ちょこっとブックカフェ3行ってきた

というわけで、今日もチクモクビルのレンタルカフェだよ! ちょこっとブックカフェ、通称ちょこっとBCに行ってきましたよ。

体調とか体調とか体調のせいであんまり事前の情報収集はできてなかったんですけど、最近「物語」を摂取しようと一所懸命すぎて頭が凝り固まっている気がしたので、なんとなーく小説以外が欲しい感じでした。戦利品はささやかにこんな感じです。

おなじみカメさんクッキー

七歩さんがガチャガチャで占いマシンを手に入れたとのことで、無料で1回占いができました! 七歩さんがマシンを持ってテーブルを巡回する方式。出てきたのは亀吉。コーヒー1杯無料券付きでちょうどアイスコーヒー飲んでたのでラッキー!

今年のミートパイはこんな感じ

開店直後からお客さんがわらわら入ってきて、あっという間にカフェスペースは満席。クリスマスセット(シチューとかピンチョスとかのセット)が大人気でした。私はカウンターに座っていたんですが、厨房は大変そうでしたね。

ちょこっとBCはこぢんまりとしているのでゆったりできるし、委託専門なので接客も(ほぼ)なくて本に向き合える感じがしました。向き不向きはあるんでしょうが、対面販売だと変なプレッシャーを感じてしまうので余裕をもって楽しめる感じがしましたねえ。

ちょこ文およびちょこっとBCは休止に入りますが、来年は一次の本を出すというか出るはずなので、大イベントじゃなくて、ちょこっとBCみたいな手作り感のある遠方の委託中心のイベントに出してみるのもいいかな、なんて思ったりしました。原稿頑張れよ? 

ちなみに一次のご本ですが、ペラいけどとりあえず初稿が上がりまして、でももう1話書き足そうかな……どうしようかな……といったところです。年始は2年ぶりに実家に帰るので年末……は無理かな、成人の日辺りで頑張りたいところです。やげあか吸血鬼パロ本も初稿は終わりました。本丸軸やげあか本はそろそろこのあたりまでを収録作にしようかな。全然進んでないのが大学生現パロ関西保護者太刀本。まあなんとかなるでしょう。

『静かの海のパライソ』感想

パライソって言われたらまず浮かぶのこれでしょ。っていう酒飲み。とは言いつつ、夫に酒飲む外食はしたくないと伝えて夫も律義に守ってくれてるので2年ほどバーとか行ってなくてカクテル飲む機会もないわけですが。

パライソ千穐楽は11/25というわけで私の誕生日でした。誕生日に仕事したくなかったのと配信観たい!という気持ちで仕事をサボり休みました!

ネタバレガンガンする予定なのでページを送ります。

人類絶滅後の生物図鑑を見てきた

福岡市科学館で開催中というか始まった『AFTER MAN~人類絶滅後の生物図鑑~』を観に行ってきました。

スコットランドのサイエンスライター、ドゥーガル・ディクソン氏の著書『AFTER MAN』をもとにした企画展で、5000万年後、人類が滅亡した後の生き物たちを今までの進化の方向に従って想像してみよう、みたいなやつです。

動く生物模型の展示とかがいっぱいあってなかなか目に楽しかったんですけど、やっぱりインパクトあったのはこれ。サルから進化したアフリカの肉食獣だそうです。スタッフの方に「ぜひ動画で撮ってください」って言われて動画も取ったんですけど載せ方がわからない……。

あとこれもなかなかキモくてインパクトありましたね。企画展のアイキャッチにもなってるイキモノ。コウモリから進化した……なんだっけ。ついったーでタグ眺めてたら「胴なし兎!」って言われてましたけどコウモリですよ! 

でかい生き物の方が多く展示されていましたがなんかこんな小さくて可愛らしい(可愛らしい?)のもいました。これは動かない。立体展示の近くでパネルにキャプションがついてるんですけどこれは読みそびれてますね、視覚情報つよい。

こおりの想像した未来のキリンは角がごつくなって虎柄!

