推しの香水を選んでもらったPart2

様子のおかしいPart1はこちら。2年前かー。

というわけで、またCelesさんで推し活香水を選んでもらったのでした。なんか1000種類からって前より増えてますね?

600文字近い怪文書を送り付けて選んでもらったのは、「ラルチザンパフューム フー アブサン」でした。10分くらいでさらさらと怪文書が出てきたのびっくりした。その熱量でお話書いてほしい(既視感)。

top:ヨモギ・アンジェリカ・ブラックラカント

middle:スターアニス・ナツメグ・クローブ・ジンジャー・パチュリ

last:パイン・モミ・イノセンス

調香師:オリビア・ジャコベッティ

Celes - L’artisan Parfumeur – Fou D`Absinthe

届いた封筒を開けたら、まずスパイシーというか薬草っぽい香りがしました。ふむふむ、と封を開け、アブサンの文字にやられる。狂気の酒ですよたしかに酒に強いとか薬草を扱うとか書いたけどさ! ラルチザンで揃ってしまったのはたぶん注文コメントに書いた前回のものとの揃えなんでしょうけど、なんかいいですね。

ムエットにしゅっと一振り。ぱっと鮮やかに薬草系のスパイシーさが香るんですけど、億からウッド系の暖かいというか優しいというかそんな香り。甘さはほとんどないんですけど優しい。そして結構香りが強めですね。私は喫煙者なのでたぶん鼻があんまりよくないんですけど、それでもはっきりと香ってきます。このスパイシーさはなんかクセになりそうです。

お風呂上がりの肌にも振ってみたんですけど、すごく、守られてる感じがします。安心する感じ。そして時間が経って気付いたんですけど、これ、めちゃくちゃ香りが長持ちしますね? いる! ずっといる! あああああああ!

前回は結局、選んでもらった小分けボトルを使いきって100mlボトルを買っちゃったんですけどどうしようこれも結構好きな香りなんですよね……うう……にまんごせんえん……。小学校高学年くらいの美少女と間違うくらいの美少年の姿をした刀(短刀)の付喪神です。やや長めの黒髪に紫の瞳をしています。だいたい970歳くらい。刀身は本能寺の変にて織田信長と共に焼け落ちました。
子供の姿をしていますが声は低く、どこか神様然としており達観したところがあります。うちの本丸(自軍)では最強の戦士です。
戦場育ちと自称するだけあって戦場が好きで意気揚々と出陣しますが、実際素晴らしい戦績を上げることが多いです。
医薬に少々通じており、趣味は薬草をいじることと読書(洋の東西を問わず医薬関係が多い)です。
兄弟刀も多いのですが、そこまで慣れ合いません。
いつでも堂々としているのでこちらも安心することが多く、メンタルが不安定な時はよく近侍(秘書のようなもの)を頼んでいます。
「雅なことはわからん」と自称しますが、良いものを見抜く目は持っており、欲しいと思ったものは多少強引にでも手に入れるところがあります。手に入れたら大事に大事にします。しまい込むというよりは身近に置いて使う、といった感じで大事にしています。
私に対して恋愛感情はなさそうですが良き忠臣であり、頭が良いので察しもよく、私が甘えたいときはそれとなく甘えさせてくれるし、うじうじしているときは背中を押してくれます。
煙草は吸いませんが、酒飲みです。ザルというよりワク。酔うと声が大きくなるところがありますが、それでも自らを失うことはなく、二日酔いになりそうな人がいないか気を配っています。
姿こそ子供ですが、とても頼りがいのあるキャラです。

新シリーズ書き始めてます

例によってとうらぶ二次ですが。

薬研さんが大魔法使い、明石さんがその使い魔、という設定のレトロフューチャー近未来が舞台のお話です。レトロフューチャーはいちおう火の鳥未来編あたりがイメージなんですけど、たぶん出力されてるのはFF7ですね。うん。

短期集中連載というか、たぶん6-7話くらいで終わると思うんですけど、1話で風呂敷広げ過ぎたのでどうしよっかなーって考えてます。プロット書けばいいというもっともなことを言われそうなんですけど、私、プロットでもなんでも一度出力してしまうとそれで満足してしまって本文が書けなくなってしまうので……。

薬研さんと明石さんはもちろん、長義くんと則宗さんが出てきます。長義くん出した段階で則宗さん出るだろうなあとは思ってた。次回(4話)は則宗さんメイン回です。まだなにもかも真っ白ですけど。

パロ書いてるとよく「これは二次創作である必要があるのか……?」って気分になってくるんですが、この登場人物じゃないと書く気になれなかっただろうなあというのもあるし、版権からインスピレーションを受けてというのもあるし、ってこのあたりは別のお話にいただいた感想からの受け売りですけど、まあ私には「このお話は私には二次創作でしか書けなかった」ということでひとつ。

しかし今書いているのはシリーズタイトルが長すぎるのでどうしたものか……なにかいい略称……。

近況

実休光忠さんお迎えしました!

