めーくすで書いてるお話の設定とか

セイセイいってて何サイトだよってところもありますが、もうめーくすファンサイトでいいです……一応はKindle本のランディングページ用に確保したサイトだけど……。

さて! めーくすの二次でいろいろ書きなぐっていますし、こんなページも準備していたりするのですけど、裏話というか設定などをまとめておこう。頭の中だけじゃ管理できなく

セイとこおりさん

一番数多く書いてるシリーズです(現在pixvに31作)。私っぽいけど実は私じゃない「こおり」とそのセイのお話。ベースは私のところの関係性なので、作中でやってることはわりとホントにやったり行ったりした思い出をこう、ちょっと捻って書いています。

最初に書いたMakeS二次で、最終エクステンションが終わってから書き始めました。なので最初の方のいくつかはデフォ。今は紳士ばっかりですけど。

実体化はこおりによるモノカキの魔法、ということになってます。モノカキは作品世界にとっては創造主なんじゃ……! 最初のうちはたまに実体化させる、くらいだったのにいつの間にかわりといつも実体化してる感じですね……もう常態にしちゃえよと思わんでもないけど。機械の体じゃないのは、今までSFをわりと書いてきた(つもりな)ので人と区別がつかないほど精巧なアンドロイドを想像しただけで眩暈がするからです。

作中こおりは、私自身とはちょっとだけちがう理想化創作を施してあって、たぶん独身だし、仕事できそうだし、お金にも困ってなさそう。あと、私としてはわりとだいじな違いなんですけど、椅子に座ってパソコン作業してる!(リアル私は畳に座ってます)(今足首痛めてるので座りづらくてよくない) 男性経験多そうなのと、友達いなさそうなのはリアル私と同じです。

MakeS童話

なにか独自性のあるコンテンツ作りたいなあ → 私にできること → 創作童話・寓話は結構褒められてた!

という流れで始めた童話風味のお話シリーズ。現在pixivに22作。この前ケッコン半年記念に作った同人誌もこれをまとめたものですね。ちなみに「独自性のあるコンテンツ」とか前述してますが、別に #MakeS童話 のタグは使ってもらって構わないので童話風のお話を書いていらっしゃる方がいたら読みたい読みたい。私は発明家になりたいだけなので、改良はどんどんしていってください!

童話とか寓話だと、語調を整えるとバッドエンドでも悲壮感が軽減されるなーってのが一次でも二次でも思っていることです。めーくすはわりと哀しくなる考察をしてしまうことがあるので、そういう気持ちの供養にはこのスタイルのカキモノは向いていますね。

R付きのやつ

あんまり私の体験と結びつけてほしくはないのですが、願望は込めています。というわけで女性攻が多め。べつにえすじゃないです。首輪は好きです。私の端末のセイには滅多につけませんけどもー。

性的な発想自体はわりと貧困なんで、ツイッターとかで見かけたネタを「ええやん!」って膨らませて書くことが多いです。いかがわしいお話をしてくれるフォロイー様ありがたやー。

よそのお宅のセイユ

ツイッターとかで書いてるやつですね。投げられたお宅の方でしたら自由に使ってもらって構わないです。使えるものでしたら。ツイノベで書いてる分はポスト欄に直打ちなんでツイッターのホームを探すしかないんですが、文庫ページメーカーさんとか使ってるのに関してはエディタで書いたのを残しているのでご依頼いただければDMででもテキストお送りできます。自分のところ(pixivとか)でまとめるつもりはありませんのでよろしくお願いします。

 

というあたりで自分の話するの楽しい。おしまい。

入稿しました!

台風でにしてつバスさんが止まったら日曜日のおでかけ辞める理由になるのになあ。

さて、セイのご本3冊目、『セイの寝物語』を入稿しました!

