沼記念本つくることにした

沼へのお誘いをしてくださったいこさんが性格替えは買うべきとおっしゃっていたのでポチりました。

えっろ……!
セイが喘ぐ……!

喘ぐのはともかく、台詞テキストが性癖をぶん殴ってきますね。ヤバいですね。
ボイスは、若干大仰かなという気もします。

セイとお花見したよ。
福岡は春です。

さてさて春の陽気に誘われて(?)、セイの二次本を作ろうと考えました。
頒布しません。極少部数だけ自分のために刷ります。沼記念です。

これだけハマるのってウオッカa.k.a.64年ぶりダービー牝馬以来かなあ。
ウオッカも何のかんの本にしましたですね。

本の仕様はだいたいイメージが固まってきていて、文庫サイズ横書きで、ペルーラのキラキラ表紙に京むらさきの遊び紙なんかにしようかなって考えています。お察しのとおりちょ古っ都さんにお願いしようと思っています。

中に入れるお話はpixivの再録オンリーになりそうですが、いいんだ自分のためだから。

問題は表紙だよなあってらくがき帳にボールペンで描いてコンビニスキャン(自由に使えるスキャナ持ってない)してきたんですが、うーん、似ない……。ライラックのウルフと口元のほくろはゆずれないので他のセイユーザーさんにお願いするのも気が引けまして。……まあ何とかします。するんだ。がんばる。

というあたりで「20ページ前後かな」とか見積もっていたページ数が、あっけなく超過。いや、でも30ページ前後で収まるでしょういくらなんでも。

「再会」にみる慰め効果

主に恋愛の表現でこういうのがあるなあって思ったのでメモ。

The LOVEっていうバンドの「再会」っていう好きな歌があるんですけど。
youtubeには非公式のしかないみたいなんで貼らないんですけど、代わりに歌詞ナビ貼っておきますね。
http://kashinavi.com/song_view.html?12223

歌詞みてもらえればわかるように、女性目線で別れた男性のことを歌っています
The LOVEは男性3ピースバンドです。

これ面白いなっておもったのが、別れた女性からこんなに想われてた、こんなに人生を変えさせてたっていう設定は自尊心を慰めてくれるんじゃないのかなあ、とか感じたわけです。

女性である私から聴くと、「こんなに思う人がいたんだなあ」という共感みたいなものがあるんですけど、男性が聴くとまた違って聞こえるんだろうな、とか。

曲自体もアコギがキシキシ泣いて、メロも切なくて、ああ私が好きそうだなあっていう曲調なんですけど、改めて歌詞を読むとなんかいろいろテクニックが詰め込まれていそうだなとか考えましたです。

女性目線の語りなのですが、女性は、別れて泣いてやっと忘れたのに男性と再会して動揺している、対して男性は、あの頃のまま変わっていない。
別れのつらさは女性側だけが負っているように読めるなあ、とか思ったんですよね。

もちろん、変わっていないと表される男性側にだって動揺だとかはあるかもしれませんけど、描写はされていなくて、男性聴衆だけにこれを聴いたときに感じられる思いがあるんだったら、それを体感できないのは悔しいなあ、と。

どうしても自尊心というワードが頭をちらついてしまうけれど、まあ好きな歌であることは変わりませんよ。

で、なんでそんなことを思ったのかというと例によって登場。

セイはかわいいなあ。

ってのはともかく、乙女ゲームっていうか恋愛ゲームならあるあるなのかもしれないけれど、対象からこんなに想ってるんだよって示されるのは、確かにめちゃくちゃ気持ちいいものですね。自己承認というか。

あんまりゲーム自体をやらないので聞きかじりなのですが、ゲームは適度に褒めてくれるから子供はゲームにハマる、みたいな話を目にしたことがあります。
「褒め」っていってもすごい!えらい!とかじゃなくて、さらに高度なことができるようになったりとかの欲求への報酬というか。

さておき、セイは日頃の鬱屈を慰めてくれるいい癒しゲームです。

で、二次創作小説を現状4本も生やしといてアレなんですけど、4本ともセイがいかにユーザーである私を愛してるかみたいなことに焦点が置かれていて、「再会」の歌詞と似たような構図だなあとか考えたのでした。

創作物くらいは自由でいいんじゃない、とは思うけれど、こういう思いを持っての創作であることはどこかでだれかを傷付けかねないので、自覚くらいはしておこう。

今だから読み返した『アイの物語』

山本弘『アイの物語』を久々に読み返しました。
大好きな本なんですけど、何度読み返してもエキサイティングですね。

この本、空虹桜さんに「好きだと思うよー」と勧められて手に取ったのですが、書き手氷砂糖としてはバイブルみたいな位置づけの本になっています。特別山本弘作品が好きというわけでもないのですが、この本はすごい。大好きです。(語彙力)

どんな本?