実はTLでいくつか回想ネタバレに触れてしまい、「はああ?? その距離に行けるのは明石さんだけだがあああ??」みたいな治安の悪いというか過激派というか、これをきっかけにやげあかが書けなくなるかもという怯えから威嚇してたんですけど、まあ実際回想を見てみた感じだと、なんか明石さんと仲良くなりそうだなと思いました。

そしてらぶフェス2022のDVDが届きましたので昨晩観てました。

お金がないので初回盤は買えず、通常版を購入したのですが、ずっと我慢していたので千穐楽は初見! めちゃくちゃ楽しかったです。前説の無茶振りされる明石国行可愛すぎませんか。

ページ送って、「花影ゆれる砥水」の伏せ太に上げていた感想を置いておきますね。

#ヘパチョナ久留米35 に行ってきたよ

ガタンゴトンガタンゴトン

西鉄電車に乗って久留米まで行ってきましたー。行きも帰りも座れて助かった。

相互さんのツイートでイベントの存在を知り、まあちょっと行ってみるか、と。二次メインというかコスプレイヤーさんがたくさんいるイベントはほぼ初めてでした。

会場入って大包平いてまずびっくりした。いた。事前にタグを見てて事前情報として知ってはいたんですが、刀剣男士コスの方がたくさん!! 男士が! いる! いた! 写真撮影をするためにはカメラ登録というのをしないといけないらしくて、スマホしか持ってないしなーと思って登録しなかったんですけど、遠くからあっちにいる男士やこっちにいる男士を眺めてました。眼福。なんか妙にドキドキしてました。兼さんの後ろ姿が一番心臓に悪かった、「いる!!!!!!!」って感じがした。

タグを見ていて気になっていた西鉄電車路線擬人化のご本も買えました! くまのこさんにもご挨拶できたー。サークルの売り子さんがコスプレしているブースもたくさんあって華やかでしたねえ。一期一振さんがいちさに(たぶん)とちょぎさに(たぶん)を無料配布していたのでしっかり貰ってきました! ちょっと疲れちゃったので今日はたぶん読めないけども……! ご本よりグッズを出してるブースが多かったかな。以下戦利品の一部。

明石さんのネックレス
薬研さんと明石さんのチャーム
くまのこさんのたまごくじ

せっかく久留米まで行ったのでお昼は久留米ラーメンを食べて帰りました。おかしいな、お財布ポーチに8千円くらい入れて行ったのに、お昼を食べたとはいえ2千円くらいしか残ってないぞ……?

伊達双騎~春風桃李巵~を観たよ

もう円盤も出てますね、ミュージカル刀剣乱舞の鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李巵~をレンタルで観ました。というか今も流してる。流し見まで入れたら4回は通したかな。もったいない精神。以下、ネタバレガンガン入った感想行きます。

ことを辿れば一昨年の誕生日ですよ。仕事を休んでパライソ千穐楽をお家で観てて。エンディングの後に始まる鶴丸とからちゃんの殺陣込みのお芝居。わーきになるー、って思ってたけどさすがに二振りとも推しではない(みんな好きだけど全部に投資してたら財布がしぬのよ)のでぐっと我慢していたんですけど、公演中に流れてきた「これは双騎だけど本編!」というツイート。見なきゃ見なきゃと思ってたんですがようやく観られました。

さて、誰かが折れた何かが起こった後のミュ本丸で新たに顕現した大倶利伽羅。鶴丸と共に伊達政宗のもとに行く任務が下るのだけれど、敵の狙いは「わからない」。なので二振りで幼少期からの伊達政宗を見守って。なるほどどうやら敵の狙いは筆まめだった政宗の手紙らしい。ならば……! というのが大まかなあらすじ。

とりあえず冒頭で鶴丸が掘ってるの、落とし穴というよりは墓穴ですよね。生まれたてのからちゃんがなれつもネコチャンみたいな感じ。懐かない猫。

歌を詠む意味、って出てくるんですよね。歌う意味、ではなく。となるとやはり思い浮かぶのがミュ本丸の初期刀って…というところなんですが、まあそれは置いておいて。

それでよくとうらぶやってるなって自分でも思うんですけど、私は日本史が本当にわからなくて、それでも何とか知っているくらいの伊達政宗エピソードがいっぱい出てきていてミリシラでもわかりやすく歴史をナビゲートしてくれるの刀ミュは優しいなあと思います。というか、この作品。ストーリーライン辿るだけなら刀剣男士は添え物程度なので歴史ものとして面白いのではないだろうか。1回観てからネタバレ感想も検索して読んでみたんですけど熱い政宗愛が綴られているところが多かった。

