競作『P』、自作の面白がりポイント(無理矢理)

500文字の心臓、第153回競作『P』に参加しました。

結果はどうやらダダスベったようです。

 箒星Pが夜空に現れ、凶兆だ、と国中が混乱に陥った。
王は動じた様子を見せず、国が亡びることはないと宣言するが、国の混乱は収まるどころか激化の一途。国中の学者が王宮に集められた。
天文学者「周回する彗星です」。
数学者「予測可能です」。
軍事学者「他国の動きに不審な点はありません」。
政治学者「扇動家の力は一時的です」。
医学者「流行り病が広まりつつあります」。
哲学者「人は明日死ぬことを恐れます」。
経済学者「今日のパンを賄うことも困難な人々がいます」。
歴史学者「文献の調査が終わりません」。
神学者「神は全てを愛します」。
王は学者たちの言葉を参考に、緊急声明Sを公布した。緊急声明Sは広まったが、混乱は続く。
森で暮らす魔女のターシャリーに白羽の矢が立った。
ターシャリーは薬草を燻し、国中にその煙を振り撒いた。王や学者を含む国中の人間は煙を吸い込むとその場で寝入ってしまい、国はようやく静けさを取り戻す。人々はこんこんと眠り続け、眠ったまま餓死する者が出始める。

『星はただ定められた軌道を進み続ける』
亡びた国で魔女が綴ったとされる文書には、そのような記述がある。

P → S → ターシャリー
というのがベースとしてあったネタでした。
プライマリ、セカダリ、ターシャリーですね。
が。
投稿後にたまたまネットで見てて「ターシャリー」が化学用語と知る。
ああああああ作者バレえええええええ。

まあ作者バレ自体はしてなかったみたいですが。

あと、P は数学で出てくる「一定の速度で動き続ける点 P」でもありました。
そこから周回する箒星。

「ターシャリー」って言葉が人名っぽいなと思ったのと、
数学者を出さないといけないなーと思って、学者の言葉の羅列。

国を亡ぼしてしまったのは私の精神が荒んでるからです。

投稿者:

氷砂糖

九州在住の五〇〇文字小説書き。鉄の街出身、晩秋生まれの嘘詠い。

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