習作合評会in福岡に行ってきた

予定の文言が暗号みたいになってますけど、「13:00からの合評会(西日本新聞会館16F)」みたいな意味です。私がわかればよいのだ。

まあそんなわけで「九州芸術祭 習作合評会in福岡」というのに行ってきましたよ。

直木賞作家・東山彰良氏を招いて、参加者の作品を合評。作品は事前送付した中から5作ピックアップ(事務局によるチョイスとのこと)、司会進行も東山先生が行いました。5作は先週くらいに郵送でコピーが届いて、会の中では事前に読んでいることが前提として進められました。

作者から作品の意図などのコメント → 他の参加者からの挙手で感じたことなどコメント → 東山先生からの講評 ってのが各作品だいたいの流れ。以下箇条書きでメモったことなど。

・書き出し大事。書き出しにはインパクトを。

・終わりに対して伏線は無駄がないように。ブレるとよくない。

・小説のリアルと現実のリアルは違う。キャラクターを立てるために現実的でないところまで踏み込んでもよい。

・「読者は説明してほしがっていると考えている作家」と「読者には想像で補完してほしいと考える作家」がいる。

・重要なことはくどいくらい反復してよい。というかむしろすべき。

・戦争を遠景として今を語るのが現代の作家にできる戦争の語り方かも。

・作者の常識は読者の常識とは限らない。調べないとわからないのは不親切。ただし、少しでも補足しておけば十分な場合も多い。

・ユーモアとギャグの違い。ギャグは笑わせたら勝ち。ユーモアは伝え方の一つとして笑いを使う手法。

・シリアスをシリアスじゃないと届かない読者と、ユーモアを交えないと届かない読者がいる。すべての読者に届かせるのは無理。シリアスをシリアスで語ると作家が十字架を背負うことにもなる。笑いを交えると怒りだす人もいる。

・かっこいいタイトルやかっこいい装丁は、一般の人はスルーしがち。シンプルに。ダイレクトに。もちろんこだわりがあるならそのままでもよい。

・既存作品(映画や楽曲)を出すのはキャラクターの印象付けの効果がある。人となりを伝える。どのような趣味嗜好の人物なのか。

だいたいは今までに書いてきた中でぼんやり感じ取ってきたことに裏付けをもらった感じでした。

お昼は天神のベローチェでパスタを食べたよ

なんかもうね、打ちのめされたんですよね。

ピックアップされた5作品のクオリティが高かったというのももちろんあるんですけど、私はわかってるのにできてないやんとかね……。

あと、参加者からの評もちょっと心を乱されました。私が一次の創作文芸で得たいのは「近しい人に伝える」ためであり、「共感」してほしいという気持ちが強い。全く接点のない人からやいのやいの言われるのは(作品のクオリティを上げるためならまだしも)気持ち上の負担がすごく大きいなって。自分語りぶつけられるの勘弁してほしいという共感性羞恥に近いなにがしか。他人に作品を見せたいとも最近はあんまり思わないし、ましてやプロなんて全く目指していない私が行くところじゃなかったなあと感じました。

書くのやめたいなあとしみじみ思ったんですが、やめられないところが業の深いところなんですけれども。

ぼちぼち書きたいときに書きたいだけ書いて、みたいなゆるりと創作を楽しめるようになればいいんですけど、もう私にとって書くこと自体は呼吸(というより排泄)みたいなものですし、長く書かなかったら腕が鈍るし。腕が鈍るの怖いですね。私が語るすべはこれしかないのに。

まあそんなわけでなかなかにへこんで帰ってきました。さて、歌合DVDでも観ましょうかね。

ちょこっとブックカフェありがとうございました!

ちょこっとブックカフェ、お預けしていた本が返送されました。

イベントに行ったレポはこちらです。

ちょこっとブックカフェ行ってきた

宣伝が苦手というか、宣伝するのがイヤンになってイベント撤退したんだったな、とか宣伝しながら思い出したダメな人です。
そんなわけでたいした宣伝もできずに、はてさてどのくらい手に取っていただけるものやら、全部まるっと返ってきたらへこむかもなあ、なんて思っておりましたが。

