NEIGHBORS COMPLAINの新譜『WAVE』がとてもいいぞというレビュー記事です。歌詞解釈を詰める感じではないのでご了承ください。
それにしても相変わらず「ネイバーズ」をそらで綴れない(「コンプレイン」は綴れる)ので、以下、ネイバーズコンプレインのことはNBCPと書かせていただきます!
NBCPはOto、Gotti、Kash、Takaの4人組。
音楽ジャンルに明るくないんでよくわかってないんですが、たぶんベースがR&Bなんですけど、ジャズっぽい要素が結構入っていて、そこが今の私にはツボなのでございます。ちなみに初めて聴いたのはNAKASU JAZZのステージでした。
1. Continue..?(feat.Jinmenusagi )
おしゃれなバーでかかってそうなジャズっぽいイントロからOtoくんのため息のようなボーカル。Jinmenusagi氏のラップと絡まる様が、男性が自問自答してる印象。大人な恋愛を連想させる曲です。
2. Shine On
フル英詞、なので歌詞はわからん! スムースな中に電子楽器(シンセとか?)が入っていて、テンポも速めで都会的な印象。自然と体が揺れる感じ。気持ちいい。
3. Virtual Dance Floor
これもフル英詞。Talkboxでしたっけボーカルの声を変えるやつが多用されていて、楽器なのか声なのかわからない加減が面白いです。そこにすっと入ってくるナチュラルなボーカルが、これは歌なんだよって語りかけてくるみたいでした。ちょっとHIP HOPぽい感じ。タイトルのヴァーチャルダンスフロアってすごく曲調に合っています。
4. Overnight
私はどちらかというと歌声がそういう音の楽器に聞こえているタイプの人で、一回聴いただけだと歌詞拾えないことが多いんですが、この曲はするっと聞き取れたんですよね。ストーリー性というか、情景描写多めの歌詞が頭の中に世界を広げてくれます。タイトルと歌詞に引っ張られてる気もするけど夜のイメージの曲。装飾少なめのオケに装飾少なめのボーカルが乗って、でも洗練されたシンプルさというか、静かな都会の夜って感じなのです。
5. A Daye Off
「Overnight」の夜のあとの朝、という感じの曲調と歌詞。ナチュラル系のカフェでかかっていたら気持ちいいだろうなあ。生成りのカーテンの隙間から朝日が差し込んでる休日の朝をイメージしたりしました。ほっとするような幸せ感のある曲です。
6. Good Vives
ビシビシに計算しつくされたような曲調、ワクワクします(「ワクワク」部分は歌詞に引っ張られた)。そこまでテンポの速い曲ってわけでもないんですが、こう、なんかやる気が出てくる曲。オケの各楽器もそれぞれかなり主張していて4人の持ち味が生かされている感じ。前向きな歌詞も含めて、かっこいいです。
7. Super-Duper HERO
アカペラから始まって、お、緩めでほっとする感じかな、というイントロ。ゆったりとして、けれどリズムは気持ちよく体を揺らしてくれて気持ちがいい。これも各パートそれぞれ持ち味を生かしているNBCPらしい曲だと感じます。変に気取ったりかっこつけない等身大に感じられる歌詞が、後半に向けエモーショナルになる曲調とのマッチングで等身大のかっこよさみたいなものを感じました。
という感じで全7曲、つたないレビューを書いてみました!
『WAVE』はいいぞ。