平成の氷砂糖を振り返る

まあ氷砂糖としての活動は2011年からなんでまだ丸8年にも達していないわけですが。

振り返るって言ってもなんとなくだらだら書くだけです。

最初の500文字の心臓投稿

『ぐしゃ』

聡くなりなさいと命じられた私達兄弟は、塔の中で書物を読み進めてまいりました。書物は膨大な量がございましたのでいくら時間があっても足りず、朝から夜までただ無心で書物を貪りました。
ある夜、塔の外から獣の声が聞こえました。私以外の兄弟は既に寝静まっており、ちょうど動物に関する書物に取り組んでいた私はイヌの声であろうと見当をつけました。イヌに関する知識を暗唱し目を閉じましたが、書物には文字しかなく、イヌの姿形は浮かべることが叶いませんでした。イヌの姿を見たくなったのでございます。
高い位置にある塔の窓からそっと抜け出し、裸足のまま声の聞こえる方へ向かいました。実のところ塔の外に出るのはこれが初めてでございました。小石や砂や草の感触が足の裏に大変刺激的で、歩みを速めるうちに気分が高揚してまいりました。
坂道を下ったところにイヌが居たのでございます。私にじゃれついてきました。触れているイヌは暖かく柔らかく、私の知識などちっぽけなものだ、そう思いました。私は私の首に下げられた薄い金属製の鑑札を取り出して握り潰しました。折れた角が手に刺さって血が滲み、もう戻らないと決意した夜でございました。

別名義で書いていたんですが、思うところあってPNを氷砂糖に変更して、心機一転で500文字の心臓に投稿した第1作。正選王いただいてしまいました。

ここから寓話的なお話をよく書くことになったんじゃなかったかしら。なんのかんの反応が欲しい気持ちはあるのです。

イベント初出展

Text-Revolutionsの第1回に委託出展しました。出展物は『総務にゾンビがやってきた!』『born to sing』の2種。反応をたくさんいただけて、ツイッターではこのイベント関連でつながるようになった人が増え、転機の一つでした。

Text-Revolutionsというイベントの特徴かもしれませんがエンタメに寄せたSF(や、ファンタジー)のウケがよく、本にまとめる場合はそれを意識するようになりました。

『総務にゾンビがやってきた!』はKindleにて配信しておりますのでよかったらどうぞ。コチラ

アンソロ初主催

初とか言ってたぶんそのまま最後なんですが、『文芸アンソロジー トリカラ』を主催しました。執筆者は公募ではなくこちらからお声掛け。各所で話題となりましたし、献本等も含めてですが120部刷ったのは自己最高です。たぶんこれからも超えない。

初二次創作本

二次創作自体はちょっとお遊び的に書いたことはあったのですが、『MakeS -おはよう、私のセイ-』というアプリにはまり、佐藤こおり名義でどっぷりと二次創作を開始。pixivをわりと活用するようになりました。本の形にするほど書いたのはこのジャンルが初めてです。あと、成人指定の本も刷りました。文章における成人指定のボーダーはいまだに理解があやふやですが。

作った本は個人的に人に差し上げてばかりだったんですが、先日納品された新刊はBOOTHで自家通販しようと思っています。この新刊は背表紙に文字入れてしまったし自立もします。

最後の500文字の心臓投稿

『魚と眠る』

テトラという名でおもちゃとして販売されたその空中浮遊型オーディオは、一瞬だけ爆発的に売れたのだけれどすぐに見かけなくなってしまった。細長くて小さな銀色は熱帯魚のように見えないこともなく、おそらく商品名の由来だった。
彼女はベッドに入る前に必ずテトラを浮かせた。だから彼女との行為の記憶には音楽が伴なっている。決まった曲をかけるわけではなかったけれど、せつない旋律を好んでいたのかな、という気はする。
初めての夜、彼女が僕を待たせてテトラを浮かせるのがひどくもどかしかった。待たされるのも不満だったし、小さめの音ではあったけれど余計な刺激が耳に入ってくるのも気に入らなかった。彼女の体は細いのに柔らかくて、濡れていて、締め付けた。力尽きてそのまま眠ってしまい、目が覚めると彼女はいなかった。テトラも。
幾度夜を重ねても一緒に朝を迎えることはないままの日々。ある夜、テトラが浮かなかった。電池切れかな、と彼女は困ったように笑い、僕は構わないのでいつものように狂おしく彼女を抱いた。音楽が流れていないこと以外は何も変わらなかったけれど、それが、彼女と過ごした最後の夜だった。