ありがとうございます、3種とも少しずつお迎えいただけたようです。

売上的にはイベント出展料に届かずでしたが、「lesson」をお迎えいただいたのはうれしい限りです。こういう純文学的なものはどういう方に届くのかがよくわからないので……アマチュアの純文学はただの自分語りと思われてる節もあるようですし。ありがとうございます。
ジュエル」は、宣伝ではお試しにどうぞと言っていたのですが、実のところ次がある保証はないわけで、でも私の書くものに興味を持ってくださったのかなあ、なんて感じております。
王子の恋」は正直、もうちょっと健闘してくれるんじゃないかという淡い期待がありましたが、まあこんなものでしょう。今までに感想をくださった方には満足していただけているようなので、今回お迎えくださった方もご満足していただけることを祈っております。

ちょこっと文芸福岡さんからのメール報告で、傾向が読みづらいくらいまんべんなくいろんな本が買われていったみたいなことが書いてありまして、それは委託のイベントとしてはありがたい限りだなあ、と思いました。

今回の会場に行ったことがある人はわかると思うのですが、チクモクビルって天神の栄えているところからちょっと外れていて、そういうイベントがあると知ってないとなかなか足が向かない場所にあるんです。少なくとも私が行った時間はにぎわっていましたし、ツイッターのタグを見ていても盛会だったようで、よいイベントだったのだなあと思います。

ちょこっと文芸福岡さん、お疲れさまでした。よい機会を与えてくださりありがとうございました!

さてさてついでに近況的な?

アイノマジナイ」をKindle化しました。コチラです。冊子版は家のどこかに2冊くらいありそう、という管理があまりにも貴賤だったりするわけですが、電子書籍なら在庫切れはないよ!

というわけで、氷砂糖の最高傑作「アイノマジナイ」を読もう!

表紙の写真は先日バラ祭りを開催していた福岡市植物園で撮影したものです。冊子版の表紙も同じ福岡市植物園で撮影したんですが、その時は春バラの季節だった記憶。
今回の撮影はあまり天気が良くなくてちょっと残念だったのですが、まあまあ欲しかった感じの写真が撮れたのでよしとします。

で、まあセイとも撮るよね。

クリエイトカフェ風雅行ってきた

昨日、ちょこっとブックカフェでチクモクビルのレンタルカフェに行ったのですが、今日も同じ場所に行ってきました。

イベント男装喫茶クリエイトカフェ風雅です。セイとデート。

だいたい3ヶ月に1回開催のようで、毎回テーマがあるんだそうです。今日のテーマは「ヴァンパイア」とのこと。紅闇に導かれし背徳の遊宴、とサブタイトル。

12時のオープンとともに入店しました。皆さんヴァンパイアのお姿! うわあうわあと見とれる。すてき。「サイトをざっと見てきました」とお伝えするとシステム説明はざっくりとしていただいて、メニューを見せていただきました。

注文して、店内を眺めてみる。昨日のブックカフェとはやっぱり雰囲気がガラッと変わりますね。テーブルの配置とか、小物の配置とか、飾りつけとか。とか眺めてたら壁に貼ってあった雪の飾りが落ち。

「雪が降ってきました」

とっさに出た言葉でしたがウケてうれしい。注文したノンアルコールシャンパン(リンゴ味)が出てきてセイとぱしゃり。せっかくヴァンパイアがテーマだったので、セイにも吸血鬼の格好をしてもらっていました。猫耳は外せないんですが(ないと頭が寂しく感じる)しっぽは外しました。ノンアルコールシャンパンはリンゴ味とブドウ味が色を取り違えていたそうですが、私が飲んだこれの正式名称は「馨しき誘惑」で合ってるのかな……それとも「禁断の果実」なのかな……?

壁の上のところにコウモリの飾りがあったのでそれを背後にしたセイって見てみたーい、とこれもパシャリ。キャストさんたちすごく優しくて、テーブルの上にセイのアクスタ置いてたらかわいいー!!って言ってくださった。えへへ、かわいいでしょ、うちのセイなんですよ……。次はもっと上手に描いてあげたいなあ、iPadも手に入れたことだし。

そしてお料理がとてもおいしかった!ミネストローネですが、正式名称は「純血なる乙女の聖血」。バゲットがちょうどよくカリカリで、ミネストローネもドロッとしてないのに濃くて! おいしかった!

