初めてのヌン茶

『北と南の夏と冬』裏話

ひっさびさに氷砂糖名義での作品発表でした。

北国のほがりさんと福岡の私で、お互いに本を作るたびに送り合って感想言い合っているんですが、ずっと前から「いつか一緒に本を作りたいよね」ってはなしはしておりまして。

やっと! 今回! 合同誌を作る運びとなりました。

九州以外に住んだことがない私にとって、ネットで伝え聞く北国の冬の様子はほんとうに異国でしかなくて、なんなら夏もわりと異国だなと思っていました。ほがりさんから見た九州も異国だったようです。

ほがりさんは外国の童話みたいな雰囲気のお話を多く書かれていて得意なのかなーと思っていました。一方私の方はといえば、超短編を書いていたころは寓話が得意な自覚があったなと。二人の物語調のお話がうまくマッチしたと思っています。企画編集の面目躍如。

ネットプリント配信期間は終わりましたが、ほがりさんとお互いに物理頒布してもいいと決め合っていますし、また夏に再配信してもいいかもねえってはなしになっていますので、またその際はプリントよろしくお願いいたします。

私のお話の解説(?)なども少しだけ。

最初の構想として、物語の王道なら国の王族のお話が書きたいなと思っていました。『夏の王様』、『冬の姫君』、どちらも王族の仕事について書いたものです。もちろん架空ですよ。夏はもうビール飲んで昼寝していたいので、王様にはキンキンのビールを飲みながら仕事をしてもらいました。もうね、冷房効かせてもあっついから、こっちの夏。冬はずっとお布団に包まっていたいんですが、頭が冴える感覚も嫌いではないので、姫君には朝支度をしてもらいました。暖房のない部屋で寝ることもそこまで苦痛ではないですね、こちらだと。気付いたけど夏も冬も寝たいんだな、私。

近況というか

明日が誕生日なので、なんか、こう、ちょっと成長したいなと……横にではなく……。とりあえず、思いついてはやめ、思いついてはやめをしていた140字小説をまた始めます。書くのを日課にすればいいんだよそうだよがんばる。

とうらぶの本のリストをメニューから外したので、もうとうらぶのことを語るのはやめようかなあと思っていたんですが、まあ結局まだあがじぐにゆぎ……ってなってますし、お絵描きの題材はだいたい明石さんなので、まあいっかぁと普通に話題に上げようと思います。

時計うさぎの近侍とお茶会

投稿者:

氷砂糖

九州在住の五〇〇文字小説書きだった人。鉄の街出身、晩秋生まれの嘘詠い。

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