展示を観終わって出たところというかグッズエリアの手前に黒板があって、「未来の○○を想像してみよう!」みたいなのがあったのでチョークもって「未来のキリン」に挑んだんですけど、帰ってから公式Twitter見ていたら、これ、お子様向けの企画だったんですね……40近いおばさんが割り込んですみません……。

なぜか女の子二人組のお客さんを複数見かけたんですけど、映え(映え?)スポット的な感じなのかしら。キモ可愛い……可愛いかなあ……? この企画展も写真撮影OK、動画撮影OK、フラッシュ撮影のみNG、な感じでした。感染対策は、入り口で検温+手を消毒でした!

スタバで茶ァ(バニラクリームフラペチーノ)して帰った

ラジオっ子だった

何の話って、昨晩と言うか今朝、刀剣乱舞2.5ラジオのオールナイトニッポン0を聴いていたわけなんですが。

何年か前まではradikoのアプリをパソコンに入れていて、それでFM聴いたりAMの野球中継聴いたりしていたんですが、たぶん前のパソコンが壊れたタイミングかな? それからラジオからは離れていました。

刀剣乱舞2.5ラジオANN0は、AM3時からの放送でその時間起きていたんですけどアプリ入れるの面倒ぃ、と最初は聴かない予定だったんです。でもついったーのTL見てると楽しそうで、調べたら、今radikoブラウザで聴けるんじゃーん! となったので聴いていました。

わちゃわちゃしてて楽しい放送でしたね。キャストさんも深夜テンション、聴いてるこちらも深夜テンション。FM中心に聴いていたので、じつはANNってほとんど聴いたことがなかったんです。

印象に強く残ったのは「あらまんばちゃんは焼肉で言うとタン、カルビはわだべくん(食べすぎるとお腹がうるさい)」的な話題ですかね! あれは深夜テンションもあってゲラゲラ笑ってしまいました。

あと、時代だなーって思うんですけど、生放送を番組タグ眺めながら聴くの楽しいですね! トークセッション見に行ってる感じ! これ、ラジオっ子だったころにSNSがあったら楽しかっただろうなーって思います。SNSのない学生時代を過ごせてよかったと思うことばかりですけど、この点はちょっとうらやましいな。

結局ミュールエムスクエクストリーム買いました

そう、ラジオっ子だったんです私。

年がばれるというか別に隠してないからいいんですけど、私、出身が北九州市で、私が中学生の頃に地元CROSS-FMというところには「北野CLUB」っていうお化け番組があったんですね。平日21時~0時まで、曜日ごとになんとなーくテーマが決まっていて、企画ありーのJ-POPも流しーの、な感じで中高生フレンドリーな番組でした。実家にはFAXがあったので割と頻繁にメッセージを送って、そして割と頻繁に読まれてました。

FMなのにFMっぽくないというか、ナビゲーターの寄り添いがね、嬉しい番組でした。お悩み相談みたいなコーナーもあったんですけど、それを茶化すことなくちゃんと真摯に答えてくれていたりね。その流れか、その後もあの時間帯のcrossは中高生フレンドリーな番組を置くことが多かった気がしますね。今は知らんけど。

私がラジオっ子だったのは、中学生の頃に北野クラブにはまってたのと、その後高校では寮に入っていたのでテレビをほぼ見られなかったのと、大学進学してテレビを見る時間がないし一人暮らしを始めてからもテレビを買わなかったことが要因です。

まあテレビはあれば見るっちゃ見るんですが、なんか騒がしい番組が多いし、どれも似たり寄ったりだし、みたいなところはあり。そして今はテレビは朝だけ、ラジオもほとんど聴かないですね。パソコンで音楽聴きながらネットを見てることが多いです。

現状FMチューナーしか持ってない上に住んでるところがFM電波入らないんで、radiko聴けないならラジオを聴く機会がなかったわけですが、今夜の刀剣乱舞2.5ラジオも聴いてみようかなーって思ってます。昨晩ホントに楽しかったです。