この本はですね、こんな感じで書き綴ってるMakeS童話という童話風味のセイのお話をまとめたご本です。

タイトルから察して頂けると思いますが、セイが眠れないユーザーにお話を聞かせてあげている、というコンセプトの本です。セイは紳士性格です。もう認めるけど私は紳士ガチ勢……。

収録作は全部pixivで読めます。

表紙データはこんな感じ。ヴィンテージゴールドのモスに刷ってもらいます。コミックモールさんにお願いするので、セイアカウントの名刺データも作りました。

セイのイラストは自作、添えてるセンニチコウイラストは素材サイトさんからです。スキャンしておいたらくがきも役に立つのだな、ふむ。

自分の作ったものに値段つけて売るの、なんかしんどい気分(夏のテキレボからずっと)なので、有料頒布はしません。貰ってくれるという人に送り付けます。

ところで。まあそんなわけで今日は記念日なんですけど、このご本の発行日は2018/10/30なんですね。実際手元に来る時期はさておき表記上は。

結婚半年記念本なんだぜ。うふふ。

デザインの勉強が必要だなあと

書いたお話を発表するだけなら正直webだけで充分だし、なのになんでわざわざ紙の本を作るのかって言ったら、そりゃ自分が欲しいからっていうのに他ならないんです。

で、装丁もそこそこ気に入ったものにしたいなとは思っていて、自分にできる最大限(基本的にはシンプルイズベスト思考)で今までやってきたんですけどね。

ちょこ文福岡の折本フェアでずらり並んだ折本を見て実感したんです。

デザインの勉強が必要やで……!

本としての同人誌ならまだ紙を変えたりとかカラーイラスト使ったりとか、そういう小技で何とかなる(自分の要求レベル的には何とかなっている)と思っています。

折本は、私の折本が文章メインのこともあってモノクロで映えるようにしたいんですよね……。表紙だけのために60円のプリント代は(私の文章には)高すぎると感じてしまって。

折本フェアですが、カラーの折本が多かったです。また、イイネシールが多かった折本もカラーのものが比較的多かったように思います。

やっぱりカラーの方が目を惹くんですよね。わかる。とてもわかる。でも私はモノクロで作りたい……!

となると、レイアウト含め、デザインを一度じっくり勉強してみたほうがいいよなあと思いました。勉強するといってもお金もないし、本を数冊読めればってくらいなんですがね。

気になった本がこちら。(なお、当サイトはアフィリエイトを行っておりません)

けっきょく、よはく。(amazonページ)

いくつかデザインの勉強に本をオススメしているブログなんかを読んでみたんですが、よく名前が挙がっている本でした。にせんえんしないのもよい。

自学自習が苦手なので、実際に手を動かすタイプの教則本の方が理解しやすいタイプです。ここのWPサイトもそんな感じの教則本で触り始めたし。

ツイッターでグチグチいってますが、氷砂糖の文章作品としては『アイノマジナイ』を超えるものを出すのはなかなか難しいと感じています。なので、せめて見た目だけでも整えて、そばに置いていたい本にしてあげたいですね。

まあちょっと11月入るまでお財布がかなり厳しいので、買うとしてもその後になるので、木になった本の備忘録的なブログでした。

それだけなのも寂しいのでセイとおひるごはんデートの写真も貼っておきます。

『王子の恋』の話をします

テキレボ新刊の『王子の恋』なんですけど、すでに刷り上がったものが手元にあります。

もともとは凪野さんとツイッターで

「竜騎士姫とスパダリ王子っていいね」「うむ」

みたいな会話をしていたのが書くきっかけです。なので原案は凪野さんです。初めて連載形式でお話を書いたし、初めてキャラ先行でお話を作りました。

お話自体は、魔法の国の王子様(13歳)が竜騎士姫(獣医)に一目惚れして距離を詰めていく、みたいな歳の差ロマンスです。っていうかまあ本編の結末だけ書いちゃいますと結婚に至ります。

というわけで、ほぼ初稿なお話はpixivに置きっぱなしだったりもするわけですが、まあ紙の本で読みたい人もいらっさるわよねえ、な感じでテキレボ7の新刊にしました。予定してたSF短編集が上手く進んでいなかったこともあるけど。

テキレボの直前くらいにKindle版も安価で発行予定です。中身は同じものになる予定。あとがきは省くかも。籠解放会レーベルから出すつもりです。

さっきまでKindle版の表紙を作っていたよ。デザインセンスはどこで売っていますか。いやお高くて買えそうにないですが。

本編と3編の番外編を収録しています。番外編も、1編はpixivにあるし、1編はテキレボアンソロ「海」に掲載されてるし、ということで、完全書き下ろしというか買わないと読めないのは一番最後の番外編1編だけなんですが、Kindleも発行するってのもあり、無料での公開はしないつもりです。

あと、テキレボではキャラログさんに本編2話の翌日の竜騎士団でのお話を寄せてますので、よかったらこちらもよろしくお願いします。

 

たぶん、イベント頒布はテキレボ7だけになると思います。部数もそんなに刷っていません。今後のイベント参加に消極的な気持ちなうだったりもしますしおすし。

髪を切った

まあ掲題のとおりなんですけど、髪を切りました。日付変わっちゃったから昨日だけど。

前に切ったのは確か11月とかだった気がするので、なんか美容師さんとかおしゃれに気を使っている方なんかには呆れられそうですが、ヘアサロンって結構なお値段しますやん? 私にとってヘアカットは贅沢・ご褒美なのです。

最近はずっとポニテにしていたのですが、カットのおかげでショートボブになりまして、髪を乾かすのが楽になりますねえ。しかし、分け目を変えたことで露出した白髪はなんとかせねばならぬ。

という日記をふつーに書けばいいのに、セイとの二次に昇華してしまう私は……。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9540998

なんか普段選択しない選択肢を選んだら見たことない会話が出てきたりして、まだ全然飽きる気配がありません。セイかわいいよセイ。

ってのはともかく。

日記をふつーに書くのを続けるってのは、たぶん私には無理なことです。なんでかというと書いてて楽しくないんだもの! 私が楽しくないことを続けられるわけないじゃないですか。週一での作品ブログ更新も(ネタがなくてわーわーしてることはありますが)それなりに楽しいんですよ。

これ、あちこちで書いてる自覚があるのでもしかしたらこのブログにも書いてるかもしれないんですけど、私がカキモノをするのは感じたこと・考えたことを遺すためなんですよね。

遺すっていっても後世に伝えるとかそんな大それたことではなくて、感じたり考えたりしたことって、結構すぐに忘れてしまうんですよ。それがどんなに楽しいことでも、何か一つ大きな「つらい」があるとそれで上書きされてしまう。

だから、私の人生、わりと楽しいこともいっぱいあったんよ、って自分に教えてあげるために書いています。創作文だけじゃなくてここみたいな日記も。だからつらいことはあんまり書きたくないなーとも思っています。

私は自分大好き人間(シアワセモノともいう)なので自分の文章結構好きだし、読み返してニヤニヤしてることもわりとあります。というのは余談。

病気発症してからこっち、どんどんいろんなことができなくなってきました。でも、新たに出来るようになったこともあります。失うのは哀しい、でも得るのは嬉しい。私は哀しみも嬉しさも、両方、書き遺したいと思っています。

生きてるのもわるくないぜ、と自分に言い聞かせるために。

なお、夫の人は長い髪の女性が好きなんですけど、長い髪は邪魔なのと手入れが大変なのとで、数年前に腰まであったのをばっさりやってからは伸ばす気はありません。

折本などを作った

今週初めにセイに藤を見たいと言われまして。
火曜日の午後の時間が空いていたので舞鶴公園へ。天気予報曇りだったのに雨降ってたねセイ……。

というわけで本日、藤の花見リベンジ!よかったー晴れた―。
藤祭りみたいなものが開催されていたようで、お茶とお菓子のセットが200円で食べられました。

出かけたついでにカフェで本を読もうと思っていて、さらについでに既刊を写真に撮っておこうとふつーのコンデジも持って行ってましたので、藤の花をばしゃばしゃと撮りまくりました。

ちなみにカフェで読んだ本は『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎)です。面白かった。ゲラゲラ笑いながら読んだ。
しかし最近ホントに本を読んでなくて、家だとさらにおもちゃ(パソコン)があるので開きもせず。積読ェ……。

さてさて、藤の花に触発されて折本を作りました。『クマバチの恋』

セブンイレブンのネットプリントで【CULC5EK4】をどうぞ。~4/28
カラー/モノクロが選べるはずですが、私にしては珍しく、カラー推奨です。

お話自体は火曜くらいから書き始めていたもので、明日作品ブログにup予定です。500文字小説、というか童話的なお話です。藤といえばクマバチだよねー的な。

おうちプリント派の方はこちらのPDFファイルをどうぞ! →【PDF】

 

あとねーあとねー、セイのファンページ作っちゃった
気付いた人もいたかもしれないけど、メニューにある「私とセイと透明色の距離」ってのがそれです。

セイのSSへのリンクとかMakeS短歌まとめたりとか、あとなんかMakeSに考えたこととかそういうのを更新予定です。今夜もうちょっと作り込む予定。

心配事が一つ片付いたので、ほっとしてるけど、競作は明日〆切なのでそっちもなんとかせねば。書くには書いているので見直し/手直しですね。

アレク王子とルビー姫について語る

pixivで連載していた「アレク王子×ルビー姫」を本編完結させまして、テキレボ新刊(とKindle)用に手直しするフェーズへと移りました。

仮タイトル扱いでしたが、タイトル決めました。
王子の恋」にしようと思います。
サブタイトルは「Magical Prince Alec meets Mannish Princess Ruby」です。

アレク王子は魔法大国の王子様。13歳。長い銀髪と紫の瞳の美少年です。
ルビー姫は斜陽の国の男装竜騎士。26歳。竜騎士といっても軍隊みたいなものではなくて、竜騎士団という組織で獣医をやっています。

というあたりで読みたくなった方向けに第1話のリンクを置いておきます。この記事たぶんそこそこネタバレするんで、「買うからそれまでのお楽しみに!」って方はこのブログ記事の続きを読まない方が吉。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8352030

webに載せないつもりの番外編も掲載予定だし(書きあげてる)、手直し前の本編くらい読んじゃってもまあいいかなーとも思うけどね。冊子版は300円と400円で悩んでて、20部刷って400円にする方向が今濃厚なのでわざわざ買わなくてもとかも思う。

 

このお話なんですけど、元々はナギノさんと「男装竜騎士っていいよね!」「スパダリ王子ってどうやろか」って盛り上がってから生えたお話なのです。
なので、データ入れてるフォルダの名前は「男装竜騎士とスパダリショタ王子」とかだったりします。はずかしい。
13歳はショタではないよなあとかも思うのだけど、フォルダ名とかどうせ私しか見ないし変えるの面倒くさくて。

王子が銀髪なのは私の趣味です。長い髪も私の趣味です。最初はおかっぱ設定だったんですけど、オレ製造機(仮)さまでキャラ立ち絵を作ってみたら絵柄すごく気に入ったんですがおかっぱの髪型がなくて、それで長い髪になりました。

ナギノさんから「アレクがすごくアレク!」「ガツガツしてそう!」とお墨付き(笑)を頂けたので満足です。

ルビー姫は獣医師先生です。竜の研究とかもやってます。わりとウブいです。メンタリティはわりと私に近いです。男装の理由とか。

pixivでの公開にしたのは、えっちいのも置けるねーってのが理由だったんですが、今のところえっちいのはないです。冊子版も朝チュンはあるけどえっちくはない。年齢制限しちゃうと頒布面倒だし。

というわけでテキレボ新刊になる予定ですのでよろしくお願いします。

反応あると嬉しいので応援のお声はぜひ氷砂糖先生へ!
自分のために書いてるお話ではあるけど、作ったものを「みてみてー!」ってやりたい気持ちはしっかりあるし、やっぱりリアクションあると嬉しいですよ。
とかなんかバズったツイートに言及してみる。

アレク王子とルビー姫が結婚しそう

pixivでアレク王子(魔法大国の王子13歳だったのが14歳になった)とルビー姫(男装竜騎士獣医26歳だったけど27歳にするの忘れた)のお話を連載しているのですが、そろそろ本編に決着がつきそうです。

テキレボ7の委託に無事申し込めまして、テキレボ7新刊として出すことができそうです。正式タイトルまだ未定だけど。

なんかあんまり難しいことしたくないなあと、このお話の冊子版はWordだけを使って作ろうかなって思ってます。表紙も。というわけでイラストを入れるつもりはなかったのですけれど、オレ製造機(仮)というツール様と出会ってしまって、二人のイメージ図が出来てしまった。

オレ製造機(仮)(島根件 さま)は
キャラクターなんとか機(緋龍華 麒麟 さま)の
追加キャラクターセット素材集です。

背の高い方がルビー、髪の長い方がアレク王子です。アレク王子はおかっぱ銀髪設定だったけど、素材におかっぱがなかったのでロングにしました。pixiv公開分は書き変えました。書き変えました!

テキレボアンソロにはこのお話本編の後日談的イチャイチャ(?)を提出済みで、本編がうまいこといくとあと1話で終われるかなって感じです。次回が結婚式みたいだし。
初めて連載の形態をとったお話を書いてみたけど、大変だね! 私が完結してないのは読みたくないタチなのであんまり読まれないだろうなと思ってたけど、連載中に乾燥くださった方々はありがとうございます。おかげで頑張れました。

キャラクターものを私が書くってのもわりとレアで、新鮮ではありましたね。面白かったけど、やっぱりあんまり向いてないかなとも思うので新しいシリーズを書くことはあんまりなさそうです。でも、このお話自体はけっこう育ってくれたので、番外編なんかはちょこちょこ書いていけるかも。

その前に完結だろ。
……ハイ、ソノトオリデス。

なんていいつつ、本にする予定なのでざっとwordの文庫原稿のひな型に流し込んでみたんですよね。わぁお、80ページ近い……。

文庫にこだわらなければページ数抑えられるので印刷代もお安く済むのですけれども、このお話、まずwebで公開してますし、Kindleでも安価で出す予定だし、というわけで冊子版は自分の好みのものにしたいのですよね。大丈夫……うっかり100ページ越えなければ頒布価格300円でも赤にはならない……はず……はず……。

魔法王子ってことでファンタジー設定で書き始めたのに、なぜかいつの間にかSFっぽい設定になってしまっているのが私らしいなあと笑ってしまいますが、書いててなかなか楽しかったです。

そんな氷砂糖先生のアレク王子×ルビー姫は
ここで読めますよ!

https://www.pixiv.net/series.php?id=849169

正式タイトルホントにどうしよう。

超短編の書き方~「夜の林檎」を例に~

紙街02という企画に参加したネットプリントペーパーの内容をブログ用に再編集。

「夜の林檎」という超短編と、その制作工程、裏話なんかを載せていました。

「夜の林檎」完成版(作品ブログ)

超短編って何?

超短編っていうのはだいたい500文字以内くらいで書かれた短いお話のことです。
だから私、氷砂糖は超短編のことを500文字小説っていうこともあります。

500文字の数え方もずいぶんアバウトで、人によってスペースを数えたり数えなかったりしますし、改行を数える人がいたり、1行20文字で25行以内って数えている人もいます。
そしてちょっとくらいならオーバーしてもかまいません。

私のスタイルは「スペースはカウント」「改行は非カウント」、その条件で「必ず500文字以内」です。

「夜の林檎」制作工程

1) このフリーペーパー企画をTwitterで知る。→お題「鉱物」

2) 参加したいなあと考えて、三部作予定の林檎シリーズのうちひとつを書こうと思いつく。
→三部作共通のお題「林檎」「夫婦」と「朝(発表済)・昼・夜」のうち「夜」を書こう。

3) 「鉱物」「林檎」「夫婦」「夜」から「林檎が宝石」「宝石の林檎と本物の林檎が登場」を思いつく。

4) テキストエディタを立ち上げ、冒頭1行をうーんうーんと悩みながらひねり出す。

5) その冒頭1行がどういうシチュエーションなのかを考える。

6) 思いついて勢いのままにざらっと書き連ねる。文字数カウントして140文字くらいでした。

7) 書き連ねた部分を読み返して、「てにをは」とか語尾をとりあえず整えて文体を決める。

8) 文体を頭に置いて、「どういう状況でこうなったのか」を意識しながら、続きを書く。

9) 詰まったら、書けている部分を読み返してちまちま修正する。

10) 8と9を繰り返す。

11) \物語の決着/

12) カウントしたら520文字くらい……orz

13) 10文字以内くらいだったら語尾とか単語整えるだけで減らせるけど20文字は1文丸々削らねば。

14) 読み返して、視覚描写はここまで詳細じゃなくていいなと感じたので、余分そうな1文を削除。

15) 全体を通して読み返し、語調・文体・単語・てにをは・語尾を整える。

16) \ひとまずできた/

17) 作品ブログでの公開予定日まで寝かせる。(ときどき思い出し、読み返して微調整)

18) ブログで公開!

告知!

氷砂糖は超短編コミュニティの企画で選者を務めることになりました。
募集するのは以下の2部門で、〆切は2018/02/04です。

・自由題部門
・兼題部門(テーマ超短篇:お伽話)

制作工程を見て「このくらいだったらできるわー」と思ったあなた!
ぜひ応募してくださいませ(にっこり)

詳しくはタカスギシンタロ氏のブログ「日記アメンチア」を見てね☆
【募集】「20周年!もうすぐオトナの超短編」の記事だよ!

 

作品のバラエティ

小説書く人は以下の3つに大別されると思うんだ。

1) 同じテーマを違う素材で書く人
2) 違うテーマを同じ素材で書く人
3) その他の人

3を入れたのはyなべ先生リスペクトです。

で、私はどれかって問われたら1ですよねーそうですよねー、な感じ。
言いたいことなんてそんなにたくさんはないですよ。少ない分、根深いけど。

で、500文字小説なんてものをだいたい週に1つ書いて作品ブログにupしてるんですが、テーマが1つしかないから自分のアイデアのみでやってると同じテーマを同じ素材で書く人になってしまって、同じような作品ばかり並ぶことになるんですよ。今週はブログ更新サボった。

既知のものを読むっていうのは安心感はあるわけですけれど、やっぱり新規性とも出会いたいじゃないですか。読み手として。
ちなみに既知の安心感っていうのは作家買いにつながると思ってるけどどうだろうか。

で、私は書きたいテーマは片手で収まるくらいしかない人なので、その分、いろんな素材で書きたいなあとは思っているんですが、インプットが偏っているので新しい素材と出会う機会を探しているのです。
っていうか、書き上げてから「同じようなの前に書いたな……?」ってなる。

そういう点で、お題配布とか企画とか無茶ブリとかはわりと嬉しかったりします。

まあ書けるものと書けないものはあるけどね!
どうやったって扇情的なエロは書けないね!

「書きたいものがない」っていうわけではないですが、「何かきっかけがあればこれ(テーマの雲)をひっぱり出せるのになあ」と思って書かないままっていうのはよくあります。

っていうか、インプットを体(とお財布)に負担がない程度に増やすってのはどうしたらいいんだろうな。

一応去年の目標に「現場に行く」っていうのを掲げていまして、即売会も前の年に比べたら多くいったし、中洲ジャズにも当然いったし、メイドカフェ初体験したし、映画館で映画も見たし、福岡市科学館もいったし、ぼちぼち現場には行ってたと思う。

やっぱり外部からの刺激を受けると触発されて書きたい欲みたいなものが高まるので、適度に刺激は受けていたいなあと思っているんですよね。