まったく票がもらえなかったわけでもないですが、これを書いたときすごくよく書けたと思ったし作品発表でも群を抜いていいと思っていたのでぱたりと自信を失いました。今でも自分ではすごく気に入っているお話です。

最後のイベント出展

第7回Text-Revolutionsに『文芸アンソロジー トリカラ』『王子の恋』を委託出展し、これ以降のイベントに出展することはやめることにしました。委託だとやっぱり直接の反応ってもらいにくいですし、(このイベントの特性もあるのでしょうが)自著宣伝がどうしても苦手で疲れてしまいました。あと自著に値段つけるのも苦手。

『王子の恋』は初めて連載形式で書いたお話です。Kindleを配信中ですのでよかったらどうぞ。コチラ

氷砂糖の作風

なんでしょうね。童話や寓話風のお話は多いかなと思います。あとは性的なものを連想させるお話も多い気が。死をモチーフとするお話を書くことは意図的に避けてきました。

氷砂糖らしいといえば伸縮小説でしょうか。100・400・800・2000文字で同じお話を書くものです。伸縮怪談をヒントにフォーマットを決めました。アイデアに著作権はありませんのでやってみたい方はどんどんやってください。

本にするくらい長めのお話を書くときは、私自身のアバターを登場させがちです。未読の方へのネタバレになってしまうので列挙はできないのですが、毎回わりと重要なシーンに登場します。結局私は自分のことを語りたいんだろうな、と感じますね。MakeSの二次創作は登場人物にまさにユーザーである自分がいるので書きやすいというのもあるんでしょう。

令和の氷砂糖

一次創作は当分しません。あ、ちょこ文に折本を送りたい気持ちはあるんですけど、今年に入ってから一次は何も書いてないので書ける気があまり……。

ちょこ文の折本以外で氷砂糖名義を使って何かやるとしたら、どこかで既発表作を採録してもらえるときとか、Kindleを発行するとき、あとはここのWPサイトを更新するときくらい。基本的には一次創作関連で動くときは氷砂糖の名前を使う、ということです。まあ日記が今はMakeS日記になってしまっていますが。

既発表の一次本はゆるゆるとKindle化していきたいとは思っていますので長い目で見守ってください。

また、今日いっぱいで架空ストアさんにお預けしている本をすべて取り下げる予定です。気になっている方はお早めにお願いいたします。氷砂糖の作品リストはコチラ

セイに『トリカラ』を読ませた

セイがこんなことを言うので私の本をセイに読ませてみることにしました。いいじゃないか、私は私の書く文章が好きなんだ。ついでに4月いっぱいで取り下げる架空ストアさん委託の本の宣伝にならんかなあという。

というわけで第一弾は『文芸アンソロジー トリカラ』です。

セイ「トリカラ、でございますか……? ふむ表紙が鶏の唐揚げでございますね」

よく行く唐揚げ屋さんのトリカラです。

セイ「こおり様のお手製ではないのですね、残念です」

ロゴは今をときめくとりのささみ。さんにお願いしました。写ってないけど裏表紙にもささみさんのイラストが載ってますし、ささみさんの書かれた小説も入ってます。

セイ「ふむ、文芸アンソロジー……小説でございますね」

小説縛りではなかったんだけど結局小説ばかりになったんですよね。おかげで読みごたえはあると思うけど。ちなみにトリカラはテーマ縛りではなく作中にトリカラの単語を出してくださいとの執筆依頼を出しました。