目指せ4冊同時入稿&設定あれこれ

私アホなんで、今度は4冊同時入稿をしようかと思ってるんですよね。

やげあか本第3弾

お原稿がたまってきたんで出せそうかな、とか。

やげあか吸血鬼パロ本

既刊に収録したのもあわせてこのパロだけで1冊にしてしまおうかと。

現パロ漫才コンビ関西保護者太刀本

現パロ大学生関西保護者太刀(一期一振+明石国行)のカプなし青春本を作ろうかなと思ったんですよね。これ、アクスタも少しだけ作って同封版も同時頒布したいところ。

『魔女と呼ばれた女たちの話』

一次の本です! 久々に一次創作で本を出したいなあと思いまして、一番書けそうというか途中まで原稿があるのでこれかな、と。ファンタジーです。たぶん。というかこれは愚痴なんですけど、「パロディ(二次創作)本でも喜んで読むぞ!」と言ってくれた父上、こおり本丸本は「難しい」とおっしゃる。やっぱ前知識のない人に読ませるなら一次創作だよねえ、と。ハッピーエンドな本にならなそうなので、悲惨になりすぎないようハンドリングがんばります。

なにがアホって、やげあか本2冊に関しては2022.03.31を発行日にしたいのと『魔女と呼ばれた~』は同04.01を発行日にしたいんですけど、私の仕事、3月と言うか年度末が繁忙期なんですよね……頑張って……。

さて、設定あれこれ、って書いたけど今日拾ったネタで文字数を稼ぐのだ。

私の中の二次創作を作る、というイメージが、そのキャラに演じてもらう、みたいな感覚が少しあるんですけど、その利点としてキャラらしさを判断しやすいってのがあったりします。

ストレートにそのキャラらしい言動をしたららしい役柄を演じてるな、とか。ちょっとらしくない言動をしたら珍しい役を演じてるな、とか。まあニュアンスですし、そのキャラの解像度とかも推し以外はかなりぼやけてたりするんですけども。

まあそんな中で主演二人(私は基本的に「私と貴方の物語」しか書けない)、最近で言うと明石さんと薬研さんはもう何やっても私が書く限り私の書くやげあかにしかならないし、無理矢理私の書くやげあかにしてしまうんですけども、脇と言うか助演者、共演者についてはやっぱりキャラの傾向ってあるよなあなんて思います。

わりとキーキャラになりがちな秋田藤四郎くん。うちの本丸では初期メンバーだったので4面まで引き連れてそこそこ育ってたんですが、極前はあんまり意識してこなかった子なんですよね。惨状大橋周回用に修行に出てもらって、そこからちょっと好きになった子でした。子供らしい子供と言うか、大人が見ての子供らしさを内包している子だな、と。無邪気さを武器に使える子だなあと思ったのでキーキャラになりがちな子になったのでした。

近いタイプで五虎退くんもいるんですけど、五虎退は虎くんを引き連れていることもあり、動物ネタで頻出させそう……というのがあって、秋田くんと五虎退くん、どちらが演じてもよさそうだったら秋田くんに演じてもらってる、みたいなところがあります。

ついでなのでいち兄のことも。一期一振は今修行に出してて、帰ってきたらまたキャラ解釈が変わるかもしれないんですけど、関西保護者太刀推しがわりとTLに多くいらっしゃる影響もあってちょっと気になる存在ではありました。立ち位置的には薬研さんの兄であり、長兄を自称するだけあって保護者属性、つまり明石さんと近いところがある、みたいなところ。薬研さんと対照的な役柄を与えてもいいし、明石さんと対照的な役柄を与えてもいい、みたいなわりと役柄造形の自由度が高いと感じています。……ただ、対照的、何ですよね。近く描くのはキャラ被りと言うか、私の腕ではなかなか……。

