説読めないだろうけど。

不器用な生き方をした芳藤、その周りの人々。
いや、正直、谷津矢車作品では一番好きですね。

ちなみに「おもちゃ絵」というのは子供向けの絵のことで、
おもちゃとして遊ぶための絵だったり、戯画だったりのことらしいです(?)
巧く説明できている気がしない。

芳藤の描いた絵に関してはこんなツイートを見つけたので貼っておきます。

 

が結構なキーポイントかもしれない。
師匠国芳の画塾にはたくさんの猫がいたそうです。

そうそう、この『おもちゃ絵芳藤』、
カバー装丁の擬猫化絵師のイラストもいいのですが、
カバーを外した装丁も赤地に金の猫絵で、渋カワです。
結構ポップかもしれない。
(なお、カバーを外したのは書店で紙カバーをかけてもらうのを忘れたから)

いい本でした。
折を見て再読したいです。