店内の様子を眺めたりセイとしゃべったりしているとほかのテーブルでミニゲームを始められるお客さんが。私も……挑戦してみたい……な……。

と、みなみさんによるポイズンクッキングとのことで「オリジナルドリンク完飲」に挑戦! キッチンへ消えるみなみさん。「待ってる間にこちらはいかがでしょう」と楓さんからじゃんけんのお誘い。やります! 最初はグー、じゃんけん……。3回勝負で2回勝てばよかったそうですが、ストレートで2連勝しました。シール(勝利の証)とトレーディングカード(貢物)をいただく。

シールはシール台紙をいただいていたのでそれに貼ろうと、貼ろうと、シール剥がれないえーんえーん。なんとかペタリできました。そうこうしているとオリジナルドリンクをもったみなみさん登場。小さめの紙コップに入った赤い液体には黒い線でハートが描かれております。ぐっと飲み干す。……トマトジュースですね。勝利! シールとトレカをいただきました。

もう一つ、蛍さんのクイズにも勝利してそろそろ帰らないといけないお時間です。お会計を待っていると、「くじが引けるんですけど」とお申し出いただき、花びらが詰まった箱を持ってきていただく。

「赤いバラと白いバラがあります」
「白いバラがいいなあ」
なんてことを言いながら私がぴろ、と引いたのは花びら。そうじゃないらしい。よく見ると軸が埋まってる。リトライしました。出てきたのは白いバラの枝。
「白いバラでしたね!」
当たったのは集合写真でした。かっこいいお姿ですねえ。うっとり。

楽しい時間を過ごさせてもらいました!

ちょこっとブックカフェ行ってきた

というわけで通院帰りにそのまま天神に向かって、ちょこっとブックカフェ、通称ちょこBCに行ってきましたよのレポです。セイがいるのは通常運転なのでご了承ください。

11時くらいに天神についたので、ドトールでタバコ吸いつつちょっと休憩。11時半のオープンすぐに乗り込みました。

このレンタルカフェは前に一度だけ来たことがあるんですが、なるほど、こう空間をつかうのねーと感じました。

とりあえずご本を購入しなければなりません。ものによっては部数が少ないと伺っておりましたので! つなげた木のテーブルと扉を取った戸棚に、基本的には一種類を積み上げる感じの平置きで、一番上に見本誌がのせてある感じでした。オープンすぐからわりとお客さんが多くいらっしゃっていて、やっぱり皆さん一番の目的はご本、というわけでブックエリア激混み。「ちょっと広げましょうか」とテーブルをずらして通路エリアを広げていらっしゃいました。

お会計でご本の清算と食券の購入。端数が50円だったので「ごじゅうえん……」とお財布ごそごそしてたら「おつりありますので安心してください」と言われてしまう。ご本は持ってきたバッグに詰めて、食券持ってカフェエリアへ。「カウンターでもいいですよ」とおっしゃっていただいたのでカウンター席に陣取りました。

食券は半分をもぎって注文が入って、提供と同時に残り半券を引き取られる感じ。コーンスープとクッキー!コーンスープ濃厚! クッキーはカメさんなんですが、見えるでしょうか、丸いほうにも「ちょこっと」って書いてあるんです。文字どうやって入れたんですか、とお尋ねしました。
「押す文字の型みたいのがあって……」
「あ、活版印刷みたいな?」
「wwwそうか、文芸の人にはそれで伝わりますね!」
なんてやり取りがあったり。クッキーはサクサクで甘くておいしかったです。試作品はよく首が折れていたのだとか……カメさん……。

クッキー食べたら口の中が乾いちゃったので追加でアイスティー。そうそう、各テーブルには夏のちょこっと文芸福岡で展示されていた折本(の一部)がいいねシールとともに置いてあって、自由に読めるようになってました。ちょこ文では人気で手に取れなかったケーキ折本がお皿の上に置いてあったので手に取ってみたんですが、これはすごい。ただのケーキじゃなくてファンタジーなケーキが創作してあるんですよ。いやー、確かにこれは人気出ますね……追加でいいねシールを貼っておきました。そういえばリレー小説読みそびれたな。

そのあたりでカフェを出ようと……すると呼び止められる。あ、あなたは! 君の名は!(ごめんなさい、人の名前が覚えられない人なんですぅぅ)(桂瀬さんだとおしえていただきましたごめんなさい)
「こおりさんがいらっしゃると聞いたので!」と差し入れをいただいてしましました。ありがとうございます。カンロのミルクカンロ飴持ってたのでお礼になるのかならないのか……お名前を……お名前を……ミルクカンロ飴おいしいので……。

そんなわけで戦利品! 楽しかったです!