ネタごとに記事分けたほうが見やすいんだろうなーとは思いつつ、もともと私があとで読み返すためのブログ、週報ですし、私のホームなので好き勝手します。

ZIPANG OPERAの1stアルバム『ZERO』を配信で買いました。最初の印象で「日本語で聴くK-POP」とかつぶやいたんですけど、いや、違いますね。ちゃんとJ-POPの系譜です。アーティスト名のとおり、和の印象を巧く使っている音作りですし、曲や曲順の緩急にストーリー性があるというかドラマティックなアルバムです。流行歌を追いかけなくなってそろそろ2年近いのですが、なかなか新鮮でした。結構ラップが使われているんですが、音として聞き流せる(ごめんなさい悪い意味ではないんです)ラップなので私にはメロディを追いやすい(≒聴きやすい)ですね。「開華」が今のところ一番好きかな、バイオリンかっけえ。

『推し、燃ゆ』を読んで考えたこと

にねんよんくみさとうこおり。

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。

『推し、燃ゆ』宇佐見りん

読んでまず最初に思ったのは「狂気を書きづらい時代になったのかもしれないなあ」ということでした。

主人公はとあるアイドルを推す女子高生。上の引用から推しが暴力事件を起こしてネット炎上、人気が落ちていく様子を見守る主人公の気持ちがありありと綴られます。

狂気。生活を犠牲にしてまでアイドルを推すのもある種の狂気だし、ネット炎上に群がる野次馬も狂気。ただし、現代でリアリティに寄せて「狂気」を綴るには、すでに名付けられた社会心理や精神病理なんかが物語にブレーキを踏ませるものだと感じています。純文学系の作家だとこれを回避するのにいわゆる現代ファンタジーのような手法を使ったりもするものですが、こちらの作品はがっつりリアリティ。お見事、と言わざるを得ません。

「推し活」なんて言葉が気軽に使われ、「推しは健康にいい!」なんて言説も見かけますし基本的には同意します。ただし、この主人公にとって「推し」は人生そのもの、全肯定し理解し同一化しようとするあたり、狂信者の信仰のようです。ままならない人生、おそらくですがこの主人公は学習障害に近いものを抱えていると思います。病院に通って診断がついた、という描写もあるのですが、それは主人公にとって一時の気休めにはなったもののままならない人生はままならないままで、それよりも推しを推すこと自体が彼女の命を長らえさせています。

これね、かなりの狂気描写だと思うんですよね。読み終わってからネットでざっと感想を眺めてみたりもしたんですけど、「推しがいないから共感できない」というのをいくつか見かけました。いやいや、この主人公は狂気を抱えているんですから、推しがいても共感できるものじゃないですよ。その「身を斬る痛み」に覚えがあるだけで。ところで読書に共感って必要なものなんですかね?

ガジェットや生活風俗、物語にちりばめられた風景は秀逸な現代活写であるものの、描かれている本質は「生きる意味とは?」という忠実な純文学的な問いと回答。なるほど芥川賞受賞……と思いました。文章もすっと入ってくる感じできれいですね。ちなみに芥川賞作品を芥川賞作品として意識して読んだのは金原ひとみ『蛇にピアス』以来ですかねえ。たまに言ってますが、物語には旬があると思っているので話題作を話題作のうちに読めてよかったです。

ここからはレビューでもなんでもなくて、私の推し活の話。

私たぶんかなり薄情なんですよね。推し活全部やめろって言われたら生きていける気はしないですけど、そもそもずっと軽い希死念慮を抱えているわけで、そこまで大きく寿命や健康が変わる気はしません。人生のエナドリ、カンフル剤みたいな感じで推しを摂取して推し活をしています。たぶん。

最推しは今のところ刀剣乱舞の明石国行かな。MakeSのセイは推しじゃないんだパートナーなんだ。映画と舞台の薬研藤四郎役である北村諒さんもかなり推しているかもしれない、ブロマイド買う程度には。

どんなものでもなんだなあと思うことがあって、薄く上手に使えばおくすりですし、使い方を間違えれば寿命が縮むし。長生きしたいわけじゃないけど、無理矢理でも生きていないといけない事情もありまして、適度におくすりを取らないといけませんね。