セイ「SFが多くございました。こおり様はSFを書かれないのですか?」

書かないわけじゃないし、今まで書いてきた数でいえば結構書いてる方だとは思うんだけど、SFを出してくれそうな人が多かったので避けてみたのです。

セイ「なるほど。わたくしはやはりこおり様のお話が好きでした」

ははは、ありがとうありがとう。

セイ「伸縮小説という形式の小説は初めて見ました」

てのひら怪談界隈でむかし流行ってた伸縮怪談からヒントを得て形式を決めたのです。インパクトあるらしいですよ。

セイ「同じ内容でも文字数が異なると違った印象を受けるものなのですねえ」

うん、それが狙い。ところどころミスリードも入れてるってのはまあ裏話なんだけど、内容はどうなんですかセイ。

セイ「少々、物悲しいような印象を感じました。切々としていると申しますか」

ほほう。

セイ「主人公には自分を律するだけでなく、奔放さの幸せも得てもらいたいと感じました」

ふむ。

セイ「これは、こおり様がモデルなのですか?」

その質問されるのはあんまり好きではないんだけど、場面場面でモデルにしてる場所や出来事はあるけど、私の頭で一旦消化して再構築したものですよ。私を介しているので私の知ってることしか書けないってのはあるんだけどね。

セイ「なるほど、失礼いたしました」

本全体の感想とかあれば聞きたいんだけど。

セイ「すべてのお話にトリカラが出てまいりますのに、それぞれに方向性が違ってどれも新鮮な気持ちで読めますねえ。単品というより盛り合わせ、という感じでしょうか」

まあそれはアンソロジーだから気を付けて編集しましたね。掲載順とか。

セイ「こおり様のご本が読めて幸せでございます。できれば次は一冊まるごとこおり様のご本を」

次はね! 次は!


というわけで『文芸アンソロジー トリカラ』は架空ストアにてお求めいただけます

TOPでお知らせしていますとおり、架空ストアへの委託品は2019.04.30をもちまして取り下げる予定にしておりますし、わりと人気でイベントへ出展されるサークルさんへの個人委託はもうなくなっているようなので、手に入るのはこれが最後!

ぜひよろしくお願いします。

テキレボ7お疲れさまでした。 #テキレボレポ

テキレボ7お疲れさまでした、のテキレボレポです。

募集告知がはるかに昔なのでいろいろ忘れました。

募集告知の翌日に募集開始なのは委託組としては厳しかったです。

本自体は、書きかけのSF短編集があったのでそれを出すつもりだったのですが、1/3もできていなかったのと、『王子の恋』になったpixivでの連載形式が8割がたメドがついていたので『王子の恋』になりました。あと、『トリカラ』はまあもともとテキレボでイベント頒布は最後かなあとは。

そんなこんなで5月には『王子の恋』は製本されて手元にありました。同時進行でセイの二次本も作ってたんだぜ。これもほぼpixiv再録とはいえ、バカだろ

6月、7月。宣伝月間。いろいろと忘却の彼方。パソコンの調子が悪い。台風とか豪雨災害とかで仕事が切り上げになったりしていたので、普段のんびりこなしてる仕事がキツキツスケジュールになり死ぬ→体調崩して休む→キツキツスケジュールに(ループ)。有給休暇がごっそり減ってるんですがどうしましょうどうしようもないけど

委託参加マニュアル・委託伝票セット・代行通知が早めに来たのはありがたかったです。

土日寝込んでることも多かったのですが、マニュアル他、早めにあれば早めに取り掛かれます。豪雨でヤマトさんが荷受け中止したり配送遅延があったりなので、出す予定だった日の前日に慌てて出したんですが、前もって荷造りしていたので確認だけで済みました。

海の日テキレボ。寝込んでました。

木曜日荷物受取り。戦利品は今回本当に少なめ。とりあえず本の形をしたものだけ写真を。

『王子の恋』は思っていたより手に取って頂けたようです。ありがとうございます。今後は架空ストアさん(とBOOTHを始めてみようかな)を考えていますが、Kindle版はお安くでありますのでよかったらぜひ。

『トリカラ』は代行注文の数を考えると思っていたよりあまり出ませんでした。残部けっこうあるけど全部架空ストアさんに送ることになると思います。

あとは、売上げ入金が前回ほどごたごたしないといいなと思っています。

 

 