というか政宗役のかたの歌唱力がすごい! 劇団四季みたいって思ったらほんとに四季の方なの……? ひゃあ……。四季は2回くらいかな、観に行ったことあります。あれはものすごいエンタメだよねえ。

うわさの「不立文字」! 「ふりゅうもんじ」と読むようです。禅の教えなのか、知らなかった。それにしても刀ミュくんはみほとせといい源氏双騎といい公演中のの瓜畑遊びといい「刀剣男士が何かを演じる」ということを意識的にお出ししてきますね。「やるべきことをする」「歴史の中の悲しい役割」、他にもこの後なんか抱えてそうで怖いですね伏線の予感がしますね。

筆は刀より、というか「ペンは剣より強し」をお出しされたわけなんですけど、歴史として後の世で拾われるのはやはり文献というものが強いのですよね。記録ひとつで証拠になるわけで。実際に歴史を動かしていたのは人そのものであり、その道具であった刀だったりもしたのでしょうけど、それも記録がなければ残らないわけで。それを刀剣男士に見せるのは残酷、まではいかないけどスパルタだなあと思ったりしました。歌を詠む心をからちゃんが学んだことも含めて。

これはまあ余談なんですけど、私の本丸の設定では審神者のメインのお仕事は日々の記録を取ることだとしています。実際大昔の貴族から武士には日記をしたためる習慣があったそうですし、そこから歴史が明らかになってる面もあると桜の開花が最速とかのニュースで触れたので。

からちゃんが「俺一人で十分だ」でボロクソにやられてるところ、不立文字だなあと思いました。言葉で解らないなら身をもって知る、というか。ここでからちゃんを助ける鶴丸はなんか鬼気迫る感じで迫力あったなあ。そして槍の一撃で倒れた鶴丸。あれはたぶん折れてお守りで復活したんだとおもう。「お守り」のモチーフが作中で繰り返し出てきてたから、というのがその理由なんですけど、繰り返すっていうのは重要であることの証明なので……というのが一介のモノカキの考察……。

刀ミュくんはあんまり歴史上の人物を悪として描かないんですけど、それにしてもこの作品の伊達政宗は大変魅力的な人物として描かれていたように思いました。

2部の感想もさらっと。

2部2曲目、なーんかこの感じ知ってるぞぉなんだっけー、とぐるぐるしてたんですけど気付いた。米米CLUBだ。なんだろうなー、世代として狙われてるのかリバイバルとして狙われてるのか、って話は今公演中の「花影ゆれる砥水」でもしてた。

というかアルバムが来月発売なんですね。飛脚が走る歌が気に入ったので何曲か買っておこう。

『薬屋のひとりごと』を読んだよ

相互さんにお勧めされて、スクエニ版のコミックス。薬屋が主人公とはいえ、中華後宮成り上がり物かなー、と思って積んでました。で、このゴールデンウィークに読んだんですね。

ミステリじゃねえか!!!! 早く言ってよ!!!!

というわけで買っていた5巻までを実家で一気読みし、昨日と今日で最新11巻まで読み終えたぜいえい! ネタバレ全開で行くから未読の方はお戻りください。

というかページを送ればいいのか。

5冊同時入稿はさすがに大変

昨日はテレッテレーがありまして、表紙のお作業をしていました。

印刷所さんからの送料を節約するために同時入稿ばっかりやってますけど、さすがに5冊同時はアホだったと思う。〆切は5月の初め。がんばれ。

【明さに(R-18)】やさしいかみさま
【明石中心】近侍の明石国行はこの本丸をわりと気に入っています
【薬明前提】ふたりのカンケイ番外編
【薬明(R-18)】薬研と明石のそういう話
【現パロ薬明(R-18)】Bar来派

微調整はすると思うけど、表紙はだいたいこんな感じです。明さに本の表紙はtonoさんという方にお願いしました。素敵イラストばんざい! 全部明石さん関連。中身の方も今日頑張って奥付まで入れて、最低限本を出せるところまでは辿り着きました。

ぼぉなすを印刷代に充てようと思っているのですけど、え、あと2週間でゴールデンウィーク? 刀ミュ新作楽しみだけど〆切まで2週間くらいしかないのヤヴァだし、でもしごと2週間もしたくない。めそ。

