次に書きたいお話とか

体調悪くてこの週末は一切なにも書いてないんですけど、書きたいなー書きたいなーという気持ちだけあってなんか焦って困ります。ブログは書けそうだったんで今こうして書いているわけですが。あとで詩が書けたら詩のブログの方も更新しておこう。

次に書きたいお話

なんかね、刺激の少ないお話が書きたいんですよね。山も落ちも意味もない、となると別の意味になっちゃうのが面倒くさいんですけど、書いていて楽というか癒されるというか、なんかそういうお話。

二次なら、とうらぶで「万屋街にある喫茶店の店員さんが主人公で、来店する審神者さんや男士(ひとりだったり恋仲だったり主従だったりBのLだったり友達だったりいろいろ)を観察する」みたいなのをちょっと書いてみたいなーと思ってます。これ、一話が短くなりそうなんでそれこそ気楽に書けそうなんですけど、問題は私がここしばらく食への興味が薄れていて、食べ物(喫茶店だからね!)が上手く美味しそうに書けるかなあというのがちょっと不安。ヘテロもBLもごちゃまぜなのは別に需要そのものは気にしてないのでいいのです。

一次なら「時の旅人みたいな設定であちこち見ていくけどどこにも定住できない」みたいな寂しいお話を書いてみたいんですけどなんで寂しいお話を書きたいんでしょうね。寂しいお話はでも、書いてても読んでても刺激が少なくて気持ちは楽なんですよね。個人差があるでしょうけど。でも時の旅人って仮面ライダーギーツの影響が強そうだな。

昨晩、なんというか癒されるお話が読みたくて自著である『アイノマジナイ』を読んでたんですけど、少し寂しくてよかったです。なんといっても美文だし。奥付見たら同人誌版の発行は2016年らしく、思えば遠くへ来たものだ。やっぱりこの本は作家・氷砂糖の最高傑作だし、これを超えることはもうないんだろうなーとも思います。

特別展ざんねんないきもの事典を観に行ったよ

@福岡市科学館、昨日から。生体展示いっぱいあって大変そうだなーとか思いました。あと訪れたらテレビ撮影してますって掲示されててちょっとビビった。ひとにみせられる外見をしていない。まあ結局中でテレビカメラには出くわしませんでしたが。

サソリは紫外線で光るけど意味はないとか、金魚を雑に飼うと鮒になるとか、くすりと笑えて面白かったですが、そえるのはひるごはんに食べたナポリタン。ベローチェ行くために赤坂門まで出た。

その他

これはもう笑ってくれて構わないんですが、ウォークマンのプレイリスト、仲田博喜さんと北村諒さんのリストをそれぞれ作りました。ひとはこうして舞台役者にハマっていくのだ(たぶんちがうとおもう)。

7月半ばの近況

香取慎吾くんの個展に行きました。母上と妹と一緒に。というか妹が香取くんのファンなんですよね。福岡市美で開催中なんですけど、障害者手帳で割引とかも特にない展覧会なので、こういう機会じゃないと訪れなかったと思うのでよい経験でした。

とりあえず思ったのはこんな大きなキャンバスに好き勝手出来たら楽しいだろうなーってのと、でもこんな大きなキャンバスを前にしたら私は途方に暮れそうだなーってのと。画風が結構いろいろあって、基礎というか、絵が上手い人なんだなと思いました。いやアイドル誌で毎月絵画載せてたのは知ってるけど(買ってたし)。

なんとなく書きたいなーと思っていたお話というかテーマというか、そういうのは頭にぽこぽこ浮かんでは消えていく(実行に移す余裕ができたときまで残っていたアイデアを採用するスタイル)んですけど、とりあえず今は資料集めないといけなくない? 勉強しないといけなくない? みたいなフェーズです。やりかけのものに不足しているところが見えてきたところ、と言ったら伝わるかな。

