#小説の書き方 タグがトレンドにいたらしい

今日はあんまり寒かったんで病院はしごして帰宅してからずっとアイリッシュコーヒーもどきを飲んでましてね。アルコールが入ると小説が書けないタイプなのでブログを書きます。ブログも怪しい文体になるかもしれないんですけど。

氷砂糖の場合

まず書きたいシーンがワンカット頭に浮かびます。

ざっと周辺情報を流し見て、同時にいくつか考えていた物語としての始まりと終わりを決めます。

必要最低限の設定(キャラや舞台や事件)を作ります。

一旦頭の中で、舞台に配置したキャラに物語を一通しやってもらいます。

いまいちだったら(だいたいは)事件を加工します。おっけいだったら打鍵します。

書ききったら、一度通して読みます。初稿はこの状態です。

クオリティを上げようと思ったら、少し寝かせて読み返してから手を入れていきます。

小説を「ただ書く」だけだったらこれくらいかなー。

氷砂糖は本を作ることがあります

基本的にwebに流すのは初稿、最終稿が本、という感じなんですけど、上記の手法で書いたものはだいたい長くても3千字とかなので本にするには短い。短篇集だったらただ脈絡もなく集めて収録することもあるんですけど、最近は連作短編集の方が多く書いているかしら。

連作短編の場合は、最初のお話を書く段階で最終話(オチ)を決めておきます。そこに向かって伏線を張るというか、情報を適度に小出しにしていくためです。連作とはいえ短編なので、それ一話でなんとなーくお話として読めるものにはしてますね。基本的には。だからやっぱり、シーンを思いついて始まりと終わりを決めて、設定は増築することが多いな、打鍵! って感じで書いていきます。

クオリティを上げるための寝かせて読み返して、は、本にする分の初稿が出揃ってからです。だってどうせ手を入れるしー。寝かせて読み返して、場合によっては少し加筆して、割と頻繁に剪定して、並行して表記ゆれやら誤字脱字誤用をチェックして、また寝かせて読み返して、加筆剪定推敲校正、寝かせて読み返して、とここに時間を割くと全体的なクオリティが上がるんだ……最近あんまり頑張れてないけど……。

余談ですが

「SNSを閉じろ」とか「ブラウザを閉じろ」とか言ってる人は多いですし、それなりにバズってたりしてるから有用な意見なんでしょうけど、私自身はその必要は感じません。というか、原稿に集中してたら別にSNSを開いていても見ませんし、ブラウザを開いているおかげで即時に調べ物ができますからねえ。執筆機能しかないポメラとかちょっといいなと思っていた時期もあるんですが、私は多機能なパソコンがないと書けないなあと今では思っています。

投稿者:

氷砂糖

九州在住の五〇〇文字小説書きだった人。鉄の街出身、晩秋生まれの嘘詠い。

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