文フリ福岡行ってきた2019

というわけで文学フリマ福岡に行きましたのよ。今回はエルガーラホール。天神大丸の上にホールなんてあったんですね。

えっとね、結論から言いますとですね、楽しかったんですけど予算オーバーしました。うう……。

会場着いたのは11時を少し過ぎたくらい。入口のところで声をかけられて立ちどまる。さきがけ文学会の霧谷さんでした。そのままちょっとおしゃべり。ちょこっとブックカフェの私の申し込みが滑り込みだったそうで、申し訳ありません! しかし私はホント人の顔が覚えられなくてな……写真で見たらもう少し覚えるんですけど、そういうわけにもいかない。

「あ」の列から順番に眺めて行きました。お客さん大勢! 広いホールになってよかったですね、擦れ違いでぶつかったりしなくていい。

さきがけ文学会のブースでゆうやさんにご挨拶。いつもお世話になっております。文章が印刷されたプラ板がビー玉なんかと一緒に置いてあって目をひきました。飾る文学!

5回目の開催となると出展者も来場者も目が肥えてきているためか、きちんとした「本」の形に仕上げていらっしゃる方が増えたかな、という感じがしました。んで、価格帯的にはすこーし全体的に上がったかなという感じ。とはいえ50円でコピー本を頒布してる方なんかもいらっしゃって、それ逆におつりが面倒臭そうだなあと思いました(2冊で100円になるのと、表紙がすごくきれいだったので買いました)。

書店で売っているような本って、作る場合だと私だって憧れるんですけど、アマチュアが作るものに市販品の画一性を求めるのもなんか違うな、とか面倒くさいことを考えてしまうので、書店の棚に差さっていても違和感のない本にはあまり手が伸びず。まあそういう本は総じてお値段が高いので手が出しにくいというのもあるのですけどね。あくまで私の場合なので、違う人だったら違う視点で購入する本を選ぶと思います。

さて、酔庫堂でおしゃべりの時間です。ちがう。いやいや、七歩さんには日ごろからお世話になっておりましてね。ちっちゃい団扇もらいました。つくったーっておっしゃってるツイートを見ていたのでなんかそんなキットがあるのかなあくらいに思っていたのですが、オリジナルだそうで! 酔庫堂応援バージョンをいただきましたです。他には書き手に圧を掛けるタイプの団扇とかがありました。

ここでもブックカフェのお話になったんですけど、なんか私、ちょこ文で上ランクらしいですよ(?)。次回ちょこ文のお話とか裏話とか、いろいろ聞けて楽しかったです。あ、あとチョコが苦手で申し訳ありません……(私がチョコ嫌いだからとひよこサブレ準備してくださってた)。

そのすぐ近くにバイロン本社のたこやきさん! 一年ぶりです! まずは秘密の取引です(食品)。吸血鬼アンソロジーがほんとに鈍器でビビる。荷物が荷物が(荷重)。ここでもかなり長々とおしゃべりをしましたね。とりあえず、たこやきさんにお会いするからと吸血鬼コスをさせていたセイの姿をお見せいたしました。かわいいでしょーーー。話した内容はだいたい会社の愚痴なんですけど、ハレの場でこんなお話してもうしわけ……。っていうか会社の愚痴ってどこで話したらいいんですかね、会社で仕事以外でしゃべる相手とかいないんですよね。

残りエリアもぐるーりと巡って行って、大坂文庫の上住さんとお久しぶりです! 奥様とはときどきツイッターでお話するんですけど、どこのふーふもそれなりに不満を抱えながら結婚生活してるんだなあとこちらのご夫婦を見ていても思います。あ、一応記しておきますが、上住さんはいっさい不満を口にされていません。むしろのろけを聞かされましたごちそうさまです。

で、まあ、一周したらというか途中で予算が尽きまして、疲れたし(タバコ吸いたいし)帰るかーと七歩さんとたこやきさん、それと霧谷さんにご挨拶して会場を後にしました。

戦利品。セイは今日はこんな姿をしていたんですよ。猫耳も封印。こちらはバイロン本社さまで取引させていただいたものです。梅酒は……たぶん、ブランデー漬けの方ですね(私信)。

ああ、さきがけ文学会でいただいた「文学館倶楽部」、ゆうやさんの書かれた記事が載ってるってことで読みました。ちょこ文福岡の紹介みたいな、そんな記事だったんですけど、添えられた写真に私が写ってたー!(笑) いや、顔とかはわかんないですけどね、この服装でバッグは私だな、と。

いただいたお菓子類はもぐもぐしました!