で、先日。ついったくんを眺めているとミュ明石くんのファンサがエグいという話題を見かけまして。依り代である仲田博喜さんのファンサはツキステ仕込み、というのを見まして。今日ですよ。なんとなーくiTunesストアでお名前を検索してみたらさあ。あるじゃない……。役名に役者名も併記されるのありがたいですね。作品ファンから見たら世界観崩れちゃう可能性もあるのだろうけれど。他作品のお歌も含めて何曲か購入しました。アイドルものばっかり。仲田さんの歌声、ちょっと癖があって妙に心にクるんですよ。本格的歌手活動を始めてしまわれたらお財布がしぬので勘弁してほしい。

アイドルといえばコウジさんという、それこそついったより前からのながいお付き合いのネッ友さんがいるわけですが、この方、同郷のおじさんお兄さんなんですけど、音楽好きでしてね。すごく造詣が深い。私とは音楽の趣味は合わないんですが音楽の聴き手としてはものすごく信頼しています。で、コウジさんはアイドルがお嫌いなのですね。まあ私もアイドルの売り出し方とかにはいろいろ思うところがなくないわけですけど、アイドル曲そのものは好きです。結構好き。かなり好きかも。なので私なりに「アイドルについての文章」を近いうちに書いてみたいなあと思ったのでした。創作文になるだろうけど、詩になるか小説になるかはまだわかんないです。

詩は最近書けてないですねえ。早朝はついったくんとか別SNSとか眺めてて……書いてから眺めればいいんじゃね? ちょっと生活スタイルも要改善ですね。がんばろ。

諸君、私は無花果が好きだ

推しの香水を選んでもらったPart2

様子のおかしいPart1はこちら。2年前かー。

というわけで、またCelesさんで推し活香水を選んでもらったのでした。なんか1000種類からって前より増えてますね?

600文字近い怪文書を送り付けて選んでもらったのは、「ラルチザンパフューム フー アブサン」でした。10分くらいでさらさらと怪文書が出てきたのびっくりした。その熱量でお話書いてほしい(既視感)。

top:ヨモギ・アンジェリカ・ブラックラカント

middle:スターアニス・ナツメグ・クローブ・ジンジャー・パチュリ

last:パイン・モミ・イノセンス

調香師:オリビア・ジャコベッティ

Celes - L’artisan Parfumeur – Fou D`Absinthe

届いた封筒を開けたら、まずスパイシーというか薬草っぽい香りがしました。ふむふむ、と封を開け、アブサンの文字にやられる。狂気の酒ですよたしかに酒に強いとか薬草を扱うとか書いたけどさ! ラルチザンで揃ってしまったのはたぶん注文コメントに書いた前回のものとの揃えなんでしょうけど、なんかいいですね。

ムエットにしゅっと一振り。ぱっと鮮やかに薬草系のスパイシーさが香るんですけど、億からウッド系の暖かいというか優しいというかそんな香り。甘さはほとんどないんですけど優しい。そして結構香りが強めですね。私は喫煙者なのでたぶん鼻があんまりよくないんですけど、それでもはっきりと香ってきます。このスパイシーさはなんかクセになりそうです。

お風呂上がりの肌にも振ってみたんですけど、すごく、守られてる感じがします。安心する感じ。そして時間が経って気付いたんですけど、これ、めちゃくちゃ香りが長持ちしますね? いる! ずっといる! あああああああ!