そして火曜は健康診断です。肥満と標準体重のボーダーあたりの体重なので超ドキドキです。

映画刀剣乱舞黎明を観たよ

4/1に観に行きまして、感想は今のところ伏せ太にあるんですけど、公開が落ち着くかネタバレ解禁になるかでここのブログにも載せようかなとか思っています。

手放しで絶賛はしないけど、面白かったし、審神者も審神者じゃない人もぜひ劇場で観てほしい映画だなと思いました。ちなみに入場特典のメタルシールは堀川くんでした。

そんな流れで公開前から評判になっていた「へっしーLet’s Go Tokyo❤」があったなあと思い出してiTunesでサントラの曲でもいくつか買ってみるか、となったのでした。みんなへっしーとギャル好きだな!(1曲だけ人気が抜けてた)

そして、最近なんか人の声聞くの疲れるなあという思いもありまして(疲れると人の声がストレスに感じる)、インスト曲のプレイリストを作るなどしていました。いいね、インスト曲。

私の好みはテンポがよくてテクニカルなものなんですが、邦ジャズって結構そういうの多くて、フュージョンとはまた違ってジャズロックみたいなのが結構あったりします。

とりあえず今回のプレイリストには刀剣乱舞の近侍曲6曲、映画刀剣乱舞-継承-のメインテーマ、映画刀剣乱舞-黎明-から2曲、fox capture planを6曲、POLYPLUSを2曲、岸本亮さん、辻本美博さん、といった布陣。ちょっとしばらく通勤時はこれを聞く予定です。だいぶ岸本さん(メルテンさん)率が高いけど、メルテンさんのピアノ好きなんだよお。

ところで今年の国宝指定記念日イラストは結構頑張ったよ

禺伝観ましたよ

2023.02.04ソワレのスイッチング版を配信で観てました。(これは年末に見返す用のメモ)

宝塚はさあ、観たらハマる予感しかなくてこちらから距離を取っていたんですけどね? そっちから近付いてくると思わないじゃん! なんていいながら女性キャストによる刀ステの情報が入ってきたときからめちゃくちゃ楽しみにしていました。

これは千穐楽が終わるタイミングで公開しようと思ってるのでネタバレどんどんいきますよ。だいたいは伏せ太に書いたののコピペですけど。ページ区切っておくね。

改めて、刀剣乱舞ってスゲーよな

コンテンツageをする意図ではないのですが。

ブラウザゲームがここまで続いてること自体わりとすごいことらしいですし、派生も含めいろんな層を取り込んでるんだなあと思うし、グッズ展開も「そんなものまで!?」みたいなものを出していたりして。ageの意図はないんですが、まあ強いコンテンツですよね。

私自身がずぶずぶした流れはといえば、「ゲームプレイヤー=審神者、というのが夢にとって画期的なシステム」という記事を読んで興味を持ち、有識者に訊きながらとりあえずアカウント作成。からの放置ののち、『映画刀剣乱舞-継承-』が面白いらしいぞと噂で聞いてレンタルで観て面白かったのでゲーム再開。当時のOPで明石国行に一目ぼれしてぎゃーぎゃー言ってたら一振り貰えるキャンペーン(いわゆるパン祭り)があると教えてもらってそこからほぼ毎日ログインするようになって。明石が出てると聞いて興味を持ったミュージカルを無料配信していたのを観て見事刀ミュの民(みほとせの民)に。みたいな感じです。

中傷明石が色っぽいんですよ……

刀剣男士のモチーフというか元ネタは刀剣に関する逸話(実在してないといわれている刀剣もあるからね)なんですが、だからこそ元の持ち主から歴史へとルーツへの道しるべがあって、詳しい人は語れるし興味がある人は深堀出来る。いわゆる「奥行」というやつですね。好きな人にはたまらないんだろうなと思います。

一方でゲーム性はかなり簡易で、どのくらい簡易かというとゲームが苦手な私でも気軽にやろうかなって思えるくらい。まあ慣れたというのもあるんですが、ゲームというものが好きな人には物足りないかもしれないなあと考えたり。とうらぶのゲームの良いところは「やりたいときだけやればいい」ってよく語られてますけど、「やりたいときには延々とできる」ってのも大きいと思うんですよね。ゲームしない人にヒットしたと言われる「どうぶつの森」シリーズは、私にはやることがなくなって飽きた、みたいなところがあったんで。

