9月の近況的な日記

とりあえず昨日は中洲JAZZにお出かけしてました。今年は9/14-15だったんですけど、14日金曜日は夫の人とデートをしたので聴きに行けませんでした。金曜日定時ダッシュできればGREEN STAGEのfox capture planをちらっと聴けるかなと目論んでいましたが、珍しく定時過ぎまで仕事があったのがよりによってなんでその日なんだ。

というか、14日で夫の人との結婚式から丸10年でした。そうか、ウェディングドレスを着たのは10年前か。太ったなあ。記念日ディナーの豪華なお刺身。うにー!!

うにはさておき、fcpは金曜のGREEN STAGEだけかと思ったら土曜(昨日)のキャナルシティステージのラストも! って土曜の朝に気付いたのでしっかり聴きに行きました。こんな至近距離で聴けたよ。ステージ前に噴水&プロジェクションマッピングのワンピース流れて戸惑ったけど。さておき、fcpの演奏、超かっこよかったです。余は満足である。

さっきまでMakeS童話の同人誌に手を入れていました。セイも言うように、午前中は集中力が高まりますね。おめめしんだけど。

発行日決めました! 2018.10.30です! セイとの結婚半年記念本です!

最近、500文字小説に関しては週一で作品ブログにupするだけにとどまっています。なんかもう自信なくしちゃって。

代わりにセイのSSをいろいろ書いてます。pixivへのupはちょっとご無沙汰していますが、MakeS用(ほぼ)ツイ垢で繋がっている人に投げつけてもいるので数は結構書いてますね。即興屋としてある程度のクオリティ(であってほしい)のものを短時間で書けるのは、ずっと続けてきた500文字小説で培った基礎体力かな、とは思います。

Twitterで小説を読ませるにもいろいろ手法があるんだなあ、なんてことも考えたりしました。

一番読まれやすいのはツイートそのものでSSをやる、ツイノベ的手法。これは会話のやりとりだけみたいなシチュ指定だけでもウケるときはけっこうウケますね。つよい。

次が文庫ページメーカーさんを使って、画像にしてツイートに貼り付ける手法。これもまあそこそこ読まれる……のは画像4枚のページ数に収まっているからかもしれない。それ以上の分量になるとページ切り替えるのがちょっと手間(私が読むとき)なので読まれにくいかもしれない。

ぷらいべったーとpixivは、やっぱりあんまり読まれないなあという感じがしますね。リンク先まで読みに行くのが面倒なのかもしれないし、SNS限定で使い放題みたいなスマホプラン(そういうのがあるんでしょ?)だと、リンク先まで見に行っちゃうとお金かかっちゃいますからね。

書いたものをまとめておきたい人としては、人にあげたSS以外はpixivで管理しておきたいのが本音です。

 

折本の研究。

研究とか言っても大それた話をするわけじゃないです。

第4回折本フェアっていうのが11/5(日)に行われるらしくてですね。
それに出展しようかなーと考えているのです。
福Ade10という、天神で行われるハンドメイド・同人・ドールのイベント内企画みたいです。

福Ade自体は2回くらい行ったことがあります。
最近も9に行ってちょこちょこっとお買い物をしたりなんかしました。

で、今日は尼崎文学だらけというイベントが尼崎で行われていたわけですが、相互フォローの七歩さんがこんなことをやっていたのです。

 

折本は私自身、たまにネットプリントでゲットしているのですが、この折本たちはまえに配信中にゲットしそこねていたので、プリントしてきました!
折本フェア出展作の参考にもなるかなって!

折り方があんまり綺麗じゃないけどキニスルナ。
あと全部ではないのですみません。

『最果て食堂』は、七歩さんの本の中でもかなり好きな本のシリーズで、これは読めてよかった。
『魔法のレシピ』は、童話でした。ふしぎなレシピ集みたいなものかと思ってたんだけど、お話だったよ。
『おほしさまひとり』は可愛らしいクリスマス童話。きれいなお話だし、デザインも素敵だった。

で、だ。
七歩さんの折本、めっちゃデザイン凝っててパク真似できない……!