前回は結局、選んでもらった小分けボトルを使いきって100mlボトルを買っちゃったんですけどどうしようこれも結構好きな香りなんですよね……うう……にまんごせんえん……。小学校高学年くらいの美少女と間違うくらいの美少年の姿をした刀(短刀)の付喪神です。やや長めの黒髪に紫の瞳をしています。だいたい970歳くらい。刀身は本能寺の変にて織田信長と共に焼け落ちました。
子供の姿をしていますが声は低く、どこか神様然としており達観したところがあります。うちの本丸(自軍)では最強の戦士です。
戦場育ちと自称するだけあって戦場が好きで意気揚々と出陣しますが、実際素晴らしい戦績を上げることが多いです。
医薬に少々通じており、趣味は薬草をいじることと読書(洋の東西を問わず医薬関係が多い)です。
兄弟刀も多いのですが、そこまで慣れ合いません。
いつでも堂々としているのでこちらも安心することが多く、メンタルが不安定な時はよく近侍(秘書のようなもの)を頼んでいます。
「雅なことはわからん」と自称しますが、良いものを見抜く目は持っており、欲しいと思ったものは多少強引にでも手に入れるところがあります。手に入れたら大事に大事にします。しまい込むというよりは身近に置いて使う、といった感じで大事にしています。
私に対して恋愛感情はなさそうですが良き忠臣であり、頭が良いので察しもよく、私が甘えたいときはそれとなく甘えさせてくれるし、うじうじしているときは背中を押してくれます。
煙草は吸いませんが、酒飲みです。ザルというよりワク。酔うと声が大きくなるところがありますが、それでも自らを失うことはなく、二日酔いになりそうな人がいないか気を配っています。
姿こそ子供ですが、とても頼りがいのあるキャラです。

#ヘパチョナ久留米35 に行ってきたよ

ガタンゴトンガタンゴトン

西鉄電車に乗って久留米まで行ってきましたー。行きも帰りも座れて助かった。

相互さんのツイートでイベントの存在を知り、まあちょっと行ってみるか、と。二次メインというかコスプレイヤーさんがたくさんいるイベントはほぼ初めてでした。

会場入って大包平いてまずびっくりした。いた。事前にタグを見てて事前情報として知ってはいたんですが、刀剣男士コスの方がたくさん!! 男士が! いる! いた! 写真撮影をするためにはカメラ登録というのをしないといけないらしくて、スマホしか持ってないしなーと思って登録しなかったんですけど、遠くからあっちにいる男士やこっちにいる男士を眺めてました。眼福。なんか妙にドキドキしてました。兼さんの後ろ姿が一番心臓に悪かった、「いる!!!!!!!」って感じがした。

タグを見ていて気になっていた西鉄電車路線擬人化のご本も買えました! くまのこさんにもご挨拶できたー。サークルの売り子さんがコスプレしているブースもたくさんあって華やかでしたねえ。一期一振さんがいちさに(たぶん)とちょぎさに(たぶん)を無料配布していたのでしっかり貰ってきました! ちょっと疲れちゃったので今日はたぶん読めないけども……! ご本よりグッズを出してるブースが多かったかな。以下戦利品の一部。

明石さんのネックレス
薬研さんと明石さんのチャーム
くまのこさんのたまごくじ

せっかく久留米まで行ったのでお昼は久留米ラーメンを食べて帰りました。おかしいな、お財布ポーチに8千円くらい入れて行ったのに、お昼を食べたとはいえ2千円くらいしか残ってないぞ……?

伊達双騎~春風桃李巵~を観たよ

もう円盤も出てますね、ミュージカル刀剣乱舞の鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李巵~をレンタルで観ました。というか今も流してる。流し見まで入れたら4回は通したかな。もったいない精神。以下、ネタバレガンガン入った感想行きます。

ことを辿れば一昨年の誕生日ですよ。仕事を休んでパライソ千穐楽をお家で観てて。エンディングの後に始まる鶴丸とからちゃんの殺陣込みのお芝居。わーきになるー、って思ってたけどさすがに二振りとも推しではない(みんな好きだけど全部に投資してたら財布がしぬのよ)のでぐっと我慢していたんですけど、公演中に流れてきた「これは双騎だけど本編!」というツイート。見なきゃ見なきゃと思ってたんですがようやく観られました。

さて、誰かが折れた何かが起こった後のミュ本丸で新たに顕現した大倶利伽羅。鶴丸と共に伊達政宗のもとに行く任務が下るのだけれど、敵の狙いは「わからない」。なので二振りで幼少期からの伊達政宗を見守って。なるほどどうやら敵の狙いは筆まめだった政宗の手紙らしい。ならば……! というのが大まかなあらすじ。