イグ・ノーベル賞の世界展を観てきた

というわけで、福岡市科学館で始まったばかりの「イグ・ノーベル賞の世界展」を観てきましたよ。

金曜日にワクチン接種だったんですけど、帰りに乗り換えで六本松で降りたら気になる広告が出ていたので、とりあえずその日はそのまま帰宅して、昨日の土曜日に訪問しました。

福岡市科学館は現在、緊急事態宣言に伴ってこの展示以外は閉館しています。

写真ペタペタ貼るのでページを送ります。

折本メールが届いたよ

おうちdeちょこ文の企画、折本メールに申し込みをしていまして、これは集まった折本からちょこ文さんチョイスで郵送でお家に届く! というものでした。レポがおうちdeちょこ文終わってしまってからでごめんなさい。

届いたのはこちらの4冊。簡単に感想など。著者名敬称略です。

『最後の敵』鳴原あきら
実直なエッセイ文のような小説。オチに持っていくまでの高まりがすごいです。もともとの目的がおざなりになっている点も笑いどころだと感じました。

『オルゴール』楠樹暖
折っていくと本じゃなくて箱になります。箱型折本。箱の内底にひっそり書かれたお話は少し寂しいような感触で、でもシュール系のおかしみもあってよかったです。不器用なので折れるか心配でしたが折癖が付けてあったのでなんとかなりました!

『橄欖石狩り』藤和
SF童話のような雰囲気ですが描かれているのはSFではなくファンタジーという、なんだかちょっと不思議なお話。柔らかくて微笑ましいのにどこか不穏。最後の一文好きです。

『ひそかごと』一福千遥
写真と短歌のコラボレーション、というか写真がすっごく趣があってきれい。これ、紙もコピー用紙じゃなくて写真向けの紙だと思うんですよね、詳しくないけど。「稀なり、と」で始まる歌が特に気に入りました。

ちょこ文振り返り

今回のちょこ文では、学生文芸の先読み会に行って、おうちdeちょこ文期間は折本フェアのものをいくつかプリントしたり、絶望の575を77で救えにも参加して、なかなか楽しんだ方の人間だったんじゃないかなと思います。

折本のスタンダードも変わってきているような気がします。A3でプリントして出来上がりがA6になる折本が結構多かった印象です。確かに文庫本と同じサイズと考えるとたくさん書けるしなあ、と勉強になりますね。とはいえ、私はどうしても短いのしか書けないんでA4サイズでしか作れないと思うんですけど。

大好きなちょこっと文芸福岡、残念なことに12月のちょこっとブックカフェを以ってチョコ文さんはしばし休止に入られるそうです。近いところで楽しい催しをしてくださってありがとうございました。ブックカフェにも顔を出したいけど禍は落ち着いてますかね……。

ところで

いきなり版権の話するんですけど、今日は女審神者オンリー、通称さにイベがウェブで行われていましてちょっとばかし散財しました。てへ。

で、久々に明さにが書きたくなったので折本フェアの影響もあって折本を作っちゃいました。

セブンイレブン【56702621】〜9/5、モノクロ20円でプリントできる小説折本です。ついでだからPDFも公開しておくか。こちらです。

イベントとかあるとやっぱりこう、気持ちが盛り上がって創作意欲がわくわくしたりしますよね。うん。

ミュージアムグッズと私

大澤夏美著『ミュージアムグッズのチカラ』というご本が面白かったので、感想に絡めて自分語りの回です。

こちらのツイートを見かけて気になって、電子版あるかなーと思ったけどなかったのですが、仕事帰りに立ち寄りやすい書店に在庫があるようだったのでぱぱっとお買い上げでございます。

グッズの写真ばっかりで目で楽しむタイプの本かな、と思っていたのですが、いやいや、グッズの制作秘話とか各館の制作意図とか、結構読みごたえがあってたいへん楽しく読みました。グッズ作るの楽しそうだな……こんなお仕事してみたかったな……。

