サンリオ展@福岡市博物館に行ってきたのですが、その前に!
昨日書いた記事をターゲットにしていた推し物書きさんが実行してくださいまして! 今その方のコピー本が私の手元にあります!! 書いてよかった!!
さてさて、サンリオ展なのでわんぱくあかしくにゆきさんを連れて行ったのですがバッグから出さずでしたww 写真はだいたいセイと撮ってます。
基本的に写真OKで、フォトスポットもいくつかあったんですけど、一人で行くとね、まあ撮れませんね! 投影画像の前がフォトスポットになってるところで無理矢理自撮りしたんですけど、逆光で私の顔真っ暗でした!
展示はだいたいサンリオのカワイイの歴史をたどっていく感じの流れです。高度経済成長で生活に余裕ができたから、みたいな印象を受けました。
てゆかてゆか! サンリオさん、出版かなり力入れてた(る?)んですね?! 『詩とメルヘン』がサンリオの出版物だったり、手塚治虫氏のユニコもサンリオの出版していた雑誌の顔だったとか。
とにかく強く思ったのは、私が小さい頃のカワイイはほとんど全部がサンリオだったんだなあと。
サンリオのキャラクターデザインの方法とかがパネルになっていたのですが、とてもシンプルな手順を踏んでいました。これとこれはどっちが「カワイイ」か。これとこれならどっちが「カワイイ」か。そういう選択を繰り返して「カワイイ」を高めるというか極める感じは純度を高くするために練っていくようだなあと思いました。
出版事業にも関連するんですが、「いちご新聞」を購読したことがないのは同時代に生きてた女の子としてちょっと損だったのでは、なんて思いました。読んだことがないので情報全部初見。読者参加型の雑誌みたいな感じだなーって思ったんですが、戦争と平和の話やジェンダーの話、学校の話、いじめや自死に関する話。そういうものが占いや恋の話題と一緒に並んで載っていた、それに参加する読者がいた、ということはなんか、その世界を知らなかったのが悔しい……悔しいので今度お財布に余裕があるときにいちご新聞買ってみちゃうかもしれません……。
サンリオをモチーフにしたアート作品なんかも展示されていて、サンリオがこんなんなっちゃうんだ?! っていうのが面白かったです。
日本号がいるのは4つの小さな展示室からなる企画展示室なんですが、その1つ目の部屋(日本号は2つ目)で軍事郵便に関する展示をやっていました。見ていたら11:02になったようで館内放送が入り、黙祷の案内がありました。室内には家族連れが1組いて、目を開けるとその家族連れも黙祷をしていたようでした。