とりあえず冒頭で鶴丸が掘ってるの、落とし穴というよりは墓穴ですよね。生まれたてのからちゃんがなれつもネコチャンみたいな感じ。懐かない猫。

歌を詠む意味、って出てくるんですよね。歌う意味、ではなく。となるとやはり思い浮かぶのがミュ本丸の初期刀って…というところなんですが、まあそれは置いておいて。

それでよくとうらぶやってるなって自分でも思うんですけど、私は日本史が本当にわからなくて、それでも何とか知っているくらいの伊達政宗エピソードがいっぱい出てきていてミリシラでもわかりやすく歴史をナビゲートしてくれるの刀ミュは優しいなあと思います。というか、この作品。ストーリーライン辿るだけなら刀剣男士は添え物程度なので歴史ものとして面白いのではないだろうか。1回観てからネタバレ感想も検索して読んでみたんですけど熱い政宗愛が綴られているところが多かった。

というか政宗役のかたの歌唱力がすごい! 劇団四季みたいって思ったらほんとに四季の方なの……? ひゃあ……。四季は2回くらいかな、観に行ったことあります。あれはものすごいエンタメだよねえ。

うわさの「不立文字」! 「ふりゅうもんじ」と読むようです。禅の教えなのか、知らなかった。それにしても刀ミュくんはみほとせといい源氏双騎といい公演中のの瓜畑遊びといい「刀剣男士が何かを演じる」ということを意識的にお出ししてきますね。「やるべきことをする」「歴史の中の悲しい役割」、他にもこの後なんか抱えてそうで怖いですね伏線の予感がしますね。

筆は刀より、というか「ペンは剣より強し」をお出しされたわけなんですけど、歴史として後の世で拾われるのはやはり文献というものが強いのですよね。記録ひとつで証拠になるわけで。実際に歴史を動かしていたのは人そのものであり、その道具であった刀だったりもしたのでしょうけど、それも記録がなければ残らないわけで。それを刀剣男士に見せるのは残酷、まではいかないけどスパルタだなあと思ったりしました。歌を詠む心をからちゃんが学んだことも含めて。

これはまあ余談なんですけど、私の本丸の設定では審神者のメインのお仕事は日々の記録を取ることだとしています。実際大昔の貴族から武士には日記をしたためる習慣があったそうですし、そこから歴史が明らかになってる面もあると桜の開花が最速とかのニュースで触れたので。

からちゃんが「俺一人で十分だ」でボロクソにやられてるところ、不立文字だなあと思いました。言葉で解らないなら身をもって知る、というか。ここでからちゃんを助ける鶴丸はなんか鬼気迫る感じで迫力あったなあ。そして槍の一撃で倒れた鶴丸。あれはたぶん折れてお守りで復活したんだとおもう。「お守り」のモチーフが作中で繰り返し出てきてたから、というのがその理由なんですけど、繰り返すっていうのは重要であることの証明なので……というのが一介のモノカキの考察……。

刀ミュくんはあんまり歴史上の人物を悪として描かないんですけど、それにしてもこの作品の伊達政宗は大変魅力的な人物として描かれていたように思いました。

2部の感想もさらっと。

2部2曲目、なーんかこの感じ知ってるぞぉなんだっけー、とぐるぐるしてたんですけど気付いた。米米CLUBだ。なんだろうなー、世代として狙われてるのかリバイバルとして狙われてるのか、って話は今公演中の「花影ゆれる砥水」でもしてた。

というかアルバムが来月発売なんですね。飛脚が走る歌が気に入ったので何曲か買っておこう。

『ほしとんで』読んだよ

フォロイさん複数が同じころに推していた、大学俳句ゼミのマンガ全5巻。

何回か話題にしている通り、今、わたしは詩を勉強していましてね。なんか役に立つといいな~という思いでサクっと5巻まとめて購入。5巻くらいで完結してくれるとお手軽に手を伸ばしやすくていいですね、個人的な事情ですけど。