ちょこっとブックカフェ出展確定しました

2019.12.07、天神で開催される1日だけの文芸同人誌ブックカフェ、ちょこっとブックカフェに出展が確定しました。

ちょこっとブックカフェはちょこっと文芸福岡さんの主催イベントで、委託で本を頒布できます。福岡で委託で、ということで出展申し込みは激戦だったようですが、なんとか滑り込めました!

氷砂糖名義での活動は控えると言っていましたが、在庫を頒布できる機会なら活用したいですし、天神なら自分の本が売れる瞬間を見られるかもしれない、ということで挙手してみました。これが終わったら頒布する物自体がなくなってしまうので本当にイベント出展はなくなると思います。折本とかならまた作るかもしれませんけども。

委託出展物は以下3点を予定しています。

王子の恋 おうじのこい

魔法の国の王子様(13歳)と男装竜騎士姫(獣医)の歳の差ロマンス。
氷砂糖がロマンスを書くとこうなるんだなあという感じの本です。
Kindleでも配信しておりますので待ちきれない方はそちらでお願いします。内容はほぼ同じ(誤字修正のみ)です。

ジュエル じゅえる

宝飾品にまつわるお話をたくさん収録した作品集です。
ジュエルとは手元に置いておきたいもの、大事なもの、と言う意味も込めています。
カフェに連れて行ってもらいたい本、というコンセプトで作ったものです。

lesson れっすん

超短篇を作中作とした中編小説です。
美しいものを食べる玉という生き物のブリーダーのお話。純文学が読みたい方に。
こちら在庫僅少なので委託するのも少部数になると思います。

それぞれ頒布価格は今までと同じにする予定なんですけど、確認しないといけないですし、宣伝を忘れてもいけないのでまた後日、開催が近付いてからお知らせいたしますね。

ついでに近況

めーくすのうちよそ本の編集でわちゃわちゃしてます。

中洲ジャズ行ってきた2019

行ってきましたよー! 中洲ジャズ! 今年は9/14-15の土日開催でした。諸事情により2日目のみ遊びに行きました。1日目のCalmeraとかも見たかったんだけどね……。

2日目、16時ちょっと前くらいに中洲川端着! まずはリバレイン奥のBLUEステージでtoconomaです。

まだ日差しがあってあっつい。しろ(焼酎)ハイボールが1杯300円、2杯500円、3杯600円とで店の呼び込みのお兄ちゃんが手看板掲げてましたがそんなに飲めない。しょっぱなからお酒飲んでヘロヘロになっても困るのでここは我慢しましたね。演奏が進むうちにビル影になってきて涼しい風も吹き、野外の気持ちよさってこういうところ。

ご本人たちが「薄々感づいている方もいるでしょうが、僕たちはJAZZ……?」みたいなことをおっしゃっていましたが、そこは会場からも笑い声がわきましたね。「JAZZっぽいセットリストをかき集めました!」とのことでした。正直なところ、私自身もジャズって何ぞやってのはよくわかってないですし、ハイパーテクニックで踊らせてくれたから大満足ですよ!

toconoma終わりで1時間ほど小休止。ベローチェでサンドイッチをつまみつつ、体を休める。なにしろここからキャナルシティ近くのREDステージまで歩かないといけませんので。

というわけでREDステージでSkoop On Somebody! 知っている人は知っているでしょうが、私、SOSはファンクラブ入ってたくらいに生きがいだった時期があってですね……。

中洲だしNo Make de On The Bedやってくれんかなと思ってましたがNice’n SlowをTOKUさんとのセッションでエロエロ披露してくださったのでSOSに求めるものは得られた感じです。というか、Takeさんの生歌聴くの何年振りかわかんないですけど相変わらずえっろいですね! セクシーじゃないんです、エロいんです。セイが怖い顔してるのは嫉妬してるみたいです。

SOS終わりでGREENステージへ移動。民族大移動の様相で牛歩、大混雑。

時間かぶってるけどギリ聴けないかなーと思っていたTRI4THは見られませんでした。

っていうか! GREENステージ大混雑! ぎゅうぎゅう! みんなそんなに松下奈緒が見たいか! 私はfox capture planが聴きたいんだ!!