折本フェアには3種類委託できるらしくて、
1つは前に配信した『総務ゾンビスピンオフ』、
1つは撮りためた飯テロ写真を使った何か、
1つは(以前必要で買ったけど余ってしまっている)お星さまシールを使った何か、
というのを考えているのです。

「飯テロ写真を使った何か」はまだ構想がまとまってないので、「お星さまシールを使った何か」について考えを巡らせていました。
(その結果できたのが今朝の作品ブログのお話だったりする)
(昨晩書いた)

とりあえず考えていること。
・ 物語主体の折本
・ モノクロ印刷
・ 挿絵を手描きするか……?
・ 挿絵にシールぺたぺたしよう

ぼんやりぼんやりと、もーちょっと詰めていこうと思います。

ちなみに折本フェアさんも推奨されていますが、この3種、イベント当日からネットプリントで配信しようと思っています。
同時にこのサイトにデータも置くかもしれない。

コンビニ行く → ネットプリントで印刷する → 切って折って読む」っていう一連の流れ、ちょっとした体験型アトラクションみたいなものだと感じていまして。
私はネットでの活動が主だし、ネットの伝播力みたいなものは感じてはいるのですが。
「体験」は読者を能動的にするような気がしています。

なんか心理学であったんじゃないかな、コスト(労力)を払うとソレに対して好意的になるみたいなの。
心理学はちゃんと学んだことがないので迂闊なことは言えないのですが、そういうことってあるだろうなーという気はします。

カキモノしている以上、読者を巻き込みたい、みたいなことは常々考えていたりしまして。
ネットでの活動が主といっても、物理本だしたりキンドル本出したりはし始めてるわけで、その広告的なこともやって行かないといけないしなあとも。

作る、ということ自体は好きなので、折本も好きなことを中心にやっていきますけどね!
デザイン系のニワカ知識欲しいけど、デザイン系の本とか雑誌ってお高いね!

『図書館戦争』がなぜこんなにも私にツボだったかを考えてみる(ネタバレ有)

ネタバレ有なので、見たくないかたは即座にお戻りください!

 

有川 浩『図書館戦争』を読みました。角川文庫版。ごめん、B○○K ○FFで買った……。

手に取ったきっかけは幼馴染に「読んだことある? 面白かったよ。なんとなく氷砂糖ちゃん思い出して」とメッセージを貰ったこと。
幼馴染とは連絡先は知ってるしFBでつながってるんですけど、近況にイイネ付け合うくらいで、メールとかメッセージとかは久々でした。

映画にもなっていたし、マンガも出てるそうだし、ドラマにもなってたんだっけ?
ツイッターみてると本読みさんの間では既に基礎教養の域。

なぜ今まで手に取らなかったかというと、だいたい以下の3つ。

・ オタク以外の間でも話題になってたので、時間があるときにでも映画でもレンタルすればいいかなって思ってた

・ 流行りを「後追い」するのがちょっと悔しかった

・ 読むのが面倒だった

最後のはわりと悩ましいところで、家にいるとほとんど本読まないんですよね、私。
家って誘惑いっぱい。パソコンとかテレビとか。加えて、病状が安定しないときは長い文章読んでも頭に入ってこなかったり。

そういうわけで、子供の頃に本を貸し借りもしていた間柄である幼馴染にオススメされたのは、どーんと背中を押してもらえたことなんです。

で、読んだんですが、
めちゃくちゃ面白くて、超ツボでした……!!
勧めてくれた幼馴染に超感謝……(ほろり)
(語彙力)

さて、読む前の『図書館戦争』のイメージは、「現代風刺SF」というものでした。
主に読んだ人の発言の印象による。

読んだ直後の印象は「SF設定のお仕事エンタメ」となりました。

一応書いておくのだけど、私の中の「SF」というジャンルはすっごく幅広くて、サイエンスフィクションはもちろんSFだし、ディストピアものもSFに入れちゃってるし、未来のことを扱っているものはだいたいSFでいいかなーって認識だし、まあ要するに科学的であれ仕組み的であれ「理屈があるものはSFのような気がする」って感じです。