さて、舞台は美大の文芸学部。一年次はゼミ必修(希望のゼミに入れるとは限らない)で俳句ゼミに配属された主人公が全く何も知らない状態から俳句に出会い、そのまま(たぶん希望のゼミに入れる)2年次3年次、4年次、と俳句ゼミで俳句を学んでいく、という内容です。

私自身も俳句はよくわかんないなっていう状態で読んだんですけど、面白かったし、こういう「創作を学ぶ場」にいるのは楽しそうだなと思いました。だって大学生で学ぶ内容が創作って、つまりすべての時間を創作に関することに割けるってことじゃないですか、羨ましい。

そして句会というのが面白かったです。

私はかつて500文字の心臓という超短篇(500文字小説)コミュニティに所属していました。ここのメインコンテンツがタイトル競作というもので、タイトルに添った超短篇を書いて作者匿名で公開され、「句会形式」で互選する、というものだったんですけど、「句会?」ってよくわかってなかったので、この漫画を心臓にいた頃に読めていたら何か変わっていたかなあもうちょっと心臓に居られたかなあとか思ったりしました。

あと、作中序盤で「推敲の文学」という表現があって、超短篇は(実際俳人も多かったんですけど)俳句の文脈の文芸だったんだなあと。短歌ではなく。短歌よりのコミュニティだったらもっと、なんか、こう、ああ悪口が出てきそうだ、なんか違ったものになっていたんだろうなと思います。

登場人物ではレンカさん(チェコとのハーフ)が一番好きです。吟行からの初めての句会で「作品だけを見て褒められる」という体験で俳句にどっぷりはまっていくの、わかるわかるって感じでした。作風というか作為もなかなか挑戦的でしたしね。仲良くなりたいタイプの人です。

明石推しが心乱す紫陽花の季節です

実は金曜日がお休みでして、本当なら禺伝DVDを観たかったところなんですけど予約していなかったので今取り寄せ中で、ならばと刀ミュの『鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣』を7日間レンタルを購入して観ました。明日感想とかは書くと思います。

2023年5月末の近況

とりあえず先週はホークスのピンクフルデーに行ってましたwith母&妹。勝ったばーい!

ご本が納品されたよ

明さに、明石中心カプなし、やげあか前提二振り目明石、現パロやげあか、の5冊! 納品されました! 頒布するつもりがなかったのでヒトケタ部数しか刷っていません。入稿データを流用した本文PDFはBOOTHに無料で置いているのでよかったらどうぞ。

ヨシタケシンスケ展かもしれないに行ったよ

@福岡市科学館。メモや原画が小さいことは以前エッセイか何かで読んで知ってたんですが、6穴手帳リフィルにメモが描いてあって「ほんとに小さい!」と思いました。入場してすぐの壁一面に展示されたリフィルメモが圧巻でしたね。

アイデア出しのヒントなんかもいっぱいあったんですけど、やっぱり手を動かしてなんぼだな、と改めて思ったりなんかしました。

父の日が近いね

父の日になんか本書いて贈るわ、とか安易に言ってしまったせいで発生する〆切。今朝なんとか3千字くらいの短編を書けたので、これを加工してコピー本にでもして送り付けようと思います。

という辺りでこんなものを作ってみました

だって父上がさあ、感想ぜんっぜんくれないんだもん。ほぼ父上だけのために作った本とかも今までにあるのよ? 元気ですよの証明とはいえ反応貰えないのにいろいろ苦心してお話を書くのはさ、なかなか気持ちが折れるのよ。というわけでほぼチェックのみで感想が書けるシートだぜいえい!

その他

刀剣乱舞の万屋本舗が期間限定で博多マルイに来てまして、念願の額縁マグネット……!