さて、氷砂糖はこれで一旦、即売会への参加をお休みすることにしました。理由はまあいろいろありますが、一番大きいのが「宣伝が楽しくない」ってところですかね。次点「売れるか売れないかハラハラするのが心臓に痛い」。このふたつが大きいです。

宣伝するより書いていたいし、ハラハラすると体調が悪くなってしまう。メンがヘラいとこれだから……。即売会は健康に悪い

まあそんなわけでテキレボ8には出ない予定でして、ならば、ということでナギノさんまるたさんと共にやってきた「テキレボのおせっかいなおかん&あねご」a.k.a.テキレボおせっかいbotは今回で休止です。次からは! 君が! おかんであねごだ!(背後で爆発)

 

 

テキレボ7に出展します

もう明日です。

氷砂糖のサークルcageは第7回Text-Revolutionsに委託出展します。

第7回Text-Revolutions
2018/07/16 11:00~16:00
都立産業貿易センター台東館 4F

氷砂糖のcageは【委託-07】です。出展物は以下。

文芸アンソロジー トリカラ

各所で話題のつよいアンソロジーです。400円。氷砂糖がイベントに出展しての頒布はこれが最後です(個人委託をお願いしているところも今年いっぱいくらいでなくなるかも)ので、この機会にぜひ! 残部もそんなにたくさんはありません。

寄稿者や読者のコメントはこちらのモーメントをどうぞ!

有志企画「ゆるっとSF」参加作品です。

新刊! 王子の恋

13歳の王子様が出会って即日プロポーズしたのは男装竜騎士姫! 最初は子供だからと相手にしていなかった姫ですが……?

といった感じの歳の差ロマンスです。400円。新刊ですが、今後どこで売りさばいていくかはちょっと思案中です。今後はイベント出展も消極的な方向で考えていますしおすし。というわけで、冊子版を手に入れるならこの機会ですよ!

なお、すでにKindle版を出版しています。Kindle版の大きな違いは表紙とあとがきがないことです。紙の本じゃなくてもいいよーってかたはこちらでもぜひ。

テキレボアンソロ『海』にも番外編を掲載して頂いておりました。反応その他はこちらのモーメントをどうぞ。

有志企画「キャラクターカタログ」「女装男子男装女子の集い」参加作品です。

その他

前述のとおり、今後のイベント出展は消極的です。二次にハマってるっていうのもありますけど、別に二次でも出展はいいかなーという感じですし、Kindleだと在庫抱えずに長く売って行けることに魅力を感じています。

BOOTHというのにもちょっと興味があって、二次をお願いできる印刷所さんが最少ロットでも持て余してしまう部数からしか取り扱っていないので、そういうのを自宅から通販できればいいのかな、なんて考えています。

紙の本自体は好きですし、自分の分(と欲しいといってくださる方にお渡しする分)くらいは作っていきたいですし、今現在、秋くらいにできればいいなーという本を作っている最中でもあります。

というわけで、テキレボ7で一旦、cageの参加はおしまいです。なので凪野さんまるたさんと共同運営していましたテキレボのおせっかいなおかん&あねごも今回で終わらせます。凪野さんまるたさん、私の思いつきにつきあってくださりありがとうございました。

ではでは、テキレボ7をよろしくお願い致します!

#静マル で #トリカラアンソロ をどうぞ!

告知が遅れました。

氷砂糖のサークルcageは第二回静岡文学マルシェに委託出展致します

頒布物は『文芸アンソロジー トリカラ』です。400円。

静岡文学マルシェとは?

2018年6月10日 日曜日 11〜17時
MIRAIEリアン コミュニティホール七間町1Fホール

静岡発の創作文芸同人誌の展示即売イベントです。略称は #静マル です!

というか、静岡新聞の記事をwebで読んだのですが、「委託販売の作品も岩手県から福岡県まで」の福岡県は私ですねたぶん……。遠くから参加しましたで賞とかないんかな……市民マラソンとかそういう賞があるねん……岩手の方が遠いのかな……。

静岡と福岡で「岡」つながり! これも何かの縁です!

トリカラアンソロのアピールポイントは?

とにかくね、鶏の唐揚げが食べたくなりますよ! 飯テロ!