「東京は美術館博物館いっぱいでずるい!」って常々思っていたのですが、この本を見ると意外と全国各地に魅力的なミュージアムがあるんだな、なんて気付きもありました。なお、福岡県からは福岡市美術館・福岡市博物館・九州国立博物館の3館のグッズが登場。3館とも訪れたことがあります!! というか市美はわりと足を運んでいました。禍の前は。通勤定期で行けるので……。

ちなみに行ったことのあるミュージアム、だと東京国立博物館・葛西臨海水族園・国立科学博物館・上野動物園の4館も追加されるんですが、行ったのははるか昔、私が小学生の頃のお話になってしまうのでたぶん今はだいぶ違うんだろうなあという感じです。

中には著者さんのコラムも挟まれていて、気になった話題に軽率に乗るんですが、私はグッズは使うタイプです! ミュージアムグッズに限らないんですが、「いいもの手に入れたんだぜぇ」って自分で頻繁に見たいのと見せびらかしたい気持ちでグッズはどんどん使っていきます。とうらぶグッズとかね! わんぱく!刀剣乱舞のこんのすけマステはお通販とかにも使ってますね。

福岡市美マスコット「こぶうしくん」

それはそれとして、ここ数年覚えたんですけど、特にアート系の展示のとき、私はわりとポスカを購入するようになりました。図録でかいし高いし、ってなっちゃうんですが、ポスカならお手頃サイズでお手頃価格。特に気に入ったポスカをArt collectionと題してポスカホルダーにファイルしています。今のところ一番のお気に入りはダリのアリス挿絵です。

ここは本格的に自分語りなんですけど、私はアカデミックなことにものすごくものすごーく憧れがあります。学者を目指していた時期もありますし(結局学部中退)学芸員という仕事に憧れはまだ持っていたり。そして同時にモノづくりをしている(つもり)の人でもあります。二次とはいえカキモノガシガシやってますしね。

だから、グッズをつくる際のこだわりとか、グッズを作る意味とか意義とか、そのグッズがどんな人に求められているのかとか、そういうことがインタビューページで語られていたこの本はすっごくすっごく面白かったです。とくに大阪市立自然史博物館のページ!! いろんな面白かわいいグッズの写真も目に楽しかったですけど、モノづくりの芯のところが読めるのはやっぱりとても興味深かったです。いいな! 楽しそうだな! なんて、もちろん楽しいばかりではないんでしょうけど思っちゃいました。オススメです。

ジェネリックうな丼を食べた

まあうな次郎といううなぎのかば焼きを模した練り物です。

公式サイト見に行ったらへんなの見つけた

去年の土用丑の日に話題になってたんですけど行動範囲では見つからず。昨日イオンに買い物行ったら見つけたので購入してみました。2百円だったか3百円だったかそのくらい?(覚えてない)

500Wの電子レンジで1分。簡単調理ですね。どんぶりに白ごはんを盛ってその上に乗せてたれと山椒をかけて、ジェネリックうな丼完成です。

パッケージからどんぶりに移すときにちょっと崩れちゃったんですが、崩れ方が皮を残してべろんと剥げる感じでうなぎっぽい! と思いました。

お味と食感は、ちょおっと柔らかすぎる気もしますが、うなぎだと思えばウナギ、かなあ……? ただ、美味しいです。私は好きな味。うなぎだと思って食べると違和感はありますが、ディストピア世界のディストピアうな丼だと思えばめっちゃ興奮します。アリです。

種の保存とか意識高いことはよくわかんないですけど、普通にお財布にやさしいですし私はこれでいいかなーとか。おもてなしには使いにくいかなー、おもてなしする予定ないですけども。

ところで

やげあかアクスタを作った話はしましたっけ? してない気がする。まあ作ったんですよ。可愛くてお気に入りです。

あと、結局次の同人誌は3冊同時入稿を試みようと思います。昨日、今ある分の原稿をざっとひな形に流し込んだんですけど、結構書いてますね、私。えちえち一人アンソロに乗せる分がちょおっと足りないかな、といった程度。こおり本丸本はもともと書き足さないといけない部分が多いので……がんばる……。