小説道場をちょっとだけ読んだよ

小説が下手な自覚はあるので、Twitterで小説の書き方の本の情報を仕入れるとお財布(というかAmazonの残高)に余裕があればわりと買っています。欲しいと思った本をすぐ買えるのはひとつの幸せです。

第一巻だけ買いました。著者は栗本薫氏の変名とのこと。栗本作品は一切未読です。

鉛筆じゃなくてペンで書けとか、宛名に御中をつけろとか、そこからー!って感じではあったのですが、読んでいるうちにnot for meだなと思ってました。JUNE掲載を目指すという大前提がまず私になじみがないのと、書かれた時代的に現在の私には(倫理的に)ひどく思える表現があったりとか。

そもそも私はプロを目指したことが一度もありません。ただ事故的に読ませるだけだったらネットの海に放ってる方がよっぽど無責任だし、本づくりもなにより私自身のためだし、作家を名乗るだけだったらKDPで充分だし。

書かれた時代と今では同人文化もかなり違うんでしょうけど、同人を甘やかす甘やかされている状態、というのもちょっとカチンと来ました。まあ私は委託でしかイベント出たことないんですけど、それでも(それだから?)顔も知らない人に自分の本を手に取られる怖さみたいなものはなんとなくわからないこともないので。あと一応ですが、商業本に載ったこともあるんですよ、一応ですが。

著者がビシバシ評を入れアドバイスを入れていくのは、かつて所属していたコミュニティであるところの500文字の心臓やコトリの宮殿を思い出したりはしたんですが、評の前提が「より良いJUNE小説」ですから、純文学や詩に近い超短篇とはだいぶ異なっています。まあ確かに純文学が簡単という言説には一理あるなと思わないこともないですけども。そして文体が砕け過ぎというか時代を感じるというか、端的に言って読みにくい。楽しそうなことは伝わってくるんですけどね。

と、あんまり合わないなーと思いながらもせっかく買ったんだしとあとがきに辿り着きまして。

文体から違うのね。さすがはプロ作家、こういうの自在なのね。「JUNEを必要とする少女」たちについての論考でした。

なるほど、私は「少女ではない」のだなあと。四十路がなにを言ってるのかって話ではあるんですが、確かに私にはもう愛に命懸けにはなれないし、妥協して手を打って、現実を生きている。現実を生きるしかない。少女ではない、と。私がJUNEやJUNEの系譜を組む作品を必要としなかった理由に納得しました。

深夜なので嫌な思い出話をしたくなってしまうのをぐっとこらえて、私が「少女」だったころにJUNEに触れていたら人生は変わっていたのかなあ、とかぼんやり考えました。孤立はしがちだったけど、孤独ではなかったな、と「年齢的少女時代」を思い出し、その頃には「すでに少女でなかった」ような気がします。「現実」の中で「孤独」にならないように立ちまわっていたのかな、とか少し。

まあ文章が合わないので第二巻以降を買うつもりはないのですが、面白い読書ではありました。

福岡ボルドーワイン祭りに行ってきたよ

お口直しに。

金曜から始まった福岡ボルドーワイン祭り。福岡市はフランス・ボルドー市と姉妹都市なんだって。市役所の広場はイベントがしょっちゅうあってますけど、天神のど真ん中でアクセスいいのがありがたいですね。天神なら通勤定期で行けるし(大事)。

でまあいつもどおりお財布と相談するために下調べをしたんですけど、ジビエの串旨そうだな、ボルドーワインといえば赤だな、という考えでこんな感じ。

シャトー・デ・トロワトゥールとシカ串

ワインよくわからんので、説明書きを見つつお財布と相談しつつ、帝国ホテルで愛飲されているとあったこれを。600円。赤ワインです!って感じの赤ワインでした(?)。シカの串焼きは800円。味が濃くてちょっと硬い牛、という印象。

思ったほど酔わなかったのでもう一杯行くか、行っとこうか、とこんな感じ。

ラ・ベリエール・ブランと3種のピンチョス

フルーティって書いてあってお安かったこのワイン、めっちゃおいしかったというか、するするいくらでも飲めそうでした。500円。ピンチョスは並んでいるものから3種類選べて500円。