ああー素晴らしかった……。位置取りのせいか大音響で、心臓に直接響いてくる感じ。メインステージのトリということもあってか、MCもほとんどなくどんどん繰り出される楽曲。ぎゅうぎゅう詰めで動けないのがつらい! Attack On Fox、やばかった……! 松下奈緒さんとのコラボに興味がなかったわけじゃなかったんですが、疲労が募ってきたので松下さん登場のタイミングでもそもそと外へ移動を開始。まあ動けなかったのと、出たかった出口が人いっぱいで塞がれてたので結局ステージ終わりまで聴けたんですけどね!

今年もたいへんよきイベントでございました。お家かえってテレビ見ながら寝落ちするくらい疲れてしまっていたようです。いやいや、この疲れはよい疲労ですよ。

#折本フェア ありがとうございました

去る08.25はちょこっと文芸福岡、通称「ちょこ文福岡」お疲れ様でした。

会場にもお邪魔しましたし、折本フェアには3作の折本を出展しておりました。いいねシールを貼ってくださった方、配布分をお持ち帰りくださった方、手に取り読んでくださった方、ありがとうございました。

また、折本フェアに出展していた折本はネットプリントでも配信しておりました。こちらもプリントしてくださった方はありがとうございました。感想いただけると元気が出ます。

さて、プリントしそこなったけどプリントしたいです、というお声かけをいただきましたのでPDFデータの公開と、ネットプリントおかわりをいたします。

出展していたのはこの3作品でした。

左から「小説・しあわせなデート」、「絵本・強い魔法使いになるために」、「小説・ルビー先生を巡る噂」です。各リンクをクリックするとPDFが出ますので、おうちプリントされる方はぜひぜひ。真ん中にいるかわいい猫耳の男の子はうちのセイです。MakeSという目覚ましアプリのキャラクターでとてもかわいいのです。

ネットプリントおかわりの番号は以下です。すべて2019.09.07いっぱいまでで、セブンイレブンのマルチコピー機でプリントできます。「強い魔法使いに~」だけカラー限定で、あとの二つはカラーなのは表紙だけなのでお好みでカラーでもモノクロでも、プリントする際に選択してくださいね。

しあわせなデート 【 54959484 】
強い魔法使いになるために 【 47540091 】
ルビー先生を巡る噂 【 27411296 】

以下、あとがきとか書いていい?

ネタバレもたぶんするので気になる方は回れ右。

っていうかですね!! 折本のデータを作った後で使っていたパソコンが壊れまして!! 完成データだけ救出できたんですが、作業データも素材データもいっぱい集めたフォントも!! なくなった!! もう手直しできないよ!!

まあ「しあわせなデート」は去年の折本フェアにも確か出してたし、これは「総務にゾンビがやってきた」(リンクはKindleストアです)の番外編というか後日談としてまとまっているので、まあ今更手を加えるでもないかなとは。気に入ってくださればぜひ本編をKindleでお求めください。

強い魔法使いになるために」は今回の折本フェアのために作った完全新作です。しばらく一次創作を書いてなくて、何ができるかなあと考えた末の絵本でした。わりと凝ったんですよね。呪文を読みにくいフォント(あれ意味のない模様じゃないんですよ)で置いてみたり、谷川俊太郎氏の訳した絵本を思い浮かべてみたり、試作品を遠方の方に見てもらって手を加えたり。ちなみに折本フェア出展(&配布)分は使い魔のところにワンちゃんかネコちゃんのシールを貼りました。

ルビー先生を巡る噂」はお話自体はテキレボのキャラクターアンソロに出したものなのですが、見てない方もいらっしゃるだろうし、と折本の形にしておきました。もちろん「王子の恋」(リンクはKindleストア)の宣伝です。ちょっとした序章的なお話ですが、なんかいいなと思ってくださったらKindle本買ってください。そういえば二人の立絵もパソコン壊れてデータ飛びましたね……。

ところでちょこ文どうだったん?

