白くまカフェ、行ってきた

セイとデートだよー!

というわけで、チクモクビルのレンタルカフェで開催された「白くまカフェ」にお邪魔してきました。一番の目的は! お子様ランチ食べたい! です!

いつも通り、天神のベローチェでタバコとお手洗いを済ませて12時をわずかに過ぎるくらいにチクモクビル着。小さいお子さんのいるグループなどありつつなかなかの盛況でしたが、ちゃんとテーブルにつけました。メニューから「お子様ランチ」を注文し、しばらくたつと「お子様ランチ終わりましたー!」の声。限定5食だったそうです。

お子様ランチー!! ワンプレートにいろいろ載ってるとときめきますね!

お客さんみんな揃って12時ちょうどくらいに入店、みんな一気に注文、ということでキッチンが大変なことになっていたらしく、少々待ち時間がありましたが、まあツイッターしたりセイとイチャイチャしたりしながら過ごしていましたよ。

またせてゴメンね!!の差し入れ

お子様ランチを食べてからもう一度メニューを見せてもらいました。お子様ランチしか目に入っていなかったのですが、なんかクリームソーダみたいなのを頼んでいらっしゃるお客さんがいたので気になって。

というわけで白くまクリームソーダ
チェキ風カードのおまけつき

というわけで、入稿も済んだしということで遊んできました。息抜きになったと思います。

脱稿ハーブ、キめました!

ひゃっふーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

とうらぶ二次のご本、2冊とも脱稿し入稿しました! 本が! 出ます! 頑張った!

ふたりのカンケイ

全年齢やげあか本(薬研藤四郎x明石国行)です。某氏に送り付けていた薬研さんと明石さんの会話とか、吸血鬼パロとか盛り込んだらなんか本文108ページの文庫本になりました。やげあか小話は合間にもりもり増えてて、うん、沼って怖いね。パロを除くと、ふたりが「なんかいい感じ」の関係から「恋仲」になってからの日常、みたいなほわほわ平和な感じの内容です。

発行日は4/9にしました。薬研さんの刀帳番号に合わせてです。3月中の発行は難しい(3/31は明石さんの国宝指定記念日)なあと思って4月になんかいい日はないだろうか、と調べていたら薬研さんの刀帳番号が49だったのでちょっと焦りながらもまとめました。

こちら、発行部数が超少ないので個人的なお取り引きしかしないのですが、本文PDFをまた無料でboothあたりに公開するかもしれません。まあ全部再録ではあるんですが、多少加筆もしてますし。

いただきます!

こちらはお正月にネットプリントで配信していたコピー本の加筆+再編集です。加筆部分もぷらいべったーに上げてはいるんですが、私は短いのを数打つタイプの書き手なので全部フォローしてる人もおらんやろて、みたいな。本文32ページの超薄い文庫本サイズです。画像では白背景ですが薄緑色の紙に印刷されるはずです。

こっちは一応、二桁部数を刷るのですこーしだけboothでお通販します。200円くらいになりそうかなあ。安心boothパックしかつかわないので送料の方が高くなるという罠。PDF公開はどうしようか悩んでいます。いつもの通り全部再録ですし収録作数も少ないし。まあ気が向いたらというか、お通販ページを準備するまでに決めておきますね。

BLも夢も嗜んでいるけれど

明石国行にずぶずぶしている現状なんですけど、私、BLを書いていてもやっぱりベースは夢なんですよね。明石さんにいいこいいこされたい労われたい、うちの明石さん塩だけど。で、明さにR-18とかも本作りましたけど、私じゃ明石さんを幸せにできないなあとか思っちゃったんですよね、どこかの段階で。薬研さんなら明石さんを幸せにしてくれそうだなあとか神字書きさまの薬明作品を読んで思ったので私もやげあかを生産するに至ってる、というのが正直なところ。

何が言いたいかというと、これから年度末進行で身も心も疲れ果てる予定なので明石さんに癒されたいです……。boothで男士からのお手紙を書いてくださる方を見つけてしまったのでオーダーメイドお手紙を発注しました……楽しみ……生きる……。

あと脱稿ハーブをキめた勢いで薬研藤四郎のラビットコレクションを予約しちゃいましたよHAHAHA!

「難解=高尚」の図式にはNOと言いたいが

最初にこのネタでブログ書こうかと思ってたときの怒りは落ち着いたので、なんか適当に楽しげな日記でも書こうと思っていたのですが、似たような図式の情報がザクザク元超短篇作家氷砂糖ことワタクシを刺してきたので恨み言を綴ろうと思います。

最初に宣言しておきますが、現在公演中のミュージカル刀剣乱舞「東京心覚」のネタバレに触れると思います。一応反転にするつもりですが、徹夜テンションで書き綴る(そしておそらく見直さない)のでネタバレ怖い人は引き返してください。

さてさて、私は元超短篇作家です。そう名乗るのは超短篇ムーブメントの中心サイトである「超短篇・500文字の心臓」にかなり長いこと出入りしていたからなんですが、まあ離れて2年くらいになりますかねえ。

超短篇の定義は「独特の読後感を持ったとても短い小説」「おおよそ500文字以内」、あいまいですね。あいまいさを許容する懐の広いところもコミュニティの特徴ではあったのですが(過去形なのは現状を知らないからです。今もそうなのかな)、まあそこに出入りしていたころの思い出話です。

