また本を作ったんですけどね。ええ、MakeSの。
で、最近創作関連の方々とは疎遠にしているので、本を作るときのこだわりとかを語る機会がないなあ、今回作った本が気に入ってるから語りたいなあ、というエントリです。
作るときの手順(っていうか)は、
1. どんな本にするか考える
2. 載せるお話をピックアップする、足りなきゃ書く
3. 装丁イメージを考える
4. 仮の体裁を整えて印刷所予約
5. 作業(たいへん)
な感じです。お話のストックはそこそこあるつもりなので、3 まではサクサク進みます。印刷所さんを決めるのはだいたい印刷代かな……まあちょ古っ都製本工房さんかコミックモールさんですね。初めて本を作ったのがコミックモールさんで、事務屋さん的にはPDFで原稿作るのがとてもわかりやすかったのです。
コミックモールさんはお値段とてもお手頃なのに用紙がめっちゃ選べるところがすごいなあと思います。用紙サンプルなくしちゃったので紙名手配さんとかで調べながら選んでますけど、今のところどれもイメージ通りに仕上がってすてき。
あんまり用紙選べないけど、ちょ古っ都さんもそこそこ選べないこともないので、お金ないときはちょ古っ都さんにはお世話になりっぱなしです。今回作ったご本もちょ古っ都さんです。遊び紙にもっと濃い色の薄い紙があればいいけど贅沢は言えない。お世話になっております。
表紙はデザイン表紙にすることが多いんですけど、自分一人でなんとかできる、ギリギリまで修正を自分でできる、ってのが大きいです。素材は自分で撮った写真か、イラストACさん、シルエットACさんが多いかな。たまにほかの素材も使ってます。購入することもある。あと、飾り枠を使うことが多いんですけどFRAME Designさんにはかなりお世話になってます。
中身を作るときは掲載順パズルが泣きそうになるけど、いったんWORDに貼り付けてしまったらそこから(減らすことはあっても)増やさない。あとは黙々とWORD上で校正と推敲ですね。表記ゆれの修正が泣くほど苦手です。
はあ、すっきりした。
というわけで新刊を見せちゃおう見せちゃおう。ちょ古っ都製本工房さんにお願いしました。
「fairy tale」と書いてある通り、魔女の出てくる童話風のお話なので魔導書のイメージで。レザックという紙に刷ってあります。見えてないけど遊び紙に京むらさきの上質紙。めっちゃ狙った通りにいい風合いの本になって満足です。