雨予報で、私が滞在していた間はやんでいましたけどその前と後には小雨が降っていたのもあり、会場はガラガラでしたね。早い時間だったからかもしれない。イートスペースには屋根ないので雨予報のときに行かれる方はお気をつけください。

『薬屋のひとりごと』を読んだよ

相互さんにお勧めされて、スクエニ版のコミックス。薬屋が主人公とはいえ、中華後宮成り上がり物かなー、と思って積んでました。で、このゴールデンウィークに読んだんですね。

ミステリじゃねえか!!!! 早く言ってよ!!!!

というわけで買っていた5巻までを実家で一気読みし、昨日と今日で最新11巻まで読み終えたぜいえい! ネタバレ全開で行くから未読の方はお戻りください。

というかページを送ればいいのか。

企画展、驚異と怪異を観てきました

本題に入る前に書いておくんですけど、4/30の刀ミュ新作『花影ゆれる砥水』、なかなかいろんなことを考えて面白かったです。

さて。

というわけで、福岡市博物館で開催中の企画展『驚異と怪異――想像界の生きものたち』を観てきましたのよ。障害者手帳で無料。一部を除いてほとんどが写真撮影可。

ヒトが恐れるものを想像上の生きものとして遺したものたちがたくさん展示されていました。しかしヒトの想像力はやはりまったくめちゃくちゃなものを作り出すことはできず(作り出したかもしれないけど広まって遺りはしなかった)、いくつかの生きものをコラージュして一つの生きものとして、みたいなのが序盤に説明がありました。

水の怪異、地の怪異、天の怪異、と大きくカテゴライズされて水だと例えば人魚とか河童とか。世界各地の儀式の衣装だったり伝統玩具だったり祭具だったり紙資料だったりが(ほぼ)地域と収蔵年と名前だけが添えられて展示されていました。

なんかこういうデータのみで展示されるの面白いですね。最近はキャプションに味がある美術館とかに行くことの方が多かったので、新鮮でした。展示物の数がまずものすごいので圧倒されます。

これは我が故郷、北九州市の河童の凧

福岡市博物館はやっぱりすげえなって思うんですけど、まず展示室が広いんですよね。だいぶ堪能したなと思ってもまだ先に展示がある。わくわくが止まらず良いですねえ。途中でお手洗い行きたくなっちゃったんだけど。

お祭りの衣装だったかな……(あやふや)

このまえバズってたミンパクこと国立民俗博物館所蔵のものも多くて、なるほどこれは文化だなあと思いました。人々が生きてきた中で生や死や、恐怖や祈り、そういうものを感じたというか。

絵巻や錦絵や本、やっぱり端くれですがモノカキなもので、こういうものに惹かれてしまいました。ヨーロッパの本でかい。錦絵、どれもすごかったな……市博所蔵のものもあったよ。

驚異や怪異に名前を付けて姿を与えることで、理解できる(制御可能にしようとする)という営みはヒトが昔から持っているものなのだな、というのは知識として理解はしていましたが、それが目に見せつけられて実感したというか、いやあ、よい体験でした。

正直言うと小説のネタになるなあというのも展示見ながらぷくぷく小さい気泡のように湧いてはいたんですけど、なんかそういう即物的というかすぐに出力しちゃうのはもったいないというか、受け手として観たいなあという気持ちで訪れたので、浮かんだネタが小説になるかは未知数! ご期待しないでお待ちください。

で、刀ミュ新作のネタバレではないんですけど、長谷部くんがめっちゃ歌うまで長谷部役の木原瑠生さんのソロシングルを買いました@iTunes。お気に入りプレイリストに突っ込んで何回か聴いたんですけど、「お願い神様」という曲が、聴くたびに「おっ!」と思うので、私はたぶんテンポのいい短調曲がすき(しってた)