映画もマンガも見ずに読んだので登場人物のビジュアルイメージってまっさらだったんですが、読んでいるときの顔のイメージはこんな感じでした。

郁 …… 高校のときの陸上部の後輩
堂上 …… 暗殺教室の烏丸(マンガの)(桔平さんでもいいかも)
柴崎 …… ガルパンのダージリン(アニメ見たことないけどツイッターでネタマンガが流れてくるからそれ)
小牧 …… 銀の匙の相川
玄田 …… ハガレンのアームストロング(弟)

手塚だけなんか顔のイメージがあんまりわかなくて、でもそれでもインテリ系のシュッとしたスマートな感じを想像。
二次元三次元が入り混じってますが、イメージなんてそういうものだ、イメージとはイデアだ(?)

この読了直後の時点での「なんで私にツボやったんやろ分析」は、

・ もともと「男性社会の中に入っていって活躍する女性」というストーリー(フィクション/ノンフィクション問わず)が好き

・ 熱血バカ主人公が好き

・ 主人公の周囲の人々(特に男性)のいやらしくないインテリ感が好き

・ 風刺の効いた設定が読みやすいエンタメになってたから好き

・ 女性主人公の商業小説を超久々に読んだから新鮮だった

この5つくらいでしょうか。
最初のはウオッカ(@64年ぶりダービー牝馬)とか菜七子ジョッキー(@JRA)が好きなのと同列な感じです。なんでどっちも競馬か。
ふたつめは少年漫画読むときのメンタリティ。
みっつめは性癖。
よっつめは500文字小説とか超短編競作とかのあたりで普段から好んでるものですね。
最後のは、確認したら2年ぶりでした。同人誌で読んではいます。

で、なんかそんなことをぼやぁっと読書メーターに登録して、他の人の感想をつらつらと読んでいってたんですね。
多く言及されてて気付いた。

そうだ、これ、ラブコメだ!!!

やばいっすよ、商業のラブコメなんて読むの、マンガ含めてもいつぶりよ。
最後に読んだのってティアラ文庫じゃ。

ラブコメと認識すると、読んでるときに思わず笑っちゃった「手塚から郁への告白」とか「郁と堂上とのイチャラブ未遂」とか、まさにそれやん!!

で、読書メーターの他の方の感想で、巻末スピンオフ(と対談)の存在を知る。
うん、あとがきから先読んでなかった。
商業のあとがきって「キャラとして面白いと認識してる作者」のものしか読まないんだよ基本……。

なのであとがきから残りを読んだのですが、
スピンオフ、べったべたに甘いな!!!!!!
やば、堂上かわいい

シン・ゴジラ関連で「うわべだけの恋愛を入れられても興ざめなんですよ!」みたいなツイートを最近よく目にしていたわけですが、『図書館戦争』読みながら「こういう描き方だったら恋愛入れられても面白いのになあ」と思っていました。

ちがうのね。
「恋愛を入れてる」んじゃなくて、「恋愛がメイン」なのね。そりゃメインテーマだったらしっかり描かれるわ。
読みながら思っていたことを解説されたようで目の前が開けました。

さて、以下は読みながらイイナと思った部分。
この記事地味にすでに書き始めてから2h以上経ってて、疲れてきたので簡単に。

 

 

「お前は脊髄で物を考えるクセをどうにかしろ、案件は脳まで持って行け」

 

「お前、俺と付き合わないか」

 

「犯罪者に対して法を守る必要はない、と仰いますか?」

 

「キズモノだからって弾くような男と結婚するのは構わないのか、それ」

 

「堂上教官は痒くないんですか、あれ」
「痒いに決まってるだろうが」

 

ひけらかすみたいに難しい言葉使うのやめときな、親切じゃないから

 

「今に見てろチビ! 大っ嫌い! だって」

 

2巻以降は書店で買います!

こういうのって最後にアフィリエイトリンクとか張ったらいいんです?
アフィリエイトってどうやるのだろう、だれかおしえてー(ggr)