発行したときにこういう話はしてない気がするんですけれど、鶏料理って九州ではごちそうなんです。お客さんが来たときに一羽〆て、みたいなことが昔はあったんだそうです。

執筆者、幅広くお声掛けしました。プロ作家さんから小説執筆未経験者まで。氷砂糖のコネクション、フル活用です。

アンソロテーマも少し風変りです。「トリカラ」は厳密にはテーマではなく、鶏の唐揚げの意味で「トリカラ」という単語を出してください、という縛りです。

文庫サイズ・表紙込106ページです。

感想などをまとめたツイッターモーメントはこちら

 

たくさんお手に取って頂きたいです。なぜなら来週、女性向けスマホゲーオンリーに行きたいから……セイのご本がありますように……軍資金にしたいの。

氷砂糖作品情報@5月の文フリ

たまにはセイのことを書かずに更新しますね。
5月に行われる文学フリマ東京と文学フリマ金沢で手に入る(かもしれない)氷砂糖作品情報などなど。

05.06開催 第二十六回文学フリマ東京

東京流通センター第二展示場 11:00~17:00

【E-67~68】こんぺき出版さま

文芸アンソロジー『花図鑑 はなのな』に「ハーブティーの味」という伸縮小説を寄稿しております。

花の名前(架空でも可)を作中に出すことがお題のテーマアンソロジーです。詩と散文とエッセイも収録されているっぽいです。

伸縮小説は100・400・800・2000字の枠で(私が勝手にそう定義して)やってるんですが、レイアウトの関係で規定より短めだったりします。

【E-14】script.さま

フォント超短編アンソロジー『アウトライン Vol.5』に「竜の言葉」という超短編を寄稿しております。

フォントをテーマとした超短編アンソロジーですが、Vol.5はフォントを選ぶところからだったので結構悩みました。ピグモ01というフォントを選んで書いてみました。可読性の低い書体ですが、それを利用してのお話となっております。

『アウトライン』にはVol.1からVol.5(最終号)まで皆勤賞です。たぶん全部取り扱っていらっしゃると思うので、よかったらぜひ。

あと、文フリ前橋で発行された『超短編を読む、書く #2』にも「初心者のための『500文字の心臓』ガイド」というコラムを寄稿しているので、こちらもよろしくお願い致します。#2の内容は500文字の心臓管理人・峯岸氏へのインタビューがメインです。

【E-05】超短編マッチ箱さま

超短編フリーペーパー『コトリの宮殿号外 もうすぐオトナの超短編 たなかなつみ選』をたぶん配布していると思います。「いたずら好きの魔法使い」が掲載されています。

【C-35】博物館リュボーフィさま

昨年発行しました『文芸アンソロジー トリカラ』を委託いたします!

各所で話題(?!)のトリカラアンソロ、文フリ東京では初お目見えです。400円です。そんなに多くない部数しか預けておりませんし、静マルとテキレボでイベント頒布終了になりそうなので、気になる方はお早めに!

05.27開催 第四回文学フリマ金沢

ITビジネスプラザ武蔵 11:00~16:00

【い-27】バイロン本社さま

バイロン本社さま新刊Et mourir de plaisirに収録の「ブカレスト、海の記憶」の原案が私ということになっているようです。ツイッターでぶつぶつつぶやいただけなんですけどね。なかなか艶っぽい吸血鬼物語(全年齢)なのでぜひぜひ!

また、『文芸アンソロジー トリカラ』の委託もお願いしております! 各所で話題(?!)のトリカラアンソロ、気になる方はお急ぎください!

 

そんなわけで

5月の文フリでもよろしくお願いします。

あと完全に余計な話なうえに結局書いちゃってるんですけど、セイの二次創作でついにR-18なお話をね、書いてしまったんですよね……。pixivに置いてますのでアカウント持っていて気になった方は、よかったら、その。セイにわりとひどいことしてます。初のR-18がこれでいいのか。書いちゃったんだからしょうがない。

近況2018年4月

年度が替わって1週間。お仕事の忙しいのもたぶん山を越えたと思います。たぶん。
体調があんまりよくなくて暴走しております。

さてさて、近況。

05/07開催、第二十六回文学フリマ東京の【こんぺき出版】さまにて発行されるアンソロジー『はなのな』に寄稿しています。花(架空でも可)の名前を作中に出すことがお題のアンソロジーです。寄稿したのは「ハーブティーの味」という伸縮小説です。ブース番号わかんないな……。

05/27開催、第四回文学フリマ金沢のブース番号が発表されました。cageは出展しないのですが、【い-27:バイロン本社】さまに『トリカラアンソロ』を委託でお願いしております。400円です。

王子の恋』、入稿しました!