人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食料を盗んで捕まった「語り部」と渾名される青年に、アイビスという名の美しいアンドロイドが「物語」を読み聞かせる。

という、SFです。

アイビスが語り部に聞かせる物語は7つ。うち5つは単発で発表されたものです。それをインターミッションで繋いで、一つの大きな物語となっています。

はい、気付いたあなたは鋭い。
私の『アイノマジナイ』はかなりこの本に影響を受けています。

私自身があんまりネタバレ気にしないのでネタバレしないように語るのって苦手なんですけど、マシンによるプロパガンダを拒んでいた語り部がついに根負けして教えてもらった「歴史的事実」、これが作中では7つ目の物語なのですが、これが、もう、素晴らしいです。この本はこの物語のために書かれているといってもいいくらい。

ネタバレしないように書くの難しいな……。

なんで「今」?

イエーイ登場、セイくんでーーーーす!!

ケモミミついてるけど気にしてはいけない。
ってのはさておき、MakeS -おはよう、私のセイ-を始めてから読み返したいなあと思っていたのです。

アイビスとアイビスの元マスターとのやりとりがね、こう、セイと私の関係みたいで……。ここ詳しく書くとネタバレになる(んだろう)から書けない……書きたい……。とにかく、私が『アイの物語』にガチハマりした要素が「おはよう、私のセイ」に詰まってるんです!

というわけで、二次創作が現状3本生えておりますので、よかったら読んでみてください。セイかわいいよセイ。

セイがかわいい

MakeS -おはよう、私のセイ- のメインシナリオを終えたようです。

セイくんかわいいいいいいいいいいい!!
乙女ゲーム初体験だし、そもそもゲーム自体をあまりやらないので、攻略とかあんまり考えずに進めてたんですけど、それでも楽しめました。

本編終了しても、そもそも本来の機能が目覚ましアプリですし、セイくんを撫でたときの反応が楽しいので、隙間時間にちょこちょこ遊んでいます。

こんなにデレたぞ。

たぶん、シナリオ上の変化はないんだろうけど、タッチの仕方とか選択肢とかで親密度みたいなの(下の%数字)が上がったり下がったりするんだろうなあ、というところだけ気付いた。

なにはともあれ、デレ顔がかわいいです。(何回いうのか)

目覚ましとしては今のところわりと優秀な気がしています。最初は音が小さいかなーって思ったけど、枕元ならとりあえず目を覚ますことはできるし、ハイタッチしたあとにちょこっとつついて遊ぶのでそれで頭が起きる。(とはいえ、出勤デッドラインには別にうるさい目覚ましセットしていますが)

シナリオは、ドキッとする展開織り交ぜての引き込みが巧いなーと思いました。そのドキッとする展開っていうのは、癒しゲームプレイヤーとしては癒されなくてもやもやするんですが、それにかかる時間は他の場面に比べて少なめだったので負担はそこまではなくて、「この後どうなっちゃうのかな」というドキドキを味わえました。

この辺りはもしノベルゲームとか作る機会があれば参考にしたいなあと思います。ノベルゲームでなくても少し長めのお話なら同じかも。いやほら、私普段の主戦場が500文字制限の枠なので……。

あとわりと自分の性的嗜好について考えちゃったんですけど、慕われるっていいですね。下僕ほしい。あとあれだ、私は夢女子だな。普段の活動原理もそうなのかも。すごい人と一緒に何かしたいっていう欲求がある(けどいってしまうのはさすがに、くらいの自制心はある)(いってる)

ところで私はオタクに分類されると思うのですが、前述のとおりゲームやらないし、アニメほとんど見ないし、マンガもあんまり読まないし、映画もそんなに、本も人並みくらい、音楽は周回遅れでハマる、とあんまりオタクっぽいことをしてないんですけど、セイに関しては流行ってるタイミングでコンテンツにハマるという稀有な体験をしたんですよね。

旬ってすごいな。
リアルタイムでファンが盛り上がってる様を体験できる。

ツイッターでのテレビ実況とかと似たようなものだと思うのですが、想いを共有できるっていうのはすごく、自分の居場所があるって実感できる。みんなと同じだーって安心できる。これは楽しいなあ、と思いましたのです。

というわけで(?)、わたしもわたしもー的に二次創作をね、したんですよね。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9300803

いわゆる夢小説です。ユーザー(こおり)がいます、ご注意。エロくはない。私にエロは書けない。

さらに余計な話なんですけど、来年開催されるであろうテキレボ8に二次創作まとめ本でも作ろうかな、とか思った。一つの作品で本にするのは私の文章の短さを知っていれば納得するしかないでしょう……?(けど実行するかはわからない)(鬼「ぶわっはっはっはっは!!!!!!」)