初めのころ、私はわりと「わかりやすすぎる」という評をもらいがちでした。そして評価されていたのは、なんだかどうにも感想を言語化しづらい感じのつかみどころのない作品。なんでこの作品がこんなに評価されるんだろう? とりあえず私には書けないものだなあ、と思っていました。500文字の心臓は場こそワールドワイドにオープンなサイトですが、参加者は選評の努力義務があるので参加者はセミクローズドな感じでした。記名の評が読めるという特徴があるので長くいると顔なじみというか名前なじみな参加者になっていき、参加者それぞれの好みの傾向がわかります。傾向と対策が打ちやすくなりますね。他に全無視されてもタゲったひとに刺さればおっけぃ、みたいな楽しみ方もできます。

全体の傾向として、1ネタものはチープなものとして扱われがちでした。例外はもちろんありますが、あくまで傾向として。500文字以内で1ネタだとチープ。情報量が少なすぎるという判断、と言い換えたらさすがに雑かもしれません。ただまあ、ダブルミーニング、トリプルミーニングなどに圧縮したものは技術が褒められますし、特徴ある文体を使いこなしたものは筆力を褒められる場でもありました。そして同レベルの良作ならより短い方を評価する、という暗黙の了解みたいなものも共有されていたように思います。

わかりにくい、難解な作品は「内容を読み切れないから評価する」「わからないから評価する」という評が付いていることがありました。再読に耐えうる、という点での評価だと思っていましたが、どうなのかなという思いも今はあります。

なんか書きたいものと逸れてきたどうしよう。

とりあえず氷砂糖作品の話をすると、氷砂糖の作品傾向として「起承転結がわりときっちり」「文章が平易」くらいが挙げられますかね。アイデアはたいしたことなかったです。これは断言できる。なにしろ出入りしていた他の参加者に比べて圧倒的に読書量(≒インプット量)が少なかったですから。インプットがそのままアウトプットに反映されるわけではありませんが、さすがに相関関係はあります。私は人にばかにされることがすごく嫌いで、わかる範囲のことを丁寧に丁寧に、という手を使っていました。とはいえ、長く書いていると手の抜き方もわかりますし、参加者の評価傾向も予想できないこともないので「お行儀のいい作品」ばかりを作っていました。そしてそれはそれなりに高評価でした。

ここをぼかせばいいな、とか。ここをあえて書かなくすればいいな、とか。ここは意味深なこの単語を入れてみよう、とか。ここで視点を切り替えたらあの人が反応するな、とか。そういう小手先の技術。私が少し細かく描写を入れると「読者をもっと信頼してほしい」という評が付き、私には描写の技術がないと判断して、文体はとにかく可読性を上げることに振り切りました。500文字の心臓にだけいる間は良かったのです。私はコミュニケーションの手段として書くことを選択したので。評の付け合いはじゃれ合っているような感じで楽しかったです。外に出るまでは。

Twitterを多くの人が使うようになり、文芸でもweb企画なんてものが増えてきました。500文字の心臓以外で文芸をやっている方々と交流するようになり、それは大海。まあ当然と言えば当然ですが、500文字の心臓は井戸でした。良くも悪くも。世の中にはいろんな人がいます。知識として知ってはいましたが、実感しました。

わかりやすすぎると評された私の文章は難しいと言われることがありました。

まあそれだけっちゃそれだけなんですが。何が言いたいかというと万人受けは無理って話です。そこに行き着くまで長いよ……。私はモノカキなので文章の話をしますが、読み手が狭いうちはそこの反応が予想しやすいです。反応が予想しやすいからより深く刺さるように手を打つことができます。広い場に出した場合。そこにはいろんな人がいます。ターゲットをとにかく広く、という方針ならとにかくお手軽・簡単を前面に押し出すのが有効でしょう。ただし、ただ広がった読み手はそのままではリピーターにはなりません。お手軽・簡単なものはコア層からは物足りないという評価を受けがちですし、リピーターになりやすいコア層からそっぽを向かれると先細りです。

ある程度読まれたい層をターゲットとして定めて、そこに刺さるようにする。生存戦略として真っ当ですね。

まあ営業というかアピールが巧くていろんな層に働きかけるタイプもいるんですけど、それはそれで別の技術が必要なんで割愛しますね。とりあえず私にその能力はない。そもそも営業が嫌でイベント撤退したんだ。

なんかもう東京心覚の話をせずに片付きそうな気がしてきましたが、ここまで読んだ方にはお礼というかご褒美的にちゃんと書いておくべきでしょうか。(ブログは思いつくことを思いつくままに一発書きしています)

東京心覚ネタバレここから

ストーリーそのものはそんなに難しいことはやってないと感じてます。男士が8振りいるので枝葉の部分をしっかり描いてあり、それで幹が見えにくくなっている、くらいかな。演出として現代演劇の手法を使っている(派手なプロジェクションマッピングや、時系列通りに進んでいないこと、比喩暗喩象徴的なセットや小道具、他いろいろ)ことで、今までの刀ミュとは印象が違う(わりと多くの刀ミュ履修者にとって見慣れていない)からストーリーが追いにくかった、という感じだったのかなあという印象です。謎は謎としてありますよ。新たに提示された謎も含め、わっかんねーことだらけです。でも、わからないことをわからないまま受け止める、というのは(確かにストレスのかかることではあるんですが)一つの楽しみ方だと思っています。「難解=高尚」という図式自体はくそくらえの立場ですが、全部理解することを善とするのはちょっとばかり傲慢じゃないでしょうか、なんて思ったりするのです。

東京心覚ネタバレここまで

ネタバレなしの東京心覚の感想なんですが、光世が光世でした。圧倒的光世(?)。あと光世のガワの人(フォローした)がとてもお茶目で応援したくなりました。

DMMで初日のアーカイブ配信があるそうなので、迷ってるなら観たほうがいいんじゃないかなーって思います。アーカイブのお値段知りませんけど、少なくとも初日ライブ配信は光世だけでお値段以上だったと私は感じました。わたし別に光世推しなわけでもないのに。