氷砂糖さんがダービーについて語るようです

昨日寝たのが2時過ぎで、今朝起きたら7時で、
んで、通院してお昼寝しようかと思ってたら、眠いのに寝つけないという。

今夜はテキレボ6の募集開始なので起きていなくちゃいけなくて、
今更ねて寝過ごすのも馬鹿らしいので、エントリなんか書いちゃう。

私が競馬好きになったきっかけは、ディープインパクト
なんかもうすべてがかっこよかった。

それまでに夫の蔵書『馬なり1ハロン劇場』やテレビの中継で
なんとなく競馬の空気は知っていたものの、
夫のようにトウカイテイオーミホノブルボンの現役時代を知るわけでもなく
「ほへー、そんなにのめり込めるものなのかー」
くらいの感慨だった。
(ちなみにミホノブルボンに跨ったことがあるというのは競馬繋がりの人に自己紹介するにはすごくいいつかみだったりする)(乗ったことあるんだよ!)

そんな中あらわれた「無敗のダービー馬」。
ちょうど夫から勧められて『ダービースタリオン04』をプレイしていた影響もある。

もう今となっては記憶なのか捏造なのか定かではない。
ダビスタの攻略本で「ディープの配合」が載っていたのは覚えている。
SS様つける資金なんてないよー!
と思ったことも覚えている。
ちなみに夫曰く、ダビスタの初めのうちは、
とりあえずニホンピロウィナーを付けておけばいいらしい。

『馬なり』やゲームと現実の競馬がリンクして楽しめた最初の競馬が
たぶん、2005年だったのだと思う。
その年に初めて馬券を買い、初めて馬券が当たったのが2006年だ。

2006年も『馬なり』と現実のリンクがおもしろくて、
メイショウサムソンは印象に残っているダービー馬。
『馬なり』でのサムくんパスくん物語が楽しくて夢中になって読んだし、
馬券もたぶんそこそこ買ってた。

その年の阪神ジュベナイルフィリーズ。
馬券検討中の私には、夫から「この子、強いよ」と教えてもらった馬がいた。
ウオッカだ。

結果だけ言えば、ジュベナイルフィリーズではウオッカの馬券を買わなかった。

けれど。

テレビに映るウオッカの走りに惹きつけられた。
気にしていなかった馬はいつの間にか画面にいて、
前の馬にどんどん追いついて、
最後に、先頭でゴールした。

ちなみに私の差し馬好きはウオッカのせいです。
ジュベナイルフィリーズは、なんというか、ものすごい爽快感があった。

1着を続け挑んだ桜花賞でダイワスカーレットの2着だった。
(ちなみに桜花賞は馬連当たった)

牝馬ウオッカがダービーに出るというニュースを見たとき思ったのは
「えええええええ?? 間違えてない?? 間違えてない??」
というのが素直な感想だった。
だって当時の私の知識では「ダービーは牡馬しか出ない」。
夫に「出てはいけないという決まりはない」と教えてもらい、
ダービーは全力でウオッカを応援しようと決めた。

2007年東京優駿。
ウオッカが勝った日本ダービーはいろんな録画映像を見過ぎていて、
もはや「生中継」で観たときの記憶がない。

ウオッカは私が人生で今のところ一番愛する馬で、
たぶん、これほど愛せる馬は一生出会えないと思う。

当時、私はいろいろしんどかった。
「女だから」ということについて思いつめているところがあった。
ウオッカのダービー優勝は、そんな私の希望になった。

ウオッカはその後、ご存じのように成績が低迷するわけだけど、
私はただウオッカの単勝にベットし続けた。

2008年、ダービーではディープスカイが勝ち、
天皇賞・秋でディープスカイダイワスカーレット、そしてウオッカが競った。
このレースは人生で一番興奮したレースかもしれない。

正直、ウオッカダイワスカーレットだったらスカーレットの方が強いと思う。
ウオッカは成績にムラがありすぎる。

でも。
私はウオッカを愛している。
日本ダービーを勝ったウオッカを愛している。

ウオッカの2017(父フランケル)が牡馬だと聞いた。
この子も応援しようと思っている。
タニノアーバンシーも応援している。

しかし、同人作家って業が深いよな。
ウオッカあいしてるだけを原動力に2冊も本出してるぜ……。

fillies

元競走馬がやってるBARがあるんだって