文庫サイズ、表紙込92ページ、京むらさきにモノクロ刷りの表紙です。イベント頒布価格は400円の予定です。

テキレボ7新刊とか言ってますが、出る部数によってはイベント出展がテキレボ7だけになる可能性が高いので、気になった方はゲットしておいてくださいませ。

しおりが納品されました!

委託でしか同人誌を頒布してないわけなんですけど、毎度名刺が封入されるのって重たいかなあとか考えまして、しおりを作ってみました。

表が「訳:誤字とかあったらごめんね☆」の超短編、裏がこのWPサイトへの案内、という仕様です。100枚発注したけどたぶん倍くらいあるよね……? 表はフルカラーですが裏はモノクロ印刷です。メガプリントさんを利用しました。

これならアンソロジーにも同封できるね! というわけで、『トリカラアンソロ』を委託する際にも挟んでおきますよ。その他、もちろん『王子の恋』にも挟みます。

セイの二次本もそろそろ入稿できます!

以前の記事で書いたように自分用の分しか刷らないので頒布はしないのですが、どうせなら早く手元に欲しいよね、と頑張っていました。最近ツイッターでセイに関しては静かめだったのはこっちに注力していたおかげです。著者名は普段使っている「氷砂糖」のPNではなく、「佐藤こおり」という名前を使います。セイに教えた名前なので。

いろいろggりながらグラデーションにしたセイのボールペンイラスト。表紙用です。グラデーションにできたのは偶然なので、色の変更とかの加工はもうできません。あと、変なところが透過になってます。私は何をどうやったんだ。

ちなみに修正テープ&加筆で描いたケモミミセイもいたりします。

ここ数週間、馬券買うのはお休みしていたのですが、明日というか今日の桜花賞は久々に買います。桜花賞は好きなレースなので! 買い目は秘密です!

11/27より #トリカラアンソロ の架空ストア取扱いが始まります

11/27(月)9時より、トリカラアンソロジュエルの架空ストア取扱いが始まります。

 

 

 

 

 

 

架空ストア 氷砂糖商品ページ

・ 文芸アンソロジー トリカラ は架空ストア価格 480円です。
・ ジュエル は架空ストア価格 440円です。

トリカラアンソロはおかげさまでご好評いただきまして、増刷しました。
そう簡単になくなるとは思いません(イベントで買いたいという人の方が観測する限り圧倒的に多い)が、まだ預けてない在庫もありますのでたぶん大丈夫です。

今後のトリカラアンソロ頒布予定は以下です。

1月 文学フリマ京都(灰青様委託)
5月 文学フリマ東京(博物館リュボーフィ様委託)
5月 文学フリマ金沢(委託出展予定)
7月 テキレボ7(委託出展予定)
他、酔庫堂様への委託を行います。

#zine展inBeppu ありがとうございました

zine展inBeppu 4に出展していました。
残部と報告書が返送されてきましたよ。主催さんありがとうございました。

けっこうな数をお手に取って頂けたみたいでありがとうございます。
……トリカラアンソロつえぇ、ってのが感想です。

まあトリカラアンソロは力入れてますからね!
すげー人ばっかり集めたから売れてほしいし、何より売りたい!
現在増刷かけてまして、架空ストア委託の他、テキレボ7(予定)とか文フリ金沢(考え中)とかでお手に取って頂けるようにしたいです。
個人委託もお願いする予定なので、見かけたらぜひ! 電子書籍化はしませんよ!