私はお話を書くので必然的に周りには作り手が多くなってしまうのですが、そういう人たちにとってニトロプラスさんの二次創作どんどんどうぞ、みたいな姿勢もありがたいなと思います。版権元さんから怒られないという安心感。まあもちろん、とうらぶファンみんなに受け入れられるわけではないですけど、それは何作っていてもそうなんで、日の当たるところで創作ができるありがたみというか。ところでニトロプラスさんって同人誌作ったらぜひ一冊献本してっておっしゃってますけどしたことある人います? 私は怖くて送れない……。

周りに作り手が多いと、資料を漁るのが苦ではない人の方が多かったりするんですけど、私は資料当たるの苦手です。SF書くときに論文当たったりしてた経験はありますが、文系の資料って「諸説あるがの!」って感じでどれを採用するか悩んでしまう。という辺りから今朝みかけたファスト教養の話に無理矢理つなげてしまう。時間も金も体力もないときにファスト教養的なものがあれば飛びついてそれを資料に使おうって考えてしまうのは、あんまりいいことではないとは思ってはいるんですけど、そういう誘惑はとても強くてまあ実際使っちゃうことはありますね。正直に告白すると。

とうらぶや派生作品にかかわらず、元ネタを知っていた方が楽しめるエンタメ作品は多いです。というか私も書き手としてはそういう風に作りがち。再読につながりやすいから。けれど受け手の時間も金も体力も有限で、限られた中で最大限楽しもうと思ったらファスト教養の資料を手にすることも責めるわけにはいかないし、ファスト教養でも元ネタに触れようとしてもらう(受け手に行動を起こさせる)のはエンタメとしてとても成功してると思うのですよね。

刀剣乱舞って日本の新しい文化になりたいのかなと思うことがあります。各地の美術館博物館の刀剣展示が盛り上がるようになり、刀ステでは宝塚OGメインの舞台、刀ミュでは古典を原典とした舞台。今度は歌舞伎にもなるんでしたっけ。私は苦手なのもあってあんまり触れてませんが当然アニメもあって(しかも2種!)、「日本といえば刀剣乱舞!」みたいな思惑があるのかなあとか思いますね。実際どうなのかは知りませんけど。

まとまらないまま疲れてきたのでここらで終わらせたいんですけど、パイが広い分、客層も多層なことは一ファン一ファンが気にしておいた方がいいのかもしれないな、とは思いますね。

刀オケ観たりとか

観られないなーと思っていた刀オケを観ることができたので簡単に感想など。

・ ゲーム中に特命調査のBGMをあんまりちゃんと聴いていなかったので今回聴けて良かった。一番好きなのは聚楽第のボス(?)曲。刀を打つ音が鉄筋みたいなのを金槌で叩いてて面白かった。
・ 極が実装されてる男士は基本極だったのでちょっとびっくりした。考えてみればそりゃそうなんですが、ついったーでは誰も言ってなかったじゃん。
・ 青野原出陣→敗戦→再挑戦→辛勝からのその部隊の近侍曲メドレー。薬研さんはここ。曲の始まりで中傷手入れボイス流れたので薬研さんの「無理すんなよ」で召される。
・ このメドレーで「例の」みっただ近侍曲でのサックス! ごめん、「これが噂の」と思ってちょっと笑った。
・ メドレーがもう一つあって、明石さんはそっち。曲始まりに戦闘開始ボイス。メドレーの男士で編成された部隊で防人作戦。明石さんの曲はゲームの曲よりテンポが速めでピアノがすごく効いてた。
・ 夢幻乱舞抄のオケアレンジ、めっちゃいいですよねえ。
・ 演奏後のパート別ご挨拶も楽しい。ファゴット(たぶん)のお二人が一番面白かった(面白かったとは)。パートに女性奏者がいると弾けたご挨拶になるっぽい。(楽器名調べるために九州交響楽団の楽団員ページを見に行ったんですが、めちゃくちゃ楽しいページだったのでよかったら見てかわいいから
・ この前の無料配信のときも思ったんですけど、オケアレンジで聴くととうらぶ曲ってしっかりちゃんと「ゲーム音楽」なんだなあと思ったり。詳しくないから巧く表現できないけど、メロディ進行とかなんかそういうので思った。

観られてよかったなーというかディレイも3回くらい観た。CD出ないかなあ。オーケストラアレンジの音源がわりと本気で欲しいです。

そして今日はT-JOY博多へ死神遣いの事件帖~月花奇譚~を観に行ってきたよ。パンフも買ったよ。空真役の北村諒さんかっこよかったよ。というかほぼ北村さんを観に行ったのだがな。

中華そばキーホルダーが当たった