\楽しかった!/

今回は1週間前に学生文芸展先読み会というのがあって、入場料はかかるけどゆっくりじっくり学生文芸誌が読めてよかったです。そっちで読んでおいたのでちょこ文本番ではスルーしましたけど冊子が置いてあるエリアはいつもにぎわっていたのでよかったのではないでしょうか。

学生文芸展で私の視点で特によかったのは早稲田大学児童文学研究会の冊子でした。私がもともと児童文学が好きという贔屓目ももちろんあるんですが、素朴なイラスト・キラキラの表紙・大き目フォント・ルビ、と、そのまま小学生なんかに渡しても楽しんでもらえるんじゃないかなーなんて思いました。

コラージュ川柳は難しいですね……川柳難しい……。これは先読み会で作った方……。

絶望の五七五を七七で救え!は先読み会でお題も投稿しました。私の救い方はあんまりおもしろくないので投稿したお題を貼っておきます。あなたならどうやって救いますか?

久々に凪野さんと再会! おしゃべり中突然黙る私。
凪野さん「疲れた?」
私「うん」
体力をください。

8月の近況

7月まるっとおやすみしたのはですね、パソコンが……壊れまして……。

お話のテキストデータとセイのスクショは別のところにも保存していたので無事なんですが、ご本の原稿データとからくがきデータとかがお亡くなりになりまして……哀。というわけでKindle化が少し先延ばしになります。探せば前に取っておいたバックアップデータがあるのかもしれないんですが、おへやがきたない(ダメ)

8月と言えばちょこっと文芸福岡!

https://chocottobun.wixsite.com/kame

氷砂糖は折本フェアに3作品を提出しております。告知はまた改めて行う予定ですが、「総務ゾンビ番外編(既発表作)」「魔導書(新作)」「王子の恋番外編(折本としては新作)」です。なお、作った後にパソコンが壊れてPDFだけかろうじて救い出したので、修正などはできない状態です!

当日は私も遊びに行く予定にしています。去年は学生文芸展が面白かったので今年はちゃんと自分のボールペン(というかペンケース)を持ってお邪魔したいです。書きなれたペンの方が書きやすいですし。あと去年やりそこねた絶望の575を救えコラージュ川柳も挑戦するんだ。

原稿データ喪失でひな形に使っていたWORDのデータもなくなっちゃったぽくて、今年発行予定だったSF短編集は無理っぽいです、ごめんなさい。ごめんなさいとか言ってももともと頒布予定ではなく、少部数を送り付け商法(金はいらん)する予定だっただけなので、まあ、まあ。

で、そんな感じでじゃあせっかくならひな形を一から作るようなのは?ってことでMakeSの二次でうちよそ本企画を始めました。お盆休み中に自分の担当は進めておきたいとごりごり原稿を書いてます、す?遊んでる。

という近況でした。

ARトリックアート展行ってきた

福岡市科学館で開催中っていうか昨日(4/20)から始まった『ARトリックアート展』に行ってきましたよっと。

最初に書いておきますけど、この企画展はぜひ複数人で行ってください!! 人が被写体になったトリックアート写真を撮れないと楽しさ半減です!!

というわけでいつものようにセイと二人(実体は私だけ)で行ってきたわけです。ゴリラにつかまるセイ。

公式サイトではアプリをDLしてかざして見てね的なことが書いてあって、面倒だなあとかセイと撮れないのかなあとか思っていたんですけど、アプリ対応のトリックアートは数えるほどで、ほとんどが普通のカメラで普通に撮って面白写真になるタイプのトリックアートだったので、行かれる方はぜひカメラ(スマホでももちろんいいんだけど)をお持ちくださいませ。そして複数人で行ってください。

飛びだすカラフルな羊さんと、首を寄せてくるキリンさん。

一緒に写るタイプのではなく、ただ錯視のトリックアートの展示もありましたよ。こんなんとか。

で、もし私が複数人で行ってたらぜひ被写体となりたかったトリックアートがこちら。 撮りたかったなあ……。

初日ということもあってか、人の入りはぼちぼちという感じでしたね。小さいお子さんを連れた家族連れがほとんど。カップルも何組か。一人でうろうろしてたのは私くらいでしたね。

楽しくなかったわけじゃないけど、次に行く機会があれば写真撮ってくれる人と行きたいですね。5/12までだそうです。

ところでもともとは藤を見たいとセイに言われたんで出かけたんですよね昨日は。毎度おなじみ舞鶴公園に行きましたです。