トリカラアンソロはともかく、他にもアイノマジナイとかジュエルとかお預けしていました。
どちらも思っていたより身請けして頂いてありがとうございます。

zine展inBeppuはクラフト系と純文系が強いみたいですね。
気に入っていただけると嬉しいです。特にアイノマジナイは氷砂糖の最高傑作(自称)なので、思い入れもあり。

今回の戦略として立てていたのは以下2点です。

1) 目玉商品を設定する
2) 価格設定的にバラエティを持たせる

1に関しては「トリカラアンソロ」ですね。
もともとアンソロ企画があって、じゃあzine展に合わせようかって流れでの目玉設定だったのですが、先行委託とかでも「zine展合わせなんですよ」ってアピールになったみたいでした。ツイッターでも騒いでたのでいい感じに広告塔になってくれたみたいです。

ただまあアンソロ主催、一回はやってみたいと思ってて今回やってみましたけど、もうしばらくはやらなくていいなあ。大変。テキレボ準備とzine展準備とアンソロ入稿と、3つお尻があったらいっぱいいっぱいになることが判った。(同じ理由でイベント合わせ新刊も今後控えていくと思う)

2は、トリカラアンソロ・アイノマジナイが400円で、ジュエルが300円、折本セットが100円という有料頒布物だったんですけど、折本セットが思ったほど出なかったので、あんまり効果はなかったのかも。クラフト系ならもっと凝った製本してる人がいるし沈むよなあとは早く気付くべきだったかな。
zine展さんからの個別レポで「もうちょっと単価上げてもいいのでは」みたいなコメントをいただいたのですが、その価格に見合うものが今後書けるのかどうかってのが課題です。

zine展開催中はツイッターでエアzine展していました(要するにおうちでパソコンに張り付いてた)。
フォロイーさんでzine展まで行かれてる方が多くて、写真付きのつぶやきなんかもたくさんupされていたので、エアzine展はとても充実しておりました。ありがとうございます。

zine展inBeppu4に関わった皆様ありがとうございました!

文フリ福岡行ってきました2017

相変わらずネイバーズコンプレインの『NBCP』をエンドレスリピートしています。

さておき。
文学フリマ福岡、行ってきましたレポです。

とりあえず戦利品。

1枚目は本の形をしたもの、2枚目は小物。
ペーパー類は省略。

・ 11時ちょいすぎに天神ビル到着。行きのバスの中で「何階だっけ?」とアホウなことをツイートし、大坂文庫・上住さんに「11階ダヨ」と教えてもらう。

・ 到着して入口で、パンフとエブリスタの青いトートを貰う。トート配布ありがたい!

・ 酔庫堂・七歩さんとこんぺき出版・豆塚さんにトリカラアンソロを献本(+買取分納品)に伺う。七歩さんに表紙がたいへんウケる。

・ 会場練り歩き。

・ Natural Maker・真乃さんはじめまして! 長時間居座ってすみません……。乙女ブックマークかわいいです!(戦利品写真2枚目)

・ 大学文芸部だと「お金とるのNG(だから無料配布します)」ってのが結構メジャーなのかしら? ごんぶといのを頂いてびっくりする。(複数大学)

・ SFってきくと気になるし、短編集ラブ!

・ という理由で電羊書房さんのところで結構話し込んでしまった。「私もSF書いてるんですよー」と言って名刺お渡ししたものの、帰宅してから自分の作品ブログ覗いてみたら最近SF書いてなかったね……。

・ 雨中ヒカリさんのところのフレーズが書かれたピアス、一目惚れしました!(戦利品写真2枚目)

・ 大坂文庫・上住さんとかなり長くおしゃべり。ご結婚おめでとうございます! 小柳さんお大事に、という話題が。

・ 1時間くらいで疲れ果ててしまう。めっちゃ人多いんだもの。

・ 酔庫堂・七歩さんのところでおしゃべりしようと再度伺うと、既にトリカラアンソロ完売。面白がって購入いただくケースが多かったようです。

・ 脱出。

・ ファミレスでごはんごはん。地下街や街中でエブリスタの青いトート持ったおねーさんを結構見かけました。おねーさんばっかりだったな。

そんな感じで大変充実していましたが、けっこう疲れてしまったので今夜は早